【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

連結子会社の数 13

全ての子会社を連結対象としております。

連結子会社名は、「第1 企業の概況4 関係会社の状況」に記載しているため、省略しております。

2.持分法の適用に関する事項

関連会社及び非連結子会社がないため、持分法の適用はありません。

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の内、タイ シバウラデンシ カンパニー リミテッド、東莞芝浦電子有限公司、上海芝浦電子有限公司、香港芝浦電子有限公司、㈱芝浦電子コリア、シバウラ エレクトロニクス ヨーロッパ GmbH及びシバウラ エレクトロニクス アメリカ Corp.の決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成にあたっては、12月31日現在の財務諸表を採用しておりますが、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を行っております。

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

その他有価証券

時価のあるもの

決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)

時価のないもの

移動平均法による原価法

② たな卸資産

評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。

a 製品及び仕掛品

主として総平均法

b 原材料

主として総平均法

c 商品及び貯蔵品

主として最終仕入原価法

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産

主として定率法

ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物     3~31年

機械装置及び運搬具   4~10年

また、2007年3月31日以前に取得したものについては、償却可能限度額まで償却が終了した翌年から5年間で均等償却する方法によっております。

② 無形固定資産

自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

③ 長期前払費用

均等償却

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。

③ 役員賞与引当金

当社は役員の賞与の支給に備えるため、当連結会計年度における支給見込額に基づき計上しております。

④ 役員報酬BIP信託引当金

当社は役員に対する業績連動型の株式報酬制度を導入しており、その支給に備えるため、当連結会計年度末における株式報酬見込額に基づき計上しております。

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

当社及び一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

なお、連結子会社である㈱福島芝浦電子は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

数理計算上の差異については、各連結会計年度末の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。

(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなります。

(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

消費税等の会計処理

消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。

 

(未適用の会計基準等)

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2020年3月31日)

 

(1) 概要

収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

 

(2) 適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額は、現時点において評価中であります。

 

 

・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日)

・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)

・「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日)

・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)

・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)

 

(1) 概要

国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法に関するガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用されます。

・「金融商品に関する会計基準」における金融商品

・「棚卸資産の評価に関する会計基準」におけるトレーディング目的で保有する棚卸資産

また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の注記事項が定められました。

 

(2) 適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「時価の算定に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で未定であります。

 

 

・「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 2020年3月31日)

 

(1) 概要

関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に、採用した会計処理の原則及び手続きの概要を示すことを目的とするものです。

 

(2) 適用予定日

2021年3月期の年度末より適用予定であります。

 

 

・「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)

 

(1) 概要

当年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目における会計上の見積りの内容について、財務諸表利用者の理解に資する情報を開示することを目的とするものです。

 

(2) 適用予定日

2021年3月期の年度末より適用予定であります。

 

(追加情報)
(業績連動型株式報酬制度)

当社は、取締役(社外取締役、国外居住者を除く。以下同じ。)及び執行役員(国外居住者を除く。以下同じ。)を対象に信託を通じて自社の株式を交付する取引を行っております。

①取引の概要

当社は、取締役及び執行役員を対象に、報酬と業績及び株式価値との連動性をより明確にし、当社の中長期的な業績向上及び企業価値増大への貢献意識を高めることを目的とした株式報酬制度「役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託」(以下、「BIP信託」)を導入しております。

BIP信託とは、米国の業績連動型株式報酬(Performance Share)制度及び譲渡制限付株式報酬(Restricted Stock)制度を参考にした役員に対するインセンティブ・プランであり、BIP信託が取得した当社株式を役位や業績目標の達成度等に応じて退職する際に役員報酬として交付する制度です。(ただし、信託契約等の定めに従い、信託内で当社株式を換価した金銭が給付されることもあります。)

なお、信託内にある当社株式については、経営への中立性を確保するため、信託期間中、議決権を行使しないものとしております。

②信託に残存する自社の株式

信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度119,927千円、66,960株、当連結会計年度114,471千円、63,914株であります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1  担保に供している資産及び担保付債務は以下のとおりであります。

担保に供している資産

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

建物

734,852

千円

1,483,409

千円

土地

127,303

千円

127,303

千円

合計

862,156

千円

1,610,713

千円

 

 

担保権によって担保されている債務

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

短期借入金

86,520

千円

42,890

千円

長期借入金

42,890

千円

千円

合計

129,410

千円

42,890

千円

 

 

※2  圧縮記帳額

補助金により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内訳は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

機械装置及び運搬具

-千円

115,207千円

 

 

※3  期末日満期手形及び電子記録債権の会計処理については、手形交換日又は決済日をもって決済処理をしております。

なお、前連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形及び電子記録債権が、前連結会計年度末残高に含まれております。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

