第4【経理の状況】

 

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(IAS第34号)に準拠して作成している。

 

2.監査証明について

 金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2016年10月1日から2016年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2016年4月1日から2016年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、新日本有限責任監査法人の四半期レビューを受け、四半期レビュー報告書を受領している。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2016年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2016年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び現金同等物

699,315

763,416

売上債権(注6)

2,992,770

2,184,405

リース債権(注6)

338,758

39,733

棚卸資産

1,299,855

1,426,769

その他の流動資産(注6)

541,857

530,788

流動資産合計

5,872,555

4,945,111

非流動資産

 

 

持分法で会計処理されている投資

676,960

794,022

有価証券及びその他の金融資産(注6)

1,329,974

682,567

リース債権(注6)

727,485

33,066

有形固定資産

2,500,226

1,991,313

無形資産

1,070,403

923,742

その他の非流動資産

373,402

270,358

非流動資産合計

6,678,450

4,695,068

資産の部合計

12,551,005

9,640,179

負債の部

 

 

流動負債

 

 

短期借入金

871,417

269,501

償還期長期債務(注6)

651,518

174,457

その他の金融負債(注6)

280,048

291,755

買入債務

1,451,918

1,342,555

未払費用

727,402

592,805

前受金

480,457

488,377

その他の流動負債

531,456

460,780

流動負債合計

4,994,216

3,620,230

非流動負債

 

 

長期債務(注6)

2,081,520

819,677

その他の金融負債(注6)

115,155

40,691

退職給付に係る負債

783,670

712,497

その他の非流動負債

450,874

380,171

非流動負債合計

3,431,219

1,953,036

負債の部合計

8,425,435

5,573,266

資本の部

 

 

親会社株主持分

 

 

資本金

458,790

458,790

資本剰余金

586,790

586,136

利益剰余金(注7)

1,609,761

1,750,943

その他の包括利益累計額

83,543

92,776

自己株式

△3,806

△3,872

親会社株主持分合計

2,735,078

2,884,773

非支配持分

1,390,492

1,182,140

資本の部合計

4,125,570

4,066,913

負債・資本の部合計

12,551,005

9,640,179

 

(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【第3四半期連結累計期間】
【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2015年4月1日

 至 2015年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2016年4月1日

 至 2016年12月31日)

売上収益

7,230,258

6,519,311

売上原価

△5,360,333

△4,817,183

売上総利益

1,869,925

1,702,128

販売費及び一般管理費

△1,461,536

△1,329,021

その他の収益(注8)

49,529

42,025

その他の費用(注8)

△50,918

△69,269

金融収益(注9)

10,077

5,796

金融費用(注9)

△20,914

△23,704

持分法による投資利益

14,789

34,100

受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益

410,952

362,055

受取利息

9,008

9,623

支払利息

△19,386

△14,715

継続事業税引前四半期利益

400,574

356,963

法人所得税費用

△116,668

△86,853

継続事業四半期利益

283,906

270,110

非継続事業四半期損失(注10)

△14,423

△869

四半期利益

269,483

269,241

四半期利益の帰属

 

 

親会社株主持分

172,966

191,264

非支配持分

96,517

77,977

 

 

 

 

 

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益(注11)

 

 

 

基本

38.81

39.79

希薄化後

38.78

39.78

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益(注11)

 

 

 

 

基本

35.82

39.61

希薄化後

35.79

39.60

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2015年4月1日

 至 2015年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2016年4月1日

 至 2016年12月31日)

四半期利益

269,483

269,241

 

 

 

その他の包括利益(損失)

 

 

純損益に組み替えられない項目

 

 

その他の包括利益を通じて測定する

金融資産の公正価値の純変動額

△21,662

36,164

確定給付制度の再測定

△494

△719

持分法のその他の包括損失

△537

△31

純損益に組み替えられない項目合計

△22,693

35,414

 

 

 

純損益に組み替えられる可能性がある項目

 

 

在外営業活動体の換算差額

△79,559

△26,592

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動額

7,244

18,434

持分法のその他の包括利益(損失)

5,869

△10,717

純損益に組み替えられる可能性がある項目合計

△66,446

△18,875

 

 

 

その他の包括利益(損失)合計

△89,139

16,539

四半期包括利益

180,344

285,780

四半期包括利益の帰属

 

 

親会社株主持分

109,042

208,520

非支配持分

71,302

77,260

 

【第3四半期連結会計期間】
【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前第3四半期連結会計期間

(自 2015年10月1日

 至 2015年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2016年10月1日

 至 2016年12月31日)

売上収益

2,423,370

2,165,537

売上原価

△1,803,870

△1,597,575

売上総利益

619,500

567,962

販売費及び一般管理費

△485,118

△427,695

その他の収益

18,155

885

その他の費用

△7,458

△25,959

金融収益

2,631

1,941

金融費用

△2,181

△4,425

持分法による投資利益

2,792

30,781

受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益

148,321

143,490

受取利息

3,518

4,047

支払利息

△5,958

△4,739

継続事業税引前四半期利益

145,881

142,798

法人所得税費用

△39,583

△33,291

継続事業四半期利益

106,298

109,507

非継続事業四半期損失

△2,665

△893

四半期利益

103,633

108,614

四半期利益の帰属

 

 

親会社株主持分

75,375

77,764

非支配持分

28,258

30,850

 

 

 

 

 

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益(注11)

 

 

 

基本

16.16

16.29

希薄化後

16.16

16.28

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益(注11)

 

 

 

 

基本

15.61

16.11

希薄化後

15.60

16.10

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前第3四半期連結会計期間

(自 2015年10月1日

 至 2015年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2016年10月1日

 至 2016年12月31日)

四半期利益

103,633

108,614

 

 

 

その他の包括利益(損失)

 

 

純損益に組み替えられない項目

 

 

その他の包括利益を通じて測定する

金融資産の公正価値の純変動額

19,178

52,601

確定給付制度の再測定

△1,625

△255

持分法のその他の包括利益(損失)

