文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における当社グループの事業環境は、FPD(Flat Panel Display)業界については中小型パネル向け投資はスマートフォン用OLED(有機EL)向けを中心に調整傾向ですが、大型パネル向け投資は中国を中心にテレビ向けの設備投資が継続しました。
半導体業界については、メモリーメーカーの設備投資減速傾向が見られますが、半導体用途の拡大などを背景に設備投資が継続しました。また、中国やOSAT(後工程受託メーカー)での設備投資も継続しました。
このような環境の中、当第3四半期連結累計期間の業績は、受注高は43,671百万円(前年同期比10.2%増)、売上高は38,227百万円(前年同期比11.7%増)となり、受注、売上がともに増加となりました。
営業利益は2,717百万円(前年同期比57.8%増)、経常利益は2,549百万円(前年同期比60.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,768百万円(前年同期比55.0%増)となり、増益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ファインメカトロニクス部門)
FPD前工程では、大型パネル向け装置は概ね堅調に推移しましたが、中小型パネル向け装置は調整傾向の影響などにより、受注は前年同期に比べ減少しました。売上は、前年度好調に推移した受注の寄与などにより増加しました。
半導体前工程では、活発な設備投資が継続し、受注、売上がともに増加しました。
この結果、部門全体では受注、売上がともに増加し、売上高は20,603百万円(前年同期比12.6%増)となりました。セグメント利益は増収などにより増加し、602百万円(前年同期比32.3%増)となりました。
(メカトロニクスシステム部門)
FPD後工程では、大型パネル向け装置、中小型パネル向け装置がともに受注、売上が堅調に推移しました。
半導体後工程では、モバイルデバイス用部品向け装置や先端パッケージ向け装置を中心に受注、売上がともに増加しました。
真空応用装置では、電子部品関連、車載関連装置を中心に受注、売上が堅調に推移しました。
この結果、部門全体では受注、売上がともに増加し、売上高は14,674百万円(前年同期比12.8%増)となりました。セグメント利益は増収に加え、利益率の改善などにより増加し、2,077百万円(前年同期比74.5%増)となりました。
(流通機器システム部門)
主力の券売機を中心に売上は堅調に推移しましたが、セグメント利益については、利益率の高い大口物件を獲得できなかった影響等で減少しました。
この結果、当セグメントの売上高は1,446百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント損失は51百万円(前年同期はセグメント利益3百万円)となりました。
(不動産賃貸部門)
不動産賃貸収入は計画通り推移し、売上高は1,502百万円(前年同期比0.2%増)、セグメント利益は424百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
②財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,084百万円増加し61,024百万円となりました。これは主に、現金及び預金が3,493百万円、仕掛品が402百万円、商品及び製品が178百万円増加した一方で売掛金が3,026百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ474百万円減少し43,335百万円となりました。これは主に、未払費用が576百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1,559百万円増加し17,688百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益1,768百万円の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,086百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。