○添付資料の目次

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4

(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8

(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………8

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………9

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間の世界経済は、中東情勢の不安定化によるエネルギー供給制約や価格高騰、サプライチェーンの混乱に加え、消費者及び企業マインドの悪化を背景として減速圧力が強まり、先行き不透明な状況が続いております。米国経済は、AI需要を背景とした設備投資や外需に牽引され底堅く推移した一方、エネルギー価格上昇による購買力低下を背景に個人消費は減速しました。欧州経済は、インフレ率上昇や不確実性の高まりを背景に内需が弱含み、緩やかな減速基調で推移したものの、プラス成長を維持しました。中国経済は、公共投資により一時的に持ち直した一方、不動産不況や補助金効果の一巡等による内需の低迷に加え、投資減速や資源価格上昇の影響もあり、先行き不透明な状況となっております。わが国経済は、中東情勢の緊迫化を受けた資源価格高騰や供給制約の影響により企業収益や生産活動が下押しされ、景気は一部で足踏みがみられたものの、輸出の持ち直しや賃上げを背景とした個人消費の底堅さなどにより緩やかに回復しました。このような経済環境の中、当社グループは、2031年2月期に向けた経営ビジョン「FURUNO GLOBAL VISION“NAVI NEXT 2030”」のもと、事業ビジョン「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」及び人財・企業風土ビジョン「VALUE through GLOBALIZATION and SPEED」を掲げ、持続的な成長に向けた経営を推進しております。2027年2月期より、「中期経営計画フェーズ3」の初年度を迎えました。フェーズ3の今後3ヶ年を「過去最高業績の更新で得た力を将来成長に投じ、積極投資で成長基盤を築く3ヶ年」と位置づけ、市況変動に左右されにくい事業構造への変革を推進しております。また、持続的成長の実現に向け、人財をはじめとする経営資源への積極的な投資を進めてまいります。

当社グループの関連する市場において、舶用事業のうち商船向け市場では、高止まりしていた船価はやや下落しているものの、過去水準と比較して依然高水準で推移しております。一方で、新造船発注隻数は足元で2024年度のピーク水準に達しており、造船会社の手持ち工事量は継続して増加しております。漁業向け市場では、主にアジアや欧州の需要が好調に推移しました。プレジャーボート向け市場では、ボート購入時のローン金利の上昇や物価高を背景に北米の中小型艇を中心に需要は軟調に推移しているものの、足元では底打ちの兆しもみられます。

産業用事業では、ITS・GNSS市場における国内の自動車販売台数は回復傾向にあり、そのような局面が継続しております。また、5Gエリア拡大に伴う携帯電話向け基地局数は高水準を維持しました。ヘルスケア市場においては、IVD(体外診断用医療機器)等の機器設置需要は堅調に推移しました。防衛装備品事業における国内の防衛関連市場は、防衛予算の増額に伴い拡大しました。

無線LAN・ハンディターミナル事業における国内の教育ICT市場では、ICT整備に関する通信インフラ機器の更新案件が増加しております。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は381億1千5百万円(前年同期比21.8%増)、売上総利益は167億6千8百万円(前年同期比23.8%増)となりました。営業利益は56億8千1百万円(前年同期比65.3%増)、経常利益は63億3千4百万円(前年同期比61.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は48億8千1百万円(前年同期比38.2%増)となりました。

なお、当第1四半期連結累計期間に適用した米ドル及びユーロの平均為替レートはそれぞれ156円及び184円であり、前年同期に比べ米ドルは約1.6%の円安水準、ユーロは約14.3%の円安水準で推移しました。

 

セグメント別の業績は、次のとおりであります。セグメント利益は、営業利益ベースの数値であり、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

①舶用事業

 舶用事業では、商船向け市場において、代替燃料船需要等を背景とした造船会社の高い手持ち工事量を受け、特に中国での新造船向け販売が継続して増加しました。また、既存船のリプレイス需要や保守サービス需要も好調に推移したことから、機器販売及び保守サービス売上も増加しました。米州では、プレジャーボート向け販売は、前年同期の売上水準を下回ったものの、戦略商品の販売が寄与し、全体として好調を維持しました。欧州では、主に商船の既存船向け機器の販売が高い水準を維持したほか、保守サービス及びプレジャーボート向けの販売も好調に推移しました。アジアでは、主に中国における商船の新造船向け機器の販売が継続して増加し、保守サービスも堅調に推移しました。日本では、商船向けの機器販売が高水準を維持したほか、保守サービスも好調に推移しました。