△538

790

純損益に組み替えられない項目合計

17,015

53,136

 

 

 

純損益に組み替えられる可能性がある項目

 

 

在外営業活動体の換算差額

△26,351

203,025

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動額

7,631

△5,322

持分法のその他の包括利益

985

30,921

純損益に組み替えられる可能性がある項目合計

△17,735

228,624

 

 

 

その他の包括利益(損失)合計

△720

281,760

四半期包括利益

102,913

390,374

四半期包括利益の帰属

 

 

親会社株主持分

78,421

289,676

非支配持分

24,492

100,698

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

前第3四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年12月31日)

 

 

 

 

 

 

親会社

株主持分

合計

非支配

持分

資本の部

合計

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

(注7)

その他の

包括利益

累計額

自己株式

 期首残高

458,790

608,416

1,477,517

401,100

△3,542

2,942,281

1,354,061

4,296,342

 変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

  利益剰余金への振替

-

-

9,816

△9,816

-

-

-

-

  四半期利益

-

-

172,966

-

-

172,966

96,517

269,483

  その他の包括損失

-

-

-

△63,924

-

△63,924

△25,215

△89,139

  親会社株主に対する

  配当金

-

-

△57,941

-

-

△57,941

-

△57,941

  非支配持分に対する

  配当金

-

-

-

-

-

-

△39,265

△39,265

  自己株式の取得

-

-

-

-

△260

△260

-

△260

  自己株式の売却

-

1

-

-

15

16

-

16

  非支配持分との取引等

-

△4,440

-

52

-

△4,388

27,312

22,924

 変動額合計

-

△4,439

124,841

△73,688

△245

46,469

59,349

105,818

 期末残高

458,790

603,977

1,602,358

327,412

△3,787

2,988,750

1,413,410

4,402,160

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

当第3四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年12月31日)

 

 

 

 

 

 

親会社

株主持分

合計

非支配

持分

(注5)

資本の部

合計

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

(注7)

その他の

包括利益

累計額

自己株式

 期首残高

458,790

586,790

1,609,761

83,543

△3,806

2,735,078

1,390,492

4,125,570

 変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

  利益剰余金への振替

-

-

7,857

△7,857

-

-

-

-

  四半期利益

-

-

191,264

-

-

191,264

77,977

269,241

  その他の包括利益(損失)

-

-

-

17,256

-

17,256

△717

16,539

  親会社株主に対する

  配当金

-

-

△57,939

-

-

△57,939

-

△57,939

  非支配持分に対する

  配当金

-

-

-

-

-

-

△37,476

△37,476

  自己株式の取得

-

-

-

-

△106

△106

-

△106

  自己株式の売却

-

△15

-

-

40

25

-

25

  非支配持分との取引等

-

△639

-

△166

-

△805

△248,136

△248,941

 変動額合計

-

△654

141,182

9,233

△66

149,695

△208,352

△58,657

 期末残高

458,790

586,136

1,750,943

92,776

△3,872

2,884,773

1,182,140

4,066,913

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2015年4月1日

 至 2015年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2016年4月1日

 至 2016年12月31日)

営業活動に関するキャッシュ・フロー

 

 

四半期利益

269,483

269,241

 

 

 

四半期利益から営業活動に関する

キャッシュ・フローへの調整

 

 

減価償却費及び無形資産償却費

372,305

320,915

減損損失

3,847

28,407

法人所得税費用

116,668

86,919

持分法による投資利益

△14,029

△34,100

金融収益及び金融費用

1,246

△393

事業再編等利益

△47,671

△39,184

固定資産売却等損益

3,948

△704

売上債権の増減(△は増加)

184,292

116,473

棚卸資産の増減(△は増加)

△163,589

△184,285

その他の資産の増減(△は増加)

△26,954

△2,780

買入債務の増減(△は減少)

△66,538

41,279

退職給付に係る負債の増減(△は減少)

△51,590

△30,268

その他の負債の増減(△は減少)

△93,704

△81,899

その他

15,172

5,976

小計

502,886

495,597

利息の受取

9,064

8,420

配当金の受取

26,418

12,710

利息の支払

△20,773

△15,653

法人所得税の支払

△131,220

△121,897

営業活動に関するキャッシュ・フロー

386,375

379,177

 

 

 

投資活動に関するキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得

△283,113

△231,553

無形資産の取得

△79,827

△70,069

有形及び無形賃貸資産の取得

△392,234

△264,487

有形固定資産及び無形資産の売却

8,843

26,696

有形及び無形賃貸資産の売却

20,110

10,415

リース債権の回収

251,285

164,516

有価証券及びその他の金融資産(子会社及び

持分法で会計処理されている投資を含む)の取得

△160,710

△34,269

有価証券及びその他の金融資産(子会社及び

持分法で会計処理されている投資を含む)の売却

77,863

157,702

その他

4,864

40,401

投資活動に関するキャッシュ・フロー

△552,919

△200,648

 

 

 

財務活動に関するキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減

199,782

△156,740

長期借入債務による調達

548,196

488,144

長期借入債務の償還

△414,058

△351,809

非支配持分からの払込み

963

7,009

配当金の支払

△57,929

△57,977

非支配持分株主への配当金の支払

△41,492

△36,300

自己株式の取得

△260

△106

自己株式の売却

16

25

非支配持分株主からの子会社持分取得

△6,441

△4,305

非支配持分株主への子会社持分一部売却

60

その他

△106

△27

財務活動に関するキャッシュ・フロー

228,671

△112,026

 

 

 

現金及び現金同等物に係る為替変動による影響

△27,705

△2,402

現金及び現金同等物の増減

34,422

64,101

 

 

 

現金及び現金同等物の期首残高

701,703

699,315

現金及び現金同等物の四半期末残高

736,125

763,416

 

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

注1.報告企業

 株式会社日立製作所(以下、当社)は日本に拠点を置く株式会社であり、その株式を公開している。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社並びにその関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されている。当社及び子会社からなる企業集団は、情報・通信システム、社会・産業システム、電子装置・システム、建設機械、高機能材料、オートモティブシステム、生活・エコシステム、その他、金融サービスの9セグメントにわたって、製品の開発、生産、販売、サービス等、グローバルに幅広い事業活動を展開している。