受取手形

30,020千円

-千円

電子記録債権

2,362千円

-千円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1  (前連結会計年度)

一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は386,933千円であります。

 

(当連結会計年度)

一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は367,947千円であります。

 

※2  固定資産売却益の内訳は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

  至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

  至  2020年3月31日)

機械装置及び運搬具

千円

299

千円

その他(工具、器具及び備品)

千円

2

千円

合計

千円

302

千円

 

 

※3  通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

  至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

  至  2020年3月31日)

売上原価

46,960

千円

23,200

千円

 

 

※4  固定資産処分損の内訳は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

  至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

  至  2020年3月31日)

建物及び構築物

8,354

千円

2,554

千円

機械装置及び運搬具

9,713

千円

12,087

千円

その他(工具、器具及び備品)

2,717

千円

2,394

千円

除却費用

35,855

千円

8,212

千円

合計

56,641

千円

25,248

千円

 

 

※5  減損損失

当社グループは、原則として会社単位を基礎としたグルーピングを行っており、遊休資産については個別にグルーピングする方法によっております。

㈱岩手芝浦電子は2020年4月1日㈱三春電器を吸収合併しており、製造の合理化効率化の推進に伴い、旧㈱三春電器での製造は2020年6月をもって終了し、閉鎖することとなったため、当社グループは当連結会計年度において以下の固定資産を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失37,765千円として特別損失に計上しております。

 

(1)減損損失を認識した資産グループの概要

所在地

用途

種類

減損損失(千円)

青森県三戸町

センサ電子部品及び計測制御機器製造工場

建物及び構築物

土地

その他

24,631

13,000

133

 

 

(2)回収可能価額の算定方法

当該資産グループの回収可能価額は、使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローがマイナスであるため、回収可能価額を零として評価しております。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1  その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

(千円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

  至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

  至  2020年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 当期発生額

8,707

46,092

 組替調整額

15,990

  税効果調整前

8,707

62,083

  税効果額

△6,599

△17,835

  その他有価証券評価差額金

2,107

44,247

為替換算調整勘定

 

 

 当期発生額

△242,661

208,847

  税効果調整前

△242,661

208,847

  為替換算調整勘定

△242,661

208,847

退職給付に係る調整額

 

 

 当期発生額

△37,857

△10,892

 組替調整額

2,222

6,007

  税効果調整前

△35,635

△4,884

  税効果額

10,662

1,461

  退職給付に係る調整額

△24,973

△3,422

その他の包括利益合計

△265,527

249,671

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首
(株)

増加
(株)

減少
(株)

当連結会計年度末
(株)

 普通株式

7,779,865

7,779,865

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首
(株)

増加
(株)

減少
(株)

当連結会計年度末
(株)

 普通株式

73,262

251

73,513

 

(注) 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末の自己株式数には、「役員報酬BIP信託口」が所有する自社の株式がそれぞれ、66,960株含まれております。

(変動事由の概要)

増加数の主な内訳は、次の通りであります。

単元未満株式の買取りによる増加  251株

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2018年6月28日
定時株主総会

普通株式

583,017

75.00

2018年3月31日

2018年6月29日

 

(注) 2018年6月28日の定時株主総会による配当金の総額には、「役員報酬BIP信託口」が所有する当社株式に対する配当金5,022千円が含まれております。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2019年6月27日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

582,998

75.00

2019年3月31日

2019年6月28日

 

(注) 2019年6月27日の定時株主総会による配当金の総額には、「役員報酬BIP信託口」が所有する当社株式に対する配当金5,022千円が含まれております。

 

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首
(株)

増加
(株)

減少
(株)

当連結会計年度末
(株)

 普通株式

7,779,865

7,779,865

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首
(株)

増加
(株)

減少
(株)

当連結会計年度末
(株)

 普通株式

73,513

31

3,046

70,498

 

(注) 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末の自己株式数には、「役員報酬BIP信託口」が所有する自社の株式がそれぞれ、63,914株含まれております。

(変動事由の概要)

増加数の主な内訳は、次の通りであります。

単元未満株式の買取りによる増加   31株

役員報酬BIP信託による自社の株式の交付による減少   3,046株

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2019年6月27日
定時株主総会

普通株式

582,998

75.00

2019年3月31日

2019年6月28日

 

(注) 2019年6月27日の定時株主総会による配当金の総額には、「役員報酬BIP信託口」が所有する当社株式に対する配当金5,022千円が含まれております。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年6月26日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

582,996

75.00

2020年3月31日

2020年6月29日

 

