当社グループは、新製品立上げ、増産、生産の合理化、品質向上並びに研究開発の強化等を目的に継続的に投資を行っています。当連結会計年度においては、10,000百万円の設備投資を計画していましたが、期初に見込んだ売上収益の拡大が遅れていたことから、供給責任を伴う新製品及び増産を目的とする投資を優先し、生産効率改善等を目的とする投資については抑制しました。この結果、アジア・パシフィック事業で
当社グループにおける2024年12月31日現在の主要な設備は以下のとおりです。
(1)提出会社
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事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
|||||
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建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
使用権資産 |
その他 |
合計 |
||||
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M.Laboratory (注)2. (宮城県名取市) |
- |
賃貸用建物・土地・研究 設備 |
710 |
- |
503 (12,379) |
- |
- |
1,213 |
- |
(2)国内子会社
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会社名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
|||||
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建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
使用権資産 |
その他 |
合計 |
||||
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スミダ電機株式会社 (宮城県名取市) |
アジア・パシフィック事業 |
コイルの製造・開発・販売 |
598 |
460 |