当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日)における世界経済は、総じて好調に推移し
ました。米国では好景気が続き、日本や欧州も回復傾向が続きました。また、新興国経済も持ち直してきました。
当社グループの属する電子機器・電子部品業界においては、需要をけん引する車載市場やスマートフォン市場に
加え、IoTやVR等のあらたな市場への取り組みも拡がりました。
このような経営環境のもと、当社グループは、市場・環境変化に対応するための受注確保やVA・VEを含めた資材
費削減等の原価低減活動に取り組みました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は138,946百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益は8,662百万円(前年同期比795.9%増)、経常利益は8,695百万円(前年同期比828.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,033百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失199百万円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しています。以下は、前年同期の数値を変更
後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
[スピーカ事業]
車載用スピーカ・スピーカシステムの出荷は、引き続き好調に推移しました。また薄型テレビ用スピーカ・スピ
ーカシステムやオーディオ用スピーカの出荷もほぼ計画通りでした。その結果、当事業の売上高は、55,825百万円(前年同期比1.8%増)となりました。営業利益は、SUV車用スピーカが好調に推移したことや機械化・省力化の効
果等から、3,954百万円(前年同期比2.7%増)となりました。
[モバイルオーディオ事業]
主力顧客向けヘッドセットは、昨年より生産を開始した新機種の出荷が本格化しました。その結果、当事業の売
上高は78,746百万円(前年同期比33.9%増)となりました。営業利益は、歩留まりや生産性のさらなる改善により、4,271百万円(前年同期は営業損失2,973百万円)となりました。
[その他事業]
小型音響部品事業や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、4,436百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は437百万円(前年同期比381.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は、主に受取手形及び売掛金の増加により前連結会計年度末に比べ10,854百万円増加して113,263百万円となりました。負債は、主に支払手形及び買掛金の増加により前連結会計年度末に比べ4,679百万円増加して43,186百万円となりました。純資産は、主に利益剰余金の増加により前連結会計年度末に比べ6,174百万円増加して70,076百万円となりました。また自己資本比率は、前連結会計年度末比0.3ポイント減の57.9%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより10,013百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,023百万円減少しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、税金等調整前四半期純利益が8,529百万円となったこと等により5,383百万円(前年同期比3767.2%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、設備投資等により5,976百万円(前年同期比40.6%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、配当金の支払等により1,528百万円(前年同期は4,275百万円の増加)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,782百万円です。