2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2020年3月31日)

当事業年度

(2021年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

26,487

81,936

受取手形

※2 4,444

※2 4,203

売掛金

※2 415,585

※2 386,010

契約資産

180,810

197,207

リース投資資産

1,296

8,502

有価証券

141,000

180,000

商品及び製品

26,077

27,044

仕掛品

37,020

31,674

原材料及び貯蔵品

9,223

11,476

前渡金

※2 51,998

※2 58,490

前払費用

20,243

21,397

未収入金

※2 80,939

※2 82,710

その他

※2 20,256

※2 14,966

貸倒引当金

12

78

流動資産合計

1,015,365

1,105,536

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

132,257

139,071

構築物

3,248

3,407

機械及び装置

9,764

9,383

車両運搬具

323

321

工具、器具及び備品

42,812

43,616

土地

37,018

35,732

建設仮勘定

9,657

7,719

有形固定資産合計

235,080

239,249

無形固定資産

 

 

特許権

956

1,141

借地権

128

128

ソフトウエア

49,140

54,315

その他

241

222

無形固定資産合計

50,465

55,806

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1,※3 129,451

※1,※3 109,517

関係会社株式

※1 551,152

※1 776,874

出資金

198

197

長期貸付金

66

59

関係会社長期貸付金

※1,※2 2,368

※1,※2 11,355

繰延税金資産

38,647

37,414

前払年金費用

48,407

31,397

その他

※2 38,145

※2 37,855

貸倒引当金

9,170

9,171

投資その他の資産合計

799,264

995,497

固定資産合計

1,084,809

1,290,552

資産合計

2,100,174

2,396,088

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2020年3月31日)

当事業年度

(2021年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

※2 406,947

※2 401,222

1年内返済予定の長期借入金

1,000

1年内償還予定の社債

55,000

リース債務

※2 448

※2 369

未払金

※2 40,643

※2 39,303

未払費用

※2 59,448

※2 63,282

未払法人税等

3,700

18,693

契約負債

136,447

162,463

預り金

※2 195,980

※2 210,914

製品保証引当金

8,561

7,908

役員賞与引当金

217

184

工事契約等損失引当金

11,744

11,056

事業構造改善引当金

418

85

偶発損失引当金

20,708

18,415

資産除去債務

660

その他

※2 13,478

※2 13,061

流動負債合計

954,738

947,617

固定負債

 

 

社債

145,000

180,000

長期借入金

214,500

293,500

リース債務

※2 1,095

※2 833

製品保証引当金

2,944

3,197

債務保証損失引当金

38,770

13,582

事業構造改善引当金

1,464

偶発損失引当金

1,393

1,409

資産除去債務

1,253

9,344

その他

※2 19,583

※2 17,744

固定負債合計

426,003

519,609

負債合計

1,380,741

1,467,226

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

397,199

427,831

資本剰余金

 

 

資本準備金

59,260

89,892

その他資本剰余金

46,750

46,770

資本剰余金合計

106,010

136,662

利益剰余金

 

 

利益準備金

10,655

12,786

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

185,023

325,990

利益剰余金合計

195,678

338,775

自己株式

4,129

1,563

株主資本合計

694,757

901,705

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

24,852

28,626

繰延ヘッジ損益

175

1,469

評価・換算差額等合計

24,676

27,157

純資産合計

719,433

928,862

負債純資産合計

2,100,174

2,396,088

 

②【損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2019年4月 1日

 至 2020年3月31日)

当事業年度

(自 2020年4月 1日

 至 2021年3月31日)

売上高

※1 1,789,661

※1 1,705,459

売上原価

※1 1,346,678

※1 1,261,403

売上総利益

442,983

444,056

販売費及び一般管理費

※1,※2 386,168

※1,※2 391,654

営業利益

56,815

52,403

営業外収益

 

 

受取利息

※1 547

※1 280

受取配当金

※1 13,146

※1 18,567

受取保険金

1,619

4,898

その他

2,516

2,276

営業外収益合計

17,828

26,021

営業外費用

 

