第4【経理の状況】

 

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(IAS第34号)に準拠して作成している。

 

2.監査証明について

 金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2019年7月1日から2019年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人の四半期レビューを受け、四半期レビュー報告書を受領している。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(2019年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

 

807,593

841,702

売上債権及び契約資産

2,399,933

2,156,742

棚卸資産

 

1,356,762

1,481,539

有価証券及びその他の金融資産

284,267

275,520

その他の流動資産

 

187,238

222,275

流動資産合計

 

5,035,793

4,977,778

非流動資産

 

 

 

持分法で会計処理されている投資

 

724,461

767,166

有価証券及びその他の金融資産

568,349

548,025

有形固定資産

1,956,685

2,144,037

無形資産

960,016

911,983

その他の非流動資産

 

381,288

370,607

非流動資産合計

 

4,590,799

4,741,818

資産の部合計

 

9,626,592

9,719,596

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

短期借入金

 

111,031

340,828

償還期長期債務

3、7

185,250

206,430

その他の金融負債

257,792

193,783

買入債務

 

1,406,012

1,226,922

未払費用

 

653,676

585,272

契約負債

 

553,510

605,010

その他の流動負債

 

438,289

411,997

流動負債合計

 

3,605,560

3,570,242

非流動負債

 

 

 

長期債務

3、7

708,490

840,065

退職給付に係る負債

526,688

505,628

その他の非流動負債

 

371,451

357,817

非流動負債合計

 

1,606,629

1,703,510

負債の部合計

 

5,212,189

5,273,752

資本の部

 

 

 

親会社株主持分

 

 

 

資本金

 

458,790

459,862

資本剰余金

 

463,786

460,557

利益剰余金

2,287,587

2,440,055

その他の包括利益(損失)累計額

 

56,360

15,541

自己株式

 

3,920

3,722

親会社株主持分合計

 

3,262,603

3,341,211

非支配持分

 

1,151,800

1,104,633

資本の部合計

 

4,414,403

4,445,844

負債・資本の部合計

 

9,626,592

9,719,596

 

(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【第2四半期連結累計期間】

【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年9月30日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年9月30日)

売上収益

10

4,491,834

4,221,327

売上原価

 

3,279,482

3,074,791

売上総利益

 

1,212,352

1,146,536

販売費及び一般管理費

 

867,762

849,333

その他の収益

8、11

38,218

38,156

その他の費用

11

46,972

75,904

金融収益

12

14,484

4,920

金融費用

12

1,152

1,364

持分法による投資損益

 

3,166

27,506

受取利息及び支払利息調整後税引前

四半期利益

 

352,334

290,517

受取利息

 

10,238

10,397

支払利息

 

9,652

11,938

継続事業税引前四半期利益

 

352,920

288,976

法人所得税費用

 

92,751

90,646

継続事業四半期利益

 

260,169

198,330

非継続事業四半期損失

13

4,003

796

四半期利益

 

256,166

197,534

四半期利益の帰属

 

 

 

親会社株主持分

 

192,995

189,293

非支配持分

 

63,171

8,241

 

 

 

 

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業

四半期利益

14

 

 

基本

 

204.01

196.84

希薄化後

 

203.83

196.60

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益

14

 

 

基本

 

199.86

196.02

希薄化後

 

199.69

195.77

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年9月30日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年9月30日)

四半期利益

 

256,166

197,534

 

 

 

 

その他の包括利益(損失)

 

 

 

純損益に組み替えられない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて測定する

金融資産の公正価値の純変動額

 

23,750

20,049

確定給付制度の再測定

 

持分法のその他の包括利益

 

421

133

純損益に組み替えられない項目合計

 

23,329

20,182

 

 

 

 

純損益に組み替えられる可能性がある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

34,388

96,172

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の

純変動額

 

3,231

4,645

持分法のその他の包括利益(損失)

 

10,642

16,972

純損益に組み替えられる可能性がある項目合計

 

41,799

108,499

 

 

 

 

その他の包括利益(損失)合計

 

18,470

88,317

四半期包括利益

 

274,636

109,217

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社株主持分

 

204,468

131,271

非支配持分

 

70,168

22,054

 

【第2四半期連結会計期間】

【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結会計期間

(自 2018年7月1日

 至 2018年9月30日)

 当第2四半期連結会計期間

(自 2019年7月1日

 至 2019年9月30日)

売上収益

 

2,325,935

2,188,745

売上原価

 

1,693,086

1,586,401

売上総利益

 

632,849

602,344

販売費及び一般管理費

 

436,407

429,529

その他の収益

 

199

4,079

その他の費用

 

38,181

83,953

金融収益

 

1,165

5,112

金融費用

 

2,067

478

持分法による投資損益

 

14,300

10,431

受取利息及び支払利息調整後税引前

四半期利益

 

171,858

108,006

受取利息

 

5,668

5,434

支払利息

 

5,068

6,336

継続事業税引前四半期利益

 

172,458

107,104

法人所得税費用

 

43,840

49,420

継続事業四半期利益

 

128,618

57,684

非継続事業四半期損失

 

9,879

387

四半期利益

 

118,739

57,297

四半期利益の帰属

 

 

 

親会社株主持分

 

87,750

68,990

非支配持分

 

30,989

11,693

 

 

 

 

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業

四半期利益

14

 

 

基本

 

101.10

71.84

希薄化後

 

101.01

71.75

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益

14

 

 

基本

 

90.87

71.44

希薄化後

 

90.79

71.35

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結会計期間

(自 2018年7月1日

 至 2018年9月30日)

 当第2四半期連結会計期間

(自 2019年7月1日

 至 2019年9月30日)

四半期利益

 

118,739

57,297

 

 

 

 

その他の包括利益(損失)

 

 

 

純損益に組み替えられない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて測定する

金融資産の公正価値の純変動額

 

23,862

19,921

確定給付制度の再測定

 

持分法のその他の包括利益

 

97

108

純損益に組み替えられない項目合計

 

23,765

20,029

 

 

 

 

純損益に組み替えられる可能性がある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

30,770

29,503

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の

純変動額

 

2,949

4,350

持分法のその他の包括利益(損失)

 

7,551

21,560

純損益に組み替えられる可能性がある項目合計

 

35,372

46,713

 

 

 

 

その他の包括利益(損失)合計

 

11,607

26,684

四半期包括利益

 

130,346

30,613

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社株主持分

 

91,347

53,821

非支配持分

 

38,999

23,208

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)

 

 

非支配

持分

(注5)

資本の部

合計

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

(注9)

