第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準(IAS)第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

 要約四半期連結財務諸表は、百万円未満の端数を四捨五入して表示しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)および第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2023年3月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2023年6月30日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金および現金同等物

 

85,537

 

78,873

営業債権およびその他の債権

 

102,152

 

66,027

棚卸資産

 

169,082

 

190,158

その他の流動資産

 

17,924

 

22,706

流動資産合計

 

374,695

 

357,764

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

64,046

 

75,184

使用権資産

 

17,312

 

17,057

のれんおよび無形資産

10

95,767

 

105,933

その他の金融資産

21,488

 

24,800

繰延税金資産

 

26,522

 

26,098

その他の非流動資産

 

394

 

844

非流動資産合計

 

225,529

 

249,916

資産合計

 

600,224

 

607,680

負債および資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務およびその他の債務

 

89,262

 

71,933

借入金

 

13,357

 

34,499

未払法人所得税

 

30,635

 

11,484

引当金

 

9,093

 

8,913

リース負債

 

4,587

 

4,728

その他の金融負債

4,903

 

6,157

その他の流動負債

 

22,852

 

28,068

流動負債合計

 

174,689

 

165,782

非流動負債

 

 

 

 

借入金

20,000

 

20,004

リース負債

 

12,900

 

12,514

退職給付に係る負債

 

16,812

 

17,034

繰延税金負債

 

5,773

 

7,164

その他の非流動負債

1,356

 

1,559

非流動負債合計

 

56,841

 

58,275

負債合計

 

231,530

 

224,057

資本

 

 

 

 

資本金

 

32,363

 

32,363

資本剰余金

 

44,622

 

44,092

自己株式

 

59,099

 

57,124

利益剰余金

 

319,171

 

315,029

その他の資本の構成要素

 

31,637

 

49,263

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

368,694

 

383,623

資本合計

 

368,694

 

383,623

負債および資本合計

 

600,224

 

607,680

 

(2)【要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

 

 当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年6月30日)

売上高

5,7

135,943

 

101,251

売上原価

 

57,024

 

50,300

売上総利益

 

78,919

 

50,951

販売費および一般管理費

 

34,024

 

36,903

その他の収益

 

59

 

327

その他の費用

 

171

 

106

営業利益

44,783

 

14,269

金融収益

 

3,992

 

294

金融費用

 

359

 

1,602

税引前四半期利益

 

48,416

 

12,961

法人所得税費用

 

11,920

 

3,759

四半期利益

 

36,496

 

9,202

 

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

36,496

 

9,202

 

 

    

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

 

基本的

 

192.14

 

49.95

希薄化後

 

191.34

 

49.76

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

 

 当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年6月30日)

四半期利益

 

36,496

 

9,202

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の公正価値の純変動

 

2,725

 

982

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

12,297

 

16,644

税引後その他の包括利益

 

9,572

 

17,626

四半期包括利益

 

46,068

 

26,828

四半期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

46,068

 

26,828

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本合計

 

資本金

 

資本剰余金

 

自己株式

 

利益剰余金

 

その他の

資本の

構成要素

 

合計

 

2022年4月1日 残高

 

32,363

 

44,995

 

81,547

 

279,828

 

18,982

 

294,621

 

294,621

四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

36,496

 

 

 

36,496

 

36,496

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9,572

 

9,572

 

9,572

四半期包括利益

 

 

 

 

36,496

 

9,572

 

46,068

 

46,068

自己株式の取得

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

1

自己株式の処分

 

 

 

1,068

 

1,125

 

7

 

 

 

50

 

50

配当金

 

 

 

 

 

 

13,294

 

 

 

13,294

 

13,294

株式に基づく報酬取引

 

 

 

435

 

 

 

 

 

 

 

435

 

435

所有者との取引額等合計

 

 

633

 

1,124

 

13,301

 

 

12,810

 

12,810

2022年6月30日 残高

 

32,363

 

44,362

 

80,423

 

303,023

 

28,554

 

327,879

 

327,879

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本合計

 

資本金

 

資本剰余金

 

自己株式

 

利益剰余金

 

その他の

資本の

構成要素

 

