当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、緊急事態措置や、まん延防止等重点措置が継続するなど、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
一方、世界経済におきましては、米国では景気は着実に持ち直しつつあり、中国でも緩やかな回復傾向が継続しました。欧州地域では、依然として厳しい状況にあるなか、景気の持ち直しの動きが見られましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大など、引き続き景気の下振れリスクが存在する状況で推移しました。
このような状況下において、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績の概要は次のとおりです。
売上高につきましては、前年同期比17.9%減収の64億72百万円となりました(前年同期売上高78億84百万円)。
損益面につきましては、営業損益は売上高減少の影響もあり、営業損失9億46百万円(前年同期営業損失6億81百万円)、経常損益につきましては、経常損失9億30百万円(前年同期経常損失6億35百万円)、最終損益につきましては、親会社株主に帰属する四半期純損失9億59百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失6億48百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、国内では、放送用カメラシステムの販売は堅調に推移しましたが、前年同期に売上を伸ばした放送用スタジオサブシステムの販売が伸び悩んだことが影響し、放送システム事業の売上高は前年同期を下回りました。一方、産業システム事業におきましては、セキュリティ事業の販売が前年同期並みとなり、検査装置事業においては前年同期に比べ売上が増加しました。また、メディカル事業でも販売が順調に推移したことから、前年同期を上回る売上高となりました。
海外におきましては、北米地域におきましては、放送用カメラシステムの販売が前年同期を上回り、欧州地域におきましても、放送用カメラシステムおよび医療用カメラ、モニターの販売が堅調に推移しました。アジア地域につきましては、前年度に引き続き中国市場における医療用カメラ、モニターの売上がOEM販売を中心に伸長しましたが、東南アジア地域で新型コロナウイルス感染の再拡大の影響などもあり、放送用カメラシステムの販売が低調に推移したことから、売上高は前年同期を若干下回りました。
この結果、連結売上高は前年同期比で17.9%の減収となりました。
当第2四半期連結累計期間の損益につきましては、売上高の減少が影響し、営業損益、経常損益、最終損益ともに、前年同期を下回る結果となりました。
なお、当社グループは、「情報通信機器」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しています。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、249億39百万円であり、前連結会計年度末に比べ85百万円減少しました。流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産の減少、現金及び預金、仕掛品の増加等により、前連結会計年度末に比べ4億61百万円減の196億70百万円となりました。固定資産は、有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ3億76百万円増の52億69百万円となりました。
負債総額は124億47百万円であり、前連結会計年度末に比べ9億11百万円増加しました。流動負債は、支払手形及び買掛金の増加、電子記録債務の減少等により、前連結会計年度末に比べ1億75百万円増の75億66百万円となりました。固定負債は、社債の減少、長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ7億35百万円増の48億81百万円となりました。
純資産については、前連結会計年度末に比べ9億96百万円減少し、124億92百万円となりました。これは主として、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純損失計上による利益剰余金の減少等によるものです。
この結果、自己資本比率は、50.1%(前連結会計年度末53.9%)となりました。
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローについては、税金等調整前四半期純損失9億47百万円を計上し、減価償却費2億52百万円、売上債権の減少額32億95百万円、棚卸資産の増加額19億95百万円、未払消費税等の減少額5億65百万円等により、24百万円の収入となりました(前年同期比3億75百万円の収入増加)。
投資活動によるキャッシュ・フローについては、有形固定資産の取得による支出4億28百万円等により、4億54百万円の支出となりました(前年同期比2億57百万円の支出増加)。
財務活動によるキャッシュ・フローについては、長期借入れによる収入14億98百万円、長期借入金の返済による支出3億77百万円、社債の償還による支出1億56百万円等により、7億97百万円の収入となりました(前年同期比19億46百万円の収入増加)。
以上の結果により、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末に比べ3億73百万円増加し、65億7百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等に重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8億27百万円です。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等について、当第2四半期連結会計期間に完成したものは次のとおりです。
投資総額の内訳は、建物836百万円、工具、器具及び備品32百万円、消耗品費57百万円、解体撤去費用16百万円です。