第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年6月30日)における世界経済は、総じて好調に推移しました。当社グループが属する電子部品業界においては、車載向け部品の需要が引き続き好調に推移し、IoTやAI等への取り組みも拡がりました。一方、スマートフォン市場では、高機能化により一台当たりの部品搭載数は増加していますが、端末販売自体は成長が鈍化してきました。

 当社グループにおいては、主要顧客向けヘッドセットの販売数量及び価格が低下し、非常に厳しい事業環境となってきています。これに対して、当社グループは、ベトナム地域で早期退職者を募集し、また回収の見込めない固定資産を減損する等、最適な生産体制の再構築に取り組みました。また、車載向け製品事業を今後の事業の主軸とすべく組織体制を強化しました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、36,512百万円(前年同期比3.4%減)となりました。利益は、営業利益が947百万円(前年同期比35.5%減)、経常利益が1,101百万円(前年同期比33.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2,464百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益770百万円)となりました。

 

 セグメント別の業績は、次のとおりです。

 

[スピーカ事業]

 車載用スピーカ・スピーカシステムは、一部顧客のプレミアムブランド向け製品の販売数量が減少した結果、売上高が17,462百万円(前年同期比6.4%減)となりました。営業利益は、資材価格の上昇もあり1,077百万円(前年同期比20.7%減)となりました。

 

[モバイルオーディオ事業]

 主力顧客向けヘッドセットは、旧モデルから新モデルへの移行が進みましたが、売上高は17,693百万円(前年同期比0.1%減)となりました。一方、営業損益は、新モデルの価格低下の影響により203百万円の損失(前年同期は営業利益16百万円)となりました。

 

[その他事業]

 小型音響部品事業や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、1,399百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は76百万円(前年同期比17.6%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 総資産は、主に有形固定資産の減少により前連結会計年度末に比べ3,277百万円減少して97,593百万円となりました。負債は、主に短期借入金の増加により前連結会計年度末に比べ227百万円増加して34,304百万円となりました。純資産は、主に利益剰余金等の減少により前連結会計年度末に比べ3,503百万円減少して63,289百万円となりました。また自己資本比率は、前連結会計年度末比1.2ポイント減の60.3%になりました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

 当第1四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより11,991百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,840百万円増加しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は、売上債権の減少等により675百万円(前年同期は2,243百万円の減少)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の減少は、設備投資等により556百万円(前年同期比68.0%減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の増加は、借入金の増加等により2,043百万円(前年同期比137.6%増)となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は667百万円です。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。