 

注2.作成の基礎

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を全て満たしていることから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成している。当要約四半期連結財務諸表には、年次の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものである。

 

 要約四半期連結財務諸表の作成において、当社の経営者は会計方針の適用並びに資産及び負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられている。実際の業績はこれらの見積り等とは異なる場合がある。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直している。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りを変更した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識している。

 当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を及ぼす判断、見積り及びその基礎となる仮定は、原則として前連結会計年度の連結財務諸表と同様である。

 

注3.主要な会計方針

 当要約四半期連結財務諸表において適用する主要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会計方針と同一である。

 なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定している。

 

注4.セグメント情報

 事業セグメントは、独立した財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績の検討のため、定期的に評価を行う対象とする当社の構成単位である。

 

 当社は報告セグメントを、主に市場、製品及びサービスの性質及び経済的特徴の類似性を総合的に勘案し、下記9区分に系列化している。以下に記載する報告セグメントのうち、社会・産業システムセグメント、電子装置・システムセグメント及び高機能材料セグメントは、当社の財政状態及び経営成績の適切な理解に資するために、複数の事業セグメントを集約している。事業セグメントの集約においては、主に事業セグメントのセグメント損益率を用いて経済的特徴の類似性を判断している。それぞれの報告セグメントに含まれる主な製品・サービスは下記のとおりである。

 

(1)情報・通信システム

システムインテグレーション、コンサルティング、クラウドサービス、サーバ、ストレージ、ソフトウェア、通信ネットワーク、ATM

(2)社会・産業システム

産業用機器・プラント、エレベーター、エスカレーター、鉄道システム、火力・原子力・自然エネルギー発電システム、電力流通システム

(3)電子装置・システム

半導体製造装置、計測・分析装置、先端産業部材、医療機器、電動工具

(4)建設機械

油圧ショベル、ホイールローダ、マイニング機械

(5)高機能材料

半導体・ディスプレイ用材料、配線板・関連材料、自動車部品(樹脂成形品等)、蓄電デバイス、高級特殊鋼、磁性材料・部品、高級鋳物部品、電線材料

(6)オートモティブシステム

エンジンマネジメントシステム、エレクトリックパワートレインシステム、走行制御システム、車載情報システム

(7)生活・エコシステム

業務用空調機器、ルームエアコン、冷蔵庫、洗濯機

(8)その他

光ディスクドライブ、不動産の管理・売買・賃貸、その他

(9)金融サービス

リース、ローン

 

 当第3四半期連結累計期間の期首より「その他(物流・サービス他)」の名称を「その他」に変更している。

 当社は、2016年10月に日立キャピタル㈱(日立キャピタル)の株式の一部を譲渡したことにより、従来金融サービスセグメントに含めていた日立キャピタル及びその子会社は当社の持分法適用会社となった。これに伴い、当第3四半期より日立キャピタル及びその子会社に係る持分法による投資利益については「全社及び消去」に含めて開示している。

 

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるセグメント情報は下記のとおりである。

 

 外部顧客に対する売上収益

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

情報・通信システム

1,329,500

1,268,331

社会・産業システム

1,329,333

1,398,182

電子装置・システム

727,197

744,855

建設機械

537,561

500,289

高機能材料

1,140,449

1,025,977

オートモティブシステム

737,895

720,690

生活・エコシステム

513,174

399,587

その他

654,743

287,330

金融サービス

256,688

170,583

小計

7,226,540

6,515,824

全社

3,718

3,487

合計

7,230,258

6,519,311

 

 セグメント間の内部売上収益

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

情報・通信システム

172,146

129,054

社会・産業システム

185,083

189,463

電子装置・システム

80,910

73,043

建設機械

11,581

6,717

高機能材料

47,791

41,418

オートモティブシステム

3,632

2,466

生活・エコシステム

25,884

21,138

その他

280,944

209,105

金融サービス

16,235

8,629

小計

824,206

681,033

全社及び消去

△824,206

△681,033

合計

 

 売上収益合計

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

情報・通信システム

1,501,646

1,397,385

社会・産業システム

1,514,416

1,587,645

電子装置・システム

808,107

817,898

建設機械

549,142

507,006

高機能材料

1,188,240

1,067,395

オートモティブシステム

741,527

723,156

生活・エコシステム

539,058

420,725

その他

935,687

496,435

金融サービス

272,923

179,212

小計

8,050,746

7,196,857

全社及び消去

△820,488

△677,546

合計

7,230,258

6,519,311

 

 セグメント損益

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

情報・通信システム

70,618

51,579

社会・産業システム

33,879

36,584

電子装置・システム

47,159

48,917

建設機械

5,493

9,216

高機能材料

119,563

91,640

オートモティブシステム

39,504

35,580

生活・エコシステム

34,802

19,280

その他

38,105

14,672

金融サービス

35,762

22,841

小計

424,885

330,309

全社及び消去

△13,933

31,746

合計

410,952

362,055

受取利息

9,008

9,623

支払利息

△19,386

△14,715

継続事業税引前四半期利益

400,574

356,963

 

 セグメント損益は受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益(EBIT)で表示している。

 セグメント間取引は独立企業間価格で行っている。「全社」には主として先端研究開発費等の各セグメントに配賦していない費用、事業再編等損益及び持分法による投資利益の一部等が含まれている。

 

注5.事業再編等

 前第3四半期連結累計期間に生じた主な事業再編等は下記のとおりである。

 

 当社の子会社で、情報・通信システムセグメントに属するHitachi Data Systems Corporationは、ビッグデータアナリティクス関連ソフトウェアの技術・ノウハウ獲得を目的として、データ統合、分析・可視化等ビッグデータアナリティクス関連ソフトウェアの開発、販売、サポート事業を展開するPentaho Corporation(Pentaho社)の全株式を取得することで、同社の株主と合意し、2015年2月7日に同社の株主との間で株式譲渡契約を締結した。本譲渡契約に基づき、2015年5月29日にPentaho社の全株式を取得した。この結果、Pentaho社の総株主の議決権に対する所有割合は100%となったため、同日(取得日)付けでPentaho社は完全子会社となった。

