第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における世界経済は、先進国を中心に緩やかな拡大が続きましたが、下半期に入り米中貿易摩擦の深刻化や中国経済の減速懸念等により先行き不透明感が高まりました。

 当社グループが属する電子機器・電子部品業界においては、車載向け部品需要が概ね堅調に推移した一方で、スマートフォン向け部品需要の成長鈍化が鮮明になってきました。

 当社グループにおいては、主要顧客向けヘッドセットの販売数量及び価格が低下し、非常に厳しい事業環境となってきています。これに対して、当社グループは、ベトナム地域で早期退職者を募集し、また減損により固定資産を圧縮する等、最適な生産体制の再構築に取り組みました。また、車載向け製品事業を今後の事業の主軸とすべく組織体制を強化しました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は108,652百万円(前年同期比21.8%減営業利益は3,620百万円(前年同期比58.2%減)、経常利益は4,013百万円(前年同期比53.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,020百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益6,033百万円)となりました。

 

 セグメント別の業績は、次のとおりです。

 

[スピーカ事業]

 車載用スピーカ・スピーカシステムは、一部顧客のプレミアムブランド向け製品の販売数量が減少した結果、売

上高が52,719百万円(前年同期比5.6%減)、営業利益が3,365百万円(前年同期比14.9%減)となりました。

 

[モバイルオーディオ事業]

 主要顧客向けヘッドセットの販売数量及び価格が低下したことから、売上高が51,348百万円(前年同期比34.8%減)、営業損失が、19百万円(前年同期は営業利益4,271百万円)となりました。

 

[その他事業]

 小型音響部品事業や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は4,721百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は273百万円(前年同期比37.5%減)となりました

 

(2)財政状態の分析

 総資産は、主に棚卸資産の減少により前連結会計年度末に比べ7,266百万円減少して93,604百万円となりました。負債は、主に借入金の増加により前連結会計年度末に比べ91百万円増加して34,168百万円となりました。純資産は、主に自己株式の増加により前連結会計年度末に比べ7,356百万円減少して59,436百万円となりました。また自己資本比率は、前連結会計年度末比3.3ポイント減の58.2%になりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

 当第3四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより16,167百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,016百万円増加しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は、たな卸資産の増減額が9,398百万円減少となったこと等により10,990百万円(前年同期比104.1%増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の減少は、設備投資等により2,687百万円(前年同期比55.0%減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の減少は、自己株式の取得等により2,157百万円(前年同期比41.2%増)となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,860百万円です。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。