第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

①  概況

当第2四半期連結累計期間(平成27年3月21日~平成27年9月20日)の当社グループを取り巻く経営環境は、海外経済については、中国を中心にアジア全般で成長が鈍化しましたが、米国・欧州の堅調な需要に支えられ、全体としては緩やかな回復となりました。国内経済については、中国市場に対する警戒感が強まる中、市場ごとに強弱混在の様相を呈していますが、全体としては底堅く推移しました。

このような状況下、当社グループは新規事業領域の開拓や新製品投入による競争力・採算性の向上により、事業の拡大を図ってまいりました。

 

この結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高2,079億47百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益189億79百万円(同27.2%増)、経常利益189億99百万円(同21.5%増)、四半期純利益120億30百万円(同2.9%増)となり、売上高・利益ともに過去最高を達成しました。

 

②  セグメントの状況

当社グループでは、事業内容を4つのセグメントに分けております。

各セグメント別の業績動向はつぎのとおりです。

 

〔モーションコントロール〕

ACサーボモータ・コントローラにおいては、米国を中心に工作機や半導体市場向けの販売が伸張しました。また、新製品「Σ-7シリーズ」への切り替えが進んだことから、収益性が改善しました。

インバータにおいては、米国のオイル・ガス関連や中国のインフラ関連市場において需要が低迷しましたが、米国におけるSolectria Renewables,LLCの太陽光発電用パワーコンディショナが貢献し、全体としては堅調に推移しました。

この結果、前年同期比で、売上高、営業利益ともに増加し、セグメント全体では売上高982億25百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益122億92百万円(同17.5%増)となりました。

 

〔ロボット〕

溶接・塗装ロボット等の主力製品を展開する自動車関連分野において、米国を中心とした底堅い需要により売上は好調に推移しました。また、お客様やシステムインテグレータがロボットの新たな活用を検討・検証する施設としてロボットセンタをグローバルに展開しており、特に中国市場では自動車関連以外の一般産業分野へ適用範囲を拡大させることで、堅調な販売につなげました。

この結果、前年同期比で、売上高、営業利益ともに増加し、セグメント全体では売上高773億59百万円(前年同期比15.1%増)、営業利益88億57百万円(同53.9%増)となりました。

 

 

〔システムエンジニアリング〕

鉄鋼プラントシステム・社会システム事業においては、需要低迷が続く中、設備の更新ニーズを的確に捉え、拡販に努めました。また、環境・エネルギー分野では、The Switch Engineering Oyの子会社化に伴い、大型風力発電関連の売上が増加しましたが、のれん償却負担等もあり営業損益は減益となりました。

この結果、セグメント全体では売上高176億3百万円(前年同期比13.3%増)、営業損失20億93百万円となりました。

 

〔その他〕

当セグメントには情報関連事業および物流サービス等の事業が含まれております。

セグメント全体では売上高147億58百万円(前年同期比27.8%減)、営業利益5億25百万円(同17.5%増)となりました。

 

(2) 資産、負債および純資産の状況

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、3,894億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億6百万円増加しました。これは、現預金、たな卸資産等の増加により、流動資産が前連結会計年度末に比べ11億64百万円増加したことによるものであります。

負債合計は、2,063億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ67億2百万円減少しました。これは、転換社債型新株予約権付社債の転換および長期借入金の約定弁済により、固定負債が前連結会計年度末に比べ65億93百万円減少したことによるものであります。

  純資産合計は、1,830億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ79億9百万円増加しました。これは、主に転換社債型新株予約権付社債の転換および株式交換による株式会社ワイ・イー・データの完全子会社化により資本金、資本剰余金が合わせて48億94百万円増加したこと、利益剰余金が64億88百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が18億91百万円減少したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、163億64百万円の収入で営業利益が増大したことなどにより、前年同期に比べ49億72百万円の収入増となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、114億47百万円の支出で前年同期に比べ16億48百万円支出額が増加しました。これは、固定資産取得による支出が増加したことによります。

この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したフリー・キャッシュ・フローは、49億16百万円の収入となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の約定弁済、配当金の支払などにより、31億16百万円の支出となりました。

上記の結果、現金及び現金同等物は、262億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億78百万円増加しました。

 

(4) 事業上および財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間は、中期経営計画「Realize 100」の最終年度にあたり、コア事業のさらなるグローバル展開と新規事業の拡大・コア事業化に向けて研究開発活動を進めております。サーボドライブ、ロボットなどの新機種の市場投入を進めるとともに、環境・エネルギー事業領域での省エネルギー・創エネルギーを中心とした技術・製品開発、ロボティクスヒューマンアシスト事業領域でのリハビリ装置や人との共存を実現するロボットの技術・製品開発を進めております。

当第2四半期連結累計期間の研究開発費は88億29百万円であります。