第4 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

1,500,000,000

1,500,000,000

 

 

② 【発行済株式】

種類

事業年度末現在
発行数(株)

(2019年3月31日)

提出日現在
発行数(株)

(2019年6月26日)

上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名

内容

普通株式

787,944,951

787,944,951

東京、名古屋
各証券取引所
(市場第一部)

単元株式数
100株

787,944,951

787,944,951

 

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

③ 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式

総数増減数

(株)

発行済株式

総数残高

(株)

資本金

増減額

(百万円)

資本金

残高

(百万円)

資本準備金

増減額

(百万円)

資本準備金

残高

(百万円)

2016年8月25日

 

△90,000,000

794,068,713

-

187,457

-

265,985

2018年11月30日

 

△6,123,762

787,944,951

-

187,457

-

265,985

 

(注) 1.2016年8月25日付の自己株式の消却(90,000,000株)の実施により、発行済株式総数残高は減少しました。

   2.2018年11月30日付の自己株式の消却(6,123,762株)の実施により、発行済株式総数残高は減少しました。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2019年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数
(人)

204

69

706

822

42

70,390

72,233

所有株式数
(単元)

2,046,367

145,661

3,176,120

1,764,259

113

743,925

7,876,445

300,451

所有株式数の割合
(%)

25.98

1.85

40.32

22.40

0.00

9.45

100.00

 

(注) 1.自己株式13,038,584株は、「個人その他」に130,385単元及び「単元未満株式の状況」に84株含めて記載しています。

2.「その他の法人」の中には、証券保管振替機構名義の株式が1単元含まれています。

 

(6) 【大株主の状況】

2019年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を
除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

トヨタ自動車株式会社

愛知県豊田市トヨタ町1番地

188,949

24.38

株式会社豊田自動織機

愛知県刈谷市豊田町2丁目1

69,373

8.95

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

47,842

6.17

東和不動産株式会社

愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7-1

33,309

4.30

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-11

32,120

4.14

日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)

大阪府大阪市中央区今橋3-5-12
(東京都港区浜松町2丁目11番3号)

21,645

2.79

デンソー従業員持株制度会

愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地

13,240

1.71

アイシン精機株式会社

愛知県刈谷市朝日町2丁目1

12,518

1.62

SSBTC クライアント オムニバス アカウント(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

ONE LINCOLN
STREET,BOSTON MA
USA 02111
(東京都中央区日本橋3丁目11-1)

12,012

1.55

 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5)

東京都中央区晴海1丁目8-11

8,641

1.12

439,649

56.73

 

(注) 1.当社は自己株式13,039千株保有していますが、上記大株主からは除いています。

2.株式会社豊田自動織機の所有株式数は、株式会社豊田自動織機が退職給付信託の信託財産として拠出している当社株式 6,798千株(持分比率0.88%)を除いて表示しています。(株主名簿上の名義は、「日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(三井住友信託銀行再信託分・株式会社豊田自動織機退職給付信託口)」であり、その議決権行使の指図権は株式会社豊田自動織機が留保しています。)

 

 

(7) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

2019年3月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

議決権制限株式(自己株式等)

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

普通株式

13,147,800

完全議決権株式(その他)

普通株式

774,496,700

7,744,967

単元未満株式

普通株式

300,451

発行済株式総数

 

787,944,951

総株主の議決権

7,744,967

 

(注)  完全議決権株式(その他)の株式数の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、100株含まれています。また、議決権の数の欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数1個が含まれています。

 

② 【自己株式等】

2019年3月31日現在

所有者の氏名

又は名称

所有者の住所

自己名義

所有株式数

(株)

他人名義

所有株式数

(株)

所有株式数

の合計

(株)

発行済株式

総数に対する

所有株式数

の割合(%)

株式会社デンソー

(自己株式)

愛知県刈谷市昭和町
1丁目1番地 

13,038,500

13,038,500

1.65

伊藤精工株式会社

愛知県刈谷市野田町
場割100-1

83,200

83,200

0.01

株式会社デンソーパーラー

愛知県岡崎市中島
中町4丁目3番地19

4,100

4,100

0.00

株式会社ニッパ

静岡県磐田市川袋
1550

22,000

22,000

0.00

13,147,800

13,147,800

1.66

 

 

 

2 【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】

会社法第155条第3号に該当する普通株式の取得及び会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

 

(1) 【株主総会決議による取得の状況】

   該当事項はありません。

 

(2) 【取締役会決議による取得の状況】

 

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

取締役会(2018年10月31日)での決議状況

(取得期間2018年11月1日~2019年3月31日)

6,000,000

30,000,000,000

当事業年度前における取得自己株式

当事業年度における取得自己株式

5,999,910

28,435,025,580

残存授権株式の総数及び価額の総額

90

1,564,974,420

当事業年度の末日現在の未行使割合(%)

0.0

5.2

当期間における取得自己株式

提出日現在の未行使割合(%)

 

(注)1.2018年10月31日開催の取締役会において、自己株式の取得及びその具体的な取得方法として自己株式の公開買付を行うことを決議しています。公開買付の概要は以下のとおりです。

買付予定数      :3,600,000株

買付等の価格     :普通株式1株につき金4,748円

買付等の期間     :2018年11月1日から2018年11月29日まで

公開買付開始公告日  :2018年11月1日

決済の開始日     :2018年12月21日

2.2018年10月31日開催の取締役会において、自己株式の取得及びその具体的な取得方法として自己株式の市場買付を行うことを決議しています。

 

(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

当事業年度における取得自己株式

2,142

11,356,528

当期間における取得自己株式 (注)

313

1,395,716

 

(注)  当期間における取得自己株式には、2019年6月1日から、この有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式は含まれていません。

 

(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度

当期間

株式数(株)

処分価額の総額

(円)

株式数(株)

処分価額の総額

(円)

引き受ける者の募集を行った

取得自己株式

消却の処分を行った取得自己株式

6,123,762

24,672,637,098

合併、株式交換、会社分割に係る

移転を行った取得自己株式

1,153,714

6,714,615,480

その他(単元未満株式の売渡請求による売渡)

