【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の状況

・連結子会社の数:46

・主要な連結子会社の名称

「第1企業の概況 4関係会社の状況」に記載しているため、省略しています。

当連結会計年度において、MIRAサービス社(イギリス)及びMIRAモーリシャス社(モーリシャス)を清算したため、連結の範囲から除外しています。

(2) 非連結子会社の状況

・非連結子会社の名称

株式会社ホリバコミュニティ

・連結の範囲から除いた理由

非連結子会社は、小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除外しています。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法を適用した非連結子会社または関連会社の状況

・持分法適用の非連結子会社または関連会社の数:1

・当該会社等の名称

IDV Robotics社(イギリス)

(2) 持分法を適用していない非連結子会社または関連会社の状況

・当該会社等の名称

株式会社ホリバコミュニティ

・持分法を適用しない理由

持分法非適用会社は、連結純損益及び利益剰余金等に与える影響が僅少であり、かつ、全体としても重要性が乏しいため、持分法の適用範囲から除外しています。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しています。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券
その他有価証券

・市場価格のない株式等以外のもの:時価法

(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しています。)

・市場価格のない株式等:主として移動平均法に基づく原価法

② デリバティブ:時価法
③ 棚卸資産

(原価法は、収益性の低下による簿価切下げの方法によっています。)

・商品及び製品、仕掛品:主として総平均法に基づく原価法

・原材料及び貯蔵品:主として移動平均法に基づく原価法

 

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しています。

なお、主な耐用年数は次のとおりです。

・建物及び構築物  :3~60年

・機械装置及び運搬具:2~20年

② 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しています。ソフトウエア(自社利用)については、社内における利用可能期間(1~10年)に基づいています。

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

・当社及び国内連結子会社

受取手形、売掛金、貸付金等の債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個々の回収可能性を検討して、回収不能見込額を合わせて計上しています。

・在外連結子会社

売掛金等の債権の貸倒れによる損失に備えるため、個々の債権の回収可能性を検討して計上しています。

② 賞与引当金

従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度負担額を計上しています。

③ 製品保証引当金

製品保証費用の支出に備えるため、過去の実績額を基礎として所定の基準により計上しているほか、個別に勘案した見積額を計上しています。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

② 数理計算上の差異の費用処理方法

数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しています。

 

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループは顧客との契約から生じる収益について、下記の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しています。

 

ステップ1:顧客との契約を識別する

ステップ2:契約における履行義務を識別する

ステップ3:取引価格を算定する

ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する

ステップ5:履行義務を充足した時にまたは充足するにつれて収益を認識する

 

自動車、環境・プロセス、医用、半導体、科学の5つのセグメントにおける製品の販売、サービスの提供について、顧客との契約に基づき履行義務を識別し、通常は下記の時点で当社グループの履行義務を充足すると判断し収益を認識しています。

 

① 製品の販売に係る収益

製品の販売については、顧客との契約の中で当社グループが据付等の義務を負う製品は据付等が完了した時点、顧客との契約の中で当社グループが据付等の義務を負わない製品は着荷日に、顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

ただし、一部の工事を伴う製品等の一定の期間にわたり充足される履行義務は、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しています。進捗度の見積りは、各報告期間の期末日までに発生した原価が、予想される原価の合計に占める割合に基づいて行っています。

 

② サービスの提供に係る収益

サービスの提供に係る収益には、主に製品に関連した保証、修理、保守、移設等の業務に係る収益が含まれ、履行義務が一時点で充足される場合にはサービス提供完了時点において、一定期間にわたり充足される場合にはサービス提供期間にわたり定額で収益を認識しています。

 

取引価格は、約束した財またはサービスの顧客への移転と交換に権利を得ると見込んでいる対価の金額であり、取引価格には重要な変動対価は含まれていません。また、主として取引価格は履行義務単位で決定され、契約における取引価格が該当する履行義務にそのまま配分されます。

取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領し、重要な金融要素は含んでいません。

 

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しています。なお、在外連結子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めています。

 

(7) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用しています。また、一体処理の要件を満たす金利通貨スワップについては一体処理を採用しています。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

・ヘッジ手段:為替予約取引等、金利通貨スワップ

・ヘッジ対象:外貨建予定取引、外貨建借入金

③ ヘッジ方針

社内管理規程に基づき、為替リスクを回避する目的で為替予約取引等、金利上昇リスク及び為替リスクを回避する目的で金利通貨スワップ取引を行っています。

 

④ ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ対象の時価の変動の累計とヘッジ手段の時価の変動の累計を比較することにより、有効性を評価しています。また、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が同一である場合には、有効性の評価を省略しています。

 

(8) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、5年間の定額法により償却を行っています。

 

(9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手元現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっています。

 

(10) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

① グループ通算制度の適用

当社及び国内連結子会社はグループ通算制度を適用しています。

② グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱いの適用

当社及び国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示については、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従っています。

 

(重要な会計上の見積り)

会計上の見積りにより、当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であり、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりです。

 

固定資産の評価

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産

100,801

112,972

無形固定資産

4,965

5,483

減損損失

1,305

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

① 金額の算定方法

当社グループは、事業用資産については報告セグメントを基礎としグルーピングを行っています。当連結会計年度末日現在で、固定資産が減損している可能性を示す兆候があるか否かを評価しています。新規事業については合理的な事業計画と比較して実績が著しく下方に乖離していない場合には減損の兆候には当たらないと判断しています。なお、保有する資産グループに減損の兆候がある場合に減損テストを実施し、資産グループの回収可能価額が帳簿価額を下回っている場合には、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減損します。回収可能価額は、使用価値と正味売却価額(日本基準の場合)または処分コスト控除後の公正価値(国際財務報告基準の場合)を比較し、いずれか高い方を採用しています。

