第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在していません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)における世界経済は、混迷の度を深める米中貿易摩擦や中国、欧州の景気減速、加えて地政学リスクの高まり等、先行き不透明な状況が続きました。

当社グループが属する電子部品業界は、まず自動車関連市場において新車販売台数が世界的に減少傾向となりました。一方で、EVや自動運転に代表される次世代自動車向け部品の開発は活発化しています。次に、スマートフォン関連市場では、普及率の高止まり等から部品需要が鈍化しました。

こうした中、当社グループは、スマートフォン向けヘッドセットの生産体制の合理化を推進すると同時に、新製品の量産立ち上げに取り組みました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は55,277百万円(前年同期比19.6%減)、営業利益は1,594百万円(前年同期比17.7%減)、経常利益は1,668百万円(前年同期比24.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,090百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,776百万円)となりました。

 

セグメント別の業績は、次のとおりです。

 

[スピーカ事業]

 車載用スピーカ・スピーカシステムは、世界的な新車販売台数の減少に伴い、売上高が32,631百万円(前年同期比5.3%減)、営業利益が1,754百万円(前年同期比14.4%減)となりました。

 

[モバイルオーディオ事業]

 主力顧客向けヘッドセットの販売数量が減少したことから、売上高が19,603百万円(前年同期比37.6%減)、営業損失が170百万円(前年同期は営業損失254百万円となりました。

 

[その他事業]

 小型音響部品事業や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、3,107百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は10百万円(前年同期比92.4%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 総資産は、主に棚卸資産の減少により前連結会計年度末に比べ3,662百万円減少して87,609百万円となりました。負債は、主に借入金の減少により前連結会計年度末に比べ3,969百万円減少して28,007百万円となりました。純資産は、主に利益剰余金の増加により前連結会計年度末に比べ307百万円増加して59,602百万円となりました。また自己資本比率は、前連結会計年度末比2.9ポイント増の62.4%になりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより22,114百万円となり、前連結会計年度末に比べ590百万円増加しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は、棚卸資産の減少等により3,248百万円(前年同期比10.2%減)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の増加は、有形固定資産の売却による収入等により1,172百万円(前年同期は2,154百万円の減少)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の減少は、借入金の減少等により3,331百万円(前年同期は1,158百万円の増加)となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,333百万円です。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。