この結果、舶用事業の売上高は325億6千4百万円(前年同期比18.0%増)となりました。セグメント利益は57億3千6百万円(前年同期比45.5%増)となりました。

 

②産業用事業

 産業用事業では、ヘルスケア事業において、主に中国市場でのコスト競争激化の影響により、生化学分析装置の販売が減少しました。ITS・GNSS事業においては、時刻同期製品の海外向け販売が堅調に推移したほか、ETC車載器等の販売も好調に推移しました。また、防衛装備品事業では、高水準の受注残を背景に、生産出来高が増加しました。

この結果、産業用事業の売上高は46億3千7百万円(前年同期比51.8%増)となりました。セグメント利益は2億6千4百万円(前年同期は5千2百万円の損失)となりました。

 

③無線LAN・ハンディターミナル事業

無線LAN・ハンディターミナル事業では、主に文教市場向けの案件増加に伴い、無線LANアクセスポイントの販売が増加しました。

この結果、売上高は8億3千9百万円(前年同期比48.5%増)となりました。セグメント損失は8千8百万円(前年同期は2億2千5百万円の損失)となりました。

 

 ④その他

その他の売上高は7千3百万円(前年同期比2.4%減)、セグメント損失は2千万円(前年同期は4千6百万円の損失)となりました。

 

 

(2)財政状態に関する説明

当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,429億5千6百万円(前連結会計年度比1.1%増)となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が27億2千万円増加したことによります。

当第1四半期連結会計期間末における負債は506億4千6百万円(前連結会計年度比1.8%減)となりました。これは主に、長期借入金が10億円減少したことによるものであります。

当第1四半期連結会計期間末における純資産は923億9百万円(前連結会計年度比2.8%増)となりました。これは主に、利益剰余金が21億9千4百万円増加したことによるものであります。

これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末の63.2%から64.2%となりました。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

当第1四半期の業績は、期初想定を上回って推移いたしました。足元の事業環境および業績動向を踏まえると、通期業績は期初想定を上回る進捗となっております。

一方で、中東情勢の不透明感や中国における輸出規制の動向に加え、半導体メモリーを中心とした部材需給の逼迫が継続しており、サプライチェーンへの影響が引き続き懸念されております。

これらの外部要因については依然として不確実性が高く、今後の事業活動及び業績に与える影響を現時点で合理的に見通すことが困難な状況にあります。このため、現時点においては、部材調達に関する不確実性の影響を一定程度織り込んだうえで、通期の連結業績予想を据え置いております。

なお、今後は部材調達環境の動向及びその影響度合い並びに事業の進捗状況を見極め、見通しの精度向上が見込まれる段階において、必要に応じて業績予想を見直してまいります。

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2026年2月28日)

当第1四半期連結会計期間

(2026年5月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

24,283

20,399

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

28,258

30,978

 

 

電子記録債権

1,582

1,592

 

 

商品及び製品

28,601

29,848

 

 

仕掛品

3,693

3,662

 

 

原材料及び貯蔵品

12,761

13,489

 

 

その他

3,595

3,959

 

 

貸倒引当金

△279

△278

 

 

流動資産合計

102,496

103,652

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

8,177

8,161

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

1,207

1,178

 

 

 

土地

3,682

3,681

 

 

 

建設仮勘定

476

691

 

 

 

その他(純額)

4,414

4,373

 

 

 

有形固定資産合計

17,957

18,086

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

695

632

 

 

 

ソフトウエア

5,690

5,677

 

 

 

その他

258

252

 

 

 

無形固定資産合計

6,644

6,562

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

7,066

7,161

 

 

 

退職給付に係る資産

2,436

2,462

 

 

 

繰延税金資産

3,474

3,747

 

 

 

その他

1,304

1,301

 

 

 

貸倒引当金

△16

△16

 

 

 

投資その他の資産合計

14,266

14,655

 

 

固定資産合計

38,868

39,304

 

資産合計

141,364

142,956

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2026年2月28日)

当第1四半期連結会計期間

(2026年5月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

7,575

6,732

 

