第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

二輪車用VRLA電池の技術援助契約を締結しているベトナムのDRY CELL AND STORAGE BATTERY JOINT STOCK COMPANYの既存株主との間で株式譲渡契約を平成28年9月に締結いたしました。

なお、当該契約に基づき、平成28年9月30日付で10.5%の株式を取得しております。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、雇用環境や雇用者所得の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、年明けから進んだ円高が定着していることで、企業の輸出や設備投資に鈍さが見られ、企業収益の悪化懸念が強まっている状況にあります。世界経済においては、中国をはじめとする各新興国経済の減速や英国のEU離脱問題など、先行きは依然として不透明な状況となっております。

このような状況の中で、当社グループの売上高は前年同四半期比1,124百万円(4.5%)減少の23,756百万円となりました。このうち海外売上高は8,257百万円となり、売上高に占める割合は34.8%となりました。

損益面については、売上高は、為替換算レートの影響や鉛価格の下落により減少したものの、売上高と同様に鉛価格の下落による売上原価の減少やタイ子会社における自動車用電池が好調に推移したことなどにより、営業利益は798百万円(前年同四半期営業利益509百万円)、経常利益は623百万円(前年同四半期経常利益602百万円)となりました。

以上などに税金費用を考慮した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は515百万円(前年同四半期親会社株主に帰属する四半期純利益516百万円)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(自動車)

前年同四半期と比較して、売上高は937百万円減少の16,819百万円、セグメント利益は171百万円増加の354百万円となりました。これは、主に為替換算レートの影響や鉛価格の下落により売上高が減少したものの、タイ子会社における自動車用電池の販売が好調に推移したことにより減収増益となりました。

(産業)

前年同四半期と比較して、売上高は146百万円減少の7,168百万円、セグメント利益は61百万円増加の345百万円となりました。これは、主に海外向けの産業用電池の販売が減少したものの、主原料である鉛価格の下落により売上原価が減少し減収増益となりました。

(不動産)

前年同四半期と比較して、売上高は12百万円増加の195百万円、セグメント利益は50百万円増加の101百万円となりました。

(その他)

前年同四半期と比較して、売上高は19百万円減少の337百万円、セグメント利益は1百万円増加の9百万円となりました。

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)に比べて3,206百万円減少し47,202百万円となりました。流動資産は、前期末比2,785百万円減少し18,888百万円となり、固定資産は、前期末比420百万円減少の28,313百万円となりました。

流動資産減少の主な要因は、現預金及び売上債権の減少によるものであります。

固定資産のうち、有形固定資産は、前期末比1,236百万円減少の23,571百万円となりました。この減少の主な要因は、設備投資の増加に比べ減価償却による減少が上回ったことによるものであります。

投資その他の資産は、前期末比870百万円増加し4,508百万円となりました。

当第2四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比2,497百万円減少の28,359百万円となりました。

流動負債は、前期末比989百万円減少の14,155百万円、固定負債は、前期末比1,507百万円減少の14,203百万円となりました。

有利子負債(短期借入金、長期借入金の合計額)は、前期末比1,037百万円減少の10,499百万円となりました。

また、当第2四半期連結会計期間末における自己資本は、前期末比454百万円減少して17,928百万円となり、自己資本比率は、前期末の36.5%から38.0%となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結会計期間末に比べ39百万円(1.4%)増加の2,859百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金収支は、前年同四半期比854百万円(67.5%)増加の2,121百万円となりました。これは主に、売上債権の回収による収入2,507百万円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金収支は、前年同四半期比2,218百万円減少の△1,681百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出765百万円、投資有価証券の取得による支出903百万円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金収支は、前年同四半期比411百万円(35.4%)増加の△751百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出694百万円等によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、712百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。