当社グループの事業内容は水晶関連製品の一貫製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、報告セグメントは単一となっております。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米国においては法人減税による景気押し上げ効果もあって成長が加速する中、米国の長期金利が上昇しております。また、米中間の貿易摩擦が中国における景況感の悪化を招いており、今後の行方次第では米国、ひいては世界経済への影響が懸念されます。
車載市場では足下、中国における需要の冷え込みが見られるものの、ADAS(先進運転支援システム)機器に使用される車載用カメラやレーダ向けの販売が増え、車載向けの売上高は前年同四半期比で増加いたしました。また、おサイフケータイなどに使用される無線通信規格であるNFC(Near Field Communication)機能向けに超小型水晶振動子の売上高が増えました。一方、中国スマホメーカー向けを中心に、TCXO(温度補償水晶発振器)から低価格化が進む温度センサ内蔵水晶振動子への需要のシフトが進んだ結果、移動体通信向けの売上高は前年同四半期比で減少いたしました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は21,218百万円(前年同四半期比4.6%減)、営業損失は494百万円(前年同四半期は営業損失396百万円)、税引前四半期損失は715百万円(前年同四半期は税引前四半期損失408百万円)、四半期損失は753百万円(前年同四半期は四半期損失546百万円)となりました。また、在外営業活動体の換算差額が96百万円減少する等、税引後その他の包括損失が96百万円となったことから、四半期包括損失合計は850百万円(前年同四半期は四半期包括損失合計85百万円)となりました。
事業の品目別の業績を示すと、次のとおりであります。
車載市場において、ADAS機器に使用される車載用ミリ波レーダ向けで水晶振動子の販売が増えました。また、おサイフケータイなどに使用される無線通信規格であるNFC機能向け超小型水晶振動子の販売が増えました。しかしながら、移動体通信向けで温度センサ内蔵水晶振動子以外の水晶振動子の販売が減少いたしました。また、ゲームやPC向けの水晶振動子の販売も減少いたしました。その結果、売上高は12,830百万円(前年同四半期比0.3%減)となりました。
車載市場において、ADAS機器に使用される車載用カメラ向け等で水晶発振器の販売が増えました。しかしながら移動体通信市場において、中国スマホメーカー向けを中心にTCXOから温度センサ内蔵水晶振動子への需要のシフトが進んだことで水晶発振器の販売が減少いたしました。その結果、売上高は6,366百万円(前年同四半期比13.2%減)となりました。
一眼レフカメラ向けに光学製品の販売が好調だったものの、全体としては横ばいで推移いたしました。その結果、売上高は2,021百万円(前年同四半期比0.5%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び資本の、前連結会計年度末に対する主な増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度末に比べ、総資産は、現金及び現金同等物の増加703百万円、棚卸資産の増加659百万円、未収消費税等の減少1,161百万円、有形固定資産の減少583百万円等により486百万円減少して60,329百万円となりました。負債は、借入金等の増加2,104百万円、営業債務その他の未払勘定の減少1,656百万円等により286百万円増加して45,994百万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分は、四半期包括損失合計850百万円等により772百万円減少して14,335百万円となりました。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末の24.8%から1.0ポイント低下して23.8%となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、マイナス要因として、有形固定資産の取得による支出2,165百万円、長期借入金の返済による支出5,043百万円があったものの、プラス要因として、長期借入れによる収入7,500百万円があったこと等により、前連結会計年度末に比較し703百万円増加の7,555百万円(前年同四半期比2,469百万円のマイナス)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、プラス要因として、減価償却費及び償却額1,721百万円、未収消費税等の減少1,202百万円があったこと等により、1,053百万円のプラス(前年同四半期比640百万円のプラス)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、マイナス要因として、有形固定資産の取得による支出2,165百万円があったこと等により、2,366百万円のマイナス(前年同四半期比858百万円のプラス)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、マイナス要因として、長期借入金の返済による支出5,043百万円があったものの、プラス要因として、長期借入れによる収入7,500百万円があったこと等により、1,984百万円のプラス(前年同四半期比2,640百万円のプラス)となりました。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は940百万円であります。