 

② 見積りの算出に用いた主な仮定

使用価値は経営者により作成された事業計画を基礎として、算定しています。また、使用価値の算定に用いる割引率は、加重平均資本コストを基に算定しています。

正味売却価額または処分コスト控除後の公正価値は、外部の専門家から入手した不動産鑑定書等に基づき算定しています。

 

③ 翌連結会計年度に与える影響

使用価値の算定に利用した経営者により作成された事業計画等の見直しが必要となった場合や、正味売却価額または処分コスト控除後の公正価値の算定に利用した不動産鑑定評価等に下落が生じた場合には、翌連結会計年度において固定資産の評価に重要な影響を及ぼす可能性があります。

なお、当連結会計年度における計上額は、注記事項(連結損益計算書関係)の「※8 減損損失」に記載しています。

 

 

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

(1) 概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取り扱いを定めるものです。

(2) 適用予定日

2025年12月期の期首から適用予定です。

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については現時点で検討中です。

 

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日)

ほか、関連する企業会計基準、企業会計基準適用指針、実務対応報告及び移管指針の改正

(1) 概要

国際的な会計基準と同様に、借手のすべてのリースについて資産・負債を計上する等の取扱いを定めるものです。

(2) 適用予定日

2028年12月期の期首から適用予定です。

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については現時点で評価中です。

 

(表示方法の変更)

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

前連結会計年度において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」に掲記していた「自己株式の純増減額(△は増加)」は、当連結会計年度において「自己株式の取得による支出」の重要性が増したため、「自己株式の取得による支出」及び「自己株式の処分による収入」に区分掲記しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組み替えを行っています。

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「自己株式の純増減額(△は増加)」△0百万円は、「自己株式の取得による支出」△0百万円、「自己株式の処分による収入」0百万円に組み替えています。

 

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1 受取手形、売掛金及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、それぞれ以下のとおりです。なお、顧客との契約以外から生じた債権は、その金額に重要性がないため、「顧客との契約から生じた債権」に含めて表示しています。

 

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

受取手形

10,987

百万円

10,372

百万円

売掛金

55,774

 

67,945

 

契約資産

4,779

 

4,264

 

 

 

※2 有形固定資産から直接控除した減価償却累計額

 

前連結会計年度

2023年12月31日

 

当連結会計年度

2024年12月31日

 

83,317

百万円

 

 

95,180

百万円

 

 

※3 非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

投資有価証券(株式)

1,467

百万円

1,613

百万円

 

 

※4 国庫補助金等の受入による有形固定資産の圧縮記帳額

機械装置及び運搬具

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

圧縮記帳累計額

39

百万円

39

百万円

 

 

その他

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

圧縮記帳累計額

9

百万円

9

百万円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載していません。

顧客との契約から生じる収益の金額は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 収益認識関係 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しています。

 

※2 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれています。なお、金額は戻入額と相殺した後のものです。

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

 

470

百万円

 

 

576

百万円

 

 

※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

給料手当

25,728

百万円

28,735

百万円

研究開発費

20,436

 

22,980

 

退職給付費用

1,038

 

930

 

賞与引当金繰入額

1,360

 

1,868

 

貸倒引当金繰入額

72

 

314

 

 

 

※4 一般管理費に含まれる研究開発費

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

 

20,436

百万円

 

 

22,980

百万円

 

 

※5 固定資産売却益の内容は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

機械装置及び運搬具

28

百万円

8

百万円

その他

9

 

12

 

38

 

20

 

 

 

※6 固定資産売却損の内容は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

機械装置及び運搬具

百万円

0

百万円

その他

0

 

0

 

0

 

1

 

 

 

 

※7 固定資産除却損の内容は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

建物及び構築物

24

百万円

13

百万円

機械装置及び運搬具

22

 

23

 

ソフトウエア

0

 

0

 

その他

12

 

16

 

59

 

53

 

 

 

※8 減損損失

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日

当社グループは以下の資産について減損損失を計上しています。

(単位:百万円)

 

場所

用途

種類

減損損失

ドイツ

バルレーベン市

事業用資産

建物及び構築物

400

機械装置

723

建設仮勘定

181

 

 

当社グループは、事業用資産については報告セグメントを基礎とし、グルーピングを行っています。

連結子会社であるホリバ・フューエルコン社(ドイツ)の自動車セグメントの水素事業において、需要が急拡大する中、事業の立ち上げに伴う投資が継続しています。顧客の幅広く高度な仕様の製品ニーズに対応する中での収益性が悪化したことを要因として、当該セグメントの事業用資産に減損の兆候があるとし、減損テストを実施しています。その結果、事業用資産に係る減損損失1,305百万円を計上しています。

なお、当資産グループの回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により測定しています。不動産については不動産鑑定評価に基づき測定しています。また、機械装置及び建設仮勘定については処分見積額より諸費用見積額を差し引いて測定し、その他の資産については主に再調達原価に減価要素を加味して測定しています。

 

※9 貸倒引当金繰入額

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日

当社の連結子会社が保有する債権について、回収不能と見込まれる額に対して貸倒引当金を設定し、特別損失に計上しています。

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

当期発生額

3,730

百万円

73

百万円

組替調整額

0

 

 

税効果調整前

3,730

 

73

 

税効果額

△1,138

 

△22

 

その他有価証券評価差額金

2,592

 

51

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

10,467

 

14,171

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

当期発生額

138

 

224

 

組替調整額

97

 

△106

 

税効果調整前

235

 