 

支払利息

※1 3,516

※1 3,655

固定資産除却損

2,223

2,038

為替差損

657

1,544

その他

3,740

4,919

営業外費用合計

10,135

12,156

経常利益

64,508

66,267

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

5,636

71,613

固定資産売却益

971

32,475

関係会社株式売却益

1,746

19,797

関係会社貸倒引当金戻入額

1,921

1,597

債務保証損失引当金戻入額

1,352

1,286

事業構造改善引当金戻入額

1,199

特別利益合計

11,626

127,967

特別損失

 

 

債務保証損失引当金繰入額

13,261

6,311

関係会社株式評価損

2,912

3,377

関係会社貸倒引当金繰入額

298

2,626

投資有価証券評価損

1,698

1,559

投資有価証券売却損

276

398

減損損失

1,989

354

関係会社株式売却損

528

211

固定資産売却損

170

特別損失合計

20,962

15,007

税引前当期純利益

55,172

179,227

法人税、住民税及び事業税

3,343

14,796

法人税等調整額

19,672

27

法人税等合計

16,329

14,823

当期純利益

38,843

164,404

 

③【株主資本等変動計算書】

 

前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本

合計

 

資本

準備金

その他

資本

剰余金

資本

剰余金

合計

利益

準備金

その他

利益

剰余金

利益

剰余金

合計

 

繰越利益

剰余金

当期首残高

397,199

59,260

46,751

106,010

8,836

166,187

175,023

3,516

674,716

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

18,188

18,188

 

18,188

利益準備金の積立

 

 

 

 

1,819

1,819

 

当期純利益

 

 

 

 

 

38,843

38,843

 

38,843

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

674

674

自己株式の処分

 

 

0

0

 

 

 

60

60

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

0

0

1,819

18,836

20,655

613

20,041

当期末残高

397,199

59,260

46,750

106,010

10,655

185,023

195,678

4,129

694,757

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算

差額等合計

当期首残高

46,049

190

45,859

720,575

当期変動額

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

18,188

利益準備金の積立

 

 

 

当期純利益

 

 

 

38,843

自己株式の取得

 

 

 

674

自己株式の処分

 

 

 

60

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

21,198

15

21,183

21,183

当期変動額合計

21,198

15

21,183

1,141

当期末残高

24,852

175

24,676

719,433

 

当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本

合計

 

資本

準備金

その他

資本

剰余金

資本

剰余金

合計

利益

準備金

その他

利益

剰余金

利益

剰余金

合計

 

繰越利益

剰余金

当期首残高

397,199

59,260

46,750

106,010

10,655

185,023

195,678

4,129

694,757

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

30,632

30,632

 

30,632

 

 

 

 

61,264

剰余金の配当

 

 

 

 

 

21,307

21,307

 

21,307

利益準備金の積立

 

 

 

 

2,131

2,131

 

当期純利益

 

 

 

 

 

164,404

164,404

 

164,404

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

640

640

自己株式の処分

 

 

20

20

 

 

 

3,206

3,225

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

30,632

30,632

20

30,652

2,131

140,967

143,097

2,566

206,947

当期末残高

427,831

89,892

46,770

136,662

12,786

325,990

338,775

1,563

901,705

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算

差額等合計

当期首残高

24,852

175

24,676

719,433

当期変動額

 

 

 

 

新株の発行

 

 

 

61,264

剰余金の配当

 

 

 

21,307

利益準備金の積立

 

 

 

当期純利益

 

 

 

164,404

自己株式の取得

 

 

 

640

自己株式の処分

 

 

 

