当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年9月30日)における世界経済は、不安定な状況が続きました。米国では経済指標の強弱が入り交じり、欧州では英国がEU離脱を決定しました。新興国も景気減速傾向にあり、依然として予断を許さない状況となりました。
電子部品・電子機器業界においては、車載向け部品の需要が引き続き好調に推移しましたが、スマートフォン市場の成熟化やそれに伴う競争激化、加えて為替が円高に推移したことから、厳しい環境となりました。
このような経営環境のもと、当社グループは、機械化・省力化を含めた合理化や資材費削減等の原価低減活動に取り組みましたが、主力製品の出荷が端境期となり大幅に減少したことから、損益低下を余儀なくされました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は68,342百万円(前年同期比29.3%減)、営業損失は182百万円(前年同期は営業利益5,524百万円)、経常利益は28百万円(前年同期比99.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は227百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益4,406百万円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
[音響部品・製品事業]
薄型テレビ用スピーカ・スピーカシステムやオーディオ用スピーカ及びヘッドホンの出荷は概ね計画通りでしたが、円高の影響により、当事業の売上高は9,808百万円(前年同期比8.1%減)となり、営業利益も398百万円(前年同期比41.5%減)となりました。
[自動車用部品・製品事業]
車載用スピーカ・スピーカシステムの出荷は、北米市場での需要に支えられ好調に推移しましたが、円高の影響により、当事業の売上高は30,081百万円(前年同期比8.7%減)となりました。一方、営業利益は、工場の操業度が向上したことから、2,124百万円(前年同期比76.1%増)となりました。
[情報、通信機器用部品・製品事業]
主力顧客のスマートフォンの販売が鈍化したことや新機種が端境期であることから、ヘッドセットの出荷が減少し、当事業の売上高は25,597百万円(前年同期比48.9%減)となりました。営業損失は、新機種の立ち上げに伴う労務費の増加や工場稼働率の低下等により、2,747百万円(前年同期は営業利益3,695百万円)となりました。
[その他事業]
小型音響部品や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、2,853百万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は42百万円(前年同期は営業損失58百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は主に現金及び預金の減少により前連結会計年度末に比べ1,177百万円減少して97,557百万円となりました。負債は主に支払手形及び買掛金の増加により前連結会計年度末に比べ4,926百万円増加して36,643百万円となりました。純資産は、為替換算調整勘定の減少等により前連結会計年度末に比べ6,103百万円減少して60,913百万円となりました。また自己資本比率は前連結会計年度末比5.1ポイント減の58.6%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより10,397百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,461百万円減少しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、仕入債務の増加等により245百万円(前年同期比97.5%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、設備投資等により8,217百万円(前年同期比453.1%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、長期借入金の増加等により2,335百万円(前年同期は3,694百万円の減少)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,238百万円です。