117

 

税効果額

△72

 

△47

 

退職給付に係る調整額

163

 

70

 

持分法適用会社に対する持分相当額:

 

 

 

 

当期発生額

163

 

144

 

その他の包括利益合計

13,388

 

14,437

 

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

(単位:株)

 

当連結会計年度

期首株式数

当連結会計年度

増加株式数

当連結会計年度

減少株式数

当連結会計年度末

株式数

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

42,532,752

42,532,752

合計

42,532,752

42,532,752

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)1、2

302,553

333

39,857

263,029

合計

302,553

333

39,857

263,029

 

(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加333株は譲渡制限付株式の無償取得による増加209株、単元未満株式の買取りによる増加124株です。

2.普通株式の自己株式の株式数の減少39,857株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少23,257株、新株予約権の行使による減少16,600株です。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の

目的となる

株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計
年度末残高
(百万円)

当連結会計
年度期首

当連結会計
年度増加

当連結会計
年度減少

当連結会計
年度末

提出会社

(親会社)

ストック・オプションとしての新株予約権

706

合計

706

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年2月14日

取締役会

普通株式

7,601

180

2022年12月31日

2023年3月6日

2023年8月9日

取締役会

普通株式

3,381

80

2023年6月30日

2023年9月4日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年2月14日

取締役会

普通株式

8,876

利益剰余金

210

2023年12月31日

2024年3月4日

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

(単位:株)

 

当連結会計年度

期首株式数

当連結会計年度

増加株式数

当連結会計年度

減少株式数

当連結会計年度末

株式数

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)1

42,532,752

299,500

42,233,252

合計

42,532,752

299,500

42,233,252

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)2、3

263,029

334,604

316,880

280,753

合計

263,029

334,604

316,880

280,753

 

(注)1.普通株式の発行済株式の株式数の減少299,500株は、自己株式の消却によるものです。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加334,604株は、自己株式の取得による増加334,500株、単元未満株式の買取りによる増加104株です。

3.普通株式の自己株式の株式数の減少316,880株は、自己株式の消却による減少299,500株、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少10,680株、新株予約権の行使による減少6,700株です。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の

目的となる

株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高(百万円)

当連結会計
年度期首

当連結会計
年度増加

当連結会計
年度減少

当連結会計
年度末

提出会社

(親会社)

ストック・オプションとしての新株予約権

673

合計

673

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年2月14日

取締役会

普通株式

8,876

210

2023年12月31日

2024年3月4日

2024年8月8日

取締役会

普通株式

3,356

80

2024年6月30日

2024年9月2日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年2月13日

取締役会

普通株式

7,970

利益剰余金

190

2024年12月31日

2025年3月10日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

現金及び預金勘定

132,775

百万円

144,272

百万円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金等

△2,724

 

△870

 

取得日から3ヶ月以内に満期日

又は償還日の到来する短期投資(有価証券)

500

 

561

 

現金及び現金同等物

130,550

 

143,963

 

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

(1) リース資産の内容

① 有形固定資産

主として、建物、機械装置、事務機器等です。

② 無形固定資産

ソフトウエアです。

(2) リース資産の減価償却の方法

「第5経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりです。

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については安全性を重視した運用をする一方、資金調達については主に銀行借入や社債発行によっています。デリバティブは、為替変動リスク及び金利変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針です。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されています。当該リスクに関しては、期日管理、残高管理を行うとともに顧客の財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握を図る等、その軽減に努めています。

営業債務である支払手形及び買掛金は、多くが1年以内の支払期日です。

これらの営業債権債務のうち一部には外貨建のものがあり為替の変動リスクに晒されていますが、外貨建の営業債権債務の相殺や先物為替予約の利用等により、リスクの軽減に努めています。

有価証券は、主に債券等の流動性の高い短期投資です。また、投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されていますが、一定金額以上の株式取得、売却については取締役会での詳細な検討を行うとともに、株式の時価情報は適宜経営陣への報告を徹底してリスクの軽減に努めています。

借入金のうち短期借入金は、主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金及び社債は、主に設備資金及び運転資金に係る資金調達です。

営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されていますが、資金収支計画を作成する等の方法によりリスクの軽減に努めています。

デリバティブ取引は、外貨建債権債務の残高の範囲内で為替予約取引を実施しているほか、輸出入にかかる予定取引により確実に発生すると見込まれる外貨建債権債務に対して先物為替予約を行っています。また、借入金の残高の範囲内で金利変動リスク及び為替変動リスク回避のため、金利スワップ取引や金利通貨スワップ取引を実施し、投機的な取引は行わない方針です。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。また、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。

 

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表

計上額

時価

差額

(1) 有価証券及び投資有価証券

 

 

 

その他有価証券(※2)

16,069

16,069

資産計

16,069

16,069

(1) 社債

30,000

29,400

△599

(2) 長期借入金

(1年内長期借入金を含む)

25,104

24,664

△440

負債計

55,104

54,064

△1,039

デリバティブ取引(※3)

120

120

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表

計上額

時価

差額

(1) 有価証券及び投資有価証券

 

 

 

その他有価証券(※2)

16,252

16,252

資産計

16,252

16,252

(1) 社債

30,000

29,163

△836

(2) 長期借入金

(1年内長期借入金を含む)

26,379

25,727

△651

負債計

56,379

54,891

△1,488

デリバティブ取引(※3)

(181)

(181)

 

※1.「現金及び預金」、「受取手形、売掛金及び契約資産」、「支払手形及び買掛金」、「短期借入金(1年内長期借入金を除く)」、「未払金」、「未払法人税等」については、短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似するものであることから記載を省略しています。

