第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

①業績全般について

当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業環境は、海外では中国経済減速や英国のEU離脱が決定したことなどから世界経済の先行きに対する不透明感が増しました。国内では、株価が低迷し円高が急激に進むなど懸念が強まり、総じて先行き不透明な状況が続きました。

当社グループでは、FPD(Flat Panel Display)製造装置は、顧客投資が液晶からOLEDへ変化することによる投資計画変更の影響や、円高の影響などにより受注は減少しましたが、売上は中小型パネル向けを中心に増加しました。

半導体製造装置は、受注は前年同期並みとなりましたが、売上は主にボンディング装置の需要停滞などもあり減少しました。

全体として、受注は減少し、売上は若干増加となりました。また、事業構造改革が進展し、収益性の高い製品系列へのシフトが進んでいることなどにより営業利益が増加し、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益も増加しました。

当第2四半期連結累計期間の業績は、受注高は19,248百万円(前年同期比17.5%減)、売上高は22,214百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は589百万円(前年同期比21.0%増)となりました。経常利益は556百万円(前年同期比14.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は427百万円(前年同期比27.5%増)となりました。

 

②セグメントの業績について

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(ファインメカトロニクス部門)

FPD前工程は、顧客投資が液晶からOLEDへ変化することによる投資計画変更の影響や、円高の影響などにより受注は減少しましたが、売上は中小型パネル向けを中心に増加しました。

半導体前工程は、先端分野への堅調な投資を受けて、受注、売上ともに増加しました。

部門全体では受注は減少し、売上は増加しました。また、売上増に加え、事業構造改革が進展し、収益性の高い製品系列へのシフトが進んでいることなどにより、セグメント利益は増加しました。

この結果、当セグメントの売上高は14,503百万円(前年同期比22.5%増)、セグメント利益は131百万円(前年同期はセグメント損失326百万円)となりました。

(メカトロニクスシステム部門)

FPD後工程は、大型液晶パネル向け装置は堅調でしたが、中小型パネル向け装置の受注が減少し、全体として受注、売上ともに減少しました。

半導体後工程は、ボンディング装置の需要停滞などもあり、受注、売上ともに減少しました。

真空応用装置は、IoT関連、車載関連装置の需要増を受けて受注、売上ともに増加しました。

部門全体では、受注、売上ともに減少しました。また、売上の減少にともないセグメント利益は減少しました。

この結果、当セグメントの売上高は5,729百万円(前年同期比30.9%減)、セグメント利益は291百万円(前年同期比61.4%減)となりました。

(流通機器システム部門)

売上は券売機を中心に増加し、セグメント利益が増加しました。

この結果、当セグメントの売上高は943百万円(前年同期比19.1%増)、セグメント利益は34百万円(前年同期はセグメント利益2百万円)となりました。

(不動産賃貸部門)

不動産賃貸収入は計画通り推移し、売上高は1,037百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益は302百万円(前年同期比23.9%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ1,218百万円増加し、8,230百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は2,330百万円(前年同期は1,030百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上及び売上債権の減少等により資金が増加したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は260百万円(前年同期は214百万円の減少)となりました。これは主に、固定資産の取得等により資金が減少したことによるものです。

なお、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合わせたフリー・キャッシュ・フローは、2,069百万円の増加(前年同期は816百万円の増加)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は656百万円(前年同期は229百万円の減少)となりました。これは主に、借入金の返済及び配当金の支払いにより資金が減少したことによるものです。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,066百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。