 

 Pentaho社の取得の対価、取得した資産及び引継いだ負債の取得日において認識した価額の要約は、下記のとおりである。

 

(単位:百万円)

現金及び現金同等物

988

売上債権

807

その他の流動資産

182

非流動資産(無形資産を除く)

82

無形資産

 

のれん(損金不算入)

55,901

その他の無形資産

10,275

合計

68,235

 

 

流動負債

3,449

非流動負債

9

合計

3,458

 

 

支払対価(現金)

64,777

 

 のれんは、主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映したものである。

 

 また、Pentaho社の取得日から2015年12月31日までの経営成績は重要ではなかった。

 

 2015年4月1日時点で当該取得が行われたと仮定した場合の、前第3四半期連結累計期間の売上収益及び親会社株主に帰属する四半期利益に与える影響額は重要ではない。

当社の子会社で、社会・産業システムセグメントに属するHitachi Rail Italy S.p.A.及びHitachi Rail Italy Investments S.r.L.は、鉄道事業におけるグローバルな顧客基盤へのアクセスや製造拠点の拡充を目的として、主に大量輸送用の車両を製造するAnsaldoBreda S.p.A.(Breda社)の修理・修繕事業と既受注案件の一部を除く事業を取得すること及び、主に鉄道の信号システムの製造や保守運用を手掛けるAnsaldo STS S.p.A.(STS社)の株式のうち、親会社であるFinmeccanica S.p.A.(FNM社)が保有する全株式(STS社の発行済株式に対する割合は約40%)を取得することをFNM社と合意し、2015年11月2日にBreda社の事業及びFNM社が保有するSTS社株式の全株式を取得した。このSTS社株式の取得及び、同日のSTS社の株主総会にて当社が推薦する取締役がSTS社の取締役の過半数を占めたこと等により、当社がSTS社の実質的な支配を獲得した為、STS社は同日(取得日)付で当社の連結子会社となった。

取得の対価(現金)は、Breda社の事業については30百万ユーロ(4,041百万円)、STS社の株式については761百万ユーロ(101,184百万円)である。また、STS社の残りの株式について追加取得を行い、2016年3月31日現在におけるSTS社の総株主の議決権に対する所有割合は50.77%となった。

 

STS社及びBreda社の事業の取得の対価、取得した資産及び引継いだ負債の取得日において認識した価額の要約は、下記のとおりである。

 

 

 

STS社

(単位:百万円)

Breda社事業

現金及び現金同等物

30,115

2,706

売上債権

131,343

61,315

その他の流動資産

37,424

33,496

非流動資産(無形資産を除く)

34,494

17,444

無形資産

 

 

のれん(損金不算入)

55,820

-

その他の無形資産

23,238

241

合計

312,434

115,202

 

 

 

流動負債

124,044

107,401

非流動負債

20,606

3,760

合計

144,650

111,161

 

支払対価(現金)

非支配持分

 

101,184

66,600

 

4,041

-

合計

167,784

4,041

 

のれんは、主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映したものである。

非支配持分は、STS社の識別可能純資産の公正価値に対する持分割合相当額で測定している。

 

当該取得に加え、Hitachi Rail Italy S.p.A.はBreda社の事業に含まれるFNM社からの借入金111百万ユーロ(14,754百万円)の返済を行っている。

 

また、STS社及びBreda社の事業の取得日から2015年12月31日までの経営成績は重要ではなかった。

 

2015年4月1日時点で当該取得が行われたと仮定した場合の、前第3四半期連結累計期間の売上収益及び親会社株主に帰属する四半期利益に与える影響額は重要ではない。

 当第3四半期連結累計期間に生じた主な事業再編等は下記のとおりである。

 

 当社は、ロジスティクスプラットフォームの拡充等により社会イノベーション事業の裾野を広げること等を目的として、当社の子会社で、報告セグメントの区分上、その他に含まれる㈱日立物流(日立物流)の普通株式について、当社が保有する株式の一部をSGホールディングス㈱へ譲渡する契約を2016年3月30日に締結し、当該譲渡契約に基づく株式譲渡を2016年5月19日に完了した。

 その結果、日立物流に対する議決権保有割合は59.02%から30.01%となり、日立物流は当社の持分法適用会社となった。当該株式譲渡により、日立物流に対する支配の喪失に伴って認識した利益は44,958百万円であり、要約四半期連結損益計算書上、その他の収益に計上されている。また、要約四半期連結持分変動計算書の非支配持分との取引等には、日立物流が持分法適用会社となったことによる非支配持分の減少が含まれている。

 

 当社は、金融機能の強化及び社会イノベーション事業への経営リソースの集中を加速させること等を目的として、当社の子会社で、金融サービスセグメントに属する日立キャピタル㈱(日立キャピタル)の普通株式について、当社が保有する株式の一部を㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ及び三菱UFJリース㈱へ譲渡する契約を2016年5月13日に締結し、当該譲渡契約に基づく株式譲渡を2016年10月3日に完了した。

 その結果、日立キャピタルに対する議決権保有割合は60.6%から33.4%となり、日立キャピタルは当社の持分法適用会社となった。なお、当該株式譲渡により、日立キャピタルに対する支配の喪失に伴って認識した損失には、重要性がなかった。また、要約四半期連結持分変動計算書の非支配持分との取引等には、日立キャピタルが持分法適用会社となったことによる非支配持分の減少が含まれている。

 前連結会計年度末日における日立キャピタルの資産、負債及び資本は、下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2016年3月31日)

 

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び現金同等物(a)

157,091

 

売上債権(a)

710,713

 

リース債権(a)

311,992

 

棚卸資産

3,701

 

その他の流動資産

73,316

 

流動資産合計

1,256,813

 

非流動資産

 