その他の

包括利益

累計額

自己株式

親会社

株主持分

合計

期首残高

458,790

575,809

2,105,395

142,167

4,137

3,278,024

1,233,647

4,511,671

会計方針の変更による

累積的影響額

3,209

3,209

1,406

1,803

会計方針の変更を反映した

期首残高

458,790

575,809

2,108,604

142,167

4,137

3,281,233

1,232,241

4,513,474

変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

利益剰余金への振替

19,166

19,166

四半期利益

192,995

192,995

63,171

256,166

その他の包括利益

11,473

11,473

6,997

18,470

親会社株主に対する

配当金

38,621

38,621

38,621

非支配持分に対する

配当金

22,919

22,919

自己株式の取得

112

112

112

自己株式の売却

236

432

196

196

非支配持分との取引等

1,540

553

2,093

61,709

59,616

変動額合計

1,304

173,540

7,140

320

168,024

14,460

153,564

期末残高

458,790

577,113

2,282,144

135,027

3,817

3,449,257

1,217,781

4,667,038

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

 

 

非支配

持分

資本の部

合計

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

(注9)

その他の包括利益(損失)累計額

自己株式

親会社

株主持分

合計

期首残高

458,790

463,786

2,287,587

56,360

3,920

3,262,603

1,151,800

4,414,403

会計方針の変更による

累積的影響額(注3)

2,596

2,596

1,075

3,671

会計方針の変更を反映した

期首残高

458,790

463,786

2,284,991

56,360

3,920

3,260,007

1,150,725

4,410,732

変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

利益剰余金への振替

14,051

14,051

四半期利益

189,293

189,293

8,241

197,534

その他の包括損失

58,022

58,022

30,295

88,317

親会社株主に対する

配当金

48,280

48,280

48,280

非支配持分に対する

配当金

26,207

26,207

自己株式の取得

75

75

75

自己株式の売却

138

273

135

135

新株の発行

1,072

1,072

2,144

2,144

非支配持分との取引等

4,163

172

3,991

2,169

1,822

変動額合計

1,072

3,229

155,064

71,901

198

81,204

46,092

35,112

期末残高

459,862

460,557

2,440,055

15,541

3,722

3,341,211

1,104,633

4,445,844

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年9月30日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年9月30日)

営業活動に関するキャッシュ・フロー

 

 

 

四半期利益

 

256,166

197,534

 

 

 

 

四半期利益から営業活動に関する

キャッシュ・フローへの調整

 

 

 

減価償却費及び無形資産償却費

179,384

207,830

減損損失

 

26,293

69,669

法人所得税費用

 

90,145

90,645

持分法による投資損益

 

3,166

27,506

金融収益及び金融費用

 

3,742

1,415

事業再編等損益

 

37,236

28,086

固定資産売却等損益

 

2,175

1,030

売上債権及び契約資産の増減(△は増加)

 

293,004

251,569

棚卸資産の増減(△は増加)

 

222,468

185,832

その他の資産の増減(△は増加)

 

25,759

2,290

買入債務の増減(△は減少)

 

120,687

140,314

退職給付に係る負債の増減(△は減少)

 

16,516

20,167

その他の負債の増減(△は減少)

 

114,622

118,901

その他

 

3,081

5,137

小計

 

299,890

303,483

利息の受取

 

8,326

13,120

配当金の受取

 

8,576

7,148

利息の支払

 

11,393

12,267

法人所得税の支払

 

93,405

105,796

営業活動に関するキャッシュ・フロー

 

211,994

205,688

 

 

 

 

投資活動に関するキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得

 

197,873

167,342

無形資産の取得

 

41,754

41,796

有形固定資産及び無形資産の売却

 

15,247

10,180

有価証券及びその他の金融資産(子会社及

び持分法で会計処理されている投資を含む)の取得

 

25,026

48,038

有価証券及びその他の金融資産(子会社及

び持分法で会計処理されている投資を含む)の売却

 

110,878

46,001

その他

 

3,943

6,084

投資活動に関するキャッシュ・フロー

 

142,471

207,079

 

 

 

 

財務活動に関するキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減

 

139,294

242,723

長期借入債務による調達

 

35,975

44,889

長期借入債務の償還

56,876

145,990

非支配持分からの払込み

 

4,892

2,603

配当金の支払

 

38,591

48,163

非支配持分株主への配当金の支払

 

23,396

24,772

自己株式の取得

 

112

75

自己株式の売却

 

196

135

非支配持分株主からの子会社持分取得

 

1,397

1,205

その他

 

14

8

財務活動に関するキャッシュ・フロー

 

59,971

70,137

 

 

 

 

現金及び現金同等物に係る為替変動による影響

 

1,860

34,637

現金及び現金同等物の増減

 

127,634

34,109

 

 

 

 

現金及び現金同等物の期首残高

 

697,964

807,593

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

825,598

841,702

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

注1.報告企業

 株式会社日立製作所(以下、当社)は日本に拠点を置く株式会社であり、その株式を公開している。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社並びにその関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されている。当社及び子会社からなる企業集団は、IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、日立ハイテクノロジーズ、日立建機、日立金属、日立化成、その他の10セグメントにわたって、製品の開発、生産、販売、サービス等、グローバルに幅広い事業活動を展開している。

 

注2.作成の基礎

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を全て満たしていることから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成している。当要約四半期連結財務諸表には、年次の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものである。

 

 要約四半期連結財務諸表の作成において、当社の経営者は会計方針の適用並びに資産及び負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられている。実際の業績はこれらの見積り等とは異なる場合がある。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直している。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りを変更した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識している。

 当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を及ぼす判断、見積り及びその基礎となる仮定は、原則として前連結会計年度の連結財務諸表と同様である。

 

注3.主要な会計方針

 当要約四半期連結財務諸表において適用する主要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度において適用した会計方針と同一である。

(1)リース

① 借手側

 当社及び一部の子会社は、建物、機械装置及び車両等を中心とした設備を賃借しており、原資産を使用する権利である使用権資産と、リース料を支払う義務であるリース負債を認識し、リースに関する費用を使用権資産の減価償却費及びリース負債に係る支払利息として認識している。リース期間が12か月以内である短期リースのリース料は、リース期間にわたって定額法により純損益として認識している。

 

使用権資産

 使用権資産の測定においては原価モデルを採用し、リース開始日における取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で「有形固定資産」及び「無形資産」に含めて表示している。取得原価には、リース負債の当初測定の金額、借手に発生した当初直接コスト等を含めている。各使用権資産は、リース開始日から使用権資産の耐用年数の終了時またはリース期間の終了時のいずれか早い方までにわたって、定額法で減価償却を行っている。なお、耐用年数またはリース期間に変更があった場合は、会計上の見積りの変更として扱い、将来に向かって変更している。

 

リース負債

 リース負債は、リース開始日現在で支払われていないリース料をリースの計算利子率または借手の追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しており、「償還期長期債務」及び「長期債務」に含めて表示している。リース期間中の各期間におけるリース負債に係る金利費用は、リース負債の残高に対する毎期一定の率をリース期間にわたり純損益として認識し、要約四半期連結損益計算書の「支払利息」に含めて表示している。

