【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1. 連結の範囲に関する事項

  (1) 連結子会社の数  3

Ikegami Electronics (U.S.A.),Inc.

Ikegami Electronics(Europe)GmbH

株式会社テクノイケガミ

 

  (2) 主要な非連結子会社の名称等

Ikegami Electronics Asia Pacific Pte.Ltd.

株式会社池上ソリューション

(連結の範囲から除いた理由)

非連結子会社2社は、小規模会社であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等はいずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためです。

 

2. 持分法の適用に関する事項

持分法を適用していない非連結子会社(Ikegami Electronics Asia Pacific Pte.Ltd.および株式会社池上ソリューション)は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しています。

 

3. 連結子会社の事業年度等に関する事項

当社の事業年度と一致しています。

 

4. 会計方針に関する事項

  (1) 重要な資産の評価基準および評価方法

①有価証券

 その他有価証券

時価のあるもの……連結会計年度末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理

し、売却原価は総平均法)

  時価のないもの……総平均法による原価法

②デリバティブ

時価法によっています。

③たな卸資産

当社は、製品、仕掛品については個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)、原材料については移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)により評価していますが、連結子会社は、主として先入先出法による低価法を採用しています。

 

  (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産(リース資産を除く)

当社および国内連結子会社は主として定率法、海外連結子会社は主として定額法を採用しています。ただし、当社および国内連結子会社は、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)ならびに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備および構築物については、定額法を採用しています。
  なお、主な耐用年数は以下のとおりです。
    建 物              2年~60年
    機械装置及び運搬具 2年~ 8年
    工具、器具及び備品 2年~20年

 

②無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しています。なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(3年~5年)に基づく定額法を採用しています。

③リース資産

所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しています。

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とした定額法を採用しています。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取り決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものはゼロとしています。

 

  (3) 重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

②賞与引当金

従業員に対する賞与の支給に充てるため、支給見込額を計上しています。

③役員賞与引当金

   役員に対する賞与の支給に充てるため、支給見込額を計上しています。

④製品保証引当金

製品のアフターサービスに伴う費用の支出に備えるため、過去の実績率に基づいて算出した見積額および特定の製品に対する個別に算出した発生見込額を計上しています。

 

  (4)退職給付に係る会計処理の方法

①退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

②数理計算上の差異および過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(5年)による按分額を費用処理しています。

数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(8~10年)による定額法により、翌連結会計年度から費用処理することとしています。

 

  (5)重要なヘッジ会計の方法

①ヘッジ会計の方法

特例処理の要件を満たしている金利スワップについては、特例処理によっています。

②ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段・・・・金利スワップ

ヘッジ対象・・・・借入金の利息

③ヘッジ方針

金利変動リスクを回避する目的で行っています。

④ヘッジ有効性評価の方法

特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しています。

 

 

  (6) のれんの償却方法および償却期間

連結子会社は設立時より当社の100%出資による会社であり、消去差額が生じないためのれんは計上していません。

 

  (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、要求払預金および取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資からなります。 

 

  (8) 消費税等の会計処理

消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。

 

(重要な会計上の見積り)

会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。

当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

 

(たな卸資産の評価)

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

商品及び製品

1,005

仕掛品

4,419

原材料及び貯蔵品

1,938

合計

7,362

 

(注)たな卸資産 評価損計上額 335百万円

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社グループのたな卸資産は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しています。たな卸資産は、主に受注生産品と見込生産品に大別されます。

① 受注生産品は、帳簿価額が正味売却価額を上回った場合には帳簿価額を正味売却価額まで減額し、当該減少額を評価損として売上原価に計上しています。受注額から見積追加製造原価等を差し引いて正味売却価額が算定されますが、案件によっては受注額が確定していないため、受注額と見積追加製造原価等のいずれにも見積りの要素が存在し、社内外の情報等を総合的に勘案して正味売却価額を算定しています。

② 見込生産品は、将来の販売見込数に基づき生産していますが、製品ライフサイクルを超過した場合、将来の販売見込を再検討し、過剰生産品については帳簿価額を処分見込価額まで切り下げる方法によって評価しています。

翌連結会計年度への影響については、①②の見積りの要素が変更になった場合、追加の評価損計上の可能性があります。

 

 

(未適用の会計基準等)

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)

