当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の生産活動や輸出面で減速感が見られるものの、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に総じて緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米中貿易摩擦の長期化や英国EU離脱問題による海外経済の不確実性が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、2020年に「発送電分離」を控えた電力業界におきまして、経営の効率化やコストダウンの推進に伴う設備投資の抑制傾向が継続している中、一部の電力会社における配電自動化用子局及び配電用自動開閉器の需要が増加しました。また、民間設備の更新需要拡大を背景に、主力製品である配電用自動開閉器市場において需要が継続していることから、当第2四半期連結累計期間の売上高は10,921
百万円(前年同四半期比7.8%増)となりました。
損益面につきましては、徹底したコストダウンを推進するとともに、生産体制の最適化を図り、利益体質の強化に努めてまいりました。その結果、営業利益は747百万円(同59.4%増)、経常利益は846百万円(同54.6%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、本年8月に発生した九州北部の記録的な大雨による一部製品在庫の浸水被害を災害による損失として特別損失に計上したことなどにより、556百万円(同52.8%増)となりました。
なお、当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、製品区分別の売上状況を示すと以下のとおりであります。
「電子制御器」
電磁開閉器につきましては、空調業界を中心として国内向け製品の売上は順調に推移しましたが、海外向け製品における市況の悪化が影響し、売上減となりました。
電力会社向け配電自動化用子局につきましては、一部の電力会社において需要が増加したことから、大幅な売上増となりました。
その結果、電子制御器全体の売上高は2,146百万円(同15.6%増)となりました。
「配電用自動開閉器」
主力製品である波及事故防止機器(通称SOG開閉器)につきましては、工場構内の設備更新が堅調に推移し、無電柱化の推進に伴う地中線用開閉器の需要も拡大したことから、売上増となりました。
電力会社向け配電用自動開閉器につきましては、次世代配電網構築が着実に進展したことから、売上増となりました。
その結果、配電用自動開閉器全体の売上高は4,697百万円(同5.6%増)となりました。
「配電盤及びシステム機器」
配電盤につきましては、前期に引き続き、化学プラント設備関連を中心に高低圧盤一括受注の営業展開を継続したことにより売上が増加しましたが、メンテナンス・改造の案件等が減少したことが影響し、全体としては売上減となりました。
システム機器につきましては、前年同四半期と比較して畜産クラスター事業関連の案件が減少したものの、電気工事関連の大型案件が寄与し、売上増となりました。
その結果、配電盤及びシステム機器全体の売上高は1,596百万円(同3.1%減)となりました。
「その他」
金属加工や樹脂成形分野における部品等につきましては、産業用機械や自動車業界における需要が引き続き堅調に推移したことから、売上高は2,481百万円(同13.9%増)となりました。
なお、上記の金額は、消費税等抜きで表示しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は15,222百万円となり、前連結会計年度末に比べ772百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が936百万円減少したことによるものであります。固定資産は7,929百万円となり、前連結会計年度末に比べ309百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が202百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は23,151百万円となり、前連結会計年度末に比べ463百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は4,924百万円となり、前連結会計年度末に比べ821百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が362百万円、電子記録債務が114百万円減少したことによるものであります。固定負債は3,088百万円となり、前連結会計年度末に比べ49百万円増加いたしました。これは主に退職給付に係る負債が62百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は8,013百万円となり、前連結会計年度末に比べ771百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は15,138百万円となり、前連結会計年度末に比べ308百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が332百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より473百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末残高は4,448百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は500百万円(前年同四半期は809百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上784百万円や売上債権の減少1,086百万円、仕入債務の減少469百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は696百万円(前年同四半期は262百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出581百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は256百万円(前年同四半期は164百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払223百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、124百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。