当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当社グループは2020年5月28日提出の有価証券報告書より、会計基準の統一による経営管理の高度化および資本市場における財務情報の国際的な比較可能性向上を目的として、IFRSを任意適用しております。また、2020年度より全社費用の配賦方法の変更なども行っています。
これにより前年同期の数値は、これらの変更影響を加味した上で算出しています。
(1) 当四半期の経営成績の状況
① 2021年2月期第1四半期(2020年3月1日~2020年5月31日)の経営成績
当第1四半期における当社グループの経営環境は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、グローバルで設備投資に慎重な姿勢が強まりました。その一方で、中国においては製造業全般で生産活動の正常化が進んだことに加え、ニューインフラ関連などへの投資が積極的に行われました。
このような環境において当社グループの業績は、前年同期に対しロボット事業を中心に売上収益が減少しました。営業利益は、売上が落ち込んだ影響などにより減少しましたが、収益性は経費の抑制などにより前年同期に対し横ばいで推移しました。
なお、当期における当社グループの地域別の経営環境は以下のとおりです。
日 本: 情報インフラ投資の増加により、半導体・電子部品向けなどで設備投資が底堅く推移した一方、自動車市場など多くの市場で需要は伸び悩みました。
米 国: 半導体市場で設備投資を継続する動きもみられましたが、自動車市場を中心に総じて需要は低迷しました。
欧 州: 自動車をはじめ市場全般で需要は低調に推移しました。
中 国: 製造業全般で生産活動の正常化が進んだことに加え、次世代通信規格「5G」関連などへの投資が積極的に行われました。一方で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により外需が伸び悩みました。
中国除くアジア:韓国を中心に半導体や電子部品などの市場で設備投資が底堅く推移したものの、製造業全般で需要は伸び悩みました。
この結果、当期の経営成績は以下のとおりです。
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2020年2月期 第1四半期連結累計期間 |
2021年2月期 第1四半期連結累計期間 |
前年同期比 |
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売上収益 |
1,074億43百万円 |
908億 2百万円 |
△15.5% |
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営業利益 |
79億46百万円 |
62億27百万円 |
△21.6% |
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親会社の所有者に帰属する 四半期利益 |
54億26百万円 |
45億19百万円 |
△16.7% |
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米ドル平均レート |
110.96円 |
107.63円 |
△3.33円 |
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ユーロ平均レート |
124.73円 |
117.87円 |
△6.86円 |
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中国人民元平均レート |
16.38円 |
15.21円 |
△1.17円 |
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韓国ウォン平均レート |
0.096円 |
0.088円 |
△0.008円 |
② セグメント別の状況
当社グループでは、事業内容を4つのセグメントに分けています。
当期の各セグメントの経営成績は以下のとおりです。
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モーションコントロール |
売上収益 442億30百万円 (前年同期比 △8.4% ) |
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営業利益 65億79百万円 (前年同期比 +5.4% ) |
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モーションコントロールセグメントは、ACサーボモータ・コントローラ事業とインバータ事業で構成されています。 ACサーボモータ・コントローラ事業における中国の売上が増加した一方、インバータ事業での米国の販売が落ち込みました。セグメント全体では、グローバルで新型コロナウイルスの影響を受け前年同期比で減収となりましたが、経費の抑制などにより営業利益は増加しました。 〔ACサーボモータ・コントローラ事業〕 中国では5G関連需要の増加を背景とした電子部品向け・金属加工機向けなどの売上が伸長したことに加え、その他の地域において半導体関連の需要が増加するなど、売上は堅調に推移しました。営業利益については、中国の売上回復や経費の抑制などにより前年同期比で増加しました。 〔インバータ事業〕 国内での販売が底堅く推移したものの、米国におけるオイル・ガス関連需要が大きく落ち込むなど、前年同期比で売上収益は減少し、営業利益も伸び悩みました。 |
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ロボット |
売上収益 292億68百万円 (前年同期比 △25.2% ) |
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営業利益 2億60百万円 (前年同期比 △87.0% ) |
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溶接・塗装ロボットなど自動車関連においては、欧米を中心にグローバルで設備投資が抑制されたことに加え、お客さまの工場の稼動停止による影響を受け、売上が低迷しました。 一般産業分野向けでは、中国3C市場で5G関連需要を背景とした生産設備の自動化投資に回復の兆しがみられたものの、新型コロナウイルスの影響を受け、売上は伸び悩みました。 一方で、半導体ウエハ搬送用ロボットの販売は国内や韓国などで好調に推移しました。 セグメント全体の営業利益は売上が落ち込んだ影響などにより前年同期から減少しました。 |
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システムエンジニアリング |
売上収益 119億73百万円 (前年同期比 △16.1% ) |
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営業利益 88百万円 (前年同期比 +37.0% ) |
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システムエンジニアリングセグメントは、環境・社会システム事業と、子会社である安川オートメーション・ドライブ株式会社が扱う産業用オートメーションドライブ事業で構成されています。 セグメント全体の売上収益は国内を中心に減少したものの、営業利益は構造改革や新製品の市場投入効果などで増加しました。 〔環境・社会システム事業〕 太陽光発電用パワーコンディショナの販売は新製品の市場投入効果などにより伸長した一方、大型風力発電用電機品や上下水道用電気システム関連の売上が新型コロナウイルスの影響などで減少しました。 〔産業用オートメーションドライブ事業〕 鉄鋼プラント関連の売上が伸び悩んだものの、港湾クレーン向けの販売などは堅調に推移しました。 |
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その他 |
売上収益 53億30百万円 (前年同期比 △7.2% ) |
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営業利益 △71百万円 (前年同期比 1億19百万円悪化 ) |
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その他セグメントは、物流サービス事業などで構成されています。 前年同期に対し、売上収益は国内を中心に減少し、営業利益は悪化しました。 |
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(2) 財政状態の状況
① 資産 4,517億78百万円(前連結会計年度末比 16億51百万円増加)
営業債権やその他の流動資産が減少した一方、現金及び現金同等物やたな卸資産等の増加により、流動資産が前連結会計年度末に比べ32億93百万円増加しました。また、有形固定資産の減少等により、非流動資産が前連結会計年度末に比べ16億42百万円減少しました。
② 負債 2,278億90百万円(前連結会計年度末比 89億30百万円増加)
短期借入金やその他の流動負債の増加等により、流動負債は前連結会計年度末に比べ119億13百万円増加しました。一方、長期借入金の減少等により、非流動負債は前連結会計年度末に比べ29億83百万円減少しました。
③ 資本 2,238億88百万円(前連結会計年度末比 72億79百万円減少)
利益剰余金が減少したことに加え、在外営業活動体の換算差額の減少等によりその他の資本の構成要素が減少しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は495億14百万円(前連結会計年度末比で92億6百万円増)となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
たな卸資産が増加した一方、税引前四半期利益や減価償却費、償却費及び減損損失の計上、営業債権の減少等により165億10百万円の収入(前年同期比 29億49百万円の収入増)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出等により、22億0百万円の支出(前年同期比 51億32百万円の支出減)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金による調達を行いましたが、配当金の支払等により、44億59百万円の支出(前年同期比 41億53百万円の支出減)となりました。
※営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したフリー・キャッシュ・フローは143億9百万円の収入となりました。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は42億76百万円となりました。
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2020年2月期 第1四半期連結累計期間 |
2021年2月期 第1四半期連結累計期間 |
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研究開発費 |
46億59百万円 |
42億76百万円 |
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売上収益研究開発費比率 |
4.3% |
4.7% |
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。