80

431,641

保有自己株式数 (注)

13,038,584

13,038,897

 

(注) 当期間における「その他」及び「保有自己株式数」欄には、2019年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の売渡請求による売渡による株式はそれぞれ含まれていません。

 

 

3 【配当政策】

当社の配当については、連結業績及び配当性向・配当金額等を総合的に勘案しながら、長期安定的に配当水準を継続的に向上していきたいと考えています。そのために、今後とも環境変化に柔軟に対応できる経営基盤の確立と業績の向上を図る努力をしていく所存です。

当社は、「毎年9月30日を基準日として、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる」旨を定款に定めており、それに従って、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこととしています。

また、「会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当を行うことができる」旨についても定款で定めています。

当期の期末配当金につきましては、1株につき70円とし、当期の株主配当金は1株につき140円となりました。

また、内部留保金につきましては、今後の事業成長を長期的に維持するための設備投資及び研究開発投資に活用するとともに、資金の状況等を考慮のうえ、株主の皆様への利益還元のための自己株式取得にも充当していきます。

なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。

決議年月日

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

2018年10月31日

取締役会決議

54,664

70

2019年4月26日

取締役会決議

54,243

70

 

 

 

4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

自動車業界は、「100年に一度のパラダイムシフト」を迎えているといわれています。当社は、この時代を乗り越え、変化の速いグローバル市場での長期的な企業業績の維持向上を図るため、コーポレート・ガバナンスの確立を重要課題として認識しています。監査役制度採用の下、会社の機関として株主総会、取締役会、監査役会、会計監査人等の法律上の機能に加え、様々なガバナンスの仕組みを整備するとともに、株主の皆様や投資家の方々等に経営状況についての情報提供を継続して行うことで、健全性、効率性、透明性の高い経営を実践しており、基本方針として以下のとおり掲げています。

 

ⅰ)株主の権利・平等性の確保

 ・株主の権利行使のために必要な情報を適時・的確に提供するとともに、議決権行使の環境整備に努め、実質株主を含む外国人株主、その他少数株主等様々な株主の権利・平等性の確保に配慮する。

ⅱ)株主以外のステークホルダーとの適切な協働

 ・社会課題と向き合い、その解決に向けて積極的に働きかけていくことで、ステークホルダーから信頼・共感され、ともに持続的に成長・発展する善の循環を生み出すことを目指す。

 ・ステークホルダーと価値観を共有し、連携していくため、ステークホルダーとの対話を大切にするとともに適切な情報開示に努める。

ⅲ)適切な情報開示と透明性の確保

 ・法令に基づき、四半期ごとに会社の財政状態・経営成績等の財務情報を開示するとともに、経営戦略・経営計画等の非財務情報を策定ごとに適切に開示する。

 ・とりわけ非財務情報については、ステークホルダーの理解を得るべく、ウェブサイトや展示会等による直接的な情報発信、ニュースリリース等によるマスメディアへの情報発信をさまざまな方法により行う。

ⅳ)取締役会の責務の遂行

 ・「デンソー基本理念」を踏まえ、今後5~10年の目指す方向を示す経営の羅針盤としての「長期経営方針」及び3~5年先までの目標・活動を具体化した戦略としての「中期方針」により、会社の戦略的な方向付けを行う。

 ・経営(意思決定・監督)を担当する取締役と、業務の執行を担当する副社長・経営役員の役割を区分・明確化する役員制度により、スピーディな意思決定とオペレーションを実現する。また、状況に応じて副社長・経営役員が取締役を兼務することで、取締役会全体としての知識・経験・能力のバランスを確保する。

 ・外部からの客観的・中立的な経営監視を重視し、社外での豊富な経験や幅広い見識を当社の意思決定や監査に反映させることができる方を社外取締役・社外監査役として登用する。

ⅴ)株主との対話

 ・経営戦略・財務情報等充実した情報の提供と、担当の取締役、副社長、経営役員による積極的な対話参加により、株主・投資家と当社との双方向の良好なコミュニケーションを図る。

 ・対話の結果を取締役会へ報告し、株主意見を当社の経営に活かす。

 

② コーポレート・ガバナンスの体制
ⅰ) 概要及び当該体制を採用する理由

コーポレート・ガバナンスの体制としては、的確な意思決定と迅速な業務執行を行う一方で、適正な監督及び監視を可能とする経営体制を整備しています。

 

業務執行の意思決定の体制としては、まず、法定事項及び重要案件を決議する「決議機関」としての取締役会(原則1回/月 開催、構成員は社内取締役5名、社外取締役3名、常勤監査役2名、社外監査役2名の計12名)に加えて、全社的な視点から案件の審議を行い取締役会へ上程する「審議機関」としての経営審議会(原則1回/週 開催、構成員は社長、副社長、事業グループ長、機能センター長、常勤監査役)等の役員会議体を設置しています。
 また、経営(意思決定・監督)を担当する取締役と、業務の執行を担当する副社長・経営役員の役割を区分・明確化する役員制度により、取締役数をスリム化してきましたが、さらなる意思決定のスピードアップを図るべく、役員制度を変更し、経営役員以上による経営戦略会議を新設することで、戦略議論の機会を拡大しています。また、経営環境の変化に対応した機動的な経営体制の構築、事業年度における経営責任の一層の明確化を目的に、取締役任期を1年としています。

 

 取締役・監査役の選任については、社長が各方面より意見を聞き、業績、人格、見識等を総合的に勘案して、その責務にふさわしい人物を人選し、独立社外取締役を構成員に含む「役員指名報酬諮問会議」に諮問し、当年度の指名案を立案します。指名案は、取締役会での内定の決議を踏まえ、株主総会で審議した上で決定します(監査役は監査役会の同意も取得します)。

