当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)における世界経済は、米中貿易摩擦問題に一服感が見られるものの依然として火種を残しており、中国や欧州の景気は減速し、加えて地政学リスクの高まりにより、先行き不透明な状況が続きました。
当社グループが属する電子部品業界においては、スマートフォン市場が成熟化したことに加え、新車販売が世界的に減速したため、電子部品の需要が減少しました。一方で、5GやCASEに代表される次世代自動車向け部品の開発が注目され始めています。
こうした中、当社グループは、スマートフォン向けヘッドセットの生産体制の合理化を推進すると同時に、車載関連ビジネスを中心におく事業変革を推進しました。また今後期待される新製品の量産立ち上げに取り組みました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、84,409百万円(前年同期比22.3%減)、営業利益は2,711百万円(前年同期比25.1%減)、経常利益は2,834百万円(前年同期比29.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,350百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,020百万円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
[スピーカ事業]
車載用スピーカ・スピーカシステムは、世界的な新車販売台数の減少に伴い、売上高が48,728百万円(前年同期比7.6%減)、営業利益が2,571百万円(前年同期比23.6%減)となりました。
[モバイルオーディオ事業]
主要顧客向けヘッドセットの販売数量が減少したことから、売上高が30,977百万円(前年同期比39.7%減)、営業利益が388百万円(前年同期は営業損失19百万円)となりました。
[その他事業]
小型音響部品事業や「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の売上高は、4,813百万円(前年同期比2.0%増)でした。営業損失は開発費の発生により248百万円(前年同期は営業利益273百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は、主に棚卸資産の減少により前連結会計年度末に比べ7,437百万円減少して83,833百万円となりました。負債は、主に借入金の減少により前連結会計年度末に比べ7,928百万円減少して24,048百万円となりました。純資産は、主に利益剰余金の増加により前連結会計年度末に比べ491百万円増加して59,785百万円となりました。また自己資本比率は、前連結会計年度末比5.9ポイント増の65.4%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期末における現金及び現金同等物の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより20,209百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,315百万円減少しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、棚卸資産の減少等により7,498百万円(前年同期比31.8%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、設備投資等により150百万円(前年同期比94.4%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、借入金の減少等により8,089百万円(前年同期比275.0%増)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2,077百万円です。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。