 

※2.市場価格のない株式等は、「(1)有価証券及び投資有価証券」には含まれていません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりです。

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

非上場株式等

130

211

非連結子会社及び関連会社株式

1,467

1,613

 

 

※3.デリバティブ取引によって生じた正味の債権、債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しています。

 

(注)1.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

5年以内

5年超

10年以内

10年超

現金及び預金

132,775

受取手形、売掛金及び契約資産

71,541

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

(1) 債券(国債、地方債等)

(2) 債券(社債)

1,000

(3) 債券(その他)

500

(4) その他

500

合計

206,317

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

5年以内

5年超

10年以内

10年超

現金及び預金

144,272

受取手形、売掛金及び契約資産

82,582

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

(1) 債券(国債、地方債等)

(2) 債券(社債)

1,000

(3) 債券(その他)

500

(4) その他

561

合計

228,917

 

 

 

(注)2.短期借入金、社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

短期借入金

5,291

社債

15,000

15,000

長期借入金

404

843

1,027

706

706

21,414

合計

5,695

843

16,027

706

706

36,414

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

短期借入金

8,026

社債

15,000

15,000

長期借入金

987

1,188

832

832

1,767

20,769

合計

9,013

16,188

832

832

16,767

20,769

 

(注)その他の有利子負債については、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 ⑤連結附属明細表 「借入金等明細表」」を参照ください。

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しています。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しています。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

14,068

14,068

債券

1,500

1,500

その他

500

500

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

120

120

資産計

14,068

2,120

16,189

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

14,189

14,189

債券

1,500

1,500

その他

561

561

資産計

14,189

2,062

16,252

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

181

181

負債計

181

181

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

社債

29,400

29,400

長期借入金

(1年内長期借入金を含む)

24,664

24,664

負債計

54,064

54,064

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

社債

29,163

29,163

長期借入金

(1年内長期借入金を含む)

25,727

25,727

負債計

54,891

54,891

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

有価証券及び投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しています。活発な市場で取引されているものはレベル1の時価に分類しています。市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないものはレベル2の時価に分類しています。

 

デリバティブ取引

為替予約の時価は、為替レート等の観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定し、レベル2の時価に分類しています。

 

社債

当社の発行する社債の時価は、元利金の合計額と当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定し、レベル2の時価に分類しています。

 

長期借入金

長期借入金の時価は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定し、レベル2の時価に分類しています。金利スワップの特例処理の対象とされている長期借入金は、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割り引いて算定し、レベル2の時価に分類しています。

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

 

種類

連結貸借対照表

計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表

計上額が取得原価を

超えるもの

(1) 株式

14,068

4,282

9,786

(2) 債券

 

 

 

① 国債、地方債等

② 社債

500

500

0

③ その他

(3) その他

500

500

0

小計

15,068

5,282

9,786

連結貸借対照表

計上額が取得原価を

超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

 

 

 

① 国債、地方債等

② 社債

500

502

△2

③ その他

500

500

(3) その他

小計

1,000

1,002

△2

合計

16,069

6,285

9,783

 

(注) 非上場株式等(連結貸借対照表計上額130百万円)については、市場価格のない株式等に該当するため、上表の「その他有価証券」には含めていません。

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

 

種類

連結貸借対照表

計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表

計上額が取得原価を

超えるもの

(1) 株式

14,189

4,331

9,858

(2) 債券

 

 

 

① 国債、地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

500

500

0

小計

14,690

4,831

9,858

連結貸借対照表

計上額が取得原価を

超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

 

 

 

① 国債、地方債等

② 社債

1,000

1,002

△1

③ その他

500

500

(3) その他

61

61

小計

1,562

1,563

△1

合計

16,252

6,394

9,857

 

(注) 非上場株式等(連結貸借対照表計上額211百万円)については、市場価格のない株式等に該当するため、上表の「その他有価証券」には含めていません。

 

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日

(単位:百万円)

種類

売却額

売却益の合計額

売却損の合計額

(1) 株式

(2) 債券

 

 

 

① 国債、地方債等

1

0

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

1

0

 

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日

該当事項はありません。

 

 

3.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日

その他有価証券の非上場株式について21百万円の減損処理を行っています。

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日

該当事項はありません。

 

なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っています。

 

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

通貨関連

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

区分

取引の種類

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

評価損益

市場取引

以外の取引

為替予約取引

 

 

 

 

売建

 

 

 

 

米ドル

8,139

149

149

ユーロ

672

△1

△1

英ポンド

372

2

2

その他

851

△19

△19

買建

 

 

 

 

米ドル

73

△3

△3

ユーロ

47

△0

△0

英ポンド

83

△0

△0

その他

176

△6

△6

合計

10,415

120

120

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

区分

取引の種類

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

評価損益

市場取引

以外の取引

為替予約取引

 

 

 

 

売建

 

 

 

 

米ドル

5,278

△132

△132

ユーロ

849

△16

△16

英ポンド

92

△1

△1

その他

775

△25

△25

買建

 

 

 

 

米ドル

113

1

1

ユーロ

838

△0

△0

英ポンド

40

0

0

その他

628

△7

△7

合計

8,616

△181

△181

 

 

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1) 通貨関連

前連結会計年度(2023年12月31日

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2024年12月31日

該当事項はありません。

 

(2) 金利関連

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

金利スワップの

特例処理

金利スワップ取引

 

 

 

 

変動受取、固定支払

長期借入金

20,000

20,000

(注)

 

(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しています。

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

金利スワップの

特例処理

金利スワップ取引

 

 

 

 

変動受取、固定支払

長期借入金

20,000

20,000

(注)