なお、「役員指名報酬諮問会議」は、社長(有馬浩二)を議長とし、役員人事担当取締役(都築昇司)、独立社外取締役(George Olcott、櫛田誠希、三屋裕子)を構成員とし、年間4回程度、開催しています。
 

経営監視機能としては、社外取締役3名を含む取締役8名、常勤監査役2名及び社外監査役2名が取締役の職務執行並びに当社及び国内外グループ会社の業務や財政状況を監督・監査しています。コーポレート・ガバナンスにおいては、外部からの客観的・中立的な経営監視の機能が重要と考えており、社外での豊富な経験や幅広い見識を当社の意思決定や監査に反映することを基準に社外取締役・社外監査役を選任しています。なお、当社と社外取締役・社外監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しています。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は法令が定める額を限度としています。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役・社外監査役が責任の原因となった職務の遂行について、善意かつ重大な過失のない時に限られます。

 

当社は、「事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献していくこと」を経営課題として位置づけ、2018年に「デンソーグループサステナビリティ方針」を制定し、サステナビリティ経営の浸透を図っています。また、「社会から信頼・共感されるための基盤は、各国・地域の法令遵守はもとより、グループ社員一人ひとりが高い倫理観を持って公正・誠実に行動すること」と考え、2006年に社員一人ひとりの行動規範を明示した「デンソーグループ社員行動指針」を制定し、研修や職場懇談会等において、社員の意識啓発に活用しています(国内グループ会社を含む)。また、海外グループ会社でも、地域本社が各国・地域の法令・慣習を反映した「地域版社員行動指針」を作成し、コンプライアンスの徹底に努めています。

 

当社は、現地・現物を重視した経営判断を行うことに加え、その経営判断がステークホルダーの期待に沿い信頼を得られるものになっているかといった点、ガバナンスの観点から問題ないかといった点をチェックできる体制を構築することが重要であると考えています。当社としては、社外取締役を含む取締役会と、社外監査役を含む監査役会により、業務執行を監督・監査する現体制が最適であると考えています。また、当社が、業績・企業価値の向上に向け、より良い経営判断を行うことが出来るよう、社外取締役には、会社経営に関する豊富な見識を持つ方が就任し、それぞれの見識をもとに、意思決定・監督にあたっています。

 

 


 

 

ⅱ) 内部統制システムの整備の状況

当社は取締役会において内部統制に関する基本方針を決議しており、その内容は以下のとおりです。

(1) 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

① 取締役は、その言動や文書を通じて、デンソー基本理念・デンソースピリット等の普遍的な価値観・倫理観・信念を徹底する。 

② 取締役会・経営審議会・執行会議で構成する役員会議体に加えて、各種会議や委員会等、組織を横断した会議体により意思決定を行い、取締役の相互牽制を図る。

③ 適正な財務報告の確保に取り組むほか、適時適正な情報開示を行う。

(2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
  重要な情報は社内規程に従って適切に保存及び管理する。取締役会議事録は永年保存とする。
(3) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制

① 事業や投資に関わるリスクは、社内規程に従って、取締役会・経営審議会等の役員会議体において全社的に管理するとともに、グループ長・センター長が担当領域について管理する。

② その他リスクマネジメントは、リスク管理会議が全社的な体制を整備・管理し、各主管部署がリスク項目ごとに管理する。

(4) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

① 役員体制を見直すことにより、より監督と執行の分離を進め、取締役数をスリム化することで、効率的な経営を実施する。

② 取締役の職務の執行に必要な組織及び組織の管理、職務権限については、社内規程に従って定め、業務の組織的かつ能率的な運営を図る。

③ 中長期の経営方針及び年度ごとのグループ方針の下で、年度計画を立案し、社内の意思統一を図る。目標・計画の達成状況及び各部業務の進捗状況については、社内規程に従って管理し定期的に報告する。

(5) 使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

① 経営審議会が行動指針を制定・改訂し、必要な啓蒙及び提言を行う。 

② 階層別コンプライアンス教育により、行動指針を周知徹底する。

③ 内部通報制度として、社内主管部署もしくは社外の弁護士に直接通報が可能な「企業倫理ホットライン」を運用する。

④ 業務の適法性・妥当性・効率性については、監査室が社内規程に従って内部監査を行い、その指摘に基づいて各部にて業務管理・運営制度を整備・充実する。

(6) 当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

① グループ各社の自主性を最大限に尊重するため、グループ会社の意思決定、社内規程に従って留保権限方式により運営する。

② グループの方針・計画は、中長期の経営方針及び年度グループ方針の下、連結ベースで立案し、グループの意思統一を図る。目標・計画の達成状況は、社内規程に従って管理し定期的に報告する。

③ グループ会社のリスクマネジメント及びコンプライアンスについては、当社からグループ各社へ指針やガイドラインを提示し、グループ全体の体制構築及び運用を推進する。また、「デンソーグループ社員行動指針」をグループで共有し、その周知徹底を図る。

④ 事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献していくことを経営課題と位置付け、当社の各専門機関がグループ会社の活動の方向づけやフォローアップを行う。

⑤ グループ会社向けの内部通報制度「国内グループ会社企業倫理ホットライン」を運用する。

⑥ 各部門は、グループ会社との情報交換により、グループ会社の業務の適正確保に向けた助言・支援を行う。

⑦ 各主管部署による、グループ会社の業務の適正に関する監視・検証を実施する。

(7) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項及び当該

使用人の取締役からの独立性に関する事項

① 専任組織として設置した監査役室が、監査役の職務を補助する。

② 監査役室の人事及び組織変更については、事前に監査役会又は監査役会の定める常勤監査役の同意を得る。

③ 取締役は、監査役室が監査役の指示に基づき、監査役監査の業務に必要な情報を社内及びグループ会社から収集できるよう協力する。

 

(8) 取締役及び使用人が監査役に報告するための体制、その他の監査役への報告に関する体制

① 取締役及びグループ会社の取締役・監査役は、主な業務の執行状況について、担当部署を通じて適宜適切に監査役に報告するほか、会社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実を発見した時は直ちに監査役に報告を実施する。

