第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による事業への影響については、今後も注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

  イ.経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年3月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済活動の停滞等の影響により、大幅なマイナス成長となりました。米国、欧州、日本及び中国をはじめとする新興国のいずれの地域においても、感染症の拡大が実体経済に甚大な影響を与えました。

 当社グループの関連市場におきましては、自動車電装機器及び民生・業務機器の両市場ともに、世界的な市場の減少が見られました。

 このような景況下、当社のモーター販売実績は、数量は前年同期比12.2%の減少、金額も前年同期比12.2%の減少となりました。これらの結果、当第1四半期売上高は289億8千1百万円(前年同期比12.2%減)となり、その大半を占めるモーター売上高は289億8千万円(前年同期比12.2%減)となっております

 セグメント別の売上高は、「日本」セグメントは32億7千4百万円(前年同期比4.1%減)、「アジア」セグメントは119億8千3百万円(前年同期比22.6%減)、「アメリカ」セグメントは60億6千3百万円(前年同期比6.1%増)、「ヨーロッパ」セグメントは76億6千万円(前年同期比8.6%減)であります。

 営業利益につきましては、売価・プロダクトミックスの改善といった増益要因はあったものの、為替レートが前年同期と比べ円高で推移したこと、販売数量の減少等の減益要因により、30億7千8百万円(前年同期比30.8%減)となりました

 セグメント別の利益は、「日本」セグメントは9億4千2百万円の利益(前年同期比42.1%減)、「アジア」セグメントは13億2千6百万円の利益(前年同期比41.4%減)、「アメリカ」セグメントは2億6百万円の利益(前年同期は1億4千5百万円の損失)、「ヨーロッパ」セグメントは2億5百万円の利益(前年同期比15.0%減)、セグメント間取引消去による調整額は3億9千7百万円(前年同期は4億6千2百万円)であります。

 経常利益は、営業利益の減少および前年同期比で為替差損が増加したことなどにより13億円(前年同期比72.9%減)となりました。税金等調整前四半期純利益は21億3千8百万円(前年同期比53.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億2千万円(前年同期比74.3%減)となりました

 次に、モーターの用途別市場動向と販売状況についてご説明いたします。

① 自動車電装機器市場

 売上高は220億3百万円(前年同期比10.3%減)と減少しました。重点強化事業であるパワ-ウインドウ、パワーシート及びパーキングブレーキ用等の中型電装、並びに、ドアロック、ミラー及びエアコンダンパー用等の小型電装の両用途は世界的な市場の減速により低調に推移しました

② 民生・業務機器市場

 売上高は69億7千7百万円(前年同期比17.7%減)と減少しました。理美容関連機器及び工具用をはじめとする各用途向けの販売の大幅な鈍化により低調に推移しました

 

 

ロ.財政状態の分析

 当第1四半期末における総資産は、前連結会計年度末に対して133億2千1百万円減少し、2,549億2千3百万円となりました。前連結会計年度末に対し変動の大きかった主なものは、投資有価証券の減少34億9千1百万円、現金及び預金の減少34億7千3百万円、建設仮勘定の減少17億6千6百万円、受取手形及び売掛金の減少15億6千9百万円などであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に対して29億3百万円減少し、201億6千8百万円となりました。前連結会計年度末に対し変動の大きかった主なものは、その他の流動負債の減少19億8千万円、未払法人税等の減少5億5千3百万円、賞与引当金の増加5億3千7百万円などであります。

 純資産合計は、前連結会計年度末に対して104億1千7百万円減少し、2,347億5千4百万円となりました。為替換算調整勘定が41億6千9百万円減少、利益剰余金が36億1千7百万円減少、その他有価証券評価差額金が27億3千万円減少しました

 自己資本比率は、前連結会計年度末の91.4%から、当第1四半期末は92.0%となっております。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11億8千3百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。