 

(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しています。

 

(3) 金利通貨関連

前連結会計年度(2023年12月31日

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2024年12月31日

該当事項はありません。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び国内連結子会社は、キャッシュバランスプランによる確定給付企業年金制度(積立型制度)及び確定拠出年金制度を採用しており、一部の海外連結子会社は、確定給付型の制度(積立型制度、非積立型制度)や確定拠出型の制度を設けています。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

退職給付債務の期首残高

10,230

百万円

10,539

百万円

勤務費用

727

 

712

 

利息費用

199

 

238

 

数理計算上の差異の発生額

△66

 

△176

 

退職給付の支払額

△767

 

△544

 

その他

216

 

59

 

退職給付債務の期末残高

10,539

 

10,829

 

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

年金資産の期首残高

9,373

百万円

9,877

百万円

期待運用収益

271

 

279

 

数理計算上の差異の発生額

62

 

46

 

事業主からの拠出額

789

 

839

 

退職給付の支払額

△674

 

△498

 

その他

56

 

△41

 

年金資産の期末残高

9,877

 

10,504

 

 

 

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

積立型制度の退職給付債務

8,707

百万円

8,836

百万円

年金資産

△9,877

 

△10,504

 

 

△1,170

 

△1,668

 

非積立型制度の退職給付債務

1,831

 

1,993

 

連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額

661

 

324

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

1,873

 

2,074

 

退職給付に係る資産

△1,212

 

△1,749

 

連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額

661

 

324

 

 

 

 

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

勤務費用

727

百万円

712

百万円

利息費用

199

 

238

 

期待運用収益

△271

 

△279

 

数理計算上の差異の費用処理額

101

 

△106

 

その他

△3

 

 

確定給付制度に係る退職給付費用

753

 

564

 

 

 

(5) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日

数理計算上の差異

235

百万円

117

百万円

合計

235

 

117

 

 

 

(6) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

未認識数理計算上の差異

438

百万円

556

百万円

合計

438

 

556

 

 

 

(7) 年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりです。

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

債券

39.8

40.3

株式

25.4

 

24.2

 

投資信託(注)

15.7

 

15.7

 

その他

19.1

 

19.8

 

合計

100.0

 

100.0

 

 

(注) 主として債券に対して投資を行うファンドです。

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。

 

(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度

2023年12月31日

当連結会計年度

2024年12月31日

割引率

主として1.41.6

主として1.71.9

長期期待運用収益率

主として2.5

主として2.5

予想昇給率

主として3.43.7

主として3.33.7

 

(注) 予想昇給率はポイント制における予想ポイントの上昇率です。

 

3.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度1,555百万円、当連結会計年度1,762百万円です。

 

(ストック・オプション等関係)

当社は2022年3月26日開催の第84回定時株主総会において、ストック・オプション制度に代えて、新たに譲渡制限付株式・事後交付型株式を割り当てる株式報酬制度を導入することを決議しています。それに伴い、今後はストック・オプションのための新株予約権の新たな割当ては行わないこととしました。

 

1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名

該当事項はありません。

 

2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

 

第1回株式報酬型

新株予約権

第2回株式報酬型

新株予約権

第3回株式報酬型

新株予約権

決議年月日

2009年4月14日

2010年4月20日

2011年4月14日

付与対象者の区分及び人数

当社の取締役4名、

当社の執行役員13名

当社の取締役4名、

当社の執行役員14名

当社の取締役4名、

当社の執行役員16名

株式の種類別の

ストック・オプションの数

普通株式54,200株(注)1

普通株式26,400株(注)1

普通株式31,000株(注)1

付与日

2009年4月16日

2010年4月23日

2011年4月21日

権利確定条件

(注)2

対象勤務期間

(注)3

権利行使期間

自 2009年4月17日

至 2039年4月16日

自 2010年4月24日

至 2040年4月23日

自 2011年4月22日

至 2041年4月21日

新株予約権の数※

216個(注)4

107個(注)4

140個(注)4

新株予約権の目的となる

株式の種類、内容及び株式数※

普通株式21,600株(注)5

普通株式10,700株(注)5

普通株式14,000株(注)5

新株予約権の行使時の払込金額※

1株当たり1円

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額※

発行価格    1,092円

資本組入額    546円

発行価格    2,629円

資本組入額   1,315円

発行価格    2,209円

資本組入額   1,105円

新株予約権の行使の条件※

(注)6

新株予約権の譲渡に関する事項※

譲渡による新株予約権の取得については、

当社取締役会の承認を要するものとします。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)8

 

 

 

 

第4回株式報酬型

新株予約権

第5回株式報酬型

新株予約権

第6回株式報酬型

新株予約権

決議年月日

2012年4月17日

2013年4月26日

2014年4月22日

付与対象者の区分及び人数

当社の取締役4名、

当社の執行役員16名

当社の取締役4名、

当社の執行役員14名、

子会社の取締役2名、

子会社の執行役員3名

当社の取締役5名、

当社の執行役員12名、

子会社の取締役3名、

子会社の執行役員6名

株式の種類別の

ストック・オプションの数

普通株式28,200株(注)1

普通株式33,200株(注)1

普通株式27,500株(注)1

付与日

2012年4月24日

2013年5月8日

2014年4月24日

権利確定条件

(注)2

対象勤務期間

(注)3

権利行使期間

自 2012年4月25日

至 2042年4月24日

自 2013年5月9日

至 2043年5月8日

自 2014年4月24日

至 2044年4月23日

新株予約権の数※

131個(注)4

169個(注)4

138個(注)4

新株予約権の目的となる

株式の種類、内容及び株式数※

普通株式13,100株(注)5

普通株式16,900株(注)5

普通株式13,800株(注)5

新株予約権の行使時の払込金額※

1株当たり1円

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額※

発行価格    2,246円

資本組入額   1,123円

発行価格    2,989円

資本組入額   1,495円

発行価格    2,740円

資本組入額   1,370円

新株予約権の行使の条件※

(注)6

(注)7

新株予約権の譲渡に関する事項※

譲渡による新株予約権の取得については、

当社取締役会の承認を要するものとします。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)8

 