② 当社及びグループ会社の取締役・監査役・副社長・経営役員・執行職・使用人は、監査役又は監査役室の求めに応じ、定期的または随時業務報告を実施する。

(9) その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

① 取締役は、監査役監査の実効性を高めるため、監査役による取締役会・各種委員会等重要会議への出席や業務決裁書等重要書類の閲覧、更に社内各部門・グループ会社の実地監査、会計監査人との会合等の監査活動に協力する。

② 取締役は、監査役がその職務を行うために要する費用及び必要に応じた外部人材の直接任用等を確保する。

③ 監査役は、内部監査部門・会計監査人・内部統制部門と定期的又は随時情報交換を実施する。

④ 当社及びグループ会社の取締役は、監査役に報告した者が当該報告をしたことを理由として不利な扱いを受けないよう確保する。

 

③ 取締役に関する事項

ⅰ)取締役の定数

当社の取締役は20名以内とする旨定款に定めています。

 

ⅱ)取締役の選任の要件

当社は、取締役の選任決議について、総株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めています。

 

④ 株主総会決議に関する事項

ⅰ)株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項

当社は、以下について株主総会の決議によらず、取締役会で決議することができる旨定款に定めています。

a) 会社法第165条第2項の規定により、自己株式を買い受けることができる旨
(機動的な対応を可能とするため)

b) 会社法第426条第1項の規定により、取締役の責任を免除することができる旨
(職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため)

c) 会社法第426条第1項の規定により、監査役の責任を免除することができる旨
(職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため)

d) 会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日とした中間配当を行うことができる旨
(株主への機動的な利益還元を行うため)

e) 会社法第459条第1項の規定により、剰余金の配当等、同法同条同項に掲げる事項を定めることができる旨
(株主への機動的な利益還元を行うため)

 

ⅱ)株主総会の特別決議要件

当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、総株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めています。

 

 

(2) 【役員の状況】

 ① 役員一覧

男性10名 女性2名 (役員のうち女性の比率16.7%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

取締役社長
代表取締役

有馬 浩二

1958年2月23日

1981年4月

当社入社

2008年6月

当社常務役員

2014年6月

当社専務役員

2015年6月

当社取締役社長(現任)

(注)3

27,200

取締役副社長
代表取締役

山中 康司

1957年3月10日

1979年4月

当社入社

2005年6月

当社常務役員

2014年6月

当社専務役員

2015年6月

当社取締役副社長(現任)

(注)3

20,639

取締役副社長
代表取締役

若林 宏之

1956年1月15日

1979年4月

当社入社

2006年6月

当社常務役員

2013年6月

当社専務取締役

2014年6月

当社取締役・専務役員

2015年6月

当社専務役員

2016年6月

当社取締役・専務役員

2017年4月

当社取締役副社長(現任)

(注)3

19,700

取締役

都築 昇司

1959年4月29日

1983年4月

当社入社

2010年4月

当社常務役員

2016年6月

当社専務役員

2018年6月

当社取締役・専務役員

2019年4月

当社取締役・経営役員(現任)

 

(注)3

 

15,400

取締役

豊田 章男

1956年5月3日

1984年4月

トヨタ自動車株式会社入社

2000年6月

同社 取締役

2002年6月

同社 常務取締役

2003年6月

同社 専務取締役

2005年6月

同社 取締役副社長

2005年6月

光洋精工株式会社(現 株式会社ジェイテクト)社外監査役

2006年6月

トヨタ紡織株式会社 社外監査役

2009年6月

トヨタ自動車株式会社 取締役社長(現任)

2018年5月

一般社団法人日本自動車工業会 会長(現任)

2019年6月

当社取締役(現任)

 

(注)3

 

50,000

 

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

取締役

George Olcott (ジョージ・オルコット)

1955年5月7日

1986年7月

S.G.Warburg&Co., Ltd.入社

1991年11月

同社ディレクター

1993年9月

S.G.Warburg Securities London エクイティーキャピタルマーケットグループ エグゼクティブディレクター

1997年4月

SBC Warburg 東京支店長

1998年4月

長銀UBSブリンソン・アセット・マネジメント 副社長

1999年2月

UBSアセットマネジメント(日本) 社長
日本UBSブリンソングループ 社長

2000年6月

UBSWarburg東京 マネージングディレクター エクイティキャピタルマーケット

2001年9月

ケンブリッジ大学ジャッジ経営大学院

2005年3月

同大学院 FME ティーチング・フェロー

2008年3月

同大学院 シニア・フェロー

2008年6月

日本板硝子株式会社 社外取締役

2010年4月

NKSJホールディングス株式会社 社外取締役

2010年9月

東京大学先端科学技術研究センター 特任教授

2014年4月

慶應義塾大学商学部・商学研究科 特別招聘教授(現任)

2014年6月

日立化成株式会社 社外取締役(現任)

2014年6月

当社取締役(現任)

2015年6月

第一生命保険株式会社 社外取締役

2016年6月

BlueOptima Limited 社外取締役(現任)

2016年10月

第一生命ホールディングス株式会社 社外取締役(現任)

2016年12月

JP Morgan Japanese Investment Trust plc 社外取締役(現任)

(注)3

1,500

取締役

櫛田 誠希

1958年6月8日

1981年4月

日本銀行入行

2004年5月

同行 高知支店長

2009年3月

同行 総務人事局長

2010年6月

同行 企画局長

2011年5月

同行 名古屋支店長

2013年3月

同行 理事 名古屋支店長嘱託、大阪支店長嘱託

2017年4月

アフラック生命保険株式会社 シニアアドバイザー

2019年5月

日本証券金融株式会社 顧問

2019年6月

同社 代表執行役社長・取締役(現任)

2019年6月

当社取締役(現任)

