当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年6月30日)における世界経済は、新興国では引き続き
景気減速傾向にあり、先進国においても景気の下振れリスクが高まってきました。特に英国のEU離脱の決定は、金
融市場の動揺を招き、英国経済や欧州経済のみならず、世界経済の先行き不透明感をもたらしました。
当社グループの属する電子機器・電子部品業界においては、車載向け部品の需要が引き続き好調に推移しました
が、スマートフォンの販売が鈍化したことや為替が円高に推移したことから、厳しい環境となりました。
このような経営環境のもと、当社グループは、市場変化に対応するためのマーケティング活動を推進しました。
また、機械化・省力化を含めた合理化や資材費削減等の原価低減活動に取り組みました。しかしながら、当社の主
力製品が新機種への移行期であることや円高によって、損益低下を余儀なくされました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、34,555百万円(前年同期比26.6%減)となりました。利益は、営業利益が885百万円(前年同期比63.5%減)、経常利益が1,048百万円(前年同期比61.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が997百万円(前年同期比44.1%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
[音響部品・製品事業]
薄型テレビ用スピーカ・スピーカシステムやオーディオ用スピーカ及びヘッドホンの出荷が減少したことから、当事業の売上高は、4,212百万円(前年同期比13.5%減)となりました。営業利益は、売上高減少に伴い工場の操業度が低下したことから、15百万円(前年同期比94.4%減)となりました。
[自動車用部品・製品事業]
車載用スピーカ・スピーカシステムの出荷は、北米市場での需要に支えられ好調に推移しましたが、円高の影響により、当事業の売上高は15,576百万円(前年同期比4.4%減)となりました。一方、営業利益は、工場の操業度が向上したことから、880百万円(前年同期比61.9%増)となりました。
[情報、通信機器用部品・製品事業]
スマートフォンの販売が鈍化したことの影響や新機種への移行期であることから、ヘッドセットの出荷が減少し、当事業の売上高は13,361百万円(前年同期比45.7%減)、営業損失は、77百万円(前年同期は営業利益1,618百万円)となりました。
[その他事業]
小型音響部品事業や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、1,404百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は67百万円(前年同期は営業損失6百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は主に現金及び預金等の減少により前連結会計年度末に比べ5,959百万円減少して92,775百万円となりました。負債は主に支払手形及び買掛金等の減少により前連結会計年度末に比べ2,227百万円減少して29,490百万円となりました。純資産は、主に為替換算調整勘定の減少により前連結会計年度末に比べ3,732百万円減少して63,285百万円となりました。また自己資本比率は前連結会計年度末比0.2ポイント増の63.9%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより11,938百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,920百万円減少しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、たな卸資産の増加等により1,015百万円(前年同四半期は9,565百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、設備投資等により3,080百万円(前年同期比160.2%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、配当金の支払等により330百万円(前年同期比86.4%減)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は715百万円です。