 

 

 

第7回株式報酬型

新株予約権

第8回株式報酬型

新株予約権

第9回株式報酬型

新株予約権

決議年月日

2015年4月30日

2016年4月27日

2017年4月25日

付与対象者の区分及び人数

当社の取締役5名、

当社の執行役員13名、

子会社の取締役3名、

子会社の執行役員8名

当社の取締役5名、

当社の執行役員14名、

子会社の取締役4名、

子会社の執行役員9名

当社の取締役4名、

当社の執行役員16名、

子会社の取締役4名、

子会社の執行役員8名

株式の種類別の

ストック・オプションの数

普通株式22,100株(注)1

普通株式25,900株(注)1

普通株式15,300株(注)1

付与日

2015年5月8日

2016年5月10日

2017年5月9日

権利確定条件

(注)2

対象勤務期間

(注)3

権利行使期間

自 2015年5月9日

至 2045年5月8日

自 2016年5月11日

至 2046年5月10日

自 2017年5月10日

至 2047年5月9日

新株予約権の数※

113個(注)4

160個(注)4

102個(注)4

新株予約権の目的となる

株式の種類、内容及び株式数※

普通株式11,300株(注)5

普通株式16,000株(注)5

普通株式10,200株(注)5

新株予約権の行使時の払込金額※

1株当たり1円

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額※

発行価格    3,599円

資本組入額   1,800円

発行価格    3,117円

資本組入額   1,559円

発行価格    5,796円

資本組入額   2,898円

新株予約権の行使の条件※

(注)7

新株予約権の譲渡に関する事項※

譲渡による新株予約権の取得については、

当社取締役会の承認を要するものとします。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)8

 

 

 

 

第10回株式報酬型

新株予約権

第11回株式報酬型

新株予約権

第12回株式報酬型

新株予約権

決議年月日

2018年4月24日

2019年4月19日

2020年4月21日

付与対象者の区分及び人数

当社の取締役5名、

当社の執行役員19名、

子会社の取締役3名、

子会社の執行役員8名

当社の取締役5名、

当社の執行役員18名、

子会社の取締役3名、

子会社の執行役員9名

当社の取締役5名、

当社の執行役員16名、

子会社の取締役4名、

子会社の執行役員10名

株式の種類別の

ストック・オプションの数

普通株式15,800株(注)1

普通株式24,100株(注)1

普通株式32,300株(注)1

付与日

2018年5月8日

2019年4月19日

2020年4月24日

権利確定条件

(注)2

対象勤務期間

(注)3

権利行使期間

自 2018年5月9日

至 2048年5月8日

自 2019年4月20日

至 2049年4月19日

自 2020年4月25日

至 2050年4月24日

新株予約権の数※

107個(注)4

178個(注)4

256個(注)4

新株予約権の目的となる

株式の種類、内容及び株式数※

普通株式10,700株(注)5

普通株式17,800株(注)5

普通株式25,600株(注)5

新株予約権の行使時の払込金額※

1株当たり1円

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額※

発行価格    6,436円

資本組入額   3,218円

発行価格    4,924円

資本組入額   2,462円

発行価格    3,527円

資本組入額   1,764円

新株予約権の行使の条件※

(注)7

新株予約権の譲渡に関する事項※

譲渡による新株予約権の取得については、

当社取締役会の承認を要するものとします。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)8

 

 

 

 

第13回株式報酬型

新株予約権

決議年月日

2021年4月20日

付与対象者の区分及び人数

当社の取締役5名、

当社の執行役員15名、

子会社の取締役4名、

子会社の執行役員11名

株式の種類別の

ストック・オプションの数

普通株式16,100株(注)1

付与日

2021年4月30日

権利確定条件

(注)2

対象勤務期間

(注)3

権利行使期間

自 2021年5月1日

至 2051年4月30日

新株予約権の数※

130個(注)4

新株予約権の目的となる

株式の種類、内容及び株式数※

普通株式13,000株(注)5

新株予約権の行使時の払込金額※

1株当たり1円

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額※

発行価格    5,875円

資本組入額   2,938円

新株予約権の行使の条件※

(注)7

新株予約権の譲渡に関する事項※

譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役の承認を要するものとします。

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項※

(注)8

 

 

※ 当連結会計年度末における内容を記載しています。なお、有価証券報告書提出日の属する月の前月末(2025年2月28日)現在において、これらの事項に変更はありません。

(注)1.株式数に換算して記載しています。

2.権利確定条件の定めはありません。

3.対象勤務期間の定めはありません。

4.新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株です。

5.新株予約権の目的となる株式の数

当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていない新株予約権について、次の算式により新株予約権1個当たりの目的である株式の数(以下「付与株式数」)の調整を行い、調整の結果生ずる1株未満の端数については、これを切り捨てます。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割又は併合の比率

また、決議日後に当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとします。

6.新株予約権の行使の条件(第1回~第4回株式報酬型新株予約権)