(注)3

-

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

取締役

三屋 裕子

1958年7月29日

1981年4月

株式会社日立製作所 入社

2007年7月

株式会社サイファ 代表取締役

2014年3月

株式会社アシックス 社外監査役

2015年3月

藤田観光株式会社 社外取締役

2015年3月

株式会社パロマ 社外取締役

2016年6月

公益財団法人日本バスケットボール協会 代表理事(現任)

2018年3月

株式会社SORA 代表取締役(現任)

2018年6月

株式会社福井銀行 社外取締役(現任)

2019年6月

当社取締役(現任)

(注)3

-

 

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

常勤監査役

新村 淳彦

1957年6月28日

1980年4月

当社入社

2009年7月

デンソー・インターナショナル・アメリカ株式会社 取締役副社長

2014年1月

当社経営企画部理事

2014年6月

当社常勤監査役(現任)

(注)4

5,082

常勤監査役

丹羽 基実

1962年11月3日

1985年4月

当社入社

2007年4月

当社機能品企画部長(現パワトレコンポ事業部パワトレコンポ企画室)

2013年1月

当社人事部長

2014年8月

デンソー・マニュファクチュアリング・テネシー株式会社 副社長

2018年6月

当社常勤監査役(現任)

(注)5

2,400

監査役

後藤 靖子

1958年2月19日

1980年4月

運輸省 入省

2004年6月

日本政府観光局ニューヨーク観光宣伝事務所長

2005年10月

山形県副知事

2008年7月

国土交通省北陸信越運輸局長

2013年7月

同省 国土交通政策研究所長

2015年6月

九州旅客鉄道株式会社 常務取締役 鉄道事業本部 副本部長、旅行事業本部長

2017年6月

同社 常務取締役 財務部担当

2018年6月

同社 取締役監査等委員

2019年3月

株式会社資生堂 社外監査役(現任)

2019年6月

当社監査役(現任)

(注)4

-

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

監査役

喜多村 晴雄

1958年8月21日

1983年9月

アーサーアンダーセン公認会計士共同事務所(現 有限責任 あずさ監査法人)入所

1987年3月

公認会計士登録

2002年8月

喜多村公認会計士事務所 所長(現任)

2004年6月

ローム株式会社 社外監査役

2005年12月

住商グレンジャー株式会社(現 株式会社MonotaRo)社外取締役(現任)

2006年6月

MIDリート投資法人(現 MCUBS MidCity投資法人)監督役員(現任)

2009年6月

ヤマハ株式会社 社外監査役

2010年6月

同社 社外取締役

2015年6月

アスモ株式会社(現 株式会社デンソー)社外監査役

2015年10月

株式会社リーガル不動産 社外監査役(現任)

2016年6月

東洋アルミニウム株式会社 社外監査役(現任)

2019年6月

当社監査役(現任)

(注)4

-

 

 

 

 

141,921

 

(注) 1.取締役 George Olcott、櫛田誠希及び三屋裕子は、会社法第2条第15号に定める社外取締役です。

2.監査役 後藤靖子及び喜多村晴雄は、会社法第2条第16号に定める社外監査役です。

3.2019年6月26日開催の定時株主総会で選任され、任期は選任後1年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会の終結の時に満了します。

4.2019年6月26日開催の定時株主総会で選任され、任期は選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会の終結の時に満了します。

5.2018年6月20日開催の定時株主総会で補欠監査役として選任され、任期は選任後3年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会の終結の時に満了します。

6.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しています。補欠監査役の略歴は次のとおりです。

氏名

生年月日

略歴

所有株式数(株)

北川 ひろみ

1962年11月4日生

1996年4月

弁護士登録

1996年4月

南舘法律事務所(現 南舘・北川・伊藤法律事務所)入所

2003年7月

南舘・北川法律事務所(現 南舘・北川・伊藤法律事務所) パートナー弁護士(現任

2014年4月

中部弁護士会連合会 理事

2016年4月

愛知県弁護士会 副会長

2017年4月

南山大学法務研究科 教授(現任)

-

 

 

 

② 社外取締役及び社外監査役

ⅰ)社外取締役

社外取締役については、当社は3名選任しています。

George Olcott氏は慶應義塾大学の特別招聘教授であり、学識経験及び企業経営に関する豊富な経験と高い見識から、当社の意思決定において指摘・意見を行っています。当社は、同氏が特別招聘教授として所属している慶應義塾大学、社外取締役として所属している第一生命ホールディングス株式会社に対する取引がありますが、いずれの取引も、その規模・性質に照らして、株主・投資家の判断に影響を及ぼす恐れはないと判断したため、取引の概要の記載を省略しています。その他、当社とGeorge Olcott氏との間に利害関係はありません。

櫛田誠希氏は、日本証券金融株式会社の代表執行役社長・取締役であり、これまでの経歴において、日本銀行の企画局長、理事等を歴任する等、日本経済の中心的機能を担う中央銀行において、日本経済の発展・安定に向けた活動を牽引してきた経験を有しています。グローバル金融経済の幅広い知見から、当社の意思決定において指摘・意見を行っていただくため、選任しました。当社は、同氏が代表執行役社長・取締役として所属している日本証券金融株式会社に対する重要な取引はありません。その他、当社と櫛田誠希氏との間に利害関係はありません。

三屋裕子氏は、株式会社SORAの代表取締役、公益財団法人日本バスケットボール協会の代表理事であり、これまでの経歴において、長年にわたって企業及び団体の経営に携わり、また、各スポーツ協会等の役員・委員を歴任する等、多分野における豊富な経験及び知見を有しています。豊富な法人経営経験から当社の意思決定において指摘・意見を行っていただくため、選任しました。当社は、同氏が代表取締役として所属している株式会社SORA、社外取締役として所属している株式会社福井銀行、代表理事として所属している公益財団法人日本バスケットボール協会に対する重要な取引はありません。その他、当社と三屋裕子氏との間に利害関係はありません。

当社が、業績・企業価値の向上に向け、より良い経営判断を行うことができるよう、社外取締役には、会社経営に関する豊富な見識を持つ方が就任し、それぞれの見識をもとに、意思決定・監督にあたっています。

 