 

② 貸手側

 当社及び一部の子会社は、建物、機械装置等を中心とした設備を賃貸しており、有形固定資産のリースで、所有に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてを借手に移転する場合のリースは、ファイナンス・リースに分類され、原資産の認識の中止を行い、リース料総額の現在価値で正味リース投資未回収額を認識及び測定している。

 所有に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてが貸手に帰属する場合のリースは、オペレーティング・リースに分類され、原資産の認識を継続し、リース収益をリース期間にわたり定額法で認識している。

 

会計方針の変更

 当社は、当連結会計年度の期首よりIFRS第16号「リース」を適用している。IFRS第16号は、リースの認識、測定、表示及び開示の原則を定めており、借手は全てのリースを連結財政状態計算書に認識する単一のモデルにより会計処理する基準である。

 IFRS第16号の適用については、経過措置に準拠して遡及適用し、適用開始の累積的影響を当連結会計年度の利益剰余金期首残高の修正として認識している。

 当社のリースは、主に不動産の賃借であり、IFRS第16号の適用による当連結会計年度の期首における要約四半期連結財政状態計算書に与える影響は、主に使用権資産を認識することによる資産の増加218,161百万円、主にリース負債を認識することによる負債の増加221,832百万円及び利益剰余金期首残高等の修正による資本の減少3,671百万円であり、要約四半期連結損益計算書に与える影響は軽微である。また、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、従来オペレーティング・リースのリース料の支払が営業活動に関するキャッシュ・フローに含まれていたのに対し、IFRS第16号の適用により、主に使用権資産の減価償却費に係る調整が営業活動に関するキャッシュ・フローに含まれ、リース負債の支払が財務活動に関するキャッシュ・フローに含まれることにより、従来の会計基準を適用した場合と比較して、営業活動に関するキャッシュ・フローが増加し、財務活動に関するキャッシュ・フローが減少している。

 

 当社は、IFRS第16号の適用開始日において、過去にIAS第17号「リース」(以下、「IAS第17号」)及びIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの判断」を適用して判断した契約にリースが含まれているか否かについての見直しを要求されない実務上の便法を適用している。また、従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースにIFRS第16号を適用する際に、主に以下の実務上の便法を適用している。

・適用開始日から12か月以内にリース期間が終了するリースについて、短期リースと同じ方法で会計処理

・延長または解約するオプションが含まれている契約のリース期間を算定する際に事後的判断を使用

 

 当連結会計年度の期首に要約四半期連結財政状態計算書で認識されているリース負債に適用している借手の追加借入利子率の加重平均は1.46%である。

 

 IAS第17号に従い開示した2019年3月31日現在の解約不能オペレーティング・リースに基づく将来の最低リース料支払予定額135,963百万円と当連結会計年度の期首において要約四半期連結財政状態計算書に認識したリース負債273,812百万円との差額は137,849百万円である。2019年3月31日現在の解約不能オペレーティング・リースに基づく将来の最低リース料支払予定額から当連結会計年度の期首において要約四半期連結財政状態計算書に認識したリース負債への調整の主な要因は、短期リースに係る実務上の便法の適用による32,940百万円の減少、非リース構成部分の区分による17,980百万円の減少及び割引計算によるリース負債の現在価値測定に伴う9,456百万円の減少、並びに、リース期間に含めた延長オプション及び解約オプションの対象期間の影響等による149,026百万円の増加及びIAS第17号の下でファイナンス・リースに分類されていたリース負債49,199百万円を含めたことによる増加によるものである。

 

(2)法人所得税費用

 当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定している。

注4.セグメント情報

 事業セグメントは、独立した財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績の検討のため、定期的に評価を行う対象とする当社の構成単位である。

 

 当社は報告セグメントを、主に市場、製品及びサービスの性質及び経済的特徴の類似性を総合的に勘案し、下記10区分に系列化している。以下に記載する報告セグメントのうち、IT、インダストリー、モビリティ及びライフは、当社の財政状態及び経営成績の適切な理解に資するために、複数の事業セグメントを集約している。事業セグメントの集約においては、主に事業セグメントの売上総利益率を用いて経済的特徴の類似性を判断している。それぞれの報告セグメントに含まれる主な製品・サービスは下記のとおりである。

 

(1)IT

システムインテグレーション、コンサルティング、制御システム、クラウドサービス、ソフトウェア、ITプロダクツ(ストレージ、サーバ)、ATM

(2)エネルギー

発電システム(原子力、再生可能エネルギー、火力)、パワーグリッドシステム

(3)インダストリー

産業・流通システム、水・環境システム、産業用機器

(4)モビリティ

ビルシステム(エレベーター、エスカレーター)、鉄道システム

(5)ライフ

医療機器、生活・エコシステム(冷蔵庫、洗濯機、ルームエアコン、業務用空調機器)、オートモティブシステム(パワートレインシステム、シャシーシステム、先進運転支援システム)

(6)日立ハイテクノロジーズ

医用・ライフサイエンス製品、分析機器、半導体製造装置、製造・検査装置、先端産業部材

(7)日立建機

油圧ショベル、ホイールローダ、マイニング機械、保守・サービス、土木施工ソリューション、鉱山運行管理システム

(8)日立金属

特殊鋼製品、素形材製品、磁性材料・パワーエレクトロニクス、電線材料

(9)日立化成

機能材料(電子材料、配線板材料、電子部品)、先端部品・システム(モビリティ部材、蓄電デバイス、ライフサイエンス関連製品)

(10)その他

光ディスクドライブ、不動産の管理・売買・賃貸、その他

 

 当社は、社会イノベーション事業を加速し、顧客の社会・環境・経済価値を向上させることを目的として事業体制の見直しを行い、当連結会計年度の期首から事業群の再編を行っている。

 当該再編に伴い、報告セグメントの区分を、注力分野であるIT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフの5つのセグメント、及び、上場子会社グループである日立ハイテクノロジーズ、日立建機、日立金属、日立化成の4つのセグメント、並びに、その他の10区分へ変更している。当該区分変更により、前第2四半期連結累計期間を変更後の区分にて表示している。

 

 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間におけるセグメント情報は下記のとおりである。

 

 外部顧客に対する売上収益

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

IT

895,674

921,911

エネルギー

144,159

133,726

インダストリー

283,052

292,686

モビリティ

574,058

525,105

ライフ

786,847

689,922

日立ハイテクノロジーズ

312,794

299,708

日立建機

490,200

480,385

日立金属

502,027

442,125

日立化成

333,365

306,856

その他

163,843

123,916

小計

4,486,019

4,216,340

全社

5,815

4,987

合計

4,491,834

4,221,327

 