上記「新株予約権の行使期間」にかかわらず、新株予約権の割当てを受けた者(以下「新株予約権者」)は、当社の取締役及び執行役員のいずれの地位も喪失した日の翌日から10日を経過するまでの間に限り新株予約権を行使できます。その他の条件については、株主総会決議及び新株予約権発行の取締役会決議に基づき、別途当社と新株予約権者との間に締結した「新株予約権割当契約」に定めるところによります。

7.新株予約権の行使の条件(第5回~第13回株式報酬型新株予約権)

上記「新株予約権の行使期間」にかかわらず、新株予約権の割当てを受けた者(以下「新株予約権者」)は、当社の取締役及び執行役員のいずれの地位も喪失した日の翌日から10日を経過するまでの間に限り、子会社の取締役及び執行役員の地位に基づき割当てを受けた新株予約権については、当該子会社の取締役及び執行役員のいずれの地位も喪失した日の翌日から10日を経過するまでの間に限り、新株予約権を行使できます。その他の条件については、株主総会決議及び新株予約権発行の取締役会決議に基づき、別途当社と新株予約権者との間に締結した「新株予約権割当契約」に定めるところによります。

 

8.組織再編を実施する際の新株予約権の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割、新設分割、株式交換又は株式移転(以上を総称して以下「組織再編行為」)をする場合において、組織再編行為の効力発生日において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下「再編対象会社」)の新株予約権を以下の条件に基づき、それぞれ交付することとします。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとします。

① 交付する再編対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の株を交付するものとします。

② 新株予約権の目的となる再編対象会社の株式の種類及び数

新株予約権の目的となる株式の種類は再編対象会社の普通株式とし、新株予約権の行使により付与する再編対象会社普通株式の数は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、前記(「新株予約権の目的となる株式の数」)に準じて決定します。

③ 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後行使価額に当該各新株予約権の目的となる株式数を乗じて得られる金額とします。再編後行使価額は、交付される新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たりの金額を1円とします。

④ 新株予約権の行使期間

前記(「新株予約権の行使期間」)に定める新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうち何れか遅い日から、前記(「新株予約権の行使期間」)に定める新株予約権の行使期間の満了日までとします。

⑤ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

前記(「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価額及び資本組入額」)に準じて決定します。

⑥ 新株予約権の譲渡制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとします。

⑦ 新株予約権の取得に関する事項

前記「新株予約権の行使期間」に定める期間中といえども、新株予約権者が次の事項に該当した場合、当社は当社の取締役会が別途定める日をもって新株予約権を無償で取得することができるものとします。

a.新株予約権者が前記(「新株予約権の行使の条件」)の定め又は新株予約権割当契約の定めにより新株予約権を行使できなくなった場合。

b.当社が消滅会社となる吸収合併に関する議案が当社の株主総会(株主総会決議が不要な場合は当社の取締役会)において決議された場合。

c.当社が完全子会社となる株式交換又は株式移転に関する議案が当社の株主総会(株主総会決議が不要な場合は当社の取締役会)において決議された場合。

d.吸収分割、新設分割に関する議案が当社の株主総会において決議され、これにより新株予約権を無償で取得することが妥当であると当社の取締役会が認めた場合。

 

(追加情報)

「第4提出会社の状況 1株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載すべき事項をストック・オプション等関係注記に集約して記載しています。

 

 

(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

当連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しています。

 

① ストック・オプションの数

 

権利確定前

権利確定後

 

前連結会
計年度末

付与

失効

権利確定

未確定残

前連結会
計年度末

権利確定

権利行使

失効

未行使残

第1回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

21,600

-

-

-

21,600

第2回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

10,700

-

-

-

10,700

第3回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

14,000

-

-

-

14,000

第4回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

13,100

-

-

-

13,100

第5回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

16,900

-

-

-

16,900

第6回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

13,800

-

-

-

13,800

第7回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

11,300

-

-

-

11,300

第8回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

16,000

-

-

-

16,000

第9回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

10,800

-

600

-

10,200

第10回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

11,800

-

1,100

-

10,700

第11回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

19,500

-

1,700

-

17,800

第12回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

27,800

-

2,200

-

25,600

第13回株式報酬型

新株予約権

-

-

-

-

-

14,100

-

1,100

-

13,000

 

 

 

② 単価情報

(単位:円)

 

権利行使価格

行使時平均株価

付与日における公正な

評価単価

第1回株式報酬型

新株予約権

1

-

1,091

第2回株式報酬型

新株予約権

1

-

2,628

第3回株式報酬型

新株予約権

1

-

2,208

第4回株式報酬型

新株予約権

1

-

2,245

第5回株式報酬型

新株予約権

1

-

2,988

第6回株式報酬型

新株予約権

1

-

2,739

第7回株式報酬型

新株予約権

1

-

3,598

第8回株式報酬型

新株予約権

1

-

3,116

第9回株式報酬型

新株予約権

1

15,191

5,795

第10回株式報酬型

新株予約権

1

15,191

6,435

第11回株式報酬型

新株予約権

1

15,191

4,923

第12回株式報酬型

新株予約権

1

15,191

3,526

第13回株式報酬型

新株予約権

1

15,191

5,874

 

 

4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

該当事項はありません。

 

5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

役員を退任することが権利行使の条件となっており、継続勤務は権利確定の条件とはなっていません。したがって、「権利確定見込数」としては当初の付与数を用いています。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2023年12月31日)

 

当連結会計年度
(2024年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

未払事業税

371

百万円

 

438

百万円

棚卸資産評価損

1,301

 

 

1,539

 

貸倒引当金

405

 

 

491

 

賞与引当金

435

 

 

530

 

税務上の繰越欠損金(※2)

5,652

 

 

7,764

 

未実現利益

3,910

 