(注) 2020年6月26日の定時株主総会による配当金の総額には、「役員報酬BIP信託口」が所有する当社株式に対する配当金4,793千円が含まれております。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

  至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

  至  2020年3月31日)

現金及び預金勘定

7,480,311

千円

7,151,846

千円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△300,549

千円

△328,808

千円

別段預金

△8,969

千円

△10,890

千円

現金及び現金同等物

7,170,792

千円

6,812,147

千円

 

 

 

(リース取引関係)

オペレーティング・リース取引

(借主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

1年内

151,775

千円

152,007

千円

1年超

310,133

千円

183,987

千円

合計

461,908

千円

335,995

千円

 

 

(金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、主にサーミスタの製造販売事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。また、グローバルに事業を展開していることから生じている外貨建ての営業債権は為替の変動リスクに晒されております。投資有価証券は、主に金融機関及び取引先企業との業務に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

営業債務である買掛金は、すべて1年以内の支払期日であります。また、その一部には、原材料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されております。借入金は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後最長で4年後でありますが、当期の連結決算日時点での長期借入金の貸借対照表残高についてはすべて固定金利であるため、金利の変動リスクはありません。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、販売管理規程に従い、営業債権について営業部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の販売管理規程に準じて、同様の管理を行っております。

当期の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の貸借対照表価額により表されております。

② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

投資有価証券について、定期的に時価や発行体(取引先企業等)の財務状況等を把握し、金融機関及び取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、各部署からの報告に基づき財務部が適時に資金繰計画を見直し、流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

(5) 信用リスクの集中

該当事項はありません。

 

 

2  金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません((注2)を参照ください。)。

前連結会計年度(2019年3月31日

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価

(千円)

差額

(千円)

(1) 現金及び預金

7,480,311

7,480,311

(2) 受取手形及び売掛金(純額)

6,300,419

6,300,419

(3) 電子記録債権

1,077,076

1,077,076

(4) 投資有価証券

 

 

 

     その他有価証券

354,104

354,104

資産計

15,211,911

15,211,911

(1) 買掛金

4,276,392

4,276,392

(2) 短期借入金

1,124,409

1,128,036

3,626

(3) 長期借入金

2,596,355

2,571,575

△24,780

負債計

7,997,158

7,976,004

△21,153

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価

(千円)

差額

(千円)

(1) 現金及び預金

7,151,846

7,151,846

(2) 受取手形及び売掛金(純額)

6,065,784

6,065,784

(3) 電子記録債権

978,130

978,130

(4) 投資有価証券

 

 

 

     その他有価証券

400,196

400,196

資産計

14,595,958

14,595,958

(1) 買掛金

4,008,866

4,008,866

(2) 短期借入金

959,009

948,994

△10,015

(3) 長期借入金

1,856,947

1,852,340

△4,607

負債計

6,824,823

6,810,200

△14,623

 

 

 

(注1) 金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項

  

(1) 現金及び預金

預金はすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(2) 受取手形及び売掛金

これらはすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(3) 電子記録債権

すべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(4) 投資有価証券

当社の保有する投資有価証券はすべて株式であり、時価については、取引所の価格によっております。

また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記をご参照ください。

 

  

(1) 買掛金

すべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(2) 短期借入金

短期借入金の一部は長期借入金の返済額のうち、1年以内に支払期日が到来するものであるため、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

(3) 長期借入金

時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

(単位:千円)

区分

2019年3月31日

2020年3月31日

非上場株式

12,000

12,000

 

 

上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4) 投資有価証券」には含まれておりません。

 

(注3) 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

 

前連結会計年度(2019年3月31日

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

預金

7,475,390

受取手形及び売掛金(純額)

6,300,419

電子記録債権

1,077,076

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券のうち満期があるもの

合計

14,852,885

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

預金

7,146,816

受取手形及び売掛金(純額)

6,065,784

電子記録債権

978,130

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券のうち満期があるもの

合計

14,190,731

 

 

(注4) 長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 

前連結会計年度(2019年3月31日

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

1,124,409

長期借入金

785,093

722,184

601,486

487,591

合計

1,124,409

785,093

722,184

601,486

487,591

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

959,009

長期借入金

701,845

631,173

523,927

合計

959,009

701,845

631,173

523,927

 

 

 

 

(有価証券関係)

前連結会計年度

1 その他有価証券(2019年3月31日)

 

種類

連結貸借対照表
計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

株式

354,104

68,697

285,407

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えないもの

株式

合計

 

354,104

68,697

285,407

 

 

2 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度

1 その他有価証券(2020年3月31日)

 

種類

連結貸借対照表
計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

株式

367,844

18,392

349,451

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えないもの

株式

32,352

50,304

△17,951

合計

 

