第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルスのワクチン普及および大型経済対策により、欧米では個人消費等が持ち直しに向かいましたが、変異株の感染拡大による供給面での制約が重しとなり、全体としては緩やかな回復となりました。

わが国におきましては、緊急事態宣言の延長により個人消費が減少し、部品不足に伴う自動車生産の減少により一時的に輸出が落ち込みましたが、いずれも年末にかけ持ち直し基調となりました。

そのような環境下、エレクトロニクス市場におきましては、中国、米国を中心とした自動車販売の回復や巣ごもり需要を背景に、電子機器生産および電子部品需要は好調に推移しました。

こうした状況のなかで、当社グループにおきましては、付加価値率の高い新分野への拡販を図る一方、生産効率の改善を進めました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、自動車向けを主体に受注が回復基調で推移したことから、売上高29,360百万円(前年同期比+27.0%)、営業利益1,502百万円(前年同期は営業損失44百万円)、経常利益1,721百万円(前年同期は経常損失145百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,249百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失279百万円)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①電子部品

電子部品は、自動車関連向け受注の回復を主因に、モジュール、センサ、コンポーネント部品等各品種売上が増加し、売上高28,628百万円(前年同期比+27.4%)、営業利益2,200百万円(同+222.8%)となりました。

②金型・機械設備

金型・機械設備は、機械設備の外部顧客への売上が振るわなかったことを主因に、売上高441百万円(同△8.6%)、営業損失5百万円(前年同期は営業利益13百万円)となりました。

③その他

その他は、商品仕入及び不動産業等にかかる事業であり、売上高532百万円(前年同期比+58.8%)となり、営業利益73百万円(同△4.8%)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末は、前連結会計年度末に比べ、受注増による生産水準の上昇に伴い、売上債権、棚卸資産、仕入債務がそれぞれ増加したことから、総資産は3,223百万円増加し、負債は1,781百万円増加しました。

純資産は前連結会計年度末に比べ、1,441百万円の増加となりました。うち、株主資本は、親会社株主に帰属する四半期純利益により1,249百万円増加し、剰余金の配当により251百万円減少したことなどから、996百万円の増加となり、その他の包括利益累計額は、アジア通貨高円安による為替換算調整勘定の増加を主因に444百万円の増加となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、696百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。