第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当中間連結会計期間の業績につきましては、連結売上高は314,823百万円と、前年同期に比べ10,851百万円(3.6%)の増収となりました。利益につきましては、連結営業利益は20,085百万円と、前年同期に比べ1,544百万円(8.3%)の増益となりました。連結経常利益は23,920百万円と、前年同期に比べ9,397百万円(64.7%)の増益となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は18,505百万円と、前年同期に比べ7,847百万円(73.6%)の増益となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(日本)

 客先生産台数の増加などにより、売上高は157,981百万円と、前年同期に比べ8,653百万円(5.8%)の増収となりました。営業利益は売上高の増加に加え、合理化努力などにより、1,270百万円と、前年同期に比べ698百万円(122.0%)の増益となりました。

 

(北米)

 客先生産台数の増加などにより、売上高は87,148百万円と、前年同期に比べ4,543百万円(5.5%)の増収となりました。営業利益は売上高の増加に加え、合理化努力などにより、4,921百万円と、前年同期に比べ894百万円(22.2%)の増益となりました。

 

(アジア)

 為替換算上の影響があったものの、客先生産台数の増加などにより、売上高は96,060百万円と、前年同期に比べ1,383百万円(1.5%)の増収となりました。営業利益は売上高の増加に加え、合理化努力などにより、12,155百万円と、前年同期に比べ619百万円(5.4%)の増益となりました。

 

(その他)

 売上高は23,687百万円と、前年同期に比べ1,461百万円(△5.8%)の減収となりました。営業利益は1,947百万円と、前年同期に比べ66百万円(3.5%)の増益となりました。

 

(2) 財政状態の状況

 当中間連結会計期間末の総資産は、有価証券の増加等により、527,900百万円と、前連結会計年度末に比べ、16,958百万円増加いたしました。負債は、173,413百万円と、前連結会計年度末に比べ、349百万円増加いたしました。純資産は、利益剰余金の増加等により354,487百万円と、前連結会計年度末に比べ、16,610百万円増加いたしました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、83,906百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,297百万円増加いたしました。

 

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、前年同期に比べ、9,663百万円増加し、25,984百万円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益が9,067百万円増加した結果であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ、1,449百万円減少し、11,974百万円となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入が631百万円増加した結果であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ、844百万円増加し、5,610百万円となりました。これは主に、配当金の支払額が971百万円増加した結果であります。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、16,038百万円であります。

なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【重要な契約等】

 該当事項はありません。