400,196

68,697

331,499

 

 

2 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

該当事項はありません。

 

3.減損処理を行った有価証券

当連結会計年度において、有価証券について15,990千円(その他有価証券の株式15,990千円)減損処理を行っております。

 

 

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社及び一部の連結子会社は、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。また、当社は確定拠出型の中小企業退職金共済制度に加入しております。

なお、当社及び一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

連結子会社である㈱福島芝浦電子は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

 

2 確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

退職給付債務の期首残高

765,567

840,410

勤務費用

58,286

64,043

利息費用

4,899

4,538

数理計算上の差異の発生額

34,262

△8,567

退職給付の支払額

△22,605

△51,909

退職給付債務の期末残高

840,410

848,514

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

年金資産の期首残高

688,104

746,217

期待運用収益

13,280

14,401

数理計算上の差異の発生額

△3,595

△19,459

事業主からの拠出額

71,033

74,606

退職給付の支払額

△22,605

△51,909

年金資産の期末残高

746,217

763,856

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債と退職給付に係る資産の期首残高と期末残高の調整表

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

退職給付に係る負債と資産の純額の期首残高

△202,202

△282,306

退職給付費用

139,890

201,756

制度への拠出額

△219,994

△225,632

退職給付に係る負債と資産の純額の期末残高

△282,306

△306,182

 

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

2,546,638

2,635,371

年金資産

△2,801,243

△2,945,190

 

△254,604

△309,819

非積立型制度の退職給付債務

66,491

88,294

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△188,113

△221,524

 

 

 

退職給付に係る負債

179,065

188,112

退職給付に係る資産

△367,178

△409,636

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△188,113

△221,524

 

(注)簡便法を採用した制度を含めております。

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

勤務費用

58,286

64,043

利息費用

4,899

4,538

期待運用収益

△13,280

△14,401

数理計算上の差異の費用処理額

2,222

6,007

簡便法で計算した退職給付費用

139,890

201,756

確定給付制度に係る退職給付費用

192,018

261,943

 

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

数理計算上の差異

△35,635

△4,884

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

未認識数理計算上の差異

△57,868

△62,752

 

 

(8) 年金資産に関する事項

①年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

債券

14.7%

15.2%

株式

12.8%

11.1%

一般勘定

72.2%

71.8%

現金及び預金

0.3%

1.9%

合計

100.0%

100.0%

 

(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度1.8%、当連結会計年度 1.2%それぞれ含まれております。

 

②長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

割引率

0.54%

0.58%

長期期待運用収益率

1.93%

1.93%

予定昇給率

1.00%

1.00%

 

 

3 確定拠出制度

当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度12,360千円、当連結会計年度12,145千円であります。

 

(税効果会計関係)

1  繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 賞与引当金

139,676

千円

 

147,150

千円

 たな卸資産未実現利益

125,506

千円

 

110,198

千円

 退職給付に係る負債

17,073

千円

 

11,672

千円

 投資有価証券評価損

5,129

千円

 

329

千円

 長期未払金

26,905

千円

 

19,399

千円

 役員報酬BIP信託引当金

14,304

千円

 

17,693

千円

 その他

97,814

千円

 

114,881

千円

繰延税金資産小計

426,411

千円

 

421,325

千円

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△37,171

千円

 

△16,857

千円

繰延税金資産合計

389,240

千円

 

404,467

千円

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 退職給付信託設定益

△67,768

千円

 

△67,768

千円

 その他有価証券評価差額金

△88,606

千円

 

△106,442

千円

 その他

△37,017

千円

 

△50,262

千円

繰延税金負債合計

△193,392

千円

 

△224,473

千円

繰延税金資産の純額

195,847

千円

 

179,993

千円

 

 

2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

法定実効税率

30.5

 

30.5

(調整)

 

 

 

 

 

 交際費等永久に損金に算入されない項目

0.9

 

1.0

 住民税均等割等

0.3

 

0.4

 試験研究費の特別控除等

△2.7

 

△1.7

 子会社の税率差異

△2.5

 

△3.3

 その他

0.1

 

△0.0

税効果会計適用後の法人税等の負担率

26.6

 

26.8

 

 

(資産除去債務関係)

前連結会計年度(自  2018年4月1日  至  2019年3月31日)及び当連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日

当社グループが認識している資産除去債務の主なものは、当社の不動産賃借契約に基づく退去時における原状回復義務であります。

ただし、当該資産除去債務に関しては、資産除去債務の負債計上に代えて、不動産賃借契約に係る敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当連結会計年度の負担に属する金額を費用計上する方法によっています。

なお、重要性が乏しいため、金額等の記載を省略しております。