当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更があった事項は以下の通りであります。また、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 事業等のリスク」の項目番号に対応しております。なお、文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(4) 製品の欠陥
当社グループは、国内および海外各地域の工場で、世界的に認められた品質管理基準に従って製造を行っておりますが、将来に渡り全ての製品において欠陥やリコールが発生しないという保証はありません。大規模なリコールや製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
なお、当社及び連結子会社が過去に製造した自動車用部品に関連し、得意先において当該部品を組み込んだ約9万台の自動車について市場回収処置(リコール)が行われております。これにより、当社及び連結子会社において補修費用が発生する可能性がありますが、現時点では、当第3四半期連結財務諸表に与える影響額を合理的に見積もることが困難であるため費用計上しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く経済環境は、国内においては、企業収益の改善に伴い、雇用や所得環境の改善が続き、個人消費は持ち直しの兆しが見込まれ、緩やかな回復基調で推移しました。海外においては、米国では、景気が順調に推移し、欧州は、ロシアへの経済制裁の余波が懸念されるほかギリシャ経済への懸念が継続したものの、緩やかな回復基調となりました。一方で、中国では株式市場で株価の不安定な値動きが見られ、住宅投資の鈍化が長引くなど不透明な状態であるほか、アジアでは、タイやインドネシアにみられるよう景気回復に向けては足踏み状態となっております。
このような環境のなか、当第3四半期連結累計期間の業績は、北南米及び中国の業績回復等により、売上高は961億13百万円(前年同期比3.0%増)と増収、営業利益はドイツ子会社の海外展開に関連する費用を計上したこと等により37億7百万円(前年同期比9.1%減)と減益となりました。また、為替差損の計上等により、経常利益は34億5百万円(前年同期比21.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億8百万円(前年同期比27.1%減)となりました。
所在地別セグメントの業績は、以下のとおりであります。
①日本
国内自動車販売台数の減少等により、売上高は263億71百万円(前年同期比7.5%減)となりました。営業利益は主に売上の減少等により、12億47百万円(前年同期比6.8%減)となりました。
②北南米
自動車需要の回復等により、売上高は325億74百万円(前年同期比13.3%増)、営業利益は15億29百万円(前年同期比20.7%増)と増収、増益となりました。
③欧州
欧州事業の売上高は前年同期比0.9%減の178億47百万円とほぼ前年同期比並みとなりました。営業利益は、ガイガー オートモーティブ社の海外展開に関連する費用の計上等により、3億68百万円(前年同期比39.9%減)と減益となりました。
④中国
新工場の本格稼働による直噴フューエルインジェクションレール製品の日本向け出荷の拡大等により、売上高は75億21百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は2億90百万円(前年同期比1,272.7%増)となりました。
⑤アジア
タイにおける売上増加、韓国新工場の稼働等により、売上高は118億1百万円(前年同期比6.5%増)と増収となりましたが、インドネシアにおける売上の減少及びインドにおける固定費の増加等により、営業利益は6億99百万円(前年同期比27.3%減)と減益になりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、営業活動により73億62百万円増加、投資活動により52億77百万円減少、財務活動により7億41百万円減少等の結果、当第3四半期連結会計期間末には125億10百万円(前連結会計年度末比9億82百万円増加)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動により得られた資金は、税金等調整前四半期純利益が31億52百万円(前年同期は43億4百万円)、減価償却費が44億87百万円(前年同期は42億4百万円)、たな卸資産の増加による資金減が28億13百万円(前年同期は1億51百万円の資金減)、法人税等の支払による資金減が25億51百万円(前年同期は23億72百万円の資金減)あったこと等により、前年同期と比較して、22億25百万円増加して、73億62百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動に使用された資金は、有形固定資産の取得による支出56億22百万円(前年同期は56億81百万円の支出)等により、前年同期と比較して、6億24百万円減少して、52億77百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動に使用された資金は、借入金の純増加による収入18億78百万円(前年同期は54億43百万円の収入)、配当金の支払による支出8億55百万円(前年同期は8億37百万円の支出)、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出16億42百万円(前年同期は無し)等により、7億41百万円となりました(前年同期は45億62百万円の収入)。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、22億29百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。