当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ28億2千4百万円減少し、857億6千9百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少などにより流動資産が25億5千万円減少、また有形固定資産が3億1千3百万円減少したことなどによります。
当第2四半期連結会計期間末の負債の合計は、前連結会計年度末に比べ19億9千4百万円減少し、399億3千5百万円となりました。これは主に、有利子負債が増加した一方、支払手形及び買掛金が減少したことなどによります。
なお、有利子負債合計(短期借入金・1年内返済予定の長期借入金・短期リース債務・長期借入金及び長期リース債務の合計額)は6億2千5百万円増加し、229億2千5百万円となりました。新型コロナウイルスの感染拡大による不測の事態に備え、機動的な短期運転資金として10億円の短期運転資金を銀行借入にて調達し、またコミットメントライン契約を25億円増枠の総額50億円とし、手許流動性を高められるよう対応しております。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ8億3千万円減少し、458億3千3百万円となりました。これは主に、利益剰余金が配当の支払いなどにより3億8千4百万円減少、また為替換算調整勘定の減少などによりその他の包括利益累計額が4億5千8百万円減少したことなどによります。この結果、自己資本比率は53.14%となりました。
(自己資本比率は、純資産より新株予約権・非支配株主持分を控除して計算した比率を用いております。)
② 経営成績
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染拡大による厳しい状況が継続いたしました。当社グループに関わるエレクトロニクス市場では、設備投資抑制に伴う産業機械や装置関連の需要低迷が続いております。そうした中でも、新型コロナウイルスの抑え込みに成功した中国はいち早く回復に向かっており、自動車関連の生産も底を脱したと見られます。しかし、米中貿易摩擦の長期化や、新型コロナウイルスの再拡大が懸念されており、先行きは不透明となっております。
こうした状況のもと、当社グループの事業所や工場は、所在する各国の政府や自治体からの新型コロナウイルス感染拡大防止に関する指針に従うとともに、テレワーク・輪番勤務・時差勤務の導入、国内外出張からWeb会議システムへの転換、オフィス内での分散勤務やパーテーション設置などの様々な対策を講じ、感染拡大防止と事業継続の両立を進めてまいりました。また、経費管理の徹底や設備投資の見極めなどにより、コスト削減を図りました。
その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高333億2千5百万円(前年同四半期比14.6%減)、営業利益3億9百万円(同67.1%減)、経常利益4億5千8百万円(同55.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2千7百万円(前年同四半期比96.5%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、売上高はセグメント間の内部売上高を含めており、セグメント利益はセグメント間取引消去及び本社部門負担の未来開発研究費用控除前の営業利益と調整を行っております。
(電子部品関連事業)
電子部品関連事業は、客先の設備投資の抑制を背景に、産業機械関連顧客向けのトランス・リアクタなどの需要低迷が続くとともに、自動販売機向けのLEDモジュールが、客先の設備投資計画の先送りにより、期待に大きく至らない結果となりました。一方、中国は新型コロナウイルスの影響からいち早く脱し、中国市場に関わる電子部品の生産は回復に向かっております。また、在宅需要の高まりにより家庭用電動工具向けのチャージャなどは堅調に推移いたしました。
その結果、売上高は216億7千8百万円(前年同四半期比14.7%減)、セグメント損失は1億6千1百万円(前年同四半期は1億3千7百万円のセグメント利益)と、減収減益になりました。
(電子化学実装関連事業)
電子化学事業は、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な生産活動の縮小により売上は全般的に減少しておりますが、スマートフォン向けのソルダーレジストの生産が夏前より本格化し、中国では5G基地局やデータセンター向けのソルダーペーストが堅調に推移いたしました。実装装置事業については、客先の設備投資の先送りや抑制により、厳しい状況が継続しております。
その結果、売上高は105億5千1百万円(前年同四半期比15.3%減)、セグメント利益は8億8千9百万円(同25.3%減)と、減収減益になりました。
(情報機器関連事業)
情報機器関連事業は、主力客先である放送局の設備投資需要が弱く、主たる売上についても年度末を中心に予定していることから、当連結累計期間の売上は利益確保に必要な水準に至りませんでした。厳しい市場環境を乗り切るべく経費管理を強化するとともに、将来を見据えた事業の再構築や新製品・新市場の開拓を鋭意進めております。
その結果、売上高は11億2千5百万円(前年同四半期比10.1%減)、セグメント損失は1億2千4百万円(前年同四半期は1億3千2百万円のセグメント損失)と低調な実績となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」という)につきましては、主に営業活動の結果獲得した資金が増加したため、前連結会計年度末に比べ10億3千5百万円増加し、171億5千3百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は14億8千2百万円で、前年同四半期に比べ15億6千1百万円獲得額が減少(前年同四半期比51.3%減)しました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の減少及びたな卸資産の増減額が減少から増加へ転じたことなどによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5億5千2百万円で、前年同四半期に比べ15億4千1百万円使用額が減少(前年同四半期比73.6%減)しました。これは主に、前年同四半期に坂戸事業所の建て替えといった多額の支出が発生したことなどによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は2億7千6百万円(前年同四半期は15億9千万円の使用)となりました。これは主に、新型コロナウィルス感染拡大による不測の事態に備え、短期運転資金を借入調達したため短期借入金の純増減額が減少から増加に転じたことなどによります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り方針及び当該見積りに用いた仮定における新型コロナウィルスの感染拡大による影響につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 追加情報」に記載しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3億8千5百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変動はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。