(1) 概要

収益認識に関する包括的な会計基準です。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

 

(2) 適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定です。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。

 

(表示方法の変更)

(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しています。

ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る内容については記載していません。

 

(追加情報)

(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響について)

 当社グループは、当連結会計年度末における会計上の見積り(固定資産の減損の兆候および繰延税金資産の回収可能性の判定)において、新型コロナウイルス感染拡大による影響が今後、翌連結会計年度(2022年3月期)に及ぶものとの仮定を置いて見積りを実施しております。

なお、当該見積りに用いた仮定の不確実性は高く、新型コロナウイルス感染症による世界経済の低迷がさらに長期化した場合には、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社に対するものは、次のとおりです。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

 投資有価証券(株式)

14百万円

14百万円

 出資金

188

188

 

 

※2 担保資産

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

  建物

378百万円

441百万円

  土地

442

442

  計

820

884

 

   上記に対応する債務額

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

 

  1年内返済予定の長期借入金

―百万円

151百万円

  長期借入金

1,526

1,557

  1年内償還予定の社債

182

312

  社債

1,152

840

 

 

  3  受取手形割引残高

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

 受取手形割引残高

2

百万円

百万円

 

 

※4 コミットメントライン契約

当社は、機動的な資金調達を可能にするため、取引銀行とコミットメントライン契約を締結しており、当連結会計年度末の借入未実行残高は次のとおりです。

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

 コミットメントラインの総額

4,000百万円

4,000百万円

 借入実行残高

798

950

 差引額

3,202

3,050

 

(財務制限条項)

当社が締結しているコミットメントライン契約については、下記の財務制限条項が付されています。

(1)各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、直近の事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の70%に相当する金額以上に維持すること。但し、各事業年度末日における連結損益計算書に記載される経常損益が1回でも負の値となった場合、当該事業年度末日の翌事業年度末日以降、各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、直近の事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上に維持すること。

(2)各事業年度末日における連結損益計算書に記載される経常損益を2回連続して損失としないこと。

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次のたな卸資産評価損が売上原価に含まれています。

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

 

238

百万円

335

百万円

 

 

※2 販売費及び一般管理費の主要な費目と金額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

 運賃荷造費

190

百万円

179

百万円

 広告宣伝費

127

 

61

 

 給料等人件費

2,280

 

2,177

 

 減価償却費

181

 

165

 

 賞与引当金繰入額

189

 

135

 

 役員賞与引当金繰入額

52

 

 

 退職給付費用

63

 

67

 

 貸倒引当金繰入額

11

 

 

 研究開発費

1,267

 

1,273

 

 

 

※3 一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開発費は次のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

 

1,639

百万円

1,995

百万円

 

 

※4 固定資産売却益の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

 工具、器具及び備品

0百万円

0百万円

 

 

※5 固定資産除却損の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

 建物

0百万円

1百万円

 機械装置及び運搬具

0

0

 工具、器具及び備品

4

2

 リース資産

0

 計

5

4

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

 その他有価証券評価差額金

 

 

  当期発生額

△31百万円

45百万円

  組替調整額

   税効果調整前

△31

45

   税効果額

9

△13

   その他有価証券評価差額金

△21

31

 為替換算調整勘定

 

 

   当期発生額

△70

136

 退職給付に係る調整額

 

 

  当期発生額

11

△0

  組替調整額

△47

△18

   税効果調整前

△35

△18

   税効果額

   退職給付に係る調整額

△35

△18

 

 その他の包括利益合計

△128

148

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

1. 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

7,285,746

7,285,746

 

 

2. 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

1,267,515

493

363,600

904,408

 

(変動事由の概要)

自己株式の増加および減少の内訳は次のとおりです。

(増加)

単元未満株式の買取りによる増加                                       493 株

(減少)

株式付与ESOP信託口から従業員への交付等                             350,000 株

従業員持株ESOP信託口から従業員持株会への売却                         6,500 株

譲渡制限付株式として取締役へ交付                                     7,100 株

 

3. 配当に関する事項

 (1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2019年5月9日
取締役会

普通株式

254

40.00

2019年3月31日

2019年6月6日

 

2019年5月9日取締役会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金14百万円(株式付与ESOP信託口に14百万円、従業員持株ESOP信託口に0百万円)が含まれています。

 

