第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第92期

第93期

第94期

第95期

第96期

会計年度

自 平成25年

  4月1日

至 平成26年

  3月31日

自 平成26年

  4月1日

至 平成27年

  3月31日

自 平成27年

  4月1日

至 平成28年

  3月31日

自 平成28年

  4月1日

至 平成29年

  3月31日

自 平成29年

  4月1日

至 平成30年

  3月31日

売上高

(百万円)

248,416

254,469

256,889

254,810

260,384

経常利益

(百万円)

14,599

17,141

16,627

20,475

24,316

親会社株主に帰属する

当期純利益

(百万円)

7,669

7,168

8,268

13,153

17,890

包括利益

(百万円)

10,892

15,193

5,196

14,151

22,010

純資産額

(百万円)

144,978

160,294

156,966

165,751

177,962

総資産額

(百万円)

253,448

265,718

259,127

263,317

278,629

1株当たり純資産額

(円)

1,940.56

2,143.11

2,116.09

2,236.47

2,426.29

1株当たり当期純利益

(円)

103.85

97.07

112.73

179.57

246.16

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

56.5

59.6

59.8

62.2

63.2

自己資本利益率

(%)

5.4

4.8

5.3

8.3

10.5

株価収益率

(倍)

24.54

33.58

25.56

20.83

20.13

営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

15,835

13,698

11,072

19,949

19,481

投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

10,669

13,472

4,261

9,060

48

財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

6,939

6,065

10,536

6,441

10,851

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

55,844

51,920

55,947

59,837

68,640

従業員数

(人)

9,712

9,408

9,464

9,290

9,328

〔外、臨時従業員の平均雇用人数〕

2,285

1,824

1,844

1,823

1,744

 (注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。

2.当社は「株式給付制度(J-ESOP)」を導入しております。信託財産として資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式については、株主資本において自己株式として計上されており、第96期の1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益の算定上、期末発行済株式総数及び期中平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております。

3.第93期以降の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。なお、第92期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在するものの、希薄化効果を有しないため記載しておりません。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第92期

第93期

第94期

第95期

第96期

会計年度

自 平成25年

  4月1日

至 平成26年

  3月31日

自 平成26年

  4月1日

至 平成27年

  3月31日

自 平成27年

  4月1日

至 平成28年

  3月31日

自 平成28年

  4月1日

至 平成29年

  3月31日

自 平成29年

  4月1日

至 平成30年

  3月31日

売上高

(百万円)

167,283

174,311

178,201

179,264

184,920

経常利益

(百万円)

13,255

15,830

14,499

15,809

19,763

当期純利益

(百万円)

7,848

9,482

259

10,586

14,010

資本金

(百万円)

10,522

10,522

10,522

10,522

10,522

発行済株式総数

(株)

75,116,101

75,116,101

75,116,101

75,116,101

74,250,442

純資産額

(百万円)

136,111

149,984

141,866

149,076

157,064

総資産額

(百万円)

206,774

222,804

211,205

221,340

231,284

1株当たり純資産額

(円)

1,843.01

2,030.88

1,936.72

2,035.16

2,165.30

1株当たり配当額

(円)

63.00

63.00

67.00

77.00

82.00

(うち1株当たり中間配当額)

(円)

(31.50)

(31.50)

(33.50)

(37.00)

(41.00)

1株当たり当期純利益

(円)

106.27

128.39

3.53

144.52

192.77

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

65.8

67.3

67.2

67.4

67.9

自己資本利益率

(%)

5.9

6.6

0.2

7.3

9.2

株価収益率

(倍)

23.98

25.39

816.15

25.88

25.70

配当性向

(%)

59.3

49.1

1,898.0

53.3

42.5

従業員数

(人)

5,247

5,210

5,146

5,070

5,043

〔外、臨時従業員の平均雇用人数〕

1,438

1,406

1,370

1,345

1,257

 (注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。

2.第95期の1株当たり配当額には、創業110周年記念配当5円を含んでおります。

3.当社は「株式給付制度(J-ESOP)」を導入しております。信託財産として資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式については、株主資本において自己株式として計上されており、第96期の1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益の算定上、期末発行済株式総数及び期中平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております。

4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

2【沿革】

明治39年12月

創業者の山口武彦が山武商会を創立、欧米工作機械類・ボールベアリング・酸素溶接機等を輸入・販売

昭和7年7月

山武商会を株式会社に改組、工業計器の組立開始

昭和14年4月

蒲田工場を建設、ブラウン・インストルメント・カンパニー(米国)(後にハネウエル・インコーポレイテッドに吸収合併)の計器を国産化

昭和17年4月

㈱山武商会を山武工業㈱と商号変更、商事部門を独立させ、別に㈱山武商会(現:アズビルトレーディング㈱ 連結子会社)を設立

昭和24年8月

企業再建整備法により山武工業㈱を清算するため、第二会社として山武計器㈱を設立、計測器の製造、販売事業を開始

昭和28年1月

ハネウエル・インコーポレイテッド(米国)(現:ハネウエル・インターナショナル・インコーポレイテッド(米国))との技術提携契約に基づき、同社と資本提携(保有割合:50%)

