第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1)経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間の経済情勢を見ますと、国際的な政治情勢及び政策面において先行きの不透明な状況が続いたものの、先進国では雇用・所得環境が着実に改善し、景気は回復基調となりました。新興国においても、東南アジアなどにおいて内需や輸出が好調に推移するなど、景気は総じて底堅く推移しました。
 このような情勢の中で当社グループは、開発面では、ハイパワーなブラシレスモータを搭載し、AC機並みのパワー・スピードを実現した製品や、業界初となる集じん機との無線連動機能を持たせた製品など、リチウムイオンバッテリ製品を中心に新製品を投入しました。生産面では、海外工場において現地調達比率を高めながらコストダウン強化を推し進めるとともに、各工場において品質の安定性と生産性向上を図るため、省人化設備の導入を継続して推進しています。営業面では、ニュージーランド、オーストリアで社屋をリニューアルし、ポーランドのワルシャワに新たに支店を開設するなど、地域・顧客密着の営業体制を強化させるとともに、充電式の園芸用機器・清掃用機器などの拡販に注力しました。

当第2四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、国内外市場において売上が堅調に推移したことや、前年同期に比べ為替レートが円安基調となったことから、売上高は前年同期比15.4%増の230,951百万円となりました。利益面においては、為替の影響などにより原価率は悪化したものの、売上高が増加したことなどから、営業利益は前年同期比13.8%増の38,291百万円(営業利益率16.6%)となりました。税金等調整前四半期純利益は前年同期比15.8%増の39,456百万円(税金等調整前四半期純利益率17.1%)、当社株主に帰属する四半期純利益は同15.0%増の27,679百万円(当社株主に帰属する四半期純利益率12.0%)となりました。

 

 

地域別の売上高については、次のとおりです。
  国内は、電動工具・園芸用機器ともに、リチウムイオンバッテリ製品を中心に販売が堅調に推移し、前年同期比13.3%増の39,877百万円となりました。
  欧州は、西欧・東欧ともに概ね全域で売上が増加し、前年同期比16.5%増の98,586百万円となりました。
 北米は、底堅い住宅需要を背景に売上を伸ばし、前年同期比10.3%増の35,031百万円となりました。
  アジアは、中国における販売が回復基調となったことなどから、前年同期比20.6%増の21,463百万円となりました。

その他地域では、停滞していたブラジル経済に底入れの兆しが見られる中南米及びリチウムイオンバッテリ製品の販売が好調だったオセアニアでは、それぞれ前年同期比25.8%増の13,483百万円、同33.2%増の15,597百万円となった一方、低調な原油価格と政情不安が続く中近東・アフリカでは、前年同期比16.1%減の6,914百万円となりました。

 

(2)地域別セグメントの業績

セグメント情報は当社および連結子会社の所在地に基づき決定されます。

 

日本セグメント

当第2四半期連結累計期間の日本セグメントの売上高は、グループ間取引の商流変更などにより、前年同期比56.3%増の151,147百万円となりました。このうち、外部顧客に対する売上高は、前年同期比12.9%増の51,409百万円(連結売上高の22.3%)となりました。
 当第2四半期連結累計期間の日本セグメントの営業利益は、売上の増加などにより前年同期比122.2%増の18,185百万円となりました。

 

欧州セグメント

当第2四半期連結累計期間の欧州セグメントの売上高は、前年同期比16.4%増の100,934百万円となりました。このうち、外部顧客に対する売上高は、前年同期比16.5%増の98,706百万円(連結売上高の42.7%)となりました。
 当第2四半期連結累計期間の欧州セグメントの営業利益は、売上の増加などにより前年同期比9.2%増の8,592百万円となりました。

 

北米セグメント

当第2四半期連結累計期間の北米セグメントの売上高は、前年同期比12.1%増の38,393百万円となりました。このうち、外部顧客に対する売上高は、前年同期比11.0%増の36,174百万円(連結売上高の15.7%)となりました。
 当第2四半期連結累計期間の北米セグメントの営業利益は、売上の増加などにより前年同期比14.2%増の1,257百万円となりました。

 

アジアセグメント

当第2四半期連結累計期間のアジアセグメントの売上高は、前年同期比30.1%増の114,933百万円となりました。このうち、外部顧客に対する売上高は、前年同期比18.8%増の12,639百万円(連結売上高の5.5%)となりました。
 当第2四半期連結累計期間のアジアセグメントの営業利益は、営業費用の増加などにより前年同期比6.2%減の10,280百万円となりました。

 

その他の地域セグメント

当第2四半期連結累計期間のその他の地域のセグメントの売上高は、前年同期比22.3%増の32,532百万円となりました。このうち、外部顧客に対する売上高は、前年同期比20.7%増の32,023百万円(連結売上高の13.9%)となりました。
 当第2四半期連結累計期間のその他の地域セグメントの営業利益は、売上の増加などにより前年同期比88.9%増の2,375百万円となりました。

 

(3)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ37,648百万円増加し、634,897百万円となりました。主な要因は棚卸資産の増加などによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,793百万円増加し、94,231百万円となりました。主な要因は、短期借入金及び未払法人税等が増加したことによるものです。
資本合計は、前連結会計年度末に比べ34,855百万円増加し、540,666百万円となりました。主な要因は、その他の包括利益(△損失)累計額に含まれる為替換算調整勘定の変動によるものです。
 

(4)キャッシュ・フローの状況

営業活動の結果得られた資金は、四半期純利益は前年同期に比べ3,666百万円増加したものの、16,390百万円減少し、13,233百万円となりました。これは、棚卸資産が前年同期は3,036百万円の減少であった一方で、当第2四半期連結累計期間は12,762百万円の増加であったことなどによるものです。
 投資活動の結果使用した資金は、売却可能有価証券の売却の減少などにより、前年同期は投資活動の結果9,976百万円の資金を得られたのに対し、7,275百万円となりました。
 財務活動の結果使用した資金は、 当初の返済期限が3ヶ月以内の借入金によって調達した資金が減少したことなどにより前年同期に比べ3,626百万円増加し、10,455百万円となりました。
 上記活動の結果および為替レートの変動による影響により、当第2四半期連結会計期間末の当社グループの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末の142,181百万円から318百万円減少して141,863百万円となりました。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は前年同期比10.1%増の5,451百万円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。