 (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年5月14日取締役会

普通株式

利益剰余金

191

30.00

2020年
3月31日

2020年
6月25日

 

 

 

当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

1. 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

7,285,746

7,285,746

 

 

2. 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

904,408

682

6,300

898,790

 

(変動事由の概要)

自己株式の増加および減少の内訳は次のとおりです。

(増加)

単元未満株式の買取りによる増加                                       682 株

(減少)

譲渡制限付株式として取締役へ交付                                     6,300 株

 

3. 配当に関する事項

 (1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年5月14日
取締役会

普通株式

191

30.00

2020年3月31日

2020年6月25日

 

 

 (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年5月13日取締役会

普通株式

利益剰余金

95

15.00

2021年
3月31日

2021年
6月4日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当連結会計年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

現金及び預金勘定

6,365百万円

6,133百万円

現金及び現金同等物

6,365

6,133

 

 

(リース取引関係)

1. ファイナンス・リース取引

  所有権移転外ファイナンス・リース取引

  ①リース資産の内容

   有形固定資産

主として情報通信機器事業における情報システム機器(工具、器具及び備品)です。

   無形固定資産

     ソフトウェアです。

  ②リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりです。

 

(金融商品関係)

1. 金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については銀行借入や社債発行による方針です。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針です。

(2)金融商品の内容およびそのリスクならびにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されていますが、取引先ごとの期日管理および残高管理を行うとともに、与信管理規程に従い、取引先の信用状況を定期的に把握する体制としています。

投資有価証券は主として株式であり、上場株式については四半期ごとに時価の把握を行っています。

営業債務である支払手形及び買掛金、電子記録債務は、そのほとんどが4ヶ月以内の支払期日です。短期借入金は運転資金、長期借入金および社債は運転資金および設備投資に必要な資金の調達を目的としたものです。ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で8年後です。

デリバディブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした先物為替予約取引、借入金および社債に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップです。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4会計方針に関する事項(5)重要なヘッジ会計の方法」をご参照ください。

為替予約取引は外国為替管理規程に基づき承認実行され、その管理は為替管理委員会で行っています。また、金利スワップ契約の締結は、取締役会で決定しています。また、デリバティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っています。

営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されていますが、当社グループでは、各社が月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しています。

(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算出された価額が含まれています。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

また、「2.金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

 

 

 

2. 金融商品の時価等に関する事項

  連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれていません((注)2.参照)。

 

 前連結会計年度(2020年3月31日)                                                       (単位:百万円)

 

連結貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

6,365

6,365

(2) 受取手形及び売掛金

6,524

6,524

(3) 電子記録債権

245

245

(4) 投資有価証券

 

 

 

    その他有価証券

282

282

資産計

13,417

13,417

(1) 支払手形及び買掛金

2,218

2,218

(2) 電子記録債務

1,723

1,723

(3) 短期借入金

1,498

1,498

(4) 社債(1年以内償還含む)

1,464

1,461

△2

(5) 長期借入金(1年以内返済含む)

2,496

2,497

1

(6) リース債務(1年以内返済含む)

413

413

0

負債計

9,814

9,814

△0

デリバティブ取引

74

73

0

 

 

 当連結会計年度(2021年3月31日)                                                       (単位:百万円)

 

連結貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

6,133

6,133

(2) 受取手形及び売掛金

5,754

5,754

(3) 電子記録債権

620

620

(4) 投資有価証券

 

 

 

    その他有価証券

328

328

資産計

12,836

12,836

(1) 支払手形及び買掛金

1,405

1,405

(2) 電子記録債務

1,631

1,631

(3) 短期借入金

1,050

1,050

(4) 社債(1年以内償還含む)

1,152

1,150

△1

(5) 長期借入金(1年以内返済含む)

2,878

2,880

2

(6) リース債務(1年以内返済含む)

446

446

0

負債計

8,564

8,565

0

デリバティブ取引

△1

△1

 

 

(注)1.金融商品の時価の算定方法ならびに有価証券およびデリバティブ取引に関する事項

 資産

(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 電子記録債権

     これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。

(4) 投資有価証券

これらの時価について、株式は取引所の価格によっています。また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記をご参照ください。  

 負債

(1) 支払手形及び買掛金、(2) 電子記録債務、(3) 短期借入金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。

