文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国の政策運営や北朝鮮問題などの地政学的リスクの顕在化により、依然として先行き不透明な状況が続いておりますが、雇用・所得環境の改善などを背景に、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、引き続き配電盤等の需要が増加したものの、電力業界における次世代配電網構築の動きが鈍化したことなどの影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,218百万円(前年同四半期比1.3%減)となりました。
損益面につきましては、コストダウンや業務効率化の推進などにより利益の確保に努めてまいりましたが、売上高の減少やプロダクトミックスの影響等により、営業利益は1,062百万円(同21.4%減)、経常利益は1,101百万円(同17.8%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、910百万円(同5.0%減)となりました。
なお、当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、製品区分別の売上状況を示すと以下のとおりであります。
「電子制御器」
電磁開閉器につきましては、空調業界を中心として順調に推移しましたが、海外向け製品の売上高が減少した
ことにより、売上減となりました。
また、電力会社向け配電自動化用子局につきましても、次世代配電網構築の動きに停滞感が見られ、売上減と
なりました。
その結果、電子制御器全体の売上高は2,292百万円(同7.9%減)となりました。
「配電用自動開閉器」
主力製品である波及事故防止機器(通称SOG開閉器)につきましては、工場構内の設備更新や新エネルギー関連における需要が継続したものの、成長に一服感が見られ、売上減となりました。
また、電力会社向け配電用自動開閉器につきましても、一部の電力会社による設備投資抑制の影響を受け、売上減となりました。
その結果、配電用自動開閉器全体の売上高は5,131百万円(同7.4%減)となりました。
「配電盤及びシステム機器」
配電盤につきましては、化学プラント設備関連を中心とした高低圧盤一括受注の営業展開が功を奏し、売上増となりました。
システム機器につきましては、畜産クラスター事業関連が好調に推移したことにより、水処理システム機器の売上高が増加したものの、大型案件がありました前年同四半期と比較すると、売上減となりました。
その結果、配電盤及びシステム機器全体の売上高は1,812百万円(同8.1%増)となりました。
「その他」
産業用機械や自動車業界において引き続き堅調な動きが見られ、金属加工や樹脂成形分野における部品等の売
上高は1,981百万円(同19.4%増)となりました。
なお、上記の金額は、消費税等抜きで表示しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は17,229百万円となり、前連結会計年度末に比べ35百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が減少したことによるものであります。固定資産は6,138百万円となり、前連結会計年度末に比べ542百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が増加したことによるものであります。
この結果、総資産は23,367百万円となり、前連結会計年度末に比べ506百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は6,940百万円となり、前連結会計年度末に比べ76百万円減少いたしました。これは主にその他に含まれる未払金が減少したことによるものであります。固定負債は2,822百万円となり、前連結会計年度末に比べ32百万円増加いたしました。これは主に退職給付に係る負債が増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は9,763百万円となり、前連結会計年度末に比べ43百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は13,604百万円となり、前連結会計年度末に比べ550百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より456百万円の減少となり、当第2四半期連結会計期間末残高は5,302百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は744百万円(前年同四半期は1,515百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は828百万円(前年同四半期は665百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は364百万円(前年同四半期は379百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額による支出によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、143百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。