昭和31年7月

山武計器㈱を山武ハネウエル計器㈱と商号変更

昭和33年8月

株式を店頭公開

昭和36年4月

藤沢工場(現:藤沢テクノセンター)を建設、マイクロスイッチ、空調制御機器を生産

昭和36年10月

株式を東京証券取引所市場第二部に上場

昭和38年10月

山武計装㈱(平成10年7月山武ビルシステム㈱と商号変更)を設立(出資比率:100%)、空調計装工事事業を開始

昭和40年10月

工業計器のメンテナンス事業を行う山和計装㈱に出資(出資比率:50%)、山武メンテナンス㈱と商号変更(平成10年7月山武産業システム㈱と商号変更)

昭和41年12月

山武ハネウエル計器㈱を山武ハネウエル㈱と商号変更

昭和44年2月

株式を東京証券取引所市場第一部に上場

昭和47年11月

寒川工場(現:湘南工場)を建設、調節弁を生産

昭和48年7月

プラスチック、ダイカスト部品を生産する㈱山武プレシジョン(平成2年4月山武コントロールプロダクト㈱と商号変更)に出資(出資比率:100%)

昭和48年8月

伊勢原工場を建設、ビルディング・オートメーションの各種中央管制システム、制御盤を生産

昭和49年6月

キーボードを生産する㈱太信(現:アズビル太信㈱ 連結子会社)に出資(出資比率:50%)

平成2年3月

ハネウエル・インコーポレイテッドの出資比率が50%から24.15%になる

平成2年11月

ハネウエル・インコーポレイテッドとの技術提携契約を包括的提携契約に変更

平成9年10月

ハネウエル・インコーポレイテッドとの包括的提携契約を事業ごとの提携契約に変更

平成10年7月

山武ハネウエル㈱を㈱山武と商号変更

平成10年10月

ビルシステム事業及び産業システム事業の国内営業の一部を山武ビルシステム㈱及び山武産業システム㈱へ譲渡

平成14年7月

ハネウエル・インコーポレイテッドグループとの資本提携解消

平成15年4月

山武ビルシステム㈱及び山武産業システム㈱を吸収合併

平成17年12月

㈱金門製作所(現:アズビル金門㈱ 連結子会社)の第Ⅰ種優先株式(議決権比率:14.95%)及び第Ⅱ種優先株式を取得

平成18年1月

㈱金門製作所(現:アズビル金門㈱ 連結子会社)の第Ⅰ種優先株式(議決権比率:14.95%)の全株式を普通株式(議決権比率:43.31%)に転換

平成20年4月

㈱金門製作所(現:アズビル金門㈱ 連結子会社)を株式交換により完全子会社化

平成24年4月

㈱山武をアズビル㈱に商号変更

山武コントロールプロダクト㈱を吸収合併

平成25年1月

平成26年12月

スペインTelstar, S.A.(現:アズビルテルスター㈲ 連結子会社)に出資(出資比率80%)

アズビルテルスター㈲の出資持分の追加取得を行い、完全子会社化

 

3【事業の内容】

 azbilグループは、当社と子会社60社及び関連会社4社により構成され、人々の安心、快適、達成感と地球環境への貢献を目指す「人を中心としたオートメーション」を追求し、建物市場でビルディングオートメーション(BA)事業を、工業市場でアドバンスオートメーション(AA)事業を、ライフラインや生活に密着した市場において、ライフオートメーション(LA)事業を展開しております。その事業内容は、以下のとおりであります。BA事業では、ビルディングオートメーションシステム、セキュリティシステムから、アプリケーションソフト、コントローラ、バルブ、センサまでのフルラインナップを自社にて開発、製造し、また計装設計から販売、エンジニアリング、サービス、省エネソリューション、設備の運営管理までを一貫した体制で提供し、独自の環境制御技術で、快適で効率の良い執務・生産空間の創造と、環境負荷低減に貢献する事業を展開しております。AA事業では、石油、化学、鉄鋼、紙パルプ等の素材産業や、自動車、電気・電子、半導体、食品等の加工・組立産業の課題解決に向け、装置や設備の最適運用をライフサイクルで支援する製品やソリューション、計装・エンジニアリング、保守サービスを提供し、先進的な計測制御技術を発展させ、安全で人の能力を発揮できる生産現場の実現を目指すとともに、お客様との協働により新たな価値を創造する事業を展開しております。また、LA事業では、建物市場や工業市場で永年培った計測・制御・計量の技術を、ガス・水道等のライフライン、生活の場、ライフサイエンス研究、製薬・医療分野等に提供し、人々のいきいきとした暮らしに貢献する事業を展開しております。

