当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルスの感染拡大による事業への影響については、今後の推移状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における当社グループの事業環境は、FPD(Flat Panel Display)業界については、大型パネル向け設備、中小型パネル向け設備ともに中国を中心に設備投資が継続しましたが、一部で納期延期や投資決定の遅れなどが見られました。半導体業界については、ロジック/ファウンドリ向け設備投資や中国での設備投資は堅調に推移しましたが、一部で投資決定の遅れやメモリ向け設備投資の回復の遅れなどが見られました。また、OSAT(後工程受託メーカー)での設備投資は抑制傾向が継続しました。
このような環境の中、当第3四半期連結累計期間の業績は、受注高は32,851百万円(前年同期比24.8%減)となり、前年同期に比べ減少となりました。売上高は34,763百万円(前年同期比9.1%減)、営業利益は2,751百万円(前年同期比1.2%増)、経常利益は2,603百万円(前年同期比2.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,792百万円(前年同期比1.3%増)となり、減収増益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ファインメカトロニクス部門)
FPD前工程では、受注高は中小型パネル向け装置を中心に前年同期に比べ増加しましたが、売上高は前年下半期の受注高がやや低水準であったことの影響などにより減少しました。半導体前工程では、受注高はロジック/ファウンドリ向けが堅調に推移した一方、一部で投資決定の遅れなどが見られ、前年同期に比べ減少しましたが、売上高は増加しました。
この結果、部門全体では前年同期に比べ受注高、売上高ともに微減となり売上高は20,169百万円(前年同期比2.1%減)となりました。セグメント利益は半導体前工程の増収に加え機種構成の変化やコストの改善などにより大幅に増加し1,403百万円(前年同期比133.1%増)となりました。
(メカトロニクスシステム部門)
FPD後工程では、受注高は大型パネル向け装置を中心に一部で投資決定の遅れなどが見られ、活況であった前年同期に比べ減少し売上高も減少しました。半導体後工程では、先端分野向け設備投資が進みましたが、モバイルデバイス用部品向け設備投資などで抑制傾向が見られ、前年同期に比べ受注高、売上高がともに減少しました。真空応用装置では、車載関連向け設備投資を中心に抑制傾向が見られ、受注高、売上高がともに減少しました。
この結果、部門全体では前年同期に比べ受注高、売上高がともに減少し売上高は11,666百万円(前年同期比20.5%減)となりました。セグメント利益はコストの改善などが進みましたが、減収の影響などにより減少し1,235百万円(前年同期比40.5%減)となりました。
(流通機器システム部門)
券売機、汎用機および役務の売上が伸び悩みましたが、開発受託の売上が伸長し、部門全体の売上高は増加しました。また、売上構成の変化および開発費の増加などの影響により、セグメント損失となりました。
この結果、当セグメントの売上高は1,490百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント損失は128百万円(前年同期はセグメント損失51百万円)となりました。
(不動産賃貸部門)
不動産賃貸収入は計画通り推移し、売上高は1,436百万円(前年同期比4.4%減)、セグメント利益は419百万円(前年同期比1.2%減)となりました。
②財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3,980百万円減少し57,987百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が2,734百万円、繰延税金資産が368百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ5,186百万円減少し38,412百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が3,255百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1,206百万円増加し19,574百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益1,792百万円の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,009百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。