ⅱ)社外監査役

社外監査役については、当社は2名選任しています。

後藤靖子氏は、九州旅客鉄道株式会社の特別参与に就任しており、これまでの経歴において、国土交通行政、山形県副知事、ニューヨーク観光宣伝事務所長、九州旅客鉄道株式会社常務取締役等、幅広い経験を有し、監査においても九州旅客鉄道株式会社 取締役監査等委員、株式会社資生堂 社外監査役を務める等、財務・会計及び法令遵守の知見も有しています。こうした幅広い経験・見識を当社の監査に反映いただくため、監査役に選任しました。当社は、同氏が特別参与として所属している九州旅客鉄道株式会社、社外監査役として所属している株式会社資生堂に対する重要な取引はありません。その他、当社と後藤靖子氏との間に利害関係はありません。

喜多村晴雄氏は、喜多村公認会計士事務所の所長を務めており、これまでの経歴において、公認会計士としての豊富なキャリアと高い知見に加え、長きにわたり法人経営経験を有しています。会計に関する高い見識や長年にわたる法人経営の経験を当社の監査に反映いただくため、監査役に選任しました。当社は、同氏が所長として所属している喜多村公認会計士事務所、社外取締役として所属している株式会社MonotaRO、監督役員として所属しているMCUBS MidCity投資法人、社外監査役として所属している株式会社リーガル不動産、社外監査役として所属している東洋アルミニウム株式会社に対する重要な取引はありません。その他、当社と喜多村晴雄氏との間に利害関係はありません。

監査の有効性を確保するため、社外監査役には、当社の所属する業界の動向に精通した方や、財務・会計等に関する分野の専門家が就任し、それぞれの専門的かつ中立・公正な立場から、職務執行の監査にあたっています。

社外監査役による監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との連携につきましては、監査役による海外子会社監査への同行や、監査役会において会計監査人・内部監査部門から監査計画・結果報告を受ける等、十分な連携がとれていると考えています。

 

ⅲ)独立性に関する基準並びに選任に関する方針

社外取締役・社外監査役を選任するための、当社独自の独立性に関する基準又は方針については、金融商品取引所が定める独立性基準を満たすことを前提としつつ、企業経営や財務・会計等の専門領域における豊富な経験や知識を有し、当社の経営課題について積極的に提言・提案や意見を行うことができることを要件としています。George Olcott氏、櫛田誠希氏、三屋裕子氏、後藤靖子氏、喜多村晴雄氏は独立役員の要件を満たしており、一般株主と利益相反が生じる恐れがないと判断したため、当社の独立役員に指定しています。

 

 

(3) 【監査の状況】

「企業内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(平成31年1月31日内閣府令第3号)による改正後の「企業内容等の開示に関する内閣府令」第二号様式記載上の注意(56)a(b)及びd(a)ⅱの規定を当事業年度に係る有価証券報告書から適用しています。

 

① 監査役監査の状況

当社における監査役会は、常勤監査役2名及び社外監査役2名からなり、取締役の職務執行並びに当社及び国内外グループ会社の業務や財政状況を監査しています。

当事業年度において当社は監査役会を年14回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。

 

氏名

開催回数

出席回数

常勤

監査役

 

新村 淳彦

14

14

岩瀬 正人

5

5

丹羽 基実

9

9

非常勤

(社外)

監査役

吉田 守孝

14

14

近藤 敏通

14

14

松島 憲之

14

14

 

常勤監査役の活動としては、年間の監査計画に基づき、社内70部署及び国内外グループ会社37社に対する実地監査を実施するとともに、取締役会や経営審議会等の重要会議への出席、内部監査部門・内部統制部門及び会計監査人との情報交換等を実施しています。

また、監査役会としては、常勤監査役からの活動報告、事業グループ長・機能センター長からの業務執行状況のヒアリング、また、代表取締役・社外取締役との意見交換会を実施する等して、取締役の職務の執行状況を監査し、経営監視機能を果たしています。

 

② 内部監査の状況

内部監査の専門部署(2019年3月31日現在82名)を国内外主要会社を含め設置し、当社の各部門及び国内外グループ会社が自らの内部統制状況を点検する自主点検制度に加え、遵法のみならず管理や業務手段の妥当性まで含め、継続的な実地監査を実施しています。また、監査役会において、監査計画・実施結果を報告する等、監査役及び会計監査人と連携を図っています。

 

③ 会計監査の状況

ⅰ)監査法人の名称

有限責任監査法人トーマツ

 

ⅱ)継続監査期間

51年

 

ⅲ)業務を執行した公認会計士

西松 真人

古内 和明

後藤 泰彦

 

ⅳ)監査業務に係る補助者の構成

当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士14名、その他31名です。

 

 

ⅴ)監査法人の選任方針及び評価並びに再任理由

新しい監査法人の選任方針につきましては、監査役会は、監査法人の品質管理体制、独立性、専門性、不正リスク防止への体制、監査報酬の妥当性等を考慮し、決定いたします。

また、解任及び不再任につきましては、監査法人が会社法第340条第1項各号に定める、いずれかの事由に該当すると認められる場合、または、公認会計士法に違反・抵触する状況にある場合、監査役会は、当該監査法人の解任を検討し、解任が妥当と認められる場合には、監査役全員の同意に基づき監査法人を解任します。さらに、監査役会は、会社計算規則に定める会計監査人の職務の遂行に関する事項について、適正に実施されることを確保できないと認められる場合、その他必要と判断される場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。

 

監査法人の再任に当たっての評価につきましては、監査役会は、監査法人に対して、監査法人の品質管理、監査チームの独立性や専門性、不正リスク防止への体制、監査役とのコミュニケーション、経営者・内部監査部門とのコミュニケーション、会計監査の方法・結果の相当性、監査報酬の妥当性、執行部門による評価、国内グループ会社常勤監査役による評価を勘案して評価を行っています。

 

上記の監査法人の再任に当たっての評価方法に従い、有限責任監査法人トーマツを評価した結果、当事業年度においても会計監査人として再任しています。

 

