文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析について
当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業環境は、FPD(Flat Panel Display)業界については中小型パネル向け投資はスマートフォン用OLED(有機EL)向けを中心に調整傾向となりましたが、大型パネル向け投資は中国を中心にテレビ向けの設備投資が概ね堅調に推移しました。
半導体業界については、データセンター向けサーバの需要増や半導体用途の拡大などを背景に設備投資が引き続き好調に推移しました。また、中国やOSAT(後工程受託メーカー)での設備投資も引き続き好調に推移しました。
このような環境の中、当第2四半期連結累計期間の業績は、受注高は28,819百万円(前年同期比12.7%増)、売上高は26,981百万円(前年同期比19.5%増)となり、受注、売上がともに増加となりました。
営業利益は1,945百万円(前年同期比102.8%増)、経常利益は1,769百万円(前年同期比103.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,280百万円(前年同期比85.7%増)となり、大幅な増益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ファインメカトロニクス部門)
FPD前工程では、大型パネル向け装置は概ね堅調に推移しましたが、中小型パネル向け装置が調整傾向となり、受注は前年同期に比べ減少しました。売上は、前年度好調に推移した受注の寄与などにより増加しました。
半導体前工程では、活発な設備投資が継続し、受注が大幅に増加し、売上が増加しました。
この結果、部門全体では受注、売上がともに増加し、売上高は14,399百万円(前年同期比21.8%増)となりました。セグメント利益は増収などにより増加し、380百万円(前年同期比49.9%増)となりました。
(メカトロニクスシステム部門)
FPD後工程では、大型パネル向け装置、中小型パネル向け装置がともに受注、売上が堅調に推移しました。
半導体後工程では、スマートフォン部品向け装置や先端パッケージ向け装置を中心に受注、売上がともに大幅に増加しました。
真空応用装置では、電子部品関連、車載関連装置を中心に受注、売上が概ね堅調に推移しました。
この結果、部門全体では受注、売上がともに増加し、売上高は10,553百万円(前年同期比21.6%増)となりました。セグメント利益は増収に加え、利益率の改善などにより大幅に増加し、1,480百万円(前年同期比139.5%増)となりました。
(流通機器システム部門)
主力の券売機の売上は堅調に推移しましたが、汎用機およびカード機器の売上が伸び悩み、部門全体で売上は減少しました。セグメント利益についても、利益率の高い大口物件を獲得できなかった影響などで減少しました。
この結果、当セグメントの売上高は1,011百万円(前年同期比3.8%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比90.7%減)となりました。
(不動産賃貸部門)
不動産賃貸収入は計画通り推移し、売上高は1,016百万円(前年同期比0.2%減)、セグメント利益は295百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
②財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,741百万円増加し62,681百万円となりました。これは主に、現金及び預金が4,371百万円増加した一方で売掛金が1,731百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,745百万円増加し45,555百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が1,323百万円増加したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ996百万円増加し17,125百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益1,280百万円の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ4,371百万円増加し、17,755百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は5,126百万円(前年同期は2,216百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上、売上債権の減少及び仕入債務の増加等により資金が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は325百万円(前年同期は266百万円の減少)となりました。これは主に、固定資産の取得等により資金が減少したことによるものです。
なお、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合わせたフリー・キャッシュ・フローは、4,801百万円の増加(前年同期は1,950百万円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は365百万円(前年同期は220百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払い等により資金が減少したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,403百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。