文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)を適用し、「四半期純利益又は四半期純損失」を「親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失」としております。
(1)業績の状況
①業績全般について
当第3四半期連結累計期間における当社グループの事業環境は、国内では円安や原油安の影響もあって緩やかな回復基調の中にありましたが、海外では米国経済が緩やかな回復基調にあるものの、中国経済の減速や欧州や中東の地政学的リスクの高まりなどがあり、総じて先行き不透明な状況が続きました。
このような状況において、当社グループでは、液晶パネル分野はTV用大型パネル向け装置の受注が減少しましたが、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器用中小型パネル向け装置の受注は増加、全体として受注は増加し、同様に売上も増加しました。
半導体分野は、顧客の設備投資時期の調整などにより前工程向け装置の受注が減少しましたが、モバイル機器用半導体の需要増を受けて後工程向けボンディング装置の受注は増加、全体として受注は減少し、売上は前工程向け装置および後工程向けボンディング装置ともに増加しました。
こうした中で、当第3四半期連結累計期間の業績は、受注高は32,810百万円(前年同期比4.0%増)、売上高は31,907百万円(前年同期比9.4%増)となりました。利益については、営業利益は494百万円(前年同期は営業損失110百万円)、経常利益は473百万円(前年同期は経常利益8百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は183百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失433百万円)となりました。
②セグメントの業績について
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(ファインメカトロニクス部門)
液晶パネル前工程では、大型パネル向け装置の受注は減少しましたが中小型パネル向け装置の受注は大幅に増加、全体として受注は増加し、同様に売上も増加しました。
半導体前工程では、半導体マスク関連装置は受注、売上ともに増加しましたが、半導体WET装置は顧客の設備投資時期の調整などにより受注、売上ともに減少しました。
部門全体では受注、売上ともに増加しました。一方、将来に向けた研究開発投資や棚卸資産評価減を進めたこと、想定の範囲内ではあるものの原材料の輸入価格が増加していることに加え、現地費用の増加によりセグメント損失となりましたが、若干の改善となりました。
この結果、当セグメントの売上高は17,774百万円(前年同期比11.3%増)、セグメント損失は477百万円(前年同期はセグメント損失521百万円)となりました。
(メカトロニクスシステム部門)
液晶パネル後工程向け装置は、受注は減少しましたが、売上は、大型パネル向け、中小型パネル向けともに増加しました。
半導体後工程向け装置は、モバイル機器用半導体の需要増を受け、受注、売上ともに増加しました。
また、太陽電池用製造装置の大型受注がありました。真空応用装置は、受注、売上ともに減少しました。
部門全体では受注は減少しましたが、売上は増加しました。また、プロダクトミックスの変動により収益性の高い装置の売上に占める割合が増加したことなどによりセグメント利益が増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は11,479百万円(前年同期比8.3%増)、セグメント利益は937百万円(前年同期比164.7%増)となりました。
(流通機器システム部門)
券売機を中心に売上が若干増加したものの、在庫調整を行ったことなどによりセグメント損失が若干増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は1,137百万円(前年同期比0.7%増)、セグメント損失は75百万円(前年同期はセグメント損失71百万円)となりました。
(不動産賃貸部門)
不動産賃貸収入は計画通り推移し、売上高は1,515百万円(前年同期比3.0%増)、セグメント利益は369百万円(前年同期比9.6%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,525百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。