3,225

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

3,775

1,293

2,481

2,481

当期変動額合計

3,775

1,293

2,481

209,429

当期末残高

28,626

1,469

27,157

928,862

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.資産の評価基準および評価方法

(1)有価証券の評価基準および評価方法

  子会社株式および関連会社株式…移動平均法による原価法

  その他有価証券

 ・時価のあるもの…期末日の市場価格等に基づく時価法

  評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定

 ・時価のないもの…移動平均法による原価法

 ・投資事業有限責任組合等への出資

  …入手可能な直近の決算書に基づき持分相当額を純額で取り込む方法によっています。

 

(2)デリバティブの評価基準および評価方法

時価法

 

(3)たな卸資産の評価基準および評価方法

評価基準は下記の評価方法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用しています。

・商品及び製品

 注文生産品…個別法

 標準量産品…先入先出法

・仕掛品

 注文生産品…個別法

 標準量産品…総平均法

・原材料及び貯蔵品…先入先出法

 

 

2.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産

定額法を採用しています。

主な耐用年数は次のとおりです。

建物                8~50年

構築物              7~60年

機械及び装置        4~22年

工具、器具及び備品  2~15年

 

(2)無形固定資産

定額法を採用しています。

なお、市場販売目的のソフトウエアについては、見込販売数量または見込販売収益に基づく償却方法(見込有効期間2年以内)を採用し、自社利用のソフトウエアについては、社内における見込利用可能期間(5年以内)に基づく定額法を採用しています。

 

(3)長期前払費用

定額法または販売実績等に基づいた償却を行っています。

 

 

3.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

 

(2)製品保証引当金

製品販売後または受託開発プログラム引渡後の無償修理費用の支出に備えるため、売上高等に対する過去の実績率および個別に追加原価の発生可能性を基礎とした見積額を計上しています。

 

(3)役員賞与引当金

役員賞与の支出に備えるため、当事業年度における支給見込額を計上しています。

 

(4)工事契約等損失引当金

採算性の悪化した受注制作のソフトウェアおよび工事契約等に係る将来の損失に備えるため、翌事業年度以降に発生することとなる損失見込額を計上しています。

 

(5)債務保証損失引当金

関係会社への債務保証等に係る損失に備えるため、被保証者の財政状態等を勘案し、損失負担見込額を計上しています。

 

(6)事業構造改善引当金

事業構造改革に伴い発生する費用および損失に備えるため、その発生見込額を計上しています。

 

(7)偶発損失引当金

訴訟や係争案件等の将来発生する可能性のある偶発損失に備えるため、偶発事象ごとに個別のリスクを検討し、合理的に算定した損失見込額を計上しています。

 

(8)退職給付引当金または前払年金費用

当社は退職給付制度として、確定給付型の企業年金基金制度、確定拠出年金制度および退職一時金制度を採用しています。

従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を退職給付引当金または前払年金費用として計上しています。

当社は退職給付債務を、制度ごとに区別して、従業員が過年度および当事業年度において提供した勤務の対価として獲得した将来給付額を見積り、当該金額を現在価値に割り引くことによって算定します。

割引率は、上記債務と概ね同じ満期日を有するもので、かつ、支払見込給付と同じ通貨建ての、事業年度の末日における優良社債の利回り(計算基礎に重要な変動が生じていない場合には、前事業年度までに基礎としていた利回り)によります。

 

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準を採用しています。

 

過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間(主として11年)による定額法により費用処理しています。

数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間(主として13年)による定額法により翌事業年度から費用処理しています。

4.収益および費用の計上基準

(1)当社は「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日)および「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日)を適用しています。

 

(2)ファイナンス・リース取引に係る収益

ファイナンス・リース取引に係る収益の認識基準は、リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法により処理しています。

 

5.繰延資産の処理方法

株式交付費および社債発行費は、支出時に全額費用として処理しています。

 

6.外貨建の資産および負債の本邦通貨への換算基準

外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しています。

 

7.ヘッジ会計の方法

(1)ヘッジ会計の方法

金利リスクおよび為替変動リスクをヘッジするデリバティブ取引につき、繰延ヘッジ処理を適用しています。

 