 事業内容及びazbilグループの当該事業にかかる位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。

セグメントの名称

主  要  製  品

主  要  会  社

ビルディングオートメーション事業

ビルディングオートメーションシステム、コントローラ、センサ、バルブ、ユーザーズオペレーション機器、セキュリティシステム、ビルディングオートメーションサービス、ビル向けクラウドサービス、総合エネルギーマネジメントサービス、総合ビル管理サービス、セル型空調システム、データセンター向け環境ソリューション等

当社

アドバンスオートメーション事業

監視制御システム、ソリューションパッケージ、フィールド機器、バルブ/ポジショナ、調節計、センサ/スイッチ、燃焼安全制御機器、設備診断機器、保守サービス、工場省エネルギーソリューション、潤滑装置等

当社

アズビルトレーディング㈱

アズビルノースアメリカ㈱

アズビル機器(大連)有限公司

ライフオートメーション事業

各種ガスメータ、安全保安機器、供給機器、システム機器、各種水道メータ、流量計、住宅用全館空調システム、研究所・病院向け設備・装置、医薬品製造プラント向け装置及びサービス等

当社

アズビル金門㈱

アズビルテルスター㈲

その他

保険代理業

アズビルトレーディング㈱

(注)上記の4区分は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。

 

[事業系統図]

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

0101010_001.png

 

4【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

アズビルトレーディング㈱

 

東京都豊島区

50

アドバンスオートメーション

その他

100.00

azbilグループの制御機器の販売をしております。

役員の兼任等…有

アズビル金門㈱

(注)2

東京都豊島区

3,157

ライフオートメーション

100.00

azbilグループの計量機器の製造・販売をしております。なお、当社より支払債務の一部に対して債務保証を受けております。

役員の兼任等…有

アズビル機器(大連)
有限公司

中国大連市

千人民元

61,176

アドバンスオートメーション

100.00

azbilグループの電子機器、部品等の製造をしております。

役員の兼任等…有

アズビルノースアメリカ㈱

(注)2

米国アリゾナ州

千米ドル

28,550

アドバンスオートメーション

100.00

azbilグループの制御・計測用機器の販売をしております。

役員の兼任等…有

アズビルテルスター㈲

(注)2

スペイン カタルーニャ州

千ユーロ

5,709

ライフオートメーション

100.00

当社より金融機関からの借入に対して債務保証を受けております。

役員の兼任等…有

その他        45社

 

 

 

 

 

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

2社

 

 

 

 

 

 (注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.特定子会社であります。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

平成30年3月31日現在

 

セグメントの名称

従業員数(人)

ビルディングオートメーション事業

 

 

3,045

[719]

アドバンスオートメーション事業

 

 

3,435

[548]

ライフオートメーション事業

 

 

1,705

[285]

報告セグメント計

 

 

8,185

[1,552]

その他

 

 

3

[1]

全社(共通)

 

 

1,140

[191]

合計

 

 

9,328

[1,744]

 (注)1.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業セグメントに区分できないスタッフ部門及び研究開発部門に所属している者であります。

2.臨時従業員数(パートタイマー、定年後再雇用社員及び契約社員を含み、人材派遣会社からの派遣社員は除いております。)は、[ ]内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。

 

(2)提出会社の状況

平成30年3月31日現在

 

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

5,043〔1,257〕

45.1

20.5

7,659,934

 

セグメントの名称

従業員数(人)

ビルディングオートメーション事業

 

 

2,481

[673]

アドバンスオートメーション事業

 

 

1,738

[415]

ライフオートメーション事業

 

 

36

[8]

報告セグメント計

 

 

4,255

[1,096]

その他

 

 

[-]

全社(共通)

 

 

788

[161]

合計

 

 

5,043

[1,257]

 (注)1.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業セグメントに区分できないスタッフ部門及び研究開発部門に所属している者であります。

2.臨時従業員数(パートタイマー、定年後再雇用社員及び契約社員を含み、人材派遣会社からの派遣社員は除いております。)は、[ ]内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

(3)労働組合の状況

 当社のアズビル労働組合は、昭和21年9月に結成され、現在上部団体としてJAMに属しており、平成30年3月31日現在の組合員数は3,937人であります。労使間の諸問題については、常設協議機関としての経営協議会をはじめとしてカンパニー経営協議会、窓口協議会、地区窓口協議会などを設け、また専門的分野については総合委員会、ワークライフバランス委員会等により労使協議制を基本とした運営を図っております。

 また、アズビル金門㈱、アズビル金門白河㈱、アズビルトレーディング㈱におきましても労働組合が結成され、アズビル金門㈱及びアズビル金門白河㈱の労働組合は上部団体としてJAMに属しており、平成30年3月31日現在の組合員数は、アズビル金門㈱258名、アズビル金門白河㈱138名、アズビルトレーディング㈱54名であります。なお、アズビル機器(大連)有限公司及び上海アズビル制御機器有限公司にも労働組合が結成されており、いずれの労働組合においても労使協議制を基本に運営が図られております。このほかの連結子会社については、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好な状態であります。