第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の分析について

当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業環境は、FPD(Flat Panel Display)業界については、大型パネル向け設備投資、中小型パネル向け設備投資ともに一部で調整傾向が見られました。半導体業界については、メモリ向け設備投資に回復の遅れが見られましたが、ロジック/ファウンドリ向け設備投資や中国での設備投資は堅調に推移しました。一方、OSAT(後工程受託メーカー)での設備投資は調整傾向が見られました。

このような環境の中、当第2四半期連結累計期間の業績は、受注高は24,016百万円(前年同期比16.7%減)となり、前半期より回復傾向にあったものの前年同期に比べ減少となりました。売上高は24,247百万円(前年同期比10.1%減)、営業利益は2,019百万円(前年同期比3.8%増)、経常利益は1,902百万円(前年同期比7.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,321百万円(前年同期比3.2%増)となり、減収増益となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(ファインメカトロニクス部門)

FPD前工程では、受注高は中小型パネル向け装置を中心に前年同期に比べ増加しましたが、売上高は前半期の受注減少の影響などにより減少しました。半導体前工程では、ロジック/ファウンドリ向けやウェーハ向けを中心に受注が堅調に推移したことから売上高も増加しました。

この結果、部門全体では前年同期に比べ受注高は増加しましたが売上高は減少し13,058百万円(前年同期比9.3%減)となりました。セグメント利益は半導体前工程の増収に加え機種構成の変化やコストの改善などにより、655百万円(前年同期比72.5%増)となりました。

 

(メカトロニクスシステム部門)

FPD後工程では、受注高は大型パネル向けを中心に前半期より増加しましたが、活況を呈した前年同期に比べ減少し、売上高も減少しました。半導体後工程では、モバイルデバイス用部品向け設備投資を中心に調整傾向が見られ、前年同期に比べ、受注高、売上高がともに減少しました。真空応用装置では、車載関連・電子部品関連向け成膜装置を中心とした顧客設備投資計画の変更などにより受注高が減少しましたが、売上高は微増となりました。

この結果、部門全体では前年同期に比べ受注高、売上高がともに減少し売上高は9,146百万円(前年同期比13.3%減)となりました。セグメント利益は減収の影響などにより減少し1,235百万円(前年同期比16.6%減)となりました。

 

(流通機器システム部門)

セパレート機、汎用機および役務の売上が伸長し、部門全体の売上は増加しましたが、開発費の増加および機種構成の変化などの影響により、セグメント損失となりました。

この結果、当セグメントの売上高は1,084百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント損失は27百万円(前年同期はセグメント利益4百万円)となりました。

(不動産賃貸部門)

不動産賃貸収入は計画通り推移し、売上高は958百万円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は277百万円(前年同期比5.9%減)となりました。

 

 

②財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3,994百万円減少し57,972百万円となりました。これは主に、現金及び預金が942百万円、受取手形及び売掛金が2,033百万円、未収入金が621百万円減少したことによるものです。

負債は、前連結会計年度末に比べ4,720百万円減少し38,878百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が3,650百万円減少したことによるものです。

純資産は、前連結会計年度末に比べ725百万円増加し19,094百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益1,321百万円の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ942百万円減少し、12,228百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の減少は107百万円(前年同期は5,126百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上、売上債権の減少により資金が増加した一方で仕入債務の減少、法人税等の支払により資金が減少したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は344百万円(前年同期は325百万円の減少)となりました。これは主に、固定資産の取得により資金が減少したことによるものです。

なお、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合わせたフリー・キャッシュ・フローは、452百万円の減少(前年同期は4,801百万円の増加)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は422百万円(前年同期は365百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払いにより資金が減少したことによるものです。

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,368百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。