当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国では底堅い雇用情勢や個人消費により堅調に推移いたしました。欧州では、雇用情勢や個人消費が底堅く推移したものの、生産・輸出が依然として低迷しており減速傾向が続いております。アジアにおいては、中国では個人消費は堅調であるものの、輸出の低調等総じて減速基調となり、アセアン地域においても、堅調であった内需の勢いに陰りがみられ減速基調となっております。
日本国内経済につきましては、個人消費の持ち直しや雇用、所得情勢の改善を背景とした緩やかな回復が続いております。
当社グループの属する自動車業界におきましては、自動車の生産台数が日本では増産となったものの、アジア、欧州、北中米では減産となり、世界の自動車生産台数は前年同期に比べ減産となりました。
このような状況のもと、当社グループは「新たな成長への挑戦」を基本戦略とした、今期を初年度とする4ヵ年の中期経営計画「NEW GROWTH」を策定し、「車載アンテナビジネスの強化」、「新しい価値づくり、新しい顧客創造」、「更なる成長の土台となる組織基盤の強化」の3つの戦略を掲げ、これまでも実施してまいりましたコスト構造改革の更なる進化に加え、自動運転時代到来に向けたものづくりの高度化等、3つの戦略のうち特に「車載アンテナビジネスの強化」に向けた諸施策に注力してまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は、拡販活動等により好調な市場があったものの、自動車生産台数の減少等による一部地域での低迷により、106億55百万円(前年同期比0.2%減)となりました。利益面につきましては、売上原価率は前年同期並みで推移したものの、販管費率の上昇により、営業利益は2億20百万円(同16.0%減)となりました。また、経常利益は営業利益額の減少等により1億92百万円(同42.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億30百万円(同49.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(イ) 日本
自動車生産台数の増加を背景とした拡販活動等により、外部売上高は37億34百万円(同5.7%増)、セグメント間の内部売上高は6億22百万円(同29.2%減)、営業損失は56百万円(前年同期は営業利益1億51百万円)となりました。
(ロ) アジア
自動車生産台数はアセアン市場では増加したものの、中国市場での大幅な減少等により、外部売上高は24億59百万円(前年同期比11.7%減)、セグメント間の内部売上高は35億41百万円(同21.7%増)、営業損失は0百万円(前年同期は営業損失1億23百万円)となりました。
(ハ) 北中米
北米市場における自動車生産台数の減少等により、外部売上高は32億12百万円(前年同期比3.0%減)、セグメント間の内部売上高は17百万円(同7.9%減)、営業利益は37百万円(同79.4%減)となりました。
(二) 欧州
欧州市場における自動車生産台数は減少となったものの、拡販活動等により、外部売上高は12億49百万円(同19.3%増)、セグメント間の内部売上高は3億89百万円(同211.2%増)、営業利益は1億34百万円(前年同期は営業利益2百万円)となりました。
なお、セグメントの売上については外部顧客に対する売上高とセグメント間の内部売上高を記載しております。
② 財政状態の分析
当社グループは財務体質の改善目標として営業利益率など収益性の改善ももちろんのことでありますが、当社グループの課題である経営の安全性を高めるため、有利子負債の削減、たな卸資産の圧縮、自己資本の充実等に努めてまいりました。この結果、次のとおりの財政状態となりました。
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は265億37百万円(前連結会計年度末269億24百万円)となり、
3億86百万円減少いたしました。これは主に「原材料及び貯蔵品」が2億13百万円、「商品及び製品」が1億19百万円減少したことによるものであります。固定資産は88億35百万円(前連結会計年度末83億11百万円)となり、5億23百万円増加いたしました。これは主に「有形固定資産」が6億4百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は353億73百万円(前連結会計年度末352億36百万円)となり、1億37百万円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は196億73百万円(前連結会計年度末199億26百万円)となり、2億53百万円減少いたしました。これは主に「短期借入金」が3億52百万円増加し、「支払手形及び買掛金」が4億16百万円減少したことによるものであります。固定負債は17億14百万円(前連結会計年度末15億6百万円)となり、2億7百万円増加いたしました。これは主に「その他」に含まれる「リース債務」が2億15百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は213億87百万円(前連結会計年度末214億33百万円)となり、45百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は139億86百万円(前連結会計年度末138億3百万円)となり、1億82百万円増加いたしました。これは主に「為替換算調整勘定」が2億17百万円増加したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、3億41百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。