当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについては重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の普及や各国政府の経済対策により、米国・欧州を中心に回復基調で推移しました。一方で、新たな変異株の発生に伴い感染の再拡大が進むなど、今後の景気への影響が懸念される状況となりました。
このような経済状況の中、当社グループの市場では脱炭素への社会的な要請を背景とした電気自動車の需要が継続的に拡大しております。一方、インフラ設備に関しましては、海外での投資抑制の継続や、国内での昨年度のビル/工場着工件数減少による当期受注の低迷により、需要が低調に推移いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、電力機器システムでは減収となりましたが、コンデンサ・モジュールのxEV用コンデンサが伸長したことで、前年同期比10.1%増加の17,373百万円となりました。
損益につきましては、電子部品を中心とした部品・部材の供給逼迫、仕入価格の高騰の影響もありましたが、コスト改善の着実な進展もあり、営業利益は722百万円(前年同期比108.1%の増加)、経常利益は963百万円(前年同期比53.2%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は683百万円(前年同期比68.0%の増加)となりました。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①コンデンサ・モジュール
xEV用コンデンサは、一部客先での生産調整の影響から回復し増収となりました。また、産業機器用コンデンサに関しても受注が徐々に回復した結果、売上高は前年同期比17.0%増加の13,039百万円となりました。
②電力機器システム
力率改善装置及び電力品質改善装置は設備投資の需要が減少し、低調に推移いたしました。結果、売上高は前年同期比6.4%減少の4,334百万円となりました。
財政状態の分析は次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は31,568百万円となり、前連結会計年度末に比べ213百万円の増加となりました。増減の主なものは、現金及び預金の減少2,251百万円、受取手形及び売掛金の増加656百万円、電子記録債権の増加606百万円、建設仮勘定の増加701百万円等であります。
負債は6,809百万円となり、前連結会計年度末に比べ211百万円の減少となりました。増減の主なものは、賞与引当金の減少225百万円等であります。
純資産は24,759百万円となり、自己資本比率は77.3%と0.8ポイント増加いたしました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、486百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。