当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日)における世界経済は、先進国を中心に緩やかに回復しました。米国は雇用の改善を背景に個人消費が増加し、欧州では輸出が持ち直してきました。また我が国経済も緩やかな回復基調で推移しました。一方、先行きについては、中国での景気減速や株式市場の急落等により不透明感が高まりました。
当社グループの属する電子機器・電子部品業界においては、スマートフォン向け部品や車載向け部品がグローバル需要を牽引しましたが、薄型テレビ向けのAV機器関連部品は引き続き厳しい状況が続きました。
このような経営環境のもと当社グループは、市場変化に対応した受注確保に注力しました。生産面では、生産性を高めるための工程改善、機械化・省力化の推進及び資材費削減等の原価低減活動に取り組みました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は96,641百万円(前年同期比10.5%増)、営業利益は5,524百万円(前年同期比43.4%増)、経常利益は5,927百万円(前年同期比36.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,406百万円(前年同期比92.8%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
[音響部品・製品事業]
薄型テレビ用スピーカ・スピーカシステムやオーディオ用スピーカの出荷が減少したことから当事業の売上高は、10,677百万円(前年同期比27.9%減)となりました。営業利益は、利益率が改善したものの売上減少に伴って681百万円(前年同期比14.5%減)となりました。
[自動車用部品・製品事業]
北米市場での需要が好調に推移したことから当事業の売上高は、32,952百万円(前年同期比15.5%増)となりました。一方、営業利益は、生産拠点の労働コストの上昇、国内販売の収益性悪化等により1,206百万円(前年同期比18.6%減)となりました。
[情報、通信機器用部品・製品事業]
主力顧客向けヘッドセットの出荷が好調に推移したことにより当事業の売上高は、50,142百万円(前年同期比21.0%増)となりました。営業利益は、生産性の向上等により3,695百万円(前年同期比145.7%増)となりました。
[その他事業]
小型音響部品や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、2,867百万円(前年同期比5.3%増)となりました。円安に伴い国内向けの製品の収益性が悪化したことから、営業損失は58百万円(前年同期は営業利益76百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は主に現金及び預金の増加により前連結会計年度末に比べ2,255百万円増加して107,099百万円となりました。負債は主に短期借入金の減少により前連結会計年度末に比べ1,214百万円減少して38,684百万円となりました。純資産は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ3,470百万円増加して68,415百万円となりました。また自己資本比率は前連結会計年度末比1.9ポイント増の60.1%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより10,606百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,681百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、税金等調整前四半期純利益等の増加により9,896百万円(前年同期比343.1%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、設備投資等により1,485百万円(前年同期比52.0%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、短期借入金の返済等により3,694百万円(前年同期比4,601.4%増)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,409百万円です。