合計

 

2023年4月1日 残高

 

32,363

 

44,622

 

59,099

 

319,171

 

31,637

 

368,694

 

368,694

四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

9,202

 

 

 

9,202

 

9,202

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

17,626

 

17,626

 

17,626

四半期包括利益

 

 

 

 

9,202

 

17,626

 

26,828

 

26,828

自己株式の取得

 

 

 

 

 

8

 

 

 

 

 

8

 

8

自己株式の処分

 

 

 

961

 

1,983

 

449

 

 

 

573

 

573

配当金

 

 

 

 

 

 

12,895

 

 

 

12,895

 

12,895

株式に基づく報酬取引

 

 

 

431

 

 

 

 

 

 

 

431

 

431

所有者との取引額等合計

 

 

530

 

1,975

 

13,344

 

 

11,899

 

11,899

2023年6月30日 残高

 

32,363

 

44,092

 

57,124

 

315,029

 

49,263

 

383,623

 

383,623

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

 

 当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前四半期利益

 

48,416

 

12,961

減価償却費および償却費

 

4,921

 

6,023

営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加)

 

4,670

 

39,099

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

14,625

 

18,103

営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少)

 

1,449

 

19,783

製品保証引当金の増減額(△は減少)

 

770

 

214

預り金の増減額(△は減少)

 

2,852

 

1,712

前受金の増減額(△は減少)

 

311

 

3,632

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

 

773

 

385

その他

 

12,430

 

5,788

小計

 

25,599

 

19,154

利息および配当金の受取額

 

23

 

264

利息の支払額

 

60

 

352

法人所得税の支払額

 

21,554

 

23,013

営業活動によるキャッシュ・フロー 計

 

4,008

 

3,947

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

資本性金融商品の売却による収入

 

 

1,150

有形固定資産の取得による支出

 

4,277

 

5,685

無形資産の取得による支出

 

131

 

144

子会社の取得による支出

10

 

8,311

その他

 

123

 

320

投資活動によるキャッシュ・フロー 計

 

4,285

 

13,310

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

 

 

20,000

自己株式の処分による収入

 

15

 

542

配当金の支払額

6

12,971

 

12,615

リース負債の返済による支出

 

732

 

1,162

その他

 

1

 

8

財務活動によるキャッシュ・フロー 計

 

13,689

 

6,757

現金および現金同等物に係る換算差額

 

4,855

 

3,836

現金および現金同等物の純増減額(△は減少)

 

9,111

 

6,664

現金および現金同等物の期首残高

 

116,582

 

85,537

現金および現金同等物の四半期末残高

 

107,471

 

78,873

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

 当社は、日本に所在する株式会社です。

 当社の要約四半期連結財務諸表は、当社グループより構成されております。

 当社グループは、半導体・部品テストシステムの製品群とテスト・ハンドラやデバイス・インタフェース等のメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主な事業内容とし、その他にこれらに関連する研究開発および保守・サービス等の事業活動を展開しております。

 

2.作成の基礎

(1)IFRSに準拠している旨

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しています。

 要約四半期連結財務諸表には、連結会計年度の連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 要約四半期連結財務諸表は、2023年8月10日に当社代表取締役兼執行役員社長 Group CEO 吉田芳明および経営執行役員 CFO & CSO 三橋靖夫によって承認されております。

 

(2)機能通貨および表示通貨

 要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。

 

3.重要性がある会計方針

 要約四半期連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 

4.重要な会計上の判断、見積りおよび仮定

 当社グループは、要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす会計上の判断、見積りおよび仮定を用いております。見積りおよび仮定は、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づく経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら実際の結果は、その性質上、見積りおよび仮定と異なることがあります。なお、当該会計上の見積りおよび仮定については、前連結会計年度から重要な変更はありません。

 見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直しております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間および将来の期間において認識しております。

5.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

 当社グループは、半導体・部品テストシステムの製品群とテスト・ハンドラやデバイス・インタフェース等のメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主な事業内容とし、その他にこれらに関連する研究開発および保守・サービス等の事業活動を展開しております。当社グループは3つの報告可能な事業セグメントを有しております。これらの報告可能な事業セグメントは、製品と市場の性質に基づいて決定され、経営者が経営意思決定のために使用する財務情報と同様の基礎情報を用いて作成されております。