 セグメント間の内部売上収益

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

IT

80,518

73,335

エネルギー

32,972

27,897

インダストリー

76,892

74,025

モビリティ

6,985

4,849

ライフ

19,997

19,041

日立ハイテクノロジーズ

50,294

46,666

日立建機

213

174

日立金属

16,931

14,763

日立化成

10,153

9,772

その他

128,800

112,385

小計

423,755

382,907

全社及び消去

423,755

382,907

合計

 

 

 売上収益合計

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

IT

976,192

995,246

エネルギー

177,131

161,623

インダストリー

359,944

366,711

モビリティ

581,043

529,954

ライフ

806,844

708,963

日立ハイテクノロジーズ

363,088

346,374

日立建機

490,413

480,559

日立金属

518,958

456,888

日立化成

343,518

316,628

その他

292,643

236,301

小計

4,909,774

4,599,247

全社及び消去

417,940

377,920

合計

4,491,834

4,221,327

 

 

 セグメント損益

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

IT

88,312

105,841

エネルギー

4,750

1,071

インダストリー

15,206

20,648

モビリティ

35,166

63,928

ライフ

1,135

27,946

日立ハイテクノロジーズ

33,970

30,779

日立建機

49,372

42,855

日立金属

38,104

56,329

日立化成

23,572

15,512

その他

19,470

14,253

小計

299,557

266,504

全社及び消去

52,777

24,013

合計

352,334

290,517

受取利息

10,238

10,397

支払利息

9,652

11,938

継続事業税引前四半期利益

352,920

288,976

 

 セグメント損益は受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益(EBIT)で表示している。

 セグメント間取引は独立企業間価格で行っている。「全社」には主として先端研究開発費等の各セグメントに配賦していない費用、事業再編等損益及び持分法による投資損益の一部等が含まれている。

 

注5.事業再編等

 前第2四半期連結累計期間に生じた主な事業再編等は下記のとおりである。

 

(1)㈱日立国際電気(日立国際電気)株式の売却及び再編

 当社は、Kohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.によって間接的に保有・運営されている関連投資ファンドが持分の全てを所有するHKEホールディングス㈱(HKE)及び日本産業パートナーズ㈱が管理・運営・情報提供等を行うファンドが出資するHVJホールディングス㈱(HVJ)との間で、①HKEによる、当社の子会社で、報告セグメントの区分上、その他に含まれる日立国際電気の普通株式に対する公開買付及び株式併合等並びに日立国際電気による自己株式の取得を通じた日立国際電気の完全子会社化、②HKE及び日立国際電気によるHKEを承継法人とする日立国際電気の成膜プロセスソリューション事業の吸収分割、並びに③本吸収分割後のHKEによる日立国際電気株式の20%ずつの当社及びHVJへの譲渡、その他これらに付随又は関連する取引等に関して基本契約書を2017年4月26日に締結し、当該基本契約の変更覚書を2017年10月11日、2017年11月24日及び2018年3月30日に締結した。

 本変更覚書に基づき、HKEは2017年10月12日に本公開買付を開始し、本公開買付は2017年12月8日に成立した。本公開買付が成立したことにより、上記株式併合等の関連する取引が行われ、当該取引は2018年6月4日をもって全て完了した。その結果、日立国際電気に対する当社の所有持分の割合は51.7%から20.0%となり、日立国際電気は当社の持分法適用会社となった。日立国際電気に対する支配の喪失に伴って認識した利益は32,049百万円であり、要約四半期連結損益計算書上、その他の収益に計上されている。また、要約四半期連結持分変動計算書の非支配持分との取引等には、日立国際電気が持分法適用会社となったことによる非支配持分の減少が含まれている。

 なお、HKEは2018年6月1日付で㈱KOKUSAI ELECTRICに商号変更している。

 

 当第2四半期連結累計期間及び要約四半期連結財務諸表の承認日までに生じた主な事業再編等は下記のとおりである。

 

(1)ロボットシステムインテグレーション事業の買収

 当社は、ロボットシステムインテグレーション事業のグローバル展開を目的として、JR Intermediate Holdings, LLC(JR Intermediate社)との間で、JR Intermediate社の子会社で、米国のJR Automation Technologies, LLCを中核としたロボットシステムインテグレーション事業を取得する株式譲渡契約を2019年4月23日に締結した。当社は、本譲渡契約に基づき2019年中に取得を完了する予定である。取得の対価は1,425百万米ドル(153,786百万円)を予定している。当該取引による財政状態及び経営成績に与える影響については、現在算定中である。

 

(2)Chassis Brakes International B.V.(シャシー社)の買収

 当社及び、当社の子会社で、ライフセグメントに属する日立オートモティブシステムズ㈱(日立AMS)は、中核事業をさらに強化し、グローバルプレゼンスを高めることを目的として、米国KPSキャピタルパートナーズの特別目的事業体であるCaliper Acquisition International S.à r.l.(Caliper社)との間で、Caliper社が保有する全てのシャシー社株式を日立AMSが取得する、株式譲渡契約を2019年7月24日に締結した。日立AMSは、本譲渡契約に基づき2019年10月11日に取得を完了した。取得の対価は506百万ユーロ(60,078百万円)である。また、当該取得に加え、当社の子会社であるHitachi International (Holland) B.V.はシャシー社の借入金194百万ユーロ(23,066百万円)の返済を行っている。

 なお、取得日から四半期報告書提出日までには時間的な制約があったことから、シャシー社の取得に関する当初の会計処理は完了していない。このため、取得した資産及び引き継いだ負債の取得日において認識した価格、並びにのれんの残高に関する情報は開示していない。

 2019年4月1日時点で当該取得が行われたと仮定した場合の、当第2四半期連結累計期間の売上収益及び親会社株主に帰属する四半期利益に与える影響額は重要ではない。

 

(3)オートモティブシステム事業の再編

 当社及び、当社の子会社で、ライフセグメントに属する日立AMSは、本田技研工業㈱(ホンダ)並びに、ホンダの関連会社である㈱ケーヒン、㈱ショーワ、及び日信工業㈱(合わせてホンダ関連会社)との間で、CASE分野においてグローバルで競争力のあるソリューションの開発・提供を強化することを目的として、日立AMSとホンダ関連会社の経営統合に関する契約を2019年10月30日に締結した。

 本契約に基づき、ホンダによる、ホンダ関連会社の株式を対象とした公開買付を通じたホンダ関連会社の完全子会社化の完了後、日立AMS並びにホンダ関連会社が、日立AMSを吸収合併存続会社(本統合会社)とし、ホンダ関連会社をそれぞれ吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施する予定である。合併の対価は本統合会社の普通株式を予定している。吸収合併後、本統合会社に対する当社の所有持分の割合は66.6%となり、本統合会社は当社の連結子会社となる予定である。当該取引による財政状態及び経営成績に与える影響については、現在算定中である。

 

 上記以外の重要な事業再編等は下記のとおりである。

 

