当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)における世界経済は、新興国等において弱さが見られるものの、全体としては緩やかに回復しました。一方、先行きについては、中国経済の減速や原油価格の下落、さらには地政学リスクの高まり等により不透明感が増しました。
当社グループの属する電子機器・電子部品業界においては、スマートフォン向け部品や車載向け部品がグローバル需要を牽引しましたが、薄型テレビ向けのAV機器関連部品は引き続き厳しい状況が続きました。
このような経営環境のもと当社グループは、市場変化に対応した受注確保に注力しました。生産面では、生産性を高めるための工程改善、機械化・省力化の推進及び資材費削減等の原価低減活動に取り組みました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、149,575百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益は9,867百万円(前年同期比20.7%増)、経常利益は10,303百万円(前年同期比15.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,530百万円(前年同期比64.3%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
[音響部品・製品事業]
薄型テレビ用スピーカ・スピーカシステムやオーディオ用スピーカの出荷が減少したことから当事業の売上高
は、17,048百万円(前年同期比24.0%減)となりました。営業利益は、利益率が改善したものの売上減少に伴って1,350百万円(前年同期比10.5%減)となりました。
[自動車用部品・製品事業]
北米市場での需要が好調に推移したことから当事業の売上高は、48,381百万円(前年同期比11.7%増)、営業利
益は、2,323百万円(前年同期比7.2%増)となりました。
[情報、通信機器用部品・製品事業]
主力顧客向けヘッドセットの出荷が好調に推移したことから当事業の売上高は、79,629百万円(前年同期比
15.0%増)となりました。営業利益は、生産性の向上等により6,297百万円(前年同期比43.0%増)となりまし
た。
[その他事業]
小型音響部品や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、4,516百万円(前年同期比10.5%
増)となりました。円安に伴い国内向けの製品の収益性が悪化したことから、営業損失は103百万円(前年同期は
営業利益106百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は主に現金及び預金の増加により前連結会計年度末に比べ4,139百万円増加して108,983百万円となりまし
た。負債は主に短期借入金の減少により前連結会計年度末に比べ1,220百万円減少して38,678百万円となりまし
た。純資産は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ5,360百万円増加して70,305百万円となりまし
た。また自己資本比率は前連結会計年度末比2.7ポイント増の60.9%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより13,283百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,359百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、税金等調整前四半期純利益等により14,791百万円(前年同期比141.1%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、設備投資等により2,355百万円(前年同期比25.4%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、短期借入金の返済等により5,194百万円(前年同期比1,489.3%増)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2,135百万円です。