 

持分法で会計処理されている投資

20,457

 

有価証券及びその他の金融資産

675,964

 

リース債権

729,876

 

有形固定資産

307,582

 

無形資産

62,656

 

その他の非流動資産

38,139

 

非流動資産合計

1,834,674

 

資産の部合計

3,091,487

 

負債の部

 

 

流動負債

 

 

短期借入金(a)

497,695

 

償還期長期債務(a)

485,611

 

その他の金融負債

40,121

 

買入債務(a)

228,989

 

未払費用

15,581

 

前受金

23,269

 

その他の流動負債

31,974

 

流動負債合計

1,323,240

 

非流動負債

 

 

長期債務(a)

1,356,212

 

その他の金融負債

28,717

 

退職給付に係る負債

9,540

 

その他の非流動負債

26,698

 

非流動負債合計

1,421,167

 

負債の部合計

2,744,407

 

資本の部

 

 

親会社株主持分

201,349

 

非支配持分

145,731

 

資本の部合計

347,080

 

負債・資本の部合計

3,091,487

 

(a) 上記のうち、内部取引により計上されている金額は以下のとおりである。

                            (単位:百万円)

 

2016年3月31日

現金及び現金同等物(関係会社預け金)

118,701

売上債権

152,078

リース債権

59,569

短期借入金

37,368

償還期長期債務

17,367

買入債務

30,036

長期債務

24,871

 

 

 当社の子会社で、建設機械セグメントに属する日立建機㈱(日立建機)は、マイニング事業における部品サービスビジネスの補完強化を目的として、鋳造及び鋳造製品の製造・販売サービスを営むBradken Limited(Bradken社)との間で、Bradken社の発行済普通株式の全株式を対象とした日立建機による公開買付の実施に関する契約を2016年10月3日に締結した。公開買付期間は2016年11月1日から2017年2月24日、取得の対価は689百万豪ドル(58,124百万円)を予定している。本公開買付が成立した場合、Bradken社は日立建機の連結子会社となる予定である。

 

 当社及び当社の子会社である㈱日立アーバンインベストメントは、2017年1月13日に、当社の子会社で、電子装置・システムセグメントに属する日立工機㈱(日立工機)の普通株式及び2015年7月28日開催の日立工機取締役会の決議に基づき発行された新株予約権に対して、Kohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.の関連投資ファンドが発行済株式数の全てを所有するHKホールディングス㈱が行う公開買付に、当社及び㈱日立アーバンインベストメントが保有する日立工機の普通株式の全てを応募する旨の公開買付応募契約をHKホールディングス㈱と締結した。公開買付期間は2017年1月30日から2017年3月22日を予定している。本公開買付が成立した場合、日立工機は当社の連結範囲から除外される予定である。なお、当該株式譲渡による財政状態及び経営成績に与える影響については、現在算定中である。

注6.金融商品

金融商品の公正価値

(1)公正価値の測定方法

 金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり決定している。

 

現金及び現金同等物、短期貸付金、短期借入金、未払金、買入債務

 満期までの期間が短いため、公正価値は帳簿価額とほぼ同額である。

 

売上債権

 売上債権の公正価値は、債権の種類、個々の回収実績に応じた債権区分及び期間に基づく区分毎に、早期完済、解約及び貸倒見積高を考慮した将来キャッシュ・フローをリスクフリー・レートで割り引く方法によって測定している。

 

リース債権

 リース債権の公正価値は、一定の期間毎に区分した債権毎に、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定している。

 

有価証券及びその他の金融資産

 市場性のある有価証券の公正価値は、市場価格を用いて見積っている。市場性のない有価証券の公正価値は、類似の有価証券の市場価格及び同一又は類似の有価証券に対する投げ売りでない市場価格、観察可能な金利及び利回り曲線、クレジット・スプレッド又はデフォルト率を含むその他関連情報によって見積っている。重要な指標が観察不能である場合、金融機関により提供された価格情報を用いて評価している。提供された価格情報は、独自の評価モデルを用いたインカム・アプローチあるいは類似金融商品の価格との比較といったマーケット・アプローチにより検証している。

 長期貸付金の公正価値は、同様の貸付形態での追加貸付に係る利率を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っている。

 デリバティブ資産の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定している。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証している。

 金融資産の譲渡取引に関連して留保された劣後の権益及び信託受益権の公正価値は、重要な指標が観察不能であるため、予想貸倒率及び割引率を含む経済的仮定を用いて、将来キャッシュ・フローを割り引く方法によって測定している。

 

長期債務

 長期債務の公正価値は、当該負債の市場価格、又は同様の契約条項での市場金利を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っている。

 

その他の金融負債

 デリバティブ負債の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定している。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証している。

 契約保証金は、売上債権及びリース債権に対する信用補完として、一部の顧客等から受け入れている金銭債務であり、通常は原債権の完済後に返還するものである。契約保証金の公正価値は、約定による返還までの期間を加味した元金の合計額をリスクフリー・レートで割り引く方法によって測定している。

 

(2)償却原価で測定する金融商品

 2016年3月31日及び2016年12月31日現在において、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額及び公正価値は下記のとおりである。なお、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の見積公正価値は、下記(3)に示されるレベル2に分類している。

 

 

 

(単位:百万円)

区分

2016年3月31日

2016年12月31日

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

資産

 

 

 

 

売上債権(a)

3,676,298

3,691,667

2,223,183

2,223,298

リース債権

1,066,243

1,104,607

72,799

73,496

有価証券及びその他の金融資産(b)

 

 

 

 

負債性証券

75,326

75,319

55,841

55,848

長期貸付金

90,944

91,773

103,048

104,127

負債

 

 

 

 

長期債務(c)

 

 

 

 

リース債務

44,600

44,696

49,699

49,863

社債

742,941

755,325

164,754

169,297

長期借入金

1,945,497

1,970,687

779,681

788,923

その他の金融負債

 

 

 

 

契約保証金

31,987

31,528

 