(1)パワーグリッド事業の買収

 当社は、エネルギーソリューション事業のグローバル展開及び強化を目的として、2018年12月17日にABB Ltd(ABB社)のパワーグリッド事業を買収することを決定し、ABB社との間で買収に関する契約を締結した。

 当社は、2020年前半をめどにABB社から分社されるパワーグリッド事業会社に80.1%の出資を行うことで、同社を当社の連結子会社とする予定である。取得の対価は約64億米ドル(約6,907億円)を見込んでいる。また、当該取得に加え、当社はパワーグリッド事業会社の借入金の返済を予定している。当該取引による財政状態及び経営成績に与える影響については、現在算定中である。

 

注6.売上債権及び契約資産

 売上債権及び契約資産の内訳は下記のとおりであり、貸倒引当金控除後の金額で表示している。

 

 

(単位:百万円)

 

2019年3月31日

2019年9月30日

売掛金

1,790,520

1,528,223

契約資産

432,881

469,717

その他

176,532

158,802

売上債権及び契約資産 合計

2,399,933

2,156,742

 

 その他には受取手形及び電子記録債権が含まれる。

 

注7.金融商品

金融商品の公正価値

(1)公正価値の測定方法

 金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり決定している。

 

現金及び現金同等物、売上債権、短期貸付金、未収入金、短期借入金、未払金、買入債務

 満期までの期間が短いため、公正価値は帳簿価額とほぼ同額である。

 

有価証券及びその他の金融資産

 リース債権の公正価値は、一定の期間毎に区分した債権毎に、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定している。

 市場性のある有価証券の公正価値は、市場価格を用いて見積っている。市場性のない有価証券の公正価値は、類似の有価証券の市場価格及び同一又は類似の有価証券に対する投げ売りでない市場価格、観察可能な金利及び利回り曲線、クレジット・スプレッド又はデフォルト率を含むその他関連情報によって見積っている。重要な指標が観察不能である場合、金融機関により提供された価格情報を用いて評価している。提供された価格情報は、独自の評価モデルを用いたインカム・アプローチあるいは類似金融商品の価格との比較といったマーケット・アプローチにより検証している。

 長期貸付金の公正価値は、同様の貸付形態での追加貸付に係る利率を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っている。

 デリバティブ資産の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定している。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証している。

 

長期債務

 長期債務の公正価値は、当該負債の市場価格、又は同様の契約条項での市場金利を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っている。

 

その他の金融負債

 デリバティブ負債の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定している。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証している。

 

(2)償却原価で測定する金融商品

 2019年3月31日及び2019年9月30日現在において、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額及び公正価値は下記のとおりである。なお、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の見積公正価値は、下記(3)に示されるレベル2に分類している。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2019年3月31日

2019年9月30日

区分

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産

 

 

 

 

リース債権

95,073

96,377

89,069

90,232

負債性証券

72,418

72,422

72,361

72,366

長期貸付金

105,061

106,390

96,728

98,081

負債

 

 

 

 

長期債務(a)

 

 

 

 

社債

170,498

174,747

154,528

159,129

長期借入金

674,043

678,481

623,686

628,079

 

(a)長期債務は、要約四半期連結財政状態計算書上の償還期長期債務及び長期債務に含まれる。

 

(3)公正価値で測定する金融商品

 経常的に公正価値で測定する金融商品は、当該商品の測定に際し使用した指標により以下の3つのレベル(公正価値ヒエラルキー)に分類している。

   レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)市場価格により測定した公正価値

   レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能な指標を用いて測定した公正価値

   レベル3:重要な観察可能でない指標を用いて測定した公正価値

 なお、公正価値の測定に複数の指標を使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルの指標に基づいてレベルを決定している。

 レベル間の振替は各四半期の期首時点で発生したものとして認識している。

 

 2019年3月31日及び2019年9月30日現在において、経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は下記のとおりである。

 

2019年3月31日

 

 

(単位:百万円)

区分

レベル1

レベル2

レベル3

合計

FVTPL金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産

 

 

 

 

資本性証券

2,743

2,743

負債性証券

10,127

4,895

9,344

24,366

デリバティブ資産

25,269

7,059

32,328

FVTOCI金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産

 

 

 

 

資本性証券

183,585

102,334

285,919

合計

193,712

30,164

121,480

345,356

FVTPL金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

23,078

23,078

合計

23,078

23,078

 

2019年9月30日

 

 

(単位:百万円)

区分

レベル1

レベル2

レベル3

合計

FVTPL金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産

 

 

 

 

資本性証券

3,453

3,453

負債性証券

9,421

4,946

8,801

23,168

デリバティブ資産

40,826

6,863

47,689

FVTOCI金融資産

 

 

 

 

有価証券及びその他の金融資産

 

 

 

 

資本性証券

183,213

99,933

283,146

合計

192,634

45,772

119,050

357,456

FVTPL金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

27,575

27,575

合計

27,575

27,575

 

 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の増減は下記のとおりである。

 

2018年9月30日

 

 

(単位:百万円)

レベル3金融資産

資本性証券

負債性証券

デリバティブ資産

合計

期首残高

114,734

9,590

7,760

132,084

四半期利益に認識した利得及び

損失(a)

33

99

△833

△701

その他の包括利益に認識した

利得(b)

3,805

3,805

購入及び取得

1,084

2,316

3,400

売却及び償還

△1,126

△1,163

△2,289

連結範囲の異動による影響

△5,232

△55

△5,287

レベル3からの振替(c)

△378

△378

その他

△3

△190

△193

期末残高

112,917

10,597

6,927

130,441

期末に保有する金融商品に係る

未実現の利得及び損失(d)

33

98

△833

△702

 

2019年9月30日

 

 

(単位:百万円)

レベル3金融資産

資本性証券

負債性証券

デリバティブ資産

合計

期首残高

105,077

9,344

7,059

121,480

四半期利益に認識した利得及び

損失(a)

△19

3

△196

△212

その他の包括利益に認識した

利得(b)

883

883

購入及び取得

1,996

372

2,368

売却及び償還

△1,090

△892

△1,982

連結範囲の異動による影響

△45

△45

その他

△3,416

△26

△3,442

期末残高

103,386

8,801

6,863

119,050

期末に保有する金融商品に係る

未実現の利得及び損失(d)

△19

25

△196

△190

 

(a)四半期利益に認識した利得及び損失は、FVTPL金融資産に関するものであり、要約四半期連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれる。

(b)その他の包括利益に認識した利得は、FVTOCI金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書上のその他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動額に含まれる。

(c)レベル3からの振替は、主として投資先が取引所に上場されたことに起因するものである。

(d)各期末に保有する金融商品に係る未実現の利得及び損失は、FVTPL金融資産に関するものであり、要約四半期連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれる。

 