(2)ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段…金利スワップおよび為替予約

ヘッジ対象…社債および借入金、外貨建金銭債権債務および外貨建予定取引

 

(3)ヘッジ方針

当社の内部規程である「リスク管理規程」に基づき、相場変動を相殺、またはキャッシュ・フローを固定する目的で、デリバティブ取引を利用しています。

 

(4)ヘッジ有効性評価の方法

ヘッジ対象の相場変動またはキャッシュ・フロー変動の累計と、ヘッジ手段の相場変動またはキャッシュ・フロー変動の累計とを比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しています。

 

8.退職給付に係る会計処理

退職給付に係る未認識数理計算上の差異および未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっています。

 

9.消費税等の処理方法

税抜方式を採用しています。

 

10.連結納税制度の適用

連結納税制度を適用しています。

 

11.連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用

当社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行およびグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産および繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいています。

 

(重要な会計上の見積り)

会計上の見積りは、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は次のとおりです。

 

1.繰延税金資産の回収可能性の評価

 

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

当事業年度の貸借対照表において繰延税金資産37,414百万円を計上し、当該金額は評価性引当金166,249百万円を控除しています。

 

(2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

連結財務諸表注記に記載しているため、記載を省略しています。

 

2.その他の会計上の見積り

 

繰延税金資産の回収可能性の評価以外の会計上の見積りの内容については、以下に記載しています。

 

(1) 退職後給付の数理計算上の仮定

(第5 経理の状況 2 財務諸表等 注記事項 重要な会計方針 3.引当金の計上基準)

(2) 引当金の認識および測定

(第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記23)

(3) 収益認識

(第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記26)

 

なお、新型コロナウイルス感染症による不確実性の影響について評価した結果、当社の属するICT業界の事業環境に鑑み、長期的な業績への影響は軽微であると経営陣は判断しており、会計上の見積りに重要な影響はありません。

(未適用の会計基準等)

・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日)

・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)

・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)

 

(1) 概要

国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)が、公正価値測定についてほぼ同じ内容の詳細なガイダンス(国際財務報告基準(IFRS)においてはIFRS第13号「公正価値測定」(以下「IFRS第13号」という。)、米国会計基準においてはAccounting Standards CodificationのTopic 820「公正価値測定」)を定めている状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、主に金融商品の時価に関するガイダンスおよび開示に関して、日本基準を国際的な会計基準との整合性を図る取組みが行われ、「時価の算定に関する会計基準」等が公表されたものです。

企業会計基準委員会の時価の算定に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、統一的な算定方法を用いることにより、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性を向上させる観点から、IFRS第13号の定めを基本的にすべて取り入れることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮し、財務諸表間の比較可能性を大きく損なわせない範囲で、個別項目に対するその他の取扱いを定めることとされています。

 

(2) 適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定です。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「時価の算定に関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中です。

 

(表示方法の変更)

(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しています。

ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る内容については記載していません。

 

前事業年度まで営業外収益の「その他」に含めて表示していた「受取保険金」(前事業年度1,619百万円)は、重要性が高まったことから、当事業年度より区分掲記しています。

(貸借対照表関係)

※1 担保資産

担保に供している資産は、次のとおりです。

 

前事業年度

(2020年3月31日)

当事業年度

(2021年3月31日)

投資有価証券

5百万円

5百万円

関係会社株式

175

175

関係会社長期貸付金

463

457

643

637

 

※2 関係会社項目

関係会社に対する金銭債権および金銭債務は、次のとおりです。

 

前事業年度

(2020年3月31日)

当事業年度

(2021年3月31日)

短期金銭債権

147,868百万円

151,397百万円

長期金銭債権

15,849

22,564

短期金銭債務

479,712

519,610

長期金銭債務

1,831

2,107

 

※3 投資有価証券

事業年度末において、㈱JECCの発行済株式総数の20%以上を所有していますが、同社は情報処理産業振興のため、国産電子計算機製造会社等6社の共同出資により運営されている特殊な会社として、関係会社から除外しています。

