第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 全般的な営業の概況

当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の影響により依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが続きました。地域別でみますと、中国では回復し、米国では緩やかに持ち直しました。日本では持ち直しの動きが続いたものの一部の業種で弱さが増し、アジアでは持ち直しの動きがあったものの一部の国で感染再拡大による回復の遅れがありました。また、欧州では感染再拡大の影響で経済活動が抑制され、弱い動きとなりました。
  以上のような事業環境のもと、当社グループの業績は、前期からの半導体不足による自動車生産台数の減少及び樹脂材料等の供給不足による原材料費上昇の影響を受けているものの、感染症影響が大きかった前期に比べ自動車関連製品が増加したことから、増収増益となりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間における、売上高は943億9千7百万円(前年同期比57.7%増)、営業利益は83億5千6百万円(前年同期は4億5千万円の営業損失)、経常利益は105億1千3百万円(前年同期は3億5千8百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は60億5千6百万円(前年同期は12億9千5百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高は8千3百万円増加し、営業利益、経常利益はそれぞれ8百万円増加しております。

 

② セグメント情報の概況

1) 自動車機器事業

自動車生産台数は、中国では減少となったものの、日本、米州、欧州、アジアでは増加し、世界全体として増加しました。二輪車生産台数は、日本、米州、欧州、アジア、中国の世界全体で増加となりました。
 このような市場環境のもと、当社グループの自動車機器事業は、感染症影響からの回復による世界的な自動車、二輪車の販売・生産台数増加の影響を受けて、自動車用ランプ及び二輪車用ランプが増加したことにより、増収増益となりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間における自動車機器事業の売上高は746億5百万円(前年同期比66.3%増)、営業利益は43億4千4百万円(前年同期は20億3千2百万円の営業損失)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は2千1百万円増加し、営業利益は8百万円減少しております。

2) コンポーネンツ事業

当セグメント(主な製品:LED、液晶等)が関連する、車載市場、LED照明市場、及び遊技市場は増加し、AV家電市場は微増となりました。
 このような市場環境のもと、当社グループのコンポーネンツ事業は、世界の自動車生産台数が増加した影響を受けて、車載用LED、液晶、及び自動車電球が増加したことにより、増収増益となりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間におけるコンポーネンツ事業の売上高は119億5千8百万円(前年同期比72.1%増)、営業利益は13億6千1百万円(前年同期比1,087.2%増)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は4千万円増加し、営業利益は1千5百万円増加しております。

 

3) 電子応用製品事業

当セグメント(主な製品:LED照明、液晶用バックライト、ストロボ、操作パネル、社内向け電子基板等)が関連する、車載インテリア市場、LED照明市場、OA市場、及びカメラ市場は増加し、PC・タブレット市場は微増となりました。
 このような市場環境のもと、当社グループの電子応用製品事業は、LED灯体の制御等に用いる電子基板、車載向けの操作パネル、及びOAパネルが増加したことで、増収増益となりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間における電子応用製品事業の売上高は236億4百万円(前年同期比35.1%増)、営業利益は24億3千万円(前年同期比17.2%増)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は2千2百万円増加し、営業利益は2百万円増加しております。

 

③ 財政状態に関する説明

当第1四半期連結会計期間末における総資産は5,473億5千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ63億2千9百万円増加しております。要因は、固定資産が32億6千2百万円増加したこと及び流動資産が30億6千7百万円増加したことによるものです。固定資産の増加は、投資有価証券が増加したこと等によるものです。流動資産の増加は、受取手形及び売掛金が減少したものの、棚卸資産及び現金及び預金が増加したこと等によるものです。

負債は966億1千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億4千3百万円増加しております。主な要因は、支払手形及び買掛金及び、賞与引当金が減少したものの、繰延税金負債が増加したこと等によるものです。

純資産は4,507億3千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ60億8千5百万円増加しております。主な要因は、その他の包括利益累計額が48億7千5百万円増加したこと及び、株主資本が20億1千5百万円増加したこと等によるものです。その他の包括利益累計額の増加は、その他有価証券評価差額金が増加したこと等によるものです。また、株主資本の増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等によるものです。

 

 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は44億8千9百万円であります。

また、当社グループでは、関連会社とも連携をとり開発活動を行っており、当第1四半期連結累計期間の持分法適用関連会社の研究開発費の総額は、2億1千6百万円であります。なお、持分法適用関連会社の研究開発費の総額は、四半期連結損益計算書の研究開発費の総額には含まれておりません。 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等に変更及び新たな締結等はありません。