(a)売上債権は、要約四半期連結財政状態計算書上の売上債権並びに有価証券及びその他の金融資産に含まれる。

(b)有価証券及びその他の金融資産は、要約四半期連結財政状態計算書上のその他の流動資産並びに有価証券及びその他の金融資産に含まれる。

(c)長期債務は、要約四半期連結財政状態計算書上の償還期長期債務及び長期債務に含まれる。

 

(3)公正価値で測定する金融商品

 経常的に公正価値で測定する金融商品は、当該商品の測定に際し使用した指標により以下の3つのレベル(公正価値ヒエラルキ―)に分類している。

   レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)市場価格により測定した公正価値

   レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能な指標を用いて測定した公正価値

   レベル3:重要な観察可能でない指標を用いて測定した公正価値

 なお、公正価値の測定に複数の指標を使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルの指標に基づいてレベルを決定している。

 レベル間の振替は各四半期の期首時点で発生したものとして認識している。

 

 2016年3月31日及び2016年12月31日現在において、経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は下記のとおりである。

 

2016年3月31日

 

 

 

(単位:百万円)

区分

レベル1

レベル2

レベル3

合計

FVTPL金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産(a)

 

 

 

 

資本性証券

16

1,781

1,797

負債性証券

12,051

7,427

38,025

57,503

デリバティブ資産

37,489

6,061

43,550

FVTOCI金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産(a)

 

 

 

 

資本性証券

280,978

220

115,536

396,734

合計

293,045

45,136

161,403

499,584

FVTPL金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

82,617

82,617

合計

82,617

82,617

 

2016年12月31日

 

 

 

(単位:百万円)

区分

レベル1

レベル2

レベル3

合計

FVTPL金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産(a)

 

 

 

 

資本性証券

679

679

負債性証券

12,227

7,732

8,593

28,552

デリバティブ資産

34,495

6,061

40,556

FVTOCI金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産(a)

 

 

 

 

資本性証券

310,080

251

109,498

419,829

合計

322,307

42,478

124,831

489,616

FVTPL金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

56,492

56,492

合計

56,492

56,492

 

(a)有価証券及びその他の金融資産は、要約四半期連結財政状態計算書上のその他の流動資産並びに有価証券及びその他の金融資産に含まれる。

 

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の増減は下記のとおりである。

 

2015年12月31日

 

 

 

(単位:百万円)

レベル3金融資産

資本性証券

負債性証券

デリバティブ資産

合計

期首残高

112,632

57,299

169,931

四半期利益に認識した損失(a)

△357

△486

△843

その他の包括利益に認識した

利得(b)

5,303

5,303

購入及び取得

1,496

2,024

6,061

9,581

売却及び償還

△1,662

△14,482

△16,144

連結範囲の異動による影響

7,118

249

7,367

レベル3からの振替(c)

△4,874

△4,874

その他

△238

144

△94

期末残高

119,418

44,748

6,061

170,227

期末に保有する金融商品に係る

未実現の損失(d)

△358

△547

△905

 

2016年12月31日

 

 

 

(単位:百万円)

レベル3金融資産

資本性証券

負債性証券

デリバティブ資産

合計

期首残高

117,317

38,025

6,061

161,403

四半期利益に認識した利得及び

損失(a)

30

△79

△49

その他の包括利益に認識した

損失(b)

△2,337

△2,337

購入及び取得

2,298

1,940

4,238

売却及び償還

△2,903

△11,045

△13,948

連結範囲の異動による影響

△4,492

△19,506

△23,998

レベル3からの振替(c)

△168

△168

その他

432

△742

△310

期末残高

110,177

8,593

6,061

124,831

期末に保有する金融商品に係る

未実現の利得及び損失(d)

54

△68

△14

 

(a)四半期利益に認識した利得及び損失は、FVTPL金融資産に関するものであり、要約四半期連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれる。

(b)その他の包括利益に認識した利得及び損失は、FVTOCI金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書上のその他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動額に含まれる。

(c)レベル3からの振替は、主として投資先が取引所に上場されたことに起因するものである。

(d)各期末に保有する金融商品に係る未実現の利得及び損失は、FVTPL金融資産に関するものであり、要約四半期連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれる。

 

 2016年3月31日現在において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の評価技法及び観察可能でない指標は下記のとおりである。

 

 2016年3月31日

 

 

(単位:百万円)

項目

公正価値

評価技法

観察可能でない指標

範囲

金融資産の譲渡取引に関連して留保された劣後の権益及び信託受益権

25,389

割引キャッシュ・フロー法

割引率

0.05-1.25%

譲渡した金融資産

全体の予想貸倒率

0.15-0.36%

 

 2016年12月31日現在において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の評価技法及び観察可能でない指標のうち重要なものはない。

 

 レベル3に分類された金融資産の譲渡取引に関連して留保された劣後の権益及び信託受益権について、観察可能でない指標を合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではない。

 

 公正価値の測定は、当社の評価方針及び手続きに従って、財務部門により行われており、金融商品の個々の性質、特徴並びにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定している。また、財務部門は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移を継続的に検証している。検証の結果、金融商品の公正価値の毀損が著しい際は、部門管理者のレビューと承認を行っている。

 

注7.剰余金の配当

 前第3四半期連結累計期間における配当金は下記のとおりである。

 

決議

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2015年5月14日

取締役会

28,971

利益剰余金

6.0

2015年3月31日

2015年6月1日

2015年10月28日

取締役会

28,970

利益剰余金

6.0

2015年9月30日

2015年11月26日

 

 当第3四半期連結累計期間における配当金は下記のとおりである。

 

決議

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2016年5月13日

取締役会

28,969

利益剰余金

6.0

2016年3月31日

2016年5月30日

2016年10月28日

取締役会

28,968

利益剰余金

6.0

2016年9月30日

2016年11月28日

 

注8.その他の収益及び費用

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるその他の収益及び費用の主な内訳は下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

固定資産損益

△3,948

704

減損損失

△3,847

△28,407

事業再編等利益

47,671

39,184

特別退職金

△29,887

△11,658

競争法等関連費用

△4,653

△1,682

 