 

 4 保証債務

銀行借入金等に対する保証債務残高

 

前事業年度

(2020年3月31日)

当事業年度

(2021年3月31日)

関係会社

69,556百万円

30,186百万円

従業員

42

13

その他

530

70,129

30,200

 

 

 5 コミットメントライン契約

当社は安定的かつ機動的に短期の資金調達を行うため、取引金融機関17社と短期借入金のコミットメントライン契約を締結しています。事業年度末における短期借入金のコミットメントライン契約に係る借入未実行残高等は次のとおりです。

 

前事業年度

(2020年3月31日)

当事業年度

(2021年3月31日)

貸出コミットメントライン契約の総額

310,000百万円

310,000百万円

借入実行残高

差引額

310,000

310,000

 

 

 

(損益計算書関係)

※1 関係会社との営業取引による取引高の総額及び営業取引以外の取引による取引高の総額

 

 

 

前事業年度

(自 2019年4月 1日

至 2020年3月31日)

当事業年度

(自 2020年4月 1日

至 2021年3月31日)

営業取引による取引高

 

 

 

 

 売上高

 

258,530百万円

 

223,072百万円

 仕入高

 

1,025,499

 

973,815

営業取引以外の取引による取引高

 

42,992

 

48,235

 

※2 販売費及び一般管理費

販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度約54%、当事業年度約53%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度約46%、当事業年度約47%です。

販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額は次のとおりです。

 

 前事業年度

(自 2019年4月 1日

  至 2020年3月31日)

 当事業年度

(自 2020年4月 1日

  至 2021年3月31日)

従業員給料手当

110,039百万円

110,900百万円

技術研究費

88,984

92,787

業務委託費

55,270

54,119

販売促進費

39,274

42,162

減価償却費

7,209

9,025

 

 

(有価証券関係)

子会社株式および関連会社株式

前事業年度(2020年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

子会社株式

26,618

126,341

99,723

関連会社株式

2,868

14,922

12,055

合計

29,486

141,264

111,778

 

当事業年度(2021年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

子会社株式

26,618

169,820

143,202

関連会社株式

2,868

16,431

13,563

合計

29,486

186,251

156,765

 

(注)  時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式および関連会社株式の貸借対照表計上額

(単位:百万円)

 

区分

前事業年度

(2020年3月31日)

当事業年度

(2021年3月31日)

子会社株式

518,026

744,198

関連会社株式

3,640

3,191

  これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社株式および関連会社株式」には含めていません。

 

(税効果会計関係)

 

1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前事業年度

 

当事業年度

 

(2020年3月31日)

 

(2021年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

関係会社株式評価損

47,663百万円

 

57,552百万円

退職給付引当金損金算入限度超過額

50,687

 

51,883

投資有価証券評価損

27,827

 

27,939

繰越欠損金

52,668

 

23,594

たな卸資産評価

17,445

 

15,658

減価償却超過額

13,043

 

11,662

未払賞与否認額

9,636

 

10,145

債務保証損失引当金

13,892

 

6,065

偶発損失引当金

6,377

 

5,685

製品保証引当金

3,509

 

3,387

未払費用

2,672

 

2,607

その他

26,681

 

29,818

繰延税金資産 小計

272,099

 

245,995

税務上の繰越欠損金に係る評価引当金

△52,378

 

△23,476

将来減算一時差異等の合計に係る評価引当金

△140,786

 

△142,773

評価引当金 小計

△193,164

 

△166,249

繰延税金資産 合計

78,935

 

79,747

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

退職給付信託解約に伴う有価証券取得

△17,098

 

△17,098

退職給付信託設定益

△11,119

 

△10,517

その他有価証券評価差額金

△10,612

 

△12,238

その他

△1,459

 

△2,480

繰延税金負債 合計

△40,288

 

△42,333

繰延税金資産の純額

38,647

 

37,414

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前事業年度

(2020年3月31日)

