当社グループの事業内容は水晶関連製品の一貫製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは単一となっております。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、景気回復が続く米国において金融政策の正常化に動いている中、中国を始めとするアジア新興国等で景気下振れ懸念が広がってまいりました。緩和的な金融政策が継続される欧州では景気が緩やかに回復し、我が国においても緩やかな景気回復が続いておりますが、このところ中国経済の減速が企業の生産や輸出に影を落としており、景気の先行き不透明感が強まっております。
水晶デバイス市場では引き続き厳しい事業環境が続いており、当社グループは売上高の大きな伸びが見込めない状況下、収益性改善を重視し、高信頼で高付加価値な商品の開発に経営資源を集中すると同時に不採算品の黒字化と固定費削減に向けた取り組みを進めてまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は22,748百万円(前年同四半期比6.9%減)、営業利益は4百万円(前年同四半期比98.7%減)、税引前四半期利益は54百万円(前年同四半期比79.2%減)、四半期利益は26百万円(前年同四半期比26.5%減)となりました。また、主にマレーシアリンギット安による影響により在外営業活動体の換算損益が749百万円減少する等、税引後その他の包括損失が851百万円となったことから、四半期包括損失合計は824百万円(前年同四半期は四半期包括利益合計936百万円)となりました。
事業の品目別の業績を示すと、次のとおりであります。
水晶振動子の販売は、自動車や短距離通信向けの販売は増加しましたが、移動体通信向けにつきましては、前年度より一部製品につき採算性を重視した新規受注の見合わせを実施した影響で、販売が減少しました。その結果、売上高は13,927百万円(前年同期比3.3%減)となりました。
水晶機器の販売は、カーナビ用GPS等自動車向けや高音質市場向けの水晶発振器が増加しました。しかしながら、携帯電話基地局向け水晶発振器の販売が減少した他、移動体通信向けは前年度より一部製品につき採算性を重視した新規受注の見合わせを実施した影響で、販売が減少しました。その結果、売上高は6,607百万円(前年同期比15.4%減)となりました。
光学デバイス向けは、一部製品の新規受注見合わせの影響で販売が減少しましたが、超音波機器向けの販売は増加しました。その結果、売上高は2,213百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び資本の、前連結会計年度末に対する主な増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度末に比べ、総資産は、棚卸資産の減少1,078百万円、有形固定資産の減少1,671百万円等により4,393百万円減少して67,276百万円となりました。負債は、営業債務その他の未払勘定の減少1,421百万円、借入金等の減少1,362百万円等により3,372百万円減少して40,790百万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分は、四半期包括損失合計824百万円、剰余金の配当による利益剰余金の減少196百万円等により1,021百万円減少して26,485百万円となりました。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末の38.4%から1.0ポイント上昇して39.4%となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、マイナス要因として、長期借入金の返済による支出6,872百万円があったものの、プラス要因として、長期借入れによる収入5,500百万円、減価償却費及び償却額1,833百万円があったこと等により、前連結会計年度末に比較し743百万円増加の15,108百万円(前年同四半期比1,652百万円のプラス)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、マイナス要因として、営業債務の減少412百万円等があったものの、プラス要因として、減価償却費及び償却額1,833百万円、保険金の受取額908百万円があったこと等により、2,907百万円のプラス(前年同四半期比1,816百万円のプラス)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、プラス要因として、投資有価証券その他の資産の売却による収入1,302百万円があったものの、マイナス要因として、投資有価証券その他の資産の取得による支出1,006百万円、有形固定資産の取得による支出943百万円があったこと等により、433百万円のマイナス(前年同四半期比488百万円のプラス)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、プラス要因として、長期借入れによる収入5,500百万円があったものの、マイナス要因として、長期借入金の返済による支出6,872百万円があったこと等により、1,552百万円のマイナス(前年同四半期比3,172百万円のプラス)となりました。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は947百万円であります。