④ 監査報酬の内容等

ⅰ)監査公認会計士等に対する報酬

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に

基づく報酬(百万円)

非監査業務に

基づく報酬(百万円)

監査証明業務に

基づく報酬(百万円)

非監査業務に

基づく報酬(百万円)

提出会社

146

2

176

2

連結子会社

83

105

229

2

281

2

 

当社における非監査業務の内容は、主として社債発行に伴うコンフォートレター作成です。

 

ⅱ)監査公認会計士等と同一のネットワークに属するデロイトトウシュトーマツ及びそのメンバーファーム

に対する報酬(ⅰを除く)

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に

基づく報酬(百万円)

非監査業務に

基づく報酬(百万円)

監査証明業務に

基づく報酬(百万円)

非監査業務に

基づく報酬(百万円)

提出会社

111

130

連結子会社

526

336

511

424

526

447

511

554

 

当社及び当社の連結子会社における非監査業務の内容は、主として税務関連業務です。

 

ⅲ)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

該当事項はありません。

 

ⅳ)監査報酬の決定方針

当社は、監査公認会計士等の監査報酬を、監査計画の内容、監査実績の検証と評価、会計監査の遂行状況の相当性、報酬の前提となる見積りの算出根拠を精査し、監査役会による事前同意を受け、決定しています。

 

ⅴ)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人から説明を受けた当事業年度の監査計画の内容、過年度の監査実績の検証と評価、会計監査の遂行状況の相当性、報酬の前提となる見積りの算出根拠を精査した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項及び同条第2項の同意を行っています。

 

 

(4) 【役員の報酬等】

① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

当社の役員報酬は会社・個人業績との連動性を持つことで、業績向上や持続的成長への意欲を高めることを目的としています。

社外取締役を除く取締役及び副社長、経営役員の報酬については、ⅰ)基本報酬、ⅱ)賞与から構成されています。各役位における役割責任及び業績責任を踏まえ、上位役位ほど業績連動性を高めています。各報酬要素の概要は以下のとおりです。

ⅰ)基本報酬

取締役及び副社長、経営役員としての役割と役位に応じて金額を決定し、月額固定報酬として支給します。

ⅱ)賞与

賞与額は、連結営業利益額に基づいた賞与テーブルをベースに、従業員の賞与水準、配当、他社の動向及び中長期業績や過去の支給実績等を総合的に勘案し決定されます。なお、当事業年度における業績連動報酬に係る指標(連結営業利益)の実績は、3,162億円でした。

社外取締役については、独立性の観点から基本報酬に一本化しています。また、社外監査役についても、遵法監査を担うという監査役の役割に照らし、基本報酬に一本化しています。

基本報酬については、株主総会の決議により定められた報酬総額の上限額(取締役:月額8,000万円、監査役:1,500万円)の範囲内において決定します。各取締役の月額報酬は、役員指名報酬諮問会議に諮問した上で、取締役会の授権を受けた代表取締役が当社の定める基準に基づき決定し、各監査役の報酬額は監査役会の協議により決定します。

賞与については、役員指名報酬諮問会議に諮問した上で、定時株主総会の決議により、取締役の支払総額について承認を受けた上で、各取締役の賞与額は、個人の貢献度を勘案し、取締役会の授権を受けた代表取締役が決定します。

役員指名報酬諮問会議は、取締役社長、役員人事担当取締役、全独立社外取締役より構成され、独立社外役員が半数以上を占める体制としています。

取締役及び監査役、副社長、経営役員の報酬水準については、毎年、外部調査機関による役員報酬調査データにて、当社と規模や業種・業態の類似する大手製造業の水準を確認した上で、決定しています。

なお、取締役及び監査役、副社長、経営役員について、退任慰労金及びストックオプションの制度はありません。

 

② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

役員区分

報酬等の総額

(百万円)

報酬等の種類別の総額(百万円)

対象となる

役員の員数

(名)

基本報酬

ストック

オプション

賞与

退任慰労金

取締役

(社外取締役を除く)

460

284

176

8

監査役

(社外監査役を除く)

96

96

3

社外役員

73

73

5

 

(注)1.上記には、2018年6月20日開催の第95回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役 加藤宣明、

     槇野孝和、小林耕士、監査役 岩瀬正人を含めています。

2.基本報酬等の限度額は、次のとおりであります。

(1) 取締役の報酬等の限度額

年額960百万円(2007年6月26日開催の第84回定時株主総会決議)

(2) 監査役の報酬等の限度額

年額180百万円(2014年6月19日開催の第91回定時株主総会決議)

3.取締役へ支給予定の賞与額176百万円については、2019年6月26日開催の第96回定時株主総会にて決議され、この決議に係る役員の員数は5名であります。

 

③  提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等

氏名

(役員区分)

会社区分

報酬等の総額(百万円)

連結報酬等の種類別の額等(百万円)

基本報酬

ストック
オプション

賞与

有馬 浩二

(取締役)

提出会社

128

67

61

 

(注)連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しています。

 

 

(5) 【株式の保有状況】

① 投資株式の区分の基準及び考え方

当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする株式を純投資目的の投資株式とし、それ以外の目的の株式を純投資目的以外の目的である投資株式としています。

 

② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

ⅰ)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

当社は、取引関係の維持・強化、協業による技術開発等によりこの時代を乗り越え、持続的な成長をするための事業戦略上必要な株式を保有しています。
  また、毎年の取締役会で個別の銘柄ごとに保有の意義があるか、保有に伴う便益、リスクが資本コストに見合っているかを精査し、保有適否を総合的に判断しています。保有の妥当性が認められない銘柄は、縮減を検討します。

 

ⅱ)銘柄数及び貸借対照表計上額

 

 

銘柄数

(銘柄)

貸借対照表計上額の
合計額(百万円)

非上場株式

86

50,675

非上場株式以外の株式

43

461,607

 

 

(当事業年度において株式数が増加した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)