 半導体・部品テストシステム事業部門は、半導体・電子部品産業においてテストシステム製品を顧客に提供することを事業としております。この事業部門は、SoC半導体デバイス向けのSoCテスト・システム、メモリ半導体デバイス向けのメモリ・テスト・システムなどの製品群を事業内容としております。

 メカトロニクス関連事業部門は、半導体デバイスをハンドリングするメカトロニクス応用製品のテスト・ハンドラ、被測定物とのインタフェースであるデバイス・インタフェースおよびナノテクノロジー関連の製品群を事業内容としております。

 サービス他部門の内容は、上記の事業に関連した総合的な顧客ソリューションの提供、半導体やモジュールのシステムレベルテストのソリューション、サポート・サービス、消耗品販売、中古販売および装置リース事業等で構成されております。

(2)報告セグメントに関する情報

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要性がある会計方針」における記載と同一であります。

 当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等に使用しております。

 株式報酬費用は、ストック・オプション、業績連動型株式報酬および譲渡制限付株式報酬の費用であります。

 報告セグメントの利益は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。

セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。

前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

半導体・部品

テスト

システム事業

メカトロ

ニクス関連

事業

サービス他

消去または

全社

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

96,062

15,426

24,455

135,943

セグメント間の売上高

20

20

 合計

96,082

15,426

24,455

20

135,943

セグメント利益(調整前営業利益)

40,734

4,551

3,859

4,008

45,136

(調整)株式報酬費用

353

営業利益

44,783

金融収益

3,992

金融費用

359

税引前四半期利益

48,416

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

半導体・部品

テスト

システム事業

メカトロ

ニクス関連

事業

サービス他

消去または

全社

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

70,547

8,544

22,160

101,251

セグメント間の売上高

 合計

70,547

8,544

22,160

101,251

セグメント利益(調整前営業利益)

18,332

3

634

2,884

14,817

(調整)株式報酬費用

548

営業利益

14,269

金融収益

294

金融費用

1,602

税引前四半期利益

12,961

(注)全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。

6.配当金

配当金支払額

前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年5月20日

取締役会

普通株式

13,323

70

2022年3月31日

2022年6月3日

(注)2022年5月20日決議分の配当金の総額には、役員報酬BIP信託および株式付与ESOP信託の所有する当社株式に対する配当金29百万円が含まれております。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年5月19日

取締役会

普通株式

12,906

70

2023年3月31日

2023年6月5日

(注)2023年5月19日決議分の配当金の総額には、役員報酬BIP信託および株式付与ESOP信託の所有する当社株式に対する配当金11百万円が含まれております。

7.売上高

 当社グループは、半導体産業におけるテストシステム製品、半導体デバイスをハンドリングするメカトロニクス製品のテスト・ハンドラの販売等を行なっており、このような製品販売については、顧客が当該資産に対する支配を獲得したときに、履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。

 また、サービス提供契約は、契約で定められた期間にわたり顧客に役務を提供する義務を負っており、当該履行義務は時の経過につれて充足されるため、当該契約期間に応じて均等按分し収益を認識しております。

 これらを地域別に分解した収益とセグメント売上高との関連は、以下のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

半導体・部品

テスト

システム事業

メカトロ

ニクス関連

事業

サービス他

消去または全社

連結

主な地理的市場

 

 

 

 

 

日本

2,153

410

1,104

△20

3,647

米州

3,831

2,181

3,781

9,793

欧州

2,065

248

970

3,283

アジア

88,033

12,587

18,600

119,220

 合計

96,082

15,426

24,455

△20

135,943

 

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

半導体・部品

テスト

システム事業

メカトロ

ニクス関連

事業

サービス他

消去または全社

連結

主な地理的市場

 

 

 

 

 

日本

2,840

375

1,018

4,233

米州

2,910

103

4,602

7,615

欧州

2,656

299

1,262

4,217

アジア

62,141

7,767

15,278

85,186

 合計

70,547

8,544

22,160

101,251

 

