文中の将来に関する事項は,当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
当第2四半期連結累計期間における日本経済は,円高の進展や新興国経済の減速などの影響により,輸出が伸びなやみ,設備投資も鈍化するなど停滞が続きました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場である設備産業業界において工作機械向けの需要が停滞したほか,太陽光発電用パワーコンディショナ向け需要が減少しました。
その結果,当第2四半期連結累計期間における連結売上高は35,818百万円(前年同期比11.4%減)となり,連結営業利益は2,329百万円(前年同期比23.4%減),連結経常利益は1,960百万円(前年同期比37.6%減),親会社株主に帰属する四半期純利益は1,395百万円(前年同期比28.8%減)となりました。
受注高は36,452百万円(前年同期比9.4%減),受注残高は12,538百万円(前年同期比0.1%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①日本
日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上高は36,109百万円(前年同期比9.8%減)となり,セグメント利益は1,461百万円(前年同期比32.8%減)となりました。
②北米
北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上高は5,024百万円(前年同期比12.5%増)となり,セグメント利益は422百万円(前年同期比140.0%増)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上高は2,220百万円(前年同期比8.8%減)となり,セグメント利益は171百万円(前年同期比5.1%減)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.および山洋電气(上海)貿易有限公司の子会社である上海山洋電气技術有限公司,山洋電氣(香港)有限公司の子会社である山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司,山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司があります。セグメント売上高は5,770百万円(前年同期比16.7%減)となり,セグメント損失は54百万円(前年同期はセグメント利益182百万円)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.,SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.の子会社であるSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。セグメント売上高は8,041百万円(前年同期比5.0%減)となり,セグメント利益は145百万円(前年同期比34.9%減)となりました。
また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。
①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,情報通信向けやデータセンタ用サーバおよびファクトリーオートメーション業界向けの需要が増加しました。一方,太陽光発電用パワーコンディショナ向けの需要が減少しました。
その結果,売上高は10,961百万円(前年同期比1.4%増),受注高10,709百万円(前年同期比0.3%減),受注残高2,945百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,太陽光発電の固定価格買取制度に起因する市場の低迷により,パワーコンディショナの需要が減少しました。一方,エネルギー管理指定工場などの産業設備装置向け無停電電源装置の需要の一部に活気が見られました。
その結果,売上高は3,875百万円(前年同期比16.1%減),受注高4,615百万円(前年同期比24.5%減),受注残高2,999百万円(前年同期比20.7%減)となりました。
③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,スマートフォン市場などの低迷により,工作機械向けの需要が停滞しました。一方,半導体製造装置およびロボット向けの需要は,引き続き堅調に推移しました。
その結果,売上高は16,995百万円(前年同期比14.9%減),受注高17,529百万円(前年同期比2.8%減),受注残高5,429百万円(前年同期比26.4%増)となりました。
④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器および電機材料の販売のうち,海外向けの太陽光発電用制御盤の需要は大きく減少しましたが,医療機器向けの需要が回復基調となり,また一般産業向けも堅調に推移しました。
鉄鋼関連事業においては,老朽化した生産設備機器の更新工事関連の需要は引き続き旺盛でした。
その結果,売上高は2,729百万円(前年同期比31.1%減),受注高2,512百万円(前年同期比39.3%減),受注残高577百万円(前年同期比31.1%減)となりました。
⑤電気工事事業
製鉄所内における工場設備の更新工事および補修工事は,計画どおりに実施されました。一方,太陽光発電設備の工事は,太陽光発電の買取価格の低下の影響により受注,売上とも減少しました。
その結果,売上高は1,257百万円(前年同期比18.8%増),受注高1,084百万円(前年同期比10.2%減),受注残高585百万円(前年同期比23.7%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における財政状態は,前連結会計年度末と比較して,総資産で3,263百万円の減少,負債で3,056百万円の減少,純資産では206百万円の減少となりました。
総資産の主な変動要因は,受取手形及び売掛金の減少2,876百万円,電子記録債権の増加1,143百万円,投資有価証券の増加1,067百万円によるものです。
負債の主な変動要因は,支払手形及び買掛金の減少3,223百万円,電子記録債務の増加1,085百万円,短期借入金の減少337百万円によるものです。
純資産の主な変動要因は,為替換算調整勘定の減少1,488百万円,利益剰余金の増加836百万円,その他有価証券評価差額金の増加825百万円によるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は,12,737百万円となり,前連結会計年度末より6百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
当第2四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は,3,256百万円(前年同期間は1,858百万円の増加)となりました。これは主に,税金等調整前四半期純利益1,868百万円,仕入債務の減少額1,405百万円,売上債権の減少額1,129百万円によるものです。
当第2四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は,894百万円(前年同期間は761百万円の減少)となりました。これは主に,生産設備等の有形固定資産の取得による支出606百万円によるものです。
当第2四半期連結累計期間の財務活動による資金の減少は,1,617百万円(前年同期間は1,330百万円の減少)となりました。これは主に,配当金の支払額554百万円,自己株式の取得による支出512百万円,長期借入金の返済による支出432百万円によるものです。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,012百万円です。