第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性や地政学的リスクの顕在化等により、依然として先行き不透明な状況が続いておりますが、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。

 このような状況のもと、当社グループにおきましては、引き続き配電盤等の需要が増加したものの、電力業界における次世代配電網構築の動きが鈍化したことなどの影響により、当第3四半期連結累計期間の売上高は16,651百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。

 損益面につきましては、引き続きコストダウンや業務効率化の推進による利益の確保に努めてまいりましたが、売上高の減少やプロダクトミックスの影響等により、営業利益は1,589百万円(同25.6%減)、経常利益は1,649百万円(同24.9%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、1,288百万円(同17.8%減)となりました。

 なお、当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、製品区分別の売上状況を示すと以下のとおりであります。

 

「電子制御器」

 電磁開閉器につきましては、空調業界を中心として国内向け製品の売上は順調に推移しましたが、海外向け製品の売上が減少したことにより、前年同四半期並の売上高となりました。

 電力会社向け配電自動化用子局につきましては、次世代配電網構築の動きに停滞感が見られ、売上減となりま

した。

 その結果、電子制御器全体の売上高は3,424百万円(同4.1%減)となりました。

 

「配電用自動開閉器」

 主力製品である波及事故防止機器(通称SOG開閉器)につきましては、工場構内の設備更新や新エネルギー関連における需要が継続し、前年同四半期並の売上高となりました。

 電力会社向け配電用自動開閉器につきましては、一部の電力会社による設備投資抑制の影響を受け、売上減となりました。

 その結果、配電用自動開閉器全体の売上高は7,378百万円(同13.5%減)となりました。

 

「配電盤及びシステム機器」

 配電盤につきましては、化学プラント設備関連を中心とした高低圧盤一括受注の営業展開が功を奏し、売上増となりました。

 システム機器につきましては、畜産クラスター事業関連が引き続き好調に推移したものの、大型案件がありました前年同四半期と比較すると、売上減となりました。

 その結果、配電盤及びシステム機器全体の売上高は2,804百万円(同8.0%増)となりました。

 

「その他」

 産業用機械や自動車業界において引き続き堅調な動きが見られ、金属加工や樹脂成形分野における部品等の売

上高は3,044百万円(同17.1%増)となりました。

 

 なお、上記の金額は、消費税等抜きで表示しております。

 

(2)財政状態の分析

 (資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は16,576百万円となり、前連結会計年度末に比べ688百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が減少したことによるものであります。固定資産は7,053百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,457百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が増加したことによるものであります。

  この結果、総資産は23,629百万円となり、前連結会計年度末に比べ768百万円増加いたしました。

 

 (負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は6,946百万円となり、前連結会計年度末に比べ70百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が減少したことによるものであります。固定負債は2,845百万円となり、前連結会計年度末に比べ56百万円増加いたしました。これは主に退職給付に係る負債が増加したことによるものであります。

  この結果、負債合計は9,792百万円となり、前連結会計年度末に比べ14百万円減少いたしました。

 

 (純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は13,837百万円となり、前連結会計年度末に比べ782百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、212百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。

 

会社名

事業所名

所在地

設備の内容

投資総額(千円)

完了年月

建物及び

構築物

土地

その他

合計

㈱戸上電機製作所

佐賀県佐賀市

土地及び

工場建物

1,334,235

355,007

9,372

1,698,615

H29.12