 減損損失は、主に有形固定資産、投資不動産及び無形資産にかかる減損である。事業再編等利益には、支配の獲得及び喪失に関連する損益、投資先への重要な影響力の獲得及び喪失に関連する損益等が含まれている。

 その他の費用に含まれている前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における事業構造改革関連費用は、それぞれ△33,734百万円及び△42,113百万円である。事業構造改革関連費用には、主に減損損失及び特別退職金が含まれている。

 

注9.金融収益及び費用

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における金融収益及び費用の主な内訳は下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

受取配当金

6,748

5,642

為替差損

△17,199

△22,823

 

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における受取配当金はFVTOCI金融資産にかかるものである。

 

注10.非継続事業

 当社は、社会・産業システムセグメントにおいて、三菱重工業㈱との火力発電システム事業統合の際に統合会社に承継せず、当社及び一部の子会社が運営主体となった火力発電システム事業の一部について、前連結会計年度以前にプロジェクトが完了したため、当該事業に関する損益を非継続事業として区分表示している。

 

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における非継続事業に係る損益及びキャッシュ・フローは、下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

非継続事業に係る損益

 

 

売上収益

7,258

1,273

売上原価及び費用

△21,681

△2,076

非継続事業税引前四半期損失

△14,423

△803

法人所得税費用

△66

非継続事業四半期損失

△14,423

△869

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

非継続事業に係るキャッシュ・フロー

 

 

営業活動に関するキャッシュ・フロー

△5,931

△2,860

投資活動に関するキャッシュ・フロー

16

財務活動に関するキャッシュ・フロー

10,812

2,281

 

注11.1株当たり利益情報

 基本1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益及び希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益の計算は、下記のとおりである。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

平均発行済株式数

4,828,413,052

4,828,161,543

希薄化効果のある証券

 

1,464,801

希薄化後発行済株式数

4,828,413,052

4,829,626,344

親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

基本

187,389

192,133

希薄化効果のある証券

 

 

その他

△147

△1

希薄化後親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

187,242

192,132

親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

 

 

基本

△14,423

△869

希薄化効果のある証券

 

 

その他

希薄化後親会社株主に帰属する非継続事業

四半期損失

△14,423

△869

親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

基本

172,966

191,264

希薄化効果のある証券

 

 

その他

△147

△1

希薄化後親会社株主に帰属する四半期利益

172,819

191,263

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

基本

38.81

39.79

希薄化後

38.78

39.78

1株当たり親会社株主に帰属する非継続事業

四半期損失

 

 

基本

△2.99

△0.18

希薄化後

△2.99

△0.18

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

基本

35.82

39.61

希薄化後

35.79

39.60

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

平均発行済株式数

4,828,316,981

4,828,115,494

希薄化効果のある証券

 

2,165,700

希薄化後発行済株式数

4,828,316,981

4,830,281,194

親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

基本

78,040

78,657

希薄化効果のある証券

 

 

その他

△32

△0

希薄化後親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

78,008

78,657

親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

 

 

基本

△2,665

△893

希薄化効果のある証券

 

 

その他

希薄化後親会社株主に帰属する非継続事業

四半期損失

△2,665

△893

親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

基本

75,375

77,764

希薄化効果のある証券

 

 

その他

△32

△0

希薄化後親会社株主に帰属する四半期利益

75,343

77,764

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

基本

16.16

16.29

希薄化後

16.16

16.28

1株当たり親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

 

 

基本

△0.55

△0.18

希薄化後

△0.55

△0.18

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

基本

15.61

16.11

希薄化後

15.60

16.10

 

注12.偶発事象

 (1) 訴訟等

 2009年6月に、日本の子会社は、米国司法省反トラスト局及び欧州委員会より、光ディスクドライブに関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。日本の子会社は、米国司法省反トラスト局の調査に関し、2011年11月に罰金を支払った。2012年7月に、日本の子会社は、欧州委員会より独占禁止法違反の可能性について異議告知書を受領した。2015年10月に、欧州委員会は、日本の子会社に対する独占禁止法違反を理由とする課徴金の金額を公表し、日本の子会社及び韓国の子会社は、2016年6月に課徴金を支払った。

 

 2011年7月に、米国の子会社は米国司法省反トラスト局より、当社及び欧州の子会社は欧州委員会より、また、カナダの子会社はカナダ産業省競争局より、自動車用部品に関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。米国司法省反トラスト局の調査に関し、米国の子会社とともに調査協力の要請に応じていた日本の子会社は、2013年11月に罰金を支払った。また、欧州委員会の調査に関し当社及び欧州の子会社とともに調査協力の要請に応じていた日本の子会社は、2016年1月に課徴金を支払うことなどで欧州委員会と和解し、2016年4月に課徴金を支払った。

 

 2014年4月に、米国の子会社は米国司法省反トラスト局より、自動車用部品に関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。本件に関し、2016年8月に、米国の子会社とともに調査協力の要請に応じている日本の子会社は、米国司法省反トラスト局と罰金の支払いなどを内容とする司法取引契約を締結した。

 

 2014年6月に、日本の子会社は、公正取引委員会より、コンデンサに関する独占禁止法違反の可能性について調査を受けていたが、2016年3月に調査が終了した旨の通知を受けた。欧州及び米国を含む海外の子会社及び日本の子会社は、各国及び地域の競争当局より調査を受けているが、2016年4月に、日本の子会社は、米国司法省反トラスト局と罰金の支払いなどを内容とする司法取引契約を締結し、2016年6月に罰金を支払った。また、2015年11月に、日本の子会社は、欧州委員会より独占禁止法違反の可能性について異議告知書を受領した。

 

 上記の他、当社、子会社及び持分法適用会社は、独占禁止法違反に関する当局の捜査に協力している。調査の結果によっては、金額は不確定であるものの、罰金や課徴金が課される可能性がある。さらに、これらに関して、米国、カナダ等において、当社、一部の子会社及び持分法適用会社に対して集団代表訴訟を含む民事訴訟等が起こされている。これらの民事訴訟等の一部に関して、合理的に見積り可能な金額を引当計上している。

