当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍からの正常化が進み、製造業の生産活動は改善が続く中、半導体をはじめとする部材や原材料の供給制約の影響がみられ、景気回復のペースは緩やかとなりました。
設備投資は、業種による強弱はあるものの、企業収益の持ち直しや環境などの成長分野への取組みにより回復傾向となりました。また、電子産業における5GやIoT向けなど情報通信技術の用途の拡がりを背景とした投資は継続して行われ、堅調に推移しました。
海外経済は、新たな変異ウイルスによる感染再拡大など先行きに不透明感は残りますが、米国ではワクチンの普及や労働力不足に対応する投資などを背景に景気は拡大基調となり、半導体や自動車市場などにおける需要が増加しました。また、中国では5G関連や二次電池をはじめとする多くの市場で需要が増加し、製造業全般で設備投資が積極的に継続して行われました。東南アジアでは、活動制限の段階的な緩和による生産の回復がみられ、輸出の増加とともに景気の下支えとなりました。
このような状況のもとで、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高104,612百万円 (前年同四半期比38.3%増) 、営業利益13,237百万円 (前年同四半期比197.6%増) 、経常利益13,236百万円 (前年同四半期比195.8%増) 、親会社株主に帰属する四半期純利益9,204百万円 (前年同四半期比212.7%増) となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高は18百万円増加、売上原価は223百万円増加、販売費及び一般管理費は113百万円減少、営業利益は91百万円減少、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ43百万円増加しております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 自動機械部門
産業機械では、三次元はんだ印刷検査機の売上高は増加したものの、リチウムイオン電池製造システムの売上高が減少いたしました。また、自動包装システムでは、薬品向けの売上高は増加したものの、食品向けの売上高が減少いたしました。
その結果、売上高は11,621百万円 (前年同四半期比11.3%増)、セグメント利益は売上高増加により、1,689百万円 (前年同四半期比50.4%増) となりました。
なお、収益認識会計基準の適用により、売上高は266百万円増加、セグメント利益は42百万円増加しております。
② 機器部門
国内市場では、5Gの普及などで引き続き堅調な半導体需要に伴い、半導体製造装置向け売上高が増加いたしました。また、自動車市場では環境対応車に関連した製造設備向け売上高、半導体や自動車用の設備で需要が旺盛な工作機械向け売上高もそれぞれ増加いたしました。
海外市場では、製造業全般で設備投資が継続した中国、半導体設備投資が堅調な韓国や台湾などで売上高が増加いたしました。また、経済活動の回復が続いている欧米、活動制限の緩和により東南アジアの売上高も増加いたしました。
その結果、売上高は92,991百万円 (前年同四半期比42.6%増) 、セグメント利益は売上高増加に生産性改善の効果も加わり、14,492百万円 (前年同四半期比131.0%増) となりました。
なお、収益認識会計基準の適用により、売上高は247百万円減少、販売費及び一般管理費は113百万円減少、セグメント利益は134百万円減少しております。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ14,007百万円増加の166,733百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少したものの、売上債権、棚卸資産及び有形固定資産が増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ6,598百万円増加の61,707百万円となりました。これは主に、借入金、未払賞与及び前受金が減少したものの、仕入債務並びに賞与引当金が増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ7,409百万円増加の105,026百万円となりました。
自己資本比率につきましては、前連結会計年度末に比べ0.9ポイント減少の62.9%となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、2,616百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、機器部門の生産高及び販売高が著しく増加しております。これは主に受注高増加によるものであります。機器部門の当第3四半期連結累計期間における生産高は94,553百万円(前年同四半期比42.9%増)、販売高は92,991百万円 (前年同四半期比42.6%増) となりました。
(6) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において新たに確定した重要な設備の新設の計画は次のとおりです。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。