 

電子記録債務

6,032

6,250

 

 

短期借入金

200

200

 

 

1年内返済予定の長期借入金

1,403

2,201

 

 

未払法人税等

3,536

1,972

 

 

契約負債

3,863

4,882

 

 

賞与引当金

3,174

3,719

 

 

製品保証引当金

897

749

 

 

その他

7,636

7,624

 

 

流動負債合計

34,320

34,333

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

10,300

9,300

 

 

繰延税金負債

334

299

 

 

退職給付に係る負債

3,364

3,365

 

 

リース債務

2,332

2,390

 

 

その他

940

956

 

 

固定負債合計

17,272

16,312

 

負債合計

51,592

50,646

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

7,534

7,534

 

 

資本剰余金

9,338

9,338

 

 

利益剰余金

59,593

61,788

 

 

自己株式

△155

△155

 

 

株主資本合計

76,310

78,505

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

3,414

3,452

 

 

為替換算調整勘定

9,397

9,663

 

 

退職給付に係る調整累計額

222

222

 

 

その他の包括利益累計額合計

13,035

13,339

 

非支配株主持分

426

465

 

純資産合計

89,772

92,309

負債純資産合計

141,364

142,956

 

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

四半期連結損益計算書

第1四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2025年3月1日

 至 2025年5月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2026年3月1日

 至 2026年5月31日)

売上高

31,296

38,115

売上原価

17,751

21,346

売上総利益

13,544

16,768

販売費及び一般管理費

10,106

11,086

営業利益

3,438

5,681

営業外収益

 

 

 

受取利息

57

64

 

受取配当金

14

26

 

持分法による投資利益

93

116

 

為替差益

58

145

 

補助金収入

293

94

 

その他

59

293

 

営業外収益合計

577

740

営業外費用

 

 

 

支払利息

54

56

 

その他

42

30

 

営業外費用合計

97

87

経常利益

3,918

6,334

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

4

9

 

段階取得に係る差益

71

 

負ののれん発生益

30

 

特別利益合計

107

9

特別損失

 

 

 

減損損失

2

20

 

特別損失合計

2

20

税金等調整前四半期純利益

4,022

6,323

法人税、住民税及び事業税

1,303

1,725

法人税等調整額

△826

△328

法人税等合計

477

1,397

四半期純利益

3,545

4,926

非支配株主に帰属する四半期純利益

14

44

親会社株主に帰属する四半期純利益

3,531

4,881

 

 

 

四半期連結包括利益計算書

第1四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2025年3月1日

 至 2025年5月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2026年3月1日

 至 2026年5月31日)

四半期純利益

3,545

4,926

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

32

37

 

為替換算調整勘定

△974

217

 

退職給付に係る調整額

38

0

 

持分法適用会社に対する持分相当額

70

63

 

その他の包括利益合計

△832

318

四半期包括利益

2,712

5,245

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

2,718

5,185

 

非支配株主に係る四半期包括利益

△6

59

 

 

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自  2025年3月1日  至  2025年5月31日)

  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

四半期連結損益計算書計上額

(注)3

舶用事業

産業用事業

無線LAN・ハンディターミナル事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

27,600

3,055

565

31,221

74

31,296

31,296

  セグメント間の内部売上高又は振替高

47

18

94

159

152

312

△312

27,647

3,074

659

31,381

227

31,608

△312

31,296

セグメント利益又は損失(△)

3,942

△52

△225

3,664

△46

3,617

△179

3,438

 

(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電磁環境試験事業等を含んでおります。

2 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自  2026年3月1日  至  2026年5月31日)

  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

四半期連結損益計算書計上額

(注)3

舶用事業

産業用事業

無線LAN・ハンディターミナル事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

32,564

4,637

839

38,042

73

38,115

38,115

  セグメント間の内部売上高又は振替高

34

22

116

172

168

341

△341

32,599

4,660

955

38,215

241

38,456

△341

38,115

セグメント利益又は損失(△)

5,736

264

△88

5,912

△20

5,892

△210

5,681

 

(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電磁環境試験事業等を含んでおります。

2 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自  2025年3月1日

  至  2025年5月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自  2026年3月1日

  至  2026年5月31日)

減価償却費

884

百万円

1,018

百万円

のれんの償却額

35

百万円

60

百万円