当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
|
当第3四半期連結累計期間(2015年4月1日~2015年12月31日)の状況 |
(単位:億円) |
|
区分 |
前第3四半期 |
当第3四半期 |
前年同期比 |
|
受注高 |
1,261 |
1,109 |
△12.0% |
|
売上高 |
1,199 |
1,166 |
△2.7% |
|
営業利益 |
98 |
62 |
△37.2% |
|
税引前四半期純利益 |
133 |
65 |
△51.4% |
|
四半期純利益 |
92 |
36 |
△60.8% |
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、堅実な成長と雇用創出が続いた米国経済に支えられ、全体としては成長軌道を維持しましたが、中国経済や新興国経済の減速により、期初の期待値を下回る緩慢な成長にとどまりました。
半導体関連市場においては、2015年前半はメモリ半導体向けを中心に先端設備への投資が堅調に推移しました。しかし、マクロ経済の先行き不透明感などを背景に、スマートフォンなどの電子機器の需要が想定ほど伸びなかったことで半導体市場の成長は鈍化し、2015年後半以降は半導体メーカー各社で在庫調整や設備投資抑制の動きが広がりました。
事業環境の減速感が強まる中、当社は、半導体・部品テストシステムの一層の販売促進に取り組むとともに、半導体試験装置周辺事業などの事業の拡大に努めました。これらの取り組みにより、業績の先行指標となる受注高は当第3四半期に前年同期および第2四半期をいずれも上回ることができました。しかしながら、第2四半期の受注高の落ち込みにより、当第3四半期の売上高は伸び悩みました。
以上により、受注高は1,109億円(前年同期比12.0%減)、売上高は1,166億円(同2.7%減)となりました。営業利益は62億円(同37.2%減)、税引前四半期純利益は65億円(同51.4%減)、四半期純利益は36億円(同60.8%減)となりました。海外売上比率は92.7%(前年同期91.7%)です。
セグメントの業績は次のとおりであります。
|
<半導体・部品テストシステム事業部門> |
(単位:億円) |
|
区分 |
前第3四半期 |
当第3四半期 |
前年同期比 |
|
受注高 |
878 |
653 |
△25.6% |
|
売上高 |
801 |
694 |
△13.3% |
|
営業利益 |
103 |
24 |
△76.1% |
当部門では、半導体市場減速の影響のもと、非メモリ半導体用テストシステムの需要が前年同期を下回る状態が続きました。しかし、顧客の設備投資意欲に持ち直しが見られた当第3四半期は、受注高が大きく回復に転じました。メモリ半導体用テストシステムでも、一部顧客の設備投資計画見直しなどの影響を受けましたが、堅調な販売動向が続きました。
以上により、当部門の受注高は653億円(前年同期比25.6%減)、売上高は694億円(同13.3%減)、営業利益は24億円(同76.1%減)となりました。
|
<メカトロニクス関連事業部門> |
(単位:億円) |
|
区分 |
前第3四半期 |
当第3四半期 |
前年同期比 |
|
受注高 |
205 |
239 |
16.9% |
|
売上高 |
202 |
249 |
23.0% |
|
営業利益 |
26 |
40 |
53.7% |
当部門でも、一部メモリ半導体メーカーの設備投資一巡などの影響を当第3四半期に受けましたが、非メモリ半導体用のデバイス・インタフェースの拡販など、期初から継続している収益拡大策の推進に努めました。
以上により、当部門の受注高は239億円(前年同期比16.9%増)、売上高は249億円(同23.0%増)、営業利益は40億円(同53.7%増)となりました。
|
<サービス他部門> |
(単位:億円) |
|
区分 |
前第3四半期 |
当第3四半期 |
前年同期比 |
|
受注高 |
179 |
217 |
21.1% |
|
売上高 |
197 |
224 |
13.8% |
|
営業利益 |
24 |
39 |
60.3% |
当部門では、年間保守契約の拡大などのフィールドサービス事業の収益拡大策が進捗したほか、新規事業であるSSDテスタへの引合いも伸びました。
以上により、当部門の受注高は217億円(前年同期比21.1%増)、売上高は224億円(同13.8%増)、営業利益は39億円(同60.3%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末における現金および現金同等物は、前年度末より166億円減少し、809億円となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益36億円を計上したことに加え、買掛金の減少(△78億円)、未払費用の減少(△52億円)に、減価償却費などの非資金項目等の損益を調整した結果、21億円の支出(前年同期は、125億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、19億円の支出(前年同期は、9億円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の購入(△22億円)によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、134億円の支出(前年同期は、16億円の支出)となりました。これは主に、社債の償還による支出(△100億円)および配当金の支払(△33億円)によるものであります。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、アドバンテストが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は234億円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、アドバンテストの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。