 

 2012年8月に、欧州の子会社は、欧州の顧客から、発電プラント工事の工程遅延等による損害賠償として、当社、欧州の子会社、当社及び欧州の子会社を含むコンソーシアム、その他2社に対し、連帯して、逸失利益等1,058百万ユーロ(129,889百万円)及び追加発生費用並びにこれらに対する利息の支払いを請求する旨の訴状を受領した。また、2013年10月及び2016年2月に、逸失利益等をそれぞれ239百万ユーロ(29,385百万円)及び105百万ユーロ(12,839百万円)増額して請求する旨の訴状を受領した。さらに、2016年6月に、欧州の持分法適用会社が被告に追加された。当社、欧州の子会社及び持分法適用会社、当社及び欧州の子会社を含むコンソーシアムは、この訴えに対して争う方針であるが、請求額について一切の支払義務を負わないとの確証はない。

 

 2013年12月に、当社、欧州の子会社、当社及び欧州の子会社から成るコンソーシアムは、欧州の顧客から、発電プラント工事の工程遅延等による逸失利益等を連帯して支払うよう求める損害賠償請求に関する紛争について、仲裁の申立てを受けた。また、2016年12月31日現在、損害賠償請求額は637百万ユーロ(78,181百万円)に変更となっている。更に、2015年12月に、当該顧客より、発電プラントの性能不足等による損害賠償等161百万ユーロ(19,794百万円)を連帯して支払うよう求める旨の仲裁の申立てを受けた。2013年12月に受けた仲裁申立てについて、2016年11月に、仲裁廷より裁定が出され、欧州の顧客と当社、欧州の子会社、当社及び欧州の子会社から成るコンソーシアムとの間で、2015年12月に受けた仲裁申立てを含めた最終支払額確定の為の交渉が継続されている。本件に関し、欧州の子会社は、合理的に見積り可能な金額を引当計上している。

 

 2016年1月に、欧州の子会社は、欧州の顧客に対し、発電プラント工事に関する意見の不一致を仲裁により解決する為の手続の開始を通告し、仲裁手続が開始された。欧州の子会社は、契約未払金の支払い等を求めて争う方針であるが、顧客から損害賠償金支払い等の反対請求もされており、一切の支払義務を負わないとの確証はない。

 

 当社及び子会社が実施する多くの企業結合及び株式売却等の事業再編において、事業再編後に契約条件に基づき価格が調整されるプロセスが含まれている。これらの事業再編における価格調整等の結果、支払が生じる可能性がある。

 

 上記の訴訟等の結果によっては、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があるが、現時点においてその影響額は未確定であり、前述したもの以外は引当計上していない。また、罰金、課徴金又は訴訟等に基づく支払額は引当計上した金額と異なる可能性がある。

 

 上記の他、当社及び子会社に対し、訴訟を起こされている。当社の経営者は、これらの訴訟から債務の発生があるとしても連結財務諸表に重要な影響を与えるものではないと考えている。

 

  (2) その他

 当社と三菱重工業㈱(以下、三菱重工)は、2014年2月1日(以下、分割効力発生日)に両社の火力発電システムを主体とする事業を三菱重工の連結子会社である三菱日立パワーシステムズ㈱(以下、MHPS)に分社型吸収分割により承継させる形で統合した。上記事業統合の一環として、南アフリカ共和国における当社の連結子会社であるHitachi Power Africa Proprietary Limited(以下、HPA)等が2007年に受注したMedupi及びKusile火力発電所向けのボイラ建設プロジェクトに関する資産・負債並びに顧客等との契約上の地位及びこれに基づく権利・義務を、HPAから三菱重工の連結子会社であるMitsubishi Hitachi Power Systems Africa Proprietary Limited(以下、MHPSアフリカ)に譲渡した(以下、南ア事業譲渡)。

 南ア事業譲渡に係る当社と三菱重工との間の契約においては、分割効力発生日より前の事象に起因する偶発債務及び同日時点において既に発生済みの請求権につき当社及びHPAが責任を持ち、分割効力発生日以降の事業遂行につきMHPS及びMHPSアフリカが責任を持つことを前提に、分割効力発生日時点の将来工程及び当該工程に基づいて予想したプロジェクト収支に係る両社の合意と確認に基づき最終譲渡価格を決定し、暫定価格との差額を調整する旨が合意されている。

 南ア事業に係る譲渡価格調整については、当社と三菱重工との間で引続き協議中であり、合意に達していない。2016年3月31日、当社は三菱重工より、当該譲渡価格調整金等の一部として48,200百万南アフリカランド(1ランド=7.87円換算で約3,790億円)をMHPSアフリカに支払うように請求を受けた。これに対して当社は、同4月6日、当該請求書簡の記載内容は契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられない旨の回答を、三菱重工に提示した。

 その後、2017年1月31日、当社は三菱重工より、上記譲渡価格調整金等の請求金額を89,700百万南アフリカランド(1ランド=8.51円換算で約7,634億円)に拡張した請求を受けた。当社としては、当該請求書簡の記載内容についても、上記と同様、契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられないが、南ア事業譲渡に係る当社と三菱重工との契約合意並びに両社間協議経緯に基づき、今後も同社との協議を継続する意向である。

 なお、当社は、上記の南ア事業に係る契約に関連して、合理的な見積に基づく引当金を計上している。また、この内容に基づく支払額は引当計上した金額と異なる可能性がある。

 

注13.要約四半期連結財務諸表の承認

 要約四半期連結財務諸表は、2017年2月8日に執行役社長兼CEO東原敏昭により承認されている。

 

2【その他】

 2016年10月28日開催の取締役会において、配当に関し、次のとおり決議した。

(1) 1株当たりの金額……………………………………6.0円

(2) 支払請求の効力発生日及び支払開始日……………2016年11月28日

         (注) 2016年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行う。

なお、上記決議に基づく配当金の総額は、28,968百万円である。