 

当事業年度

(2021年3月31日)

法定実効税率

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しています。

 

30.5%

(調整)

 

 

評価引当金の増減額

 

△15.1

税額控除

受取配当金益金不算入額

交際費等永久に損金に算入されない項目

 

△3.7

△3.4

0.0

その他

 

0.0

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

 

8.3

 

 

(収益認識関係)

当社は下記の5ステップアプローチにより収益を認識します。

 ステップ1:顧客との契約を識別する

 ステップ2:契約における履行義務を識別する

 ステップ3:取引価格を算定する

 ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

 ステップ5:履行義務の充足時に(または充足するにつれて)収益を認識する

 

当社は、約束した財またはサービスを顧客に移転することによって履行義務を充足した時に、または一定期間にわたり履行義務を充足するにつれて、収益を認識します。

 

収益を一定期間にわたり認識する場合、約束した財またはサービスに対する支配を顧客に移転する際の履行を描写するため進捗度を測定します。履行義務の完全な充足に向けての進捗度を合理的に測定できる場合にのみ、一定の期間にわたり充足される履行義務についての収益を認識します。進捗度を合理的に測定できない場合には、履行義務の結果を合理的に測定できるようになるまで発生したコストの範囲でのみ収益を認識します。

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

 

 

 

④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】

(単位:百万円)

区分

資産の種類

当期首

残高

当期

増加額

当期

減少額

当期

償却額

当期末

残高

減価償却

累計額

有形固定資産

建物

132,257

17,536

1,252

9,470

139,071

203,731

 

 

 

 

(13)

 

 

 

 

構築物

3,248

482

22

300

3,407

13,544

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機械及び装置

9,764

2,778

3

3,155

9,383

65,277

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車両運搬具

323

113

1

115

321

432

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工具、器具

及び備品

42,812

22,706

6,715

15,187

43,616

139,352

 

 

 

 

(17)

 

 

 

 

土地

37,018

550

1,837

-

35,732

-

 

 

 

 

(1)

 

 

 

 

建設仮勘定

9,657

51,750

53,688

-

7,719

-

 

 

 

 

(176)

 

 

 

 

235,080

95,914

63,517

28,227

239,249

422,336

 

 

 

 

(207)

 

 

 

無形固定資産

特許権

956

478

97

196

1,141

-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

借地権

128

-

-

-

128

-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトウエア

49,140

39,346

7,164

27,007

54,315

-

 

 

 

 

(79)

 

 

 

 

その他

241

142

141

21

222

-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

50,465

39,966

7,401

27,224

55,806

-

 

 

 

 

(79)

 

 

 

 (注)1 「当期減少額」欄の( )内は内書きで、減損損失の計上額です。

2 ソフトウエアの当期増加額のうち主なものは次のとおりです。

資産の種類

増減区分

内容

金額

(百万円)

 

 

ソフトウエア

増加額

市場販売目的

15,082

 

自社利用目的

24,264

 

 

【引当金明細表】

(単位:百万円)

科目

当期首残高

当期増加額

当期減少額

当期末残高

貸倒引当金

9,182

9,249

9,182

9,249

製品保証引当金

11,505

8,903

9,303

11,105

役員賞与引当金

217

184

217

184

工事契約等損失引当金

11,744

7,052

7,741

11,056

債務保証損失引当金

38,770

8,578

33,765

13,582

事業構造改善引当金

1,883

-

1,797

85

偶発損失引当金

22,101

2,183

4,460

19,824

 

 

(2) 【主な資産および負債の内容】

連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。

 

(3) 【その他】

 当社の連結子会社であったNECトーキン㈱(現㈱トーキン)によるキャパシタ業界における欧州競争法違反行為に関し、欧州委員会は、当社に対し、制裁金を課す決定を下しましたが、当社は、これを不服として、決定の一部取消等を請求する訴訟を欧州裁判所に提起しました。

 本訴訟については、現時点で結論は出ていません。