当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間の国際的な経済情勢を見ますと、新型コロナウイルス感染症への対応について各国で温度差が見られる中、ウクライナ情勢の緊迫化やそれに伴うエネルギー価格の高騰、原材料不足による物価上昇など、依然として先行きの不透明な状況が続いています。
当第1四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、国内、オセアニア、中南米における販売が堅調に推移したことに加え、円安現地通貨高の影響により売上収益は前年同期比5.4%増の195,348百万円となりました。利益面においては、為替の影響、中国のロックダウンによって当社の主力工場である中国工場が一時操業を停止した影響、原材料価格の高騰により原価率が悪化したことに加え、販管費が増加したことから、営業利益は前年同期比46.3%減の15,228百万円(営業利益率7.8%)となりました。税引前四半期利益は前年同期比47.4%減の15,719百万円(税引前四半期利益率8.0%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同51.1%減の10,563百万円(親会社の所有者に帰属する四半期利益率5.4%)となりました。
地域別売上収益については、次のとおりです。
なお、地域別売上収益は、それぞれの市場における売上収益を示しており、セグメント情報の売上収益(出荷元基準)とは異なります。
国内では、巣ごもり需要が落ち着く中、リチウムイオンバッテリ製品を中心に電動工具、園芸用機器共に拡販に努め、前年同期比4.5%増の31,414百万円となりました。
欧州では、エネルギー価格や原材料価格などが上昇し景況感は鈍化しましたが、充電式園芸用機器の販売が好調に推移したことに加え、円安現地通貨高になったことなどから、前年同期比3.1%増の94,204百万円となりました。
北米では、巣ごもり需要の落ち着きによりホームセンター向けの販売が減少し、前年同期比2.7%減の27,850百万円となりました。
アジアでは、中国においてロックダウンの影響を受けたものの、規制緩和が進みつつある国・地域では景気が回復基調となったことから、前年同期比13.4%増の11,592百万円となりました。
中南米では、各国でインフレが加速する中、地域・顧客に密着した営業活動を積極的に展開し、前年同期比23.7%増の11,977百万円となりました。
オセアニアでは、資材不足や原材料価格の上昇などの景気下押し要因があったものの、建築・建設現場の工具需要を確実に捉えた営業活動により、前年同期比24.2%増の14,970百万円となりました。
中近東・アフリカでは、不安定な政治・経済情勢が続くものの、きめ細かい営業活動を積極的に行ったことに加え、円安現地通貨高になったことなどから、前年同期比2.2%増の3,341百万円となりました。
(2)地域別セグメントの業績
セグメント情報は当社及び連結子会社の所在地に基づき決定されます。
日本セグメント
当第1四半期連結累計期間の日本セグメントの売上収益は、前年同期比17.7%減の100,031百万円となりました。このうち、外部収益は、前年同期比3.7%増の35,734百万円(連結売上収益の18.3%)となりました。
当第1四半期連結累計期間の日本セグメントの営業利益は、売上の減少などにより前年同期比38.3%減の5,796百万円となりました。
欧州セグメント
当第1四半期連結累計期間の欧州セグメントの売上収益は、前年同期比2.5%増の99,456百万円となりました。このうち、外部収益は、前年同期比3.0%増の95,084百万円(連結売上収益の48.7%)となりました。
当第1四半期連結累計期間の欧州セグメントの営業利益は、原価率の悪化及び費用の増加などにより前年同期比45.5%減の6,251百万円となりました。
北米セグメント
当第1四半期連結累計期間の北米セグメントの売上収益は、前年同期比2.6%減の29,828百万円となりました。このうち、外部収益は、前年同期比2.2%減の28,512百万円(連結売上収益の14.6%)となりました。
当第1四半期連結累計期間の北米セグメントの営業損失は、売上の減少及び費用の増加などにより232百万円(前年同期営業利益1,584百万円)となりました。
アジアセグメント
当第1四半期連結累計期間のアジアセグメントの売上収益は、前年同期比35.2%減の65,826百万円となりました。このうち、外部収益は、前年同期比18.7%増の8,203百万円(連結売上収益の4.2%)となりました。
当第1四半期連結累計期間のアジアセグメントの営業利益は、売上の減少及び原価率の悪化などにより前年同期比14.7%減の3,386百万円となりました。
その他の地域セグメント
当第1四半期連結累計期間のその他の地域セグメントの売上収益は、前年同期比24.1%増の27,992百万円となりました。このうち、外部収益は、前年同期比23.8%増の27,815百万円(連結売上収益の14.2%)となりました。
当第1四半期連結累計期間のその他の地域セグメントの営業利益は、原価率の悪化及び費用の増加などにより前年同期比10.7%減の2,061百万円となりました。
(3)財政状態の分析
資産合計は、前連結会計年度末に比べ104,614百万円増加し、1,112,111百万円となりました。主な要因は、棚卸資産の増加によるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ65,016百万円増加し、319,983百万円となりました。主な要因は、借入金の増加によるものです。
資本合計は、前連結会計年度末に比べ39,598百万円増加し、792,128百万円となりました。主な要因は、その他の資本の構成要素に含まれる在外営業活動体の換算差額の変動によるものです。
(4)キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果得られた資金は、棚卸資産の増加が前年同期より少なかったことや営業債権及びその他の債権は昨年度の増加から減少になったことなどにより11,674百万円となりました(前年同期は18,720百万円の支出)。
投資活動の結果使用した資金は、定期預金の払戻しによる収入が減少したことなどにより前年同期に比べ1,805百万円増加し、10,359百万円となりました。
財務活動の結果得られた資金は、短期借入金の借入増加などにより38,577百万円となりました(前年同期は16,885百万円の支出)。
上記活動の結果及び為替レートの変動による影響により、当第1四半期連結会計期間末の当社グループの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末の71,057百万円から37,275百万円増加して108,332百万円となりました。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発支出(無形資産に計上された開発費を含む)は前年同期比235百万円増の3,791百万円となりました。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。