 当社の連結子会社において、非支配持分の所有者に付与している子会社株式の売建プットオプションは、上表に含んでいない。当該プットオプションは、経常的に公正価値で測定するレベル3の金融負債に分類しており、公正価値の変動は資本剰余金に認識している。2019年3月31日及び2019年9月30日現在における当該プットオプションの公正価値は、それぞれ、17,678百万円及び10,222百万円であり、要約四半期連結財政状態計算書上のその他の金融負債に含まれる。

 

 公正価値の測定は、当社の評価方針及び手続きに従って、財務部門により行われており、金融商品の個々の性質、特徴並びにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定している。また、財務部門は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移を継続的に検証している。検証の結果、金融商品の公正価値の毀損が著しい際は、部門管理者のレビューと承認を行っている。

注8.従業員給付

(退職後給付制度の改訂

 当社及び、当社の子会社で、インダストリーセグメントに属する㈱日立インダストリアルプロダクツは、2019年4月1日に、日立企業年金基金の年金制度の加入者を対象に、リスク分担型企業年金制度を導入した。当該制度は、標準掛金相当額の他に、リスク対応掛金相当額があらかじめ規約に定められており、毎連結会計年度におけるリスク分担型企業年金の財政状況に応じて給付額が増減し、年金財政上の均衡が図られることとなる。

 退職後給付に係る会計処理において、リスク分担型企業年金のうち、企業の拠出義務が規約に定められた掛金の拠出に限定され、企業が当該掛金相当額の他に、追加掛金の拠出義務を実質的に負っていないものは確定拠出制度に分類される。今回導入したリスク分担型企業年金制度は追加掛金の拠出義務を実質的に負っておらず、確定拠出制度に分類されることから、当第2四半期連結累計期間において、制度移行した部分に係る退職給付債務とその減少分相当額に係る当該制度に移行した資産の額との差額21,206百万円を、制度移行に伴う清算益として要約四半期連結損益計算書のその他の収益に計上し、要約四半期連結財政状態計算書における退職給付に係る負債は21,206百万円減少した。その他、当連結会計年度にかかる損益影響については、リスク対応掛金の拠出による費用認識額の増加はあるものの、影響は重要ではない。

 

注9.剰余金の配当

 前第2四半期連結累計期間における配当金は下記のとおりである。

 

決議

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2018年5月10日

取締役会

38,621

利益剰余金

8.0

2018年3月31日

2018年5月29日

 (注)1株当たり配当額については、2018年10月1日を効力発生日とする株式併合前の金額を記載している。

 

 基準日が前第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が前第2四半期連結累計期間の末日後となるものは、下記のとおりである。

 

決議

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2018年10月26日

取締役会

38,625

利益剰余金

8.0

2018年9月30日

2018年11月27日

 (注)1株当たり配当額については、2018年10月1日を効力発生日とする株式併合前の金額を記載している。

 

 当第2四半期連結累計期間における配当金は下記のとおりである。

 

決議

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2019年5月10日

取締役会

48,280

利益剰余金

50.0

2019年3月31日

2019年5月31日

 

 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結累計期間の末日後となるものは、下記のとおりである。

 

決議

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2019年10月30日

取締役会

43,481

利益剰余金

45.0

2019年9月30日

2019年11月29日

 

注10.売上収益

(1)収益の分解

 当社の売上収益は、主に顧客との契約から認識された収益であり、当社の報告セグメントを地域別に分解した場合の内訳は、下記のとおりである。

 当社は当連結会計年度の期首から報告セグメントの区分を変更している。当該区分変更に伴い、前第2四半期連結累計期間を変更後の区分にて表示している。報告セグメントの区分変更に係る詳細は注4.セグメント情報に記載している。

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

前第2四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本

アジア

北米

欧州

その他

海外

売上収益

売上収益

IT

687,050

86,650

98,337

83,573

20,582

289,142

976,192

エネルギー

156,244

12,161

3,709

3,016

2,001

20,887

177,131

インダストリー

266,198

46,154

26,832

7,068

13,692

93,746

359,944

モビリティ

155,150

196,482

26,462

183,547

19,402

425,893

581,043

ライフ

443,531

138,254

144,608

43,240

37,211

363,313

806,844

日立ハイテクノロジーズ

133,478

138,328

27,893

46,791

16,598

229,610

363,088

日立建機

89,734

128,371

79,293

68,307

124,708

400,679

490,413

日立金属

226,713

104,331

155,705

26,576

5,633

292,245

518,958

日立化成

123,255

153,555

24,549

34,723

7,436

220,263

343,518

その他

214,475

56,299

13,428

5,375

3,066

78,168

292,643

小計

2,495,828

1,060,585

600,816

502,216

250,329

2,413,946

4,909,774

全社及び消去

△373,960

△28,993

△5,305

△7,967

△1,715

△43,980

△417,940

合計

2,121,868

1,031,592

595,511

494,249

248,614

2,369,966

4,491,834

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

当第2四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本

アジア

北米

欧州

その他

海外

売上収益

売上収益

IT

720,760

87,447

94,625

73,865

18,549

274,486

995,246

エネルギー

141,571

12,662

3,523

2,017

1,850

20,052

161,623

インダストリー

281,410

43,627

25,101

5,398

11,175

85,301

366,711

モビリティ

161,072

181,583

19,635

147,651

20,013

368,882

529,954

ライフ

416,951

112,016

113,250

38,978

27,768

292,012

708,963

日立ハイテクノロジーズ

127,879

107,037

56,427

46,052

8,979

218,495

346,374

日立建機

99,924

108,534

92,137

73,807

106,157

380,635

480,559

日立金属

207,673

85,708

130,409

22,524

10,574

249,215

456,888

日立化成

115,415

137,004

24,110

30,893

9,206

201,213

316,628

その他

195,327

26,645

8,637

2,584

3,108

40,974

236,301

小計

2,467,982

902,263

567,854

443,769

217,379

2,131,265

4,599,247

全社及び消去

△342,040

△25,774

△4,782

△2,892

△2,432

△35,880

△377,920

合計

2,125,942

876,489

563,072

440,877

214,947

2,095,385

4,221,327

 

 ITセグメントは、フロントビジネス及びサービス&プラットフォームで構成され、それぞれの売上収益は前第2四半期連結累計期間においては、649,559百万円、377,330百万円であり、当第2四半期連結累計期間においては667,922百万円、378,846百万円である(内部取引を含む)。フロントビジネスは主に日本で、サービス&プラットフォームは主に日本、北米及び欧州で展開されている。

 

(2)履行義務の充足に関する情報

 各報告セグメントの主な製品・サービスに対する履行義務に関する情報は下記のとおりである。

(IT)

 フロントビジネスにおいては、主にシステムインテグレーション、コンサルティング及びクラウドサービスが提供されているが、顧客仕様に応じた製品及びサービスを顧客に対して一定期間に亘り提供しており、一定期間に亘って履行義務が充足されるため、費用の発生態様もしくは時の経過に応じて収益を認識している。

