当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)における世界経済は、激化する米中貿易摩擦や
中国経済の減速、加えて地政学リスクの高まり等により予断を許さない状況が続きました。
当社グループが属する電子部品業界におきまして、自動車関連市場では、世界的に新車販売台数が減少傾向にあ
りますが、EVや自動運転に代表される次世代自動車向けへの開発が活発化してきました。一方、スマートフォン関
連市場では、普及率の高まり等から部品需要が鈍化しました。
こうした中、当社グループは、スマートフォン向けヘッドセットの生産体制の最適化を図ると同時に、今年度に
計画されている新製品の量産の立ち上げに取り組みました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、27,561百万円(前年同期比24.5%減)となりました。利益は、営業利益が741百万円(前年同期比21.8%減)、経常利益が648百万円(前年同期比41.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、固定資産の売却益を計上し2,067百万円(前年同期は四半期純損失2,464百万円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
[スピーカ事業]
車載用スピーカ・スピーカシステムは、世界的な新車販売台数の減少に伴い、売上高が16,253百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益が915百万円(前年同期比15.0%減)となりました。
[モバイルオーディオ事業]
主力顧客向けヘッドセットの販売数量が前年度に引き続き減少したことから、売上高9,826百万円(前年同期比44.5%減)となりました。一方、営業損益は過年度から進めていますリストラの効果により205百万円の損失(前年同期は営業損失203百万円)に抑えられました。
[その他事業]
小型音響部品事業や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、1,511百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は30百万円(前年同期比59.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は、主に棚卸資産の減少により前連結会計年度末に比べ1,209百万円減少して90,062百万円となりました。負債は、主に仕入債務の減少により前連結会計年度末に比べ2,086百万円減少して29,890百万円となりました。純資産は、主に利益剰余金等の増加により前連結会計年度末に比べ876百万円増加して60,171百万円となりました。また自己資本比率は、前連結会計年度末比1.8ポイント増の61.3%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより23,007百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,482百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、棚卸資産の減少等により873百万円(前年同期比29.3%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は、有形固定資産の売却による収入等により1,862百万円(前年同期は556百万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、借入金の減少等により1,023百万円(前年同期は2,043百万円の増加)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は655百万円です。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。