 なお、半導体・部品テストシステム事業における内訳は、以下のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

SoC

メモリ

合計

半導体・部品テストシステム事業

78,761

17,321

96,082

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

SoC

メモリ

合計

半導体・部品テストシステム事業

61,153

9,394

70,547

 

8.1株当たり四半期利益

基本的1株当たり四半期利益および希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

 前第1四半期連結累計期間

 (自 2022年4月1日

  至 2022年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

 (自 2023年4月1日

  至 2023年6月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

36,496

9,202

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益

(百万円)

36,496

9,202

四半期利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益

(百万円)

36,496

9,202

基本的平均発行済株式数(株)

189,943,510

184,227,254

ストック・オプションによる希薄化の影響(株)

350,429

214,507

業績連動型株式報酬による希薄化の影響(株)

394,646

265,105

譲渡制限付株式報酬による希薄化の影響(株)

46,074

227,724

希薄化後平均発行済株式数(株)

190,734,659

184,934,590

基本的1株当たり四半期利益(円)

192.14

49.95

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

191.34

49.76

逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり四半期利益の計算に含めなかった金融商品

 

9.金融商品

(1)金融商品の帳簿価額および公正価値

(借入金)

 短期借入金は、短期間で決済されるため公正価値は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、公正価値は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。長期借入金のうち固定金利によるものは、当該長期借入金の元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(長期未払金)

 長期未払金の公正価値は、信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(その他)

 上記以外の金融商品は主に短期間で決済されるため公正価値は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(2)金融商品の公正価値ヒエラルキー

 金融商品の公正価値の測定に使用したインプットの観察可能性および重要性に応じて、公正価値ヒエラル

キーを以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1:同一の資産または負債の活発な市場における市場価格により測定した公正価値

レベル2:レベル1以外の直接または間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値

レベル3:重要な観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値

 公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。

 公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。

 前連結会計年度および当第1四半期連結会計期間において、レベル間の振替はありません。

 

①償却原価で測定する金融資産および金融負債のレベル別内訳は以下のとおりであります。なお、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品および重要性の乏しい金融商品は、下表に含めておりません。

 

前連結会計年度(2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 長期借入金

20,000

20,000

20,000

 長期未払金

564

524

524

金融負債合計

20,564

20,524

20,524

 

当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 長期借入金

20,000

19,978

19,978

 長期未払金

610

560

560

金融負債合計

20,610

20,538

20,538

 

②経常的に公正価値で測定する金融資産および金融負債のレベル別内訳は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定される金融資産

 

 

 

 

 デリバティブ資産

0

0

資本性金融商品(注)

18,896

866

19,762

 金融資産合計

18,896

0

866

19,762

純損益を通じて公正価値で測定される

金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

432

432

 金融負債合計

432

432

 

当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定される金融資産

 

 

 

 

資本性金融商品(注)

21,809

901

22,710

 金融資産合計

21,809

901

22,710

純損益を通じて公正価値で測定される

金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

2,017

2,017

 金融負債合計

2,017

2,017

(注)投資先との取引関係の維持、強化による収益基盤の拡大を目的として保有している資本性金融資産であり、その保有目的を鑑みてその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産に指定しております。

 

 各年度におけるレベル3に分類された金融資産の増減は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

  至 2022年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

  至 2023年6月30日)

期首残高

1,082

866

利得および損失合計

 

 

その他の包括利益(注)

75

25

その他

30

10

期末残高

1,187

901

(注)その他の包括利益に含まれている利得および損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の公正価値の純変動」に表示しております。

 

    各年度におけるレベル3に分類された金融負債の増減は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

  至 2022年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

  至 2023年6月30日)

期首残高

259

公正価値の変動(注)

203

その他

43

期末残高

505

(注)該当がある場合には要約四半期連結損益計算書の「金融費用」に含まれております。

 

10.企業結合

前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

(取得による企業結合)

当社の米国子会社であるAdvantest America, Inc.は、2021年11月17日に、米国に所在するR&D Altanova, Inc.の発行済株式のすべてを取得し、完全子会社化しました。