 多くの契約はマイルストーンに基づく請求となっており、履行義務充足前に入金される場合もある。

 また、サービス&プラットフォームにおいては、主に制御システム、ソフトウェア及びITプロダクツの販売を行っており、顧客に製品を販売し引渡を完了した時点で履行義務が充足されるため、支配が移転した時点において収益を認識している。支払条件は一般的な条件であり、延払等の支払条件となっている取引で重要なものはない。

 

(エネルギー、インダストリー及びモビリティ)

 エネルギーセグメントには発電システム事業等の売上収益が含まれており、インダストリーセグメントには産業・流通システム事業等の売上収益が含まれている。これらのセグメントは主に国内で展開されている。また、モビリティセグメントにはビルシステム事業及び鉄道システム事業の売上収益が含まれており、ビルシステム事業は主に中国で、鉄道システム事業は主に欧州でそれぞれ展開されている。

 これらのセグメントにおける請負工事等は顧客仕様に基づいた製品等を長期に亘り製造し顧客に提供することにより、履行義務が充足されるため、費用の発生態様に応じて収益を認識している。また、メンテナンスサービス等は、契約期間に応じて均一のサービスを提供しているため、時の経過に応じて収益を認識している。多くの契約の支払条件は、マイルストーンに基づく請求となっており、履行義務充足前に入金される場合もある。

 また、インダストリーセグメントにおける産業用機器の販売等及びモビリティセグメントにおけるエレベーターの販売等は、顧客に製品を販売し引渡を完了した時点において履行義務が充足されるため、支配が移転した時点において収益を認識している。支払条件は一般的な条件であり、延払等の支払条件となっている取引で重要なものはない。

 

(その他)

 ライフ、日立ハイテクノロジーズ、日立建機、日立金属、日立化成セグメントにおける製品は、主に顧客に製品を販売し引渡が完了した時点において履行義務が充足されるため、支配が移転した時点において収益を認識している。支払条件は一般的な条件であり、延払等の支払条件となっている取引で重要なものはない。

 これらのセグメントでのメンテナンスサービス等は、契約期間に応じて均一のサービスを提供しているため、時の経過に応じて収益を認識している。支払条件は一般的な条件であり、延払等の支払条件となっている取引で重要なものはない。

 

注11.その他の収益及び費用

 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間におけるその他の収益及び費用の主な内訳は下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

固定資産損益

△2,636

△1,038

減損損失

△26,293

△69,669

事業再編等損益

37,236

28,086

特別退職金

△3,632

△5,052

競争法等関連費用

△1,730

△81

 

 減損損失は、主に有形固定資産、投資不動産及び無形資産にかかる減損である。事業再編等損益には、支配の獲得及び喪失に関連する損益、投資先への重要な影響力の獲得及び喪失に関連する損益等が含まれている。

 その他の費用に含まれている前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における事業構造改革関連費用は、それぞれ29,925百万円及び74,832百万円である。事業構造改革関連費用には、主に減損損失及び特別退職金が含まれている。

 

 なお、当第2四半期連結累計期間における減損損失には、日立金属セグメントにおいて、磁性材料事業の収益性低下に伴い計上した減損損失61,431百万円が含まれている。このうち、有形固定資産及び無形資産にかかる減損損失は、それぞれ22,479百万円及び38,952百万円である。回収可能価額は、使用価値に基づき、減損損失を認識した2019年9月30日現在で106,313百万円と評価している。当該使用価値を算出するにあたっては、加重平均資本コストをもとに算出した割引率9.6%(税引前)で現在価値に割引いている。

 

注12.金融収益及び費用

 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における金融収益及び費用の主な内訳は下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

受取配当金

4,203

3,699

為替差損益

10,281

1,209

 

 第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における受取配当金はFVTOCI金融資産にかかるものである。

 

注13.非継続事業

 当社は、エネルギーセグメントにおいて、三菱重工業㈱との火力発電システム事業統合の際に統合会社に承継せず、当社及び一部の子会社が運営主体となった火力発電システム事業の一部について、前連結会計年度以前にプロジェクトが完了したため、当該事業に関する損益を非継続事業として区分表示している。

 

 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における非継続事業に係る損益及びキャッシュ・フローは、下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

非継続事業に係る損益

 

 

売上収益

△6,429

20

売上原価及び費用

△180

△817

非継続事業税引前四半期損失

△6,609

△797

法人所得税費用

2,606

1

非継続事業四半期損失

△4,003

△796

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

非継続事業に係るキャッシュ・フロー

 

 

営業活動に関するキャッシュ・フロー

870

△1,805

投資活動に関するキャッシュ・フロー

財務活動に関するキャッシュ・フロー

△779

1,851

 

注14.1株当たり利益情報

 基本1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益及び希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益の計算は、下記のとおりである。

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

平均発行済株式数

965,647,549

965,694,756

希薄化効果のある証券

 

 

 

 

ストックオプション

827,602

 

876,160

 

譲渡制限付株式

 

319,930

 

希薄化後発行済株式数

966,475,151

966,890,846

親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

 

 

基本

196,998

190,089

希薄化効果のある証券

希薄化後親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

196,998

190,089

親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

 

 

 

 

基本

△4,003

△796

希薄化効果のある証券

希薄化後親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

△4,003

△796

親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

 

 

基本

192,995

189,293

希薄化効果のある証券

希薄化後親会社株主に帰属する四半期利益

192,995

189,293

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

 

 

基本

204.01

196.84

希薄化後

203.83

196.60

1株当たり親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

 

 

 

 

基本

△4.15

△0.82

希薄化後

△4.14

△0.82

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

 

 

基本

199.86

196.02

希薄化後

199.69

195.77

 (注)当社は、2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行った。前連結会計年度の期首に当該株式併合が実施されたと仮定して、基本1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益及び希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益を算定している。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結会計期間

当第2四半期連結会計期間

平均発行済株式数

965,640,482

965,701,551

希薄化効果のある証券

 

 

 

 

ストックオプション

840,760

 

876,160

 

譲渡制限付株式

 

310,871

 

希薄化後発行済株式数

966,481,242

966,888,582

親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

 

 

基本

97,629

69,377

希薄化効果のある証券

希薄化後親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

97,629

69,377

親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

 

 

 

 

基本

△9,879

△387

希薄化効果のある証券

希薄化後親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

△9,879

△387

親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

 

 

基本

87,750

68,990

希薄化効果のある証券

希薄化後親会社株主に帰属する四半期利益

87,750

68,990

1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益

 

 

 

 

基本

101.10

71.84

希薄化後

101.01

71.75

1株当たり親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失

 

 

 

 

基本

△10.23

△0.40

希薄化後

△10.22

△0.40

1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益

 

 

 

 

基本

90.87

71.44

希薄化後

90.79

71.35

 