株式数の増加の理由

非上場株式

5

32,268

当社グループの持続的な成長のため、事業戦略上必要な株式を取得したことによります。

非上場株式以外の株式

3

6,954

当社グループの持続的な成長のため、事業戦略上必要な株式を取得したことによります。

 

(注) 上記の株式数が増加した銘柄数には、合併により変動した銘柄は含まれていません。

 

(当事業年度において株式数が減少した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)

非上場株式

1

452

非上場株式以外の株式

1

1,010

 

 

ⅲ)保有区分、銘柄別の株式数、貸借対照表計上額等の情報等

 

特定投資株式

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、定量的な保有効果(注)
及び株式数が増加した理由

当社の

株式保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額
(百万円)

貸借対照表計上額
(百万円)

㈱豊田自動織機

29,647,895

29,647,895

・取引関係の維持・強化を目的としています。

164,546

190,932

アイシン精機㈱

12,964,922

12,964,922

・取引関係の維持・強化を目的としています。

51,276

74,937

ルネサスエレクトロニクス㈱

86,659,725

83,359,725

・取引関係の維持・強化を目的としています。
・関係強化のための追加取得により株式数が増加しています。

44,370

89,195

㈱小糸製作所

6,713,200

6,689,000

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。
・2018年4月にアスモ株式会社を吸収合併したことにより株式数が増加しています。

42,092

49,365

㈱ジェイテクト

18,371,467

18,371,467

・取引関係の維持・強化を目的としています。

25,022

28,953

スズキ㈱

3,912,074

3,912,074

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

19,161

22,416

トヨタ紡織㈱

10,192,100

10,192,100

・取引関係の維持・強化を目的としています。

17,072

22,260

㈱東海理化電機製作所

8,873,610

8,839,773

・取引関係の維持・強化を目的としています。
・2018年4月にアスモ株式会社を吸収合併したことにより株式数が増加しています。

16,745

19,262

本田技研工業㈱

4,399,050

4,399,050

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

13,175

16,101

イビデン㈱

7,712,900

7,712,900

・取引関係の維持・強化を目的としています。

12,973

12,210

KDDI㈱

5,155,800

5,155,800

・取引関係の維持・強化を目的としています。

12,297

14,006

豊田通商㈱

2,143,334

2,143,334

・取引関係の維持・強化を目的としています。

7,727

7,727

東海旅客鉄道㈱

200,000

200,000

・地域経済との関係維持を目的としています。

5,142

4,026

Infineon Technologies AG

2,220,565

・取引関係の強化を目的としています。
・関係強化のための新規取得により株式数が増加しています。

4,887

日野自動車㈱

4,095,687

4,013,000

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。
・2018年4月にアスモ株式会社を吸収合併したことにより株式数が増加しています。

3,817

5,494

愛三工業㈱

5,500,000

5,500,000

・取引関係の維持・強化を目的としています。

3,740

6,265

大同特殊鋼㈱

800,000

800,000

・取引関係の維持・強化を目的としています。

3,492

4,352

豊田合成㈱

1,002,531

1,002,531

・取引関係の維持・強化を目的としています。

2,350

2,480

マツダ㈱

1,317,881

1,264,500

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。
・2018年4月にアスモ株式会社を吸収合併したことにより株式数が増加しています。

1,632

1,779

㈱JVCケンウッド

4,171,000

4,171,000

・取引関係の維持・強化を目的としています。

1,118

1,481

シャープ㈱

896,000

896,000

・取引関係の維持・強化を目的としています。

1,091

2,849

㈱コマツ

377,682

377,682

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

971

1,340

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、定量的な保有効果(注)
及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額
(百万円)

貸借対照表計上額
(百万円)

㈱クボタ

500,274

500,274

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

800

932

いすゞ自動車㈱

550,000

550,000

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

800

898

㈱SUBARU

296,628

260,128

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。
・2018年4月にアスモ株式会社を吸収合併したことにより株式数が増加しています。

748

907

セコム㈱

74,820

74,820

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

709

593

愛知製鋼㈱

190,222

190,222

・取引関係の維持・強化を目的としています。

653

829

澤藤電機㈱

400,000

400,000

・取引関係の維持・強化を目的としています。

633

787

㈱モルフォ

261,800

261,800

・取引関係の維持・強化を目的としています。

587

1,005

㈱ファインシンター

220,835

220,835

・取引関係の維持・強化を目的としています。

500

504

イーソル㈱

103,000

・取引関係の強化を目的としています。
・技術戦略パートナーとなることを目的とした新規取得により株式数が増加しています。

499

三菱重工業㈱

62,500

62,500

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

287

255

㈱御園座

40,000

400,000

・地域経済との関係維持を目的としています。

164

310

トリニティ工業㈱

200,000

200,000

・取引関係の維持・強化を目的としています。

120

211

大豊工業㈱

100,000

100,000

・取引関係の維持・強化を目的としています。

91

152

岡谷鋼機㈱

9,600

9,600

・取引関係の維持・強化を目的としています。

88

115

㈱ATグループ

39,337

39,337

・取引関係の維持・強化を目的としています。

80

110

川崎重工業㈱

13,000

13,000

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

35

45

ヤマトホールディングス㈱

12,100

12,100

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

35

32

西日本鉄道㈱

10,918

10,918

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

29

30

三菱自動車工業㈱

49,500

30,000

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。
・2018年4月にアスモ株式会社を吸収合併したことにより株式数が増加しています。

29

23

セイノーホールディングス㈱

11,000

11,000

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

16

22

井関農機㈱

5,000

5,000

・顧客としての営業上の取引関係の維持・強化を目的としています。

8

11

 

(注)定量的な保有効果については記載が困難であります。毎年の取締役会で保有の有意性があるか、取引上の収益等の保有に伴う便益、リスクが資本コストに見合っているかを精査し、保有の適否を総合的に判断しています。

 

みなし保有株式

該当ありません。

 

③ 保有目的が純投資目的である投資株式

該当ありません。