 2022年3月末においては、取得資産、引き受けた負債および取得対価の公正価値は暫定的な金額となっておりましたが、前連結会計年度の第1四半期連結会計期間において取得対価の配分が完了した結果、取得日における取得資産、引き受けた負債および取得対価の公正価値は下記のとおりです。

(単位:百万円)

 

当初の暫定的な公正価値

その後の修正

修正後の公正価値

取得資産

 

 

 

 現金および現金同等物

1,407

1,407

 営業債権およびその他の債権

1,847

1,847

 棚卸資産

930

930

 その他の流動資産

262

262

 有形固定資産

1,325

1,325

 使用権資産

643

643

 無形資産

366

8,145

8,511

 その他の非流動資産

127

127

 資産合計

6,907

8,145

15,052

引き受けた負債

 

 

 

 営業債務およびその他の債務

635

635

 その他の流動負債

644

644

 借入金

4,472

4,472

 リース負債

526

526

 繰延税金負債

223

1,809

2,032

 その他の非流動負債

168

168

 負債合計

6,668

1,809

8,477

 のれん

25,282

△6,336

18,946

合計

25,521

25,521

取得対価の公正価値

 

 

 

 現金および現金同等物

25,521

25,521

(注)1.その他の非流動資産には、繰延税金資産等が含まれております。その他の流動負債には、未払法人所得税等が含まれております。その他の非流動負債には、退職給付に係る負債等が含まれております。

2.営業債権およびその他の債権の契約金額の総額は公正価値と同額であり、回収不能と見込まれるものはありません。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

(取得による企業結合)

(1)取得した企業の概要

 相手企業の名称 Shin Puu Technology Co., Ltd.

 事業の内容 プリント基板(PCB)の生産、プリント基板組立(PCBA)

 取得した議決権比率 100%

 

 (2)企業結合の概要

 当社グループのR&D Altanovaは、2023年4月28日に、台湾に所在するShin Puu Technology Co., Ltd.(以下「Shin Puu」)の発行済株式のすべてを取得し、完全子会社化しました。

 Shin Puuは、プリント基板(PCB)のサプライヤーであり、エレクトロニクス産業が発展する台湾において、電子機器を構成する主要部品であるプリント基板(PCB)の生産およびプリント基板組立(PCBA)を行っています。当社グループのR&D Altanovaが有する高性能・高密度のPCB設計技術をShin Puuの生産能力と組み合わせることにより、当社グループの主要顧客が集まるアジア地域におけるハイエンド向けテスト・ボードの生産拠点が拡充され、当社グループの顧客へターン・キー・ソリューションを提供することを可能にします。

 

 (3)取得日

  2023年4月28日

 (4)企業結合の法的形式

  株式の取得

 

 (5)取得関連費用

 取得関連費用は595百万円であり、要約四半期連結損益計算書の「販売費および一般管理費」に含めております。

 

 (6)取得日における取得資産、引き受けた負債および取得対価の公正価値

 取得資産、引き受けた負債および取得対価の公正価値については、当第1四半期連結会計期間末において取得対価の配分が完了していないため、現時点で入手可能な情報に基づいて暫定的に算定しております。

(単位:百万円)

 

金額

流動資産

1,899

非流動資産

5,866

資産合計

7,765

流動負債

1,135

非流動負債

2,031

負債合計

3,166

のれん

2,948

合計

7,547

取得対価の公正価値

 

 現金および現金同等物

7,547

 

 当該企業結合により生じたのれんはサービス他セグメントに計上されており、税務上、損金算入が見込まれておりません。のれんの主な内容は、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。

 

 (7)子会社の取得による支出

(単位:百万円)

 

金額

取得対価の支払

7,547

取得した子会社の現金および現金同等物

△539

長期借入金の返済等

1,303

子会社の取得による支出

8,311

 

 (8)業績に与える影響

 当第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書に含まれる当該企業結合から生じた売上高および当期利益、ならびに企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の売上高および当期利益(非監査情報)は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。

 

2【その他】

 2023年5月19日開催の取締役会において、2023年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、期末配当として、1株につき70円(総額12,906百万円)を支払うことを決議いたしました。