 (注)当社は、2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行った。前連結会計年度の期首に当該株式併合が実施されたと仮定して、基本1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益及び希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益を算定している。

 

注15.偶発事象

(1)訴訟等

 2011年7月に、米国の子会社は米国司法省反トラスト局より、当社及び欧州の子会社は欧州委員会より、また、カナダの子会社はカナダ産業省競争局より、自動車用部品に関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。米国司法省反トラスト局の調査に関し、米国の子会社とともに調査協力の要請に応じていた日本の子会社は、2013年11月に罰金を支払った。また、欧州委員会の調査に関し当社及び欧州の子会社とともに調査協力の要請に応じていた日本の子会社は、2016年1月に課徴金を支払うことなどで欧州委員会と和解し、2016年4月に課徴金を支払った。

 

 2014年4月に、米国の子会社は米国司法省反トラスト局より、自動車用部品に関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。本件に関し、米国の子会社とともに調査協力の要請に応じていた日本の子会社は、2016年8月に、米国司法省反トラスト局と罰金の支払いなどを内容とする司法取引契約を締結し、2017年3月に罰金を支払った。

 

 上記の他、当社、子会社及び持分法適用会社は、独占禁止法違反に関する当局の捜査に協力している。調査の結果によっては、金額は不確定であるものの、罰金や課徴金が課される可能性がある。さらに、これらに関して、米国、カナダ等において、当社、一部の子会社及び持分法適用会社に対して集団代表訴訟を含む民事訴訟等が起こされている。これらの民事訴訟等の一部に関して、合理的に見積り可能な金額を引当計上している。

 

 2017年11月に、日本の子会社は、一次下請けとして請け負ったマンション(以下、本件マンション)の杭工事において一部不具合が懸念されることにより生じた費用等につき、日本の発注者から、本件マンション施工会社、日本の子会社及び杭工事二次下請施工会社の3社に対し、損害賠償として約459億円を支払うよう求める訴訟の提起を受け、2018年7月に請求額を約510億円に変更する旨の申立てを受けた。

 これに関連して、2018年4月に、本件マンション施工会社から、日本の子会社及び杭工事二次下請施工会社に対し、上記訴訟において損害賠償責任を負担した場合に被る損害につき、損害賠償として約496億円を支払うよう求める訴訟の提起を受け、2018年7月に請求額を約548億円に変更する旨の申立てを受けた。日本の子会社は、これらの請求に対し見解を主張していく方針であるが、一切の支払義務を負わないとの確証はない。

 

 2017年12月に、欧州の子会社及び持分法適用会社は、欧州の顧客から、発電プラントの性能不良による逸失利益等として263百万ユーロ(31,045百万円)及びこれに対する利息の支払いを請求する旨の訴状を受領した。また、2019年9月30日現在、損害賠償等請求額は270百万ユーロ(31,869百万円)に変更となっている。欧州の子会社及び持分法適用会社は、この訴えに対して争う方針であるが、請求額について一切の支払義務を負わないとの確証はない。

 

 当社及び子会社が実施する事業再編等において、事業再編後に契約条件に基づき価格が調整されるプロセスが含まれる場合がある。また、当社及び子会社が提供した製品及びサービスに関し欠陥や瑕疵等が発生する場合がある。これらの事業再編における価格調整並びに、製品及びサービスに関する補償等の結果、支払が生じる可能性がある。

 

 上記の訴訟等の結果によっては、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があるが、現時点においてその影響額は未確定であり、罰金、課徴金又は訴訟等に基づく支払額は引当計上した金額と異なる可能性がある。

 

 上記の他、当社及び子会社に対し、訴訟を起こされている。当社の経営者は、これらの訴訟から債務の発生があるとしても要約四半期連結財務諸表に重要な影響を与えるものではないと考えている。

 

 

(2)その他

 当社と三菱重工業㈱(以下、三菱重工)は、2014年2月1日(以下、分割効力発生日)に両社の火力発電システムを主体とする事業を三菱重工の連結子会社である三菱日立パワーシステムズ㈱(以下、MHPS)に分社型吸収分割により承継させる形で統合した。上記事業統合の一環として、南アフリカ共和国における当社の連結子会社であるHitachi Power Africa Proprietary Limited(以下、HPA)等が2007年に受注したMedupi及びKusile火力発電所向けのボイラ建設プロジェクトに関する資産・負債並びに顧客等との契約上の地位及びこれに基づく権利・義務を、HPAから三菱重工の連結子会社であるMitsubishi Hitachi Power Systems Africa Proprietary Limited(以下、MHPSアフリカ)に譲渡した(以下、南ア事業譲渡)。

 南ア事業譲渡に係る当社と三菱重工との間の契約においては、分割効力発生日より前の事象に起因する偶発債務及び同日時点において既に発生済みの請求権につき当社及びHPAが責任を持ち、分割効力発生日以降の事業遂行につきMHPS及びMHPSアフリカが責任を持つことを前提に、分割効力発生日時点の将来工程及び当該工程に基づいて予想したプロジェクト収支に係る両社の合意と確認に基づき最終譲渡価格を決定し、暫定価格との差額を調整する旨が合意されている。
 2016年3月31日、当社は三菱重工より、当該譲渡価格調整金等の一部として48,200百万南アフリカランド(1ランド=7.87円換算で約3,790億円)をMHPSアフリカに支払うように請求を受けた。これに対して当社は、同年4月6日、当該請求書簡の記載内容は契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられない旨の回答を、三菱重工に提示した。

 その後、2017年1月31日、当社は三菱重工より、上記譲渡価格調整金等の請求金額を89,700百万南アフリカランド(1ランド=8.51円換算で約7,634億円)に拡張した請求を受け、これに対して当社は、当該請求書簡の記載内容についても、上記と同様、契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられない旨の回答を、三菱重工に提示した。その後、同年8月21日、一般社団法人日本商事仲裁協会より、三菱重工が当社を被申立人として同年7月31日に上記譲渡価格調整金等として90,779百万南アフリカランド(1ランド=8.53円換算で約7,743億円)の支払いを求める仲裁を申立てた旨の通知を受領した。当社は、仲裁手続において、当社の見解を主張することにより、対応していく方針である。

 なお、当社は、上記の南ア事業に係る契約に関連して、合理的な見積りに基づく引当金を計上している。当該契約等に基づく譲渡価格調整金等の確定金額は引当計上した金額と異なる可能性がある。

 

注16.要約四半期連結財務諸表の承認

 要約四半期連結財務諸表は、2019年11月12日に執行役社長兼CEO東原敏昭により承認されている。

 

2【その他】

 2019年10月30日開催の取締役会において、配当に関し、次のとおり決議した。

(1) 1株当たりの金額……………………………………45.0円

(2) 支払請求の効力発生日及び支払開始日……………2019年11月29日

         (3) 2019年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行う。

なお、上記決議に基づく配当金の総額は、43,481百万円である。