(4) 社債

市場価格のないものは、元利金の合計額を当該社債の残存期間および信用リスクは不変として金利水準の変動のみを反映した利率で割り引いた現在価値により算定しています。

(5) 長期借入金

長期借入金の時価については、元利金の合計額を信用リスクは不変として金利水準の変動のみを反映した利率で割り引いた現在価値により算定しています。

(6) リース債務

リース債務の時価については、元利金の合計額を新規に同様のリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しています。

 デリバティブ取引

「デリバティブ取引関係」注記をご参照ください。

 

(注)2. 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

 前連結会計年度(2020年3月31日)                            (単位:百万円)

内容

連結貸借対照表計上額

(1) 子会社株式および関連会社株式

 

    非連結子会社株式・出資金

203

(2) その他有価証券

 

    非上場株式

26

合計

229

 

 これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 投資有価証券」には含めていません。また、非連結子会社出資金188百万円は、連結貸借対照表上、投資その他の資産のうち「その他」に含めて表示しています。

 

 当連結会計年度(2021年3月31日)                            (単位:百万円)

内容

連結貸借対照表計上額

(1) 子会社株式および関連会社株式

 

    非連結子会社株式・出資金

203

(2) その他有価証券

 

    非上場株式

26

合計

229

 

 これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 投資有価証券」には含めていません。また、非連結子会社出資金188百万円は、連結貸借対照表上、投資その他の資産のうち「その他」に含めて表示しています。

 

 

(注)3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

 前連結会計年度(2020年3月31日)                            (単位:百万円)

 

1年以内

 現金及び預金

6,365

 受取手形及び売掛金

6,524

  電子記録債権

245

合計

13,135

 

 

 当連結会計年度(2021年3月31日)                            (単位:百万円)

 

1年以内

 現金及び預金

6,133

 受取手形及び売掛金

5,754

  電子記録債権

620

合計

12,508

 

 

(注)4. 社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 前連結会計年度(2020年3月31日)                                                         (単位:百万円)

科目

1年以内

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

5年超

短期借入金

1,498

社債

312

312

312

328

200

長期借入金

559

559

384

358

216

420

リース債務

165

89

69

44

27

17

合計

2,534

960

765

730

443

437

 

 

 当連結会計年度(2021年3月31日)                                                         (単位:百万円)

科目

1年以内

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

5年超

短期借入金

1,050

社債

312

312

328

200

長期借入金

737

562

536

394

386

260

リース債務

128

106

103

60

37

8

合計

2,228

981

968

655

423

268

 

 

(有価証券関係)

1. その他有価証券

前連結会計年度(2020年3月31日

 

種類

連結貸借対照表
計上額
(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

201

97

104

(2) その他

小計

201

97

104

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

80

91

△10

(2) その他

小計

80

91

△10

合計

282

188

93

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額26百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めていません。

 

当連結会計年度(2021年3月31日

 

種類

連結貸借対照表
計上額
(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

240

97

142

(2) その他

小計

240

97

142

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

87

91

△3

(2) その他

小計

87

91

△3

合計

328

189

138

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額26百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めていません。

 

2. 連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

株式

233

227

合計

233

227

 

 

当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日

該当事項はありません。

 

 

(デリバティブ取引関係)

前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

1. ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

       該当するものはありません。

 

2. ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1)通貨関連

ヘッジ会計の
方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等
(百万円)

契約額の内1年超(百万円)

時価(百万円)

為替予約等の振当処理

為替予約取引

売建

米ドル

売掛金

74

73

 

(注)為替予約等の振当処理について、時価の算定方法は期末日の先物相場によります。

 

(2)金利関連

ヘッジ会計の
方法

取引の種類

主なヘッジ対象

 契約額等
(百万円)

契約額の内1年超(百万円)

時価(百万円)

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引支払固定・受取変動

長期借入金

200

100

(注)

 

(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しています。

 

当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

1. ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

・通貨関連

 

取引の種類

契約額等
(百万円)

契約額の内1年超(百万円)

時価(百万円)

評価損益

(百万円)

 市場取引以外

  の取引

為替予約取引

売建

ユーロ

53

△1

△1

 

(注)時価の算定方法は取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しています。

 

2. ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

・金利関連

ヘッジ会計の
方法

取引の種類

主なヘッジ対象

 契約額等
(百万円)