 

4,625

 

退職給付に係る負債

403

 

 

362

 

減価償却超過額

613

 

 

615

 

研究開発費

1,842

 

 

2,304

 

投資有価証券評価損

93

 

 

93

 

減損損失

442

 

 

851

 

繰延税金負債との相殺

△5,940

 

 

△6,362

 

その他

2,560

 

 

2,598

 

繰延税金資産小計

12,092

 

 

15,853

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額
(※2)

△4,288

 

 

△6,683

 

将来減算一時差異等の合計に係る
評価性引当額

△1,559

 

 

△2,069

 

評価性引当額小計(※1)

△5,847

 

 

△8,752

 

繰延税金資産合計

6,244

 

 

7,100

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

未実現損失

△517

 

 

△538

 

在外子会社の留保利益

△1,734

 

 

△2,197

 

その他有価証券評価差額金

△2,933

 

 

△2,955

 

繰延税金資産との相殺

5,940

 

 

6,362

 

その他

△1,401

 

 

△1,411

 

繰延税金負債合計

△645

 

 

△739

 

繰延税金資産(負債)の純額

5,598

 

 

6,361

 

 

※1.評価性引当額が前連結会計年度から2,904百万円増加しています。主に、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の増加によるものです。

※2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

 

前連結会計年度(2023年12月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の
繰越欠損金
(注)1

19

36

36

10

5,549

5,652

評価性引当額

△19

△36

△36

△10

△4,185

△4,288

繰延税金資産

1,363

(注)2 1,363

 

(注)1.税務上の繰越欠損金については、法定実効税率を乗じた額です。

2.税務上の繰越欠損金(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産を1,363百万円計上しています。

当該税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込み等により、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識していません。

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の
繰越欠損金
(注)1

39

39

11

7,673

7,764

評価性引当額

△39

△39

△11

△6,592

△6,683

繰延税金資産

1,080

(注)2 1,080

 

(注)1.税務上の繰越欠損金については、法定実効税率を乗じた額です。

2.税務上の繰越欠損金(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産を1,080百万円計上しています。

当該税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込み等により、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識していません。

 

(表示方法の変更)

前連結会計年度において、「繰延税金資産」の「その他」に含めていた「研究開発費」及び「繰延税金負債」の「その他」に含めていた「在外子会社の留保利益」の重要性が増したため、当連結会計年度において区分掲記をしています。

この結果、前連結会計年度において「繰延税金資産」の「その他」に表示していた4,402百万円は、「研究開発費」1,842百万円、「その他」2,560百万円に、「繰延税金負債」の「その他」に表示していた△3,135百万円は、「在外子会社の留保利益」△1,734百万円、「その他」△1,401百万円に組み替えています。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2023年12月31日)

 

当連結会計年度
(2024年12月31日)

法定実効税率

30.5

 

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しています。

(調整)

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.3

 

 

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△3.1

 

 

住民税均等割

0.1

 

 

評価性引当額増減

2.4

 

 

在外子会社との税率差異

△3.3

 

 

税額控除

△3.5

 

 

税率変更による期末繰延税金資産の修正

△0.2

 

 

在外子会社の留保利益

0.8

 

 

その他

1.0

 

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

25.0

 

 

 

 

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

自動車

環境・

プロセス

医用

半導体

科学

売上高(注)1

 

 

 

 

 

 

日本

16,868

11,446

6,906

27,343

7,579

70,144

アジア

19,761

5,863

7,812

69,052

14,777

117,266

米州

10,637

3,689

7,069

9,266

10,024

40,687

欧州

33,138

3,960

10,889

7,209

7,261

62,458

外部顧客への売上高(注)2

80,406

24,959

32,678

112,872

39,641

290,558

 

(注)1.「売上高」は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。

2.「外部顧客への売上高」は顧客との契約から生じる収益及びその他の収益が含まれています。その他の収益に重要性はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

自動車

環境・

プロセス

医用

半導体

科学

売上高(注)1

 

 

 

 

 

 

日本

24,349

12,363

6,436

25,310

8,596

77,056

アジア

19,781

8,355

8,759

79,202

14,307

130,406

米州

13,811

3,578

6,822

10,365

9,873

44,451

欧州

35,556

3,895

11,687

5,587

8,727

65,454

外部顧客への売上高(注)2

93,498

28,194

33,706

120,466

41,503

317,369

 

(注)1.「売上高」は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。

2.「外部顧客への売上高」は顧客との契約から生じる収益及びその他の収益が含まれています。その他の収益に重要性はありません。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

 

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と、当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

64,860

66,762

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

66,762

78,318

契約資産(期首残高)

4,957

4,779

契約資産(期末残高)

4,779

4,264

契約負債(期首残高)

24,632

24,713

契約負債(期末残高)

24,713

25,387

 

(注) 顧客との契約以外から生じた債権は、その金額に重要性がないため、「顧客との契約から生じた債権」に含めて表示しています。

 

契約資産は主に、期末日時点で完了しているが、まだ請求していない履行義務に係る対価に対する当社グループの権利に関連するものです。契約資産は、支払いに対する権利が無条件になった時点で債権に振り替えられます。

契約負債は主に、履行義務を充足する前に顧客から受け取った対価です。契約負債は契約に基づいた履行義務を充足した時点で収益へ振り替えられます。

前連結会計年度に認識された収益について、期首時点で契約負債に含まれていた金額は16,365百万円です。

当連結会計年度に認識された収益について、期首時点で契約負債に含まれていた金額は18,628百万円です。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

1年以内

148,056

149,043

1年超

19,410

18,940

合計

167,466

167,984