契約額の内1年超(百万円)

時価(百万円)

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引支払固定・受取変動

長期借入金

100

(注)

 

(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しています。

 

(退職給付関係)

1. 採用している退職給付制度の概要

当社および国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、非積立型確定給付制度(退職一時金制度)および確定拠出制度を採用しています。退職一時金制度では、役職者に対し、給与と役職期間に基づいた一時金を支給します。また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。

 

2. 確定給付制度

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度
(自 2019年4月1日
  至 2020年3月31日)

当連結会計年度
(自 2020年4月1日
  至 2021年3月31日)

退職給付債務の期首残高

550百万円

516百万円

勤務費用

46

44

利息費用

1

2

数理計算上の差異の発生額

△11

0

退職給付の支払額

△70

△77

退職給付債務の期末残高

516

485

 

 

(2)退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債および退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

非積立型制度の退職給付債務

516百万円

485百万円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

516

485

 

 

 

退職給付に係る負債

516

485

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

516

485

 

 

(3)退職給付費用およびその内訳項目の金額

 

前連結会計年度
(自 2019年4月1日
  至 2020年3月31日)

当連結会計年度
(自 2020年4月1日
  至 2021年3月31日)

勤務費用

46百万円

44百万円

利息費用

1

2

数理計算上の差異の費用処理額

△47

△18

その他(注)

6

8

確定給付制度に係る退職給付費用

7

35

 

(注)その他は割増退職金です。

 

(4)退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度
(自 2019年4月1日
  至 2020年3月31日)

当連結会計年度
(自 2020年4月1日
  至 2021年3月31日)

数理計算上の差異

△35百万円

△18百万円

合 計

△35

△18

 

 

 

(5)退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

未認識数理計算上の差異

△115百万円

△96百万円

合 計

△115

△96

 

 

(6)数理計算上の計算基礎に関する事項

当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度
(自 2019年4月1日
  至 2020年3月31日)

当連結会計年度
(自 2020年4月1日
  至 2021年3月31日)

割引率

0.152% ~ 0.808%

0.117% ~ 1.059%

予想昇給率

2.51%

2.03%

 

 

3. 確定拠出制度

前連結会計年度において、当社および国内連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、207百万円です。

当連結会計年度において、当社および国内連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、196百万円です。

 

 

(税効果会計関係)

1. 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

繰延税金資産

 

 

たな卸資産評価損

138百万円

129百万円

関係会社出資金評価損

74

74

賞与引当金

176

125

貸倒引当金

27

22

退職給付に係る負債

159

149

税務上の繰越欠損金(*2)

3,022

2,538

未払金

26

25

長期未払金

93

66

その他

228

206

繰延税金資産小計

3,947

3,338

 税務上の繰越欠損金に係る評価性

 引当額(*2)

△3,017

△2,538

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△872

△751

評価性引当額小計(*1)

△3,890

△3,289

繰延税金資産合計

57

48

繰延税金負債

 

 

その他有価証券評価差額金

△28

△42

繰延税金負債合計

△28

△42

繰延税金資産(負債)の純額

28

6

 

 

(*1)前連結会計年度と比較し、繰延税金資産から控除された額(評価性引当額)が600百万円減少しています。

主な内容は、賞与引当金に係る評価性引当額の減少額50百万円、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の減少額479百万円です。

(*2)税務上の繰越欠損金およびその繰延税金資産の繰越期限別の金額

    前連結会計年度(2020年3月31日

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

525

283

38

47

404

1,723

3,022百万円

評価性引当額

△525

△283

△38

△47

△404

△1,718

△3,017

繰延税金資産

5

5

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

    当連結会計年度(2021年3月31日

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

288

38

47

405

456

1,302

2,538百万円

評価性引当額

△288

△38

△47

△405

△456

△1,302

△2,538

繰延税金資産

0

0

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

 

2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

当連結会計年度
(2021年3月31日)

法定実効税率

30.6%

30.6%

(調整)

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

7.2

3.3

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△2.8

△0.9

住民税均等割等

2.8

4.3

評価性引当額

△28.4

△135.9

繰越欠損金の期限切れ

106.1

その他

△0.7

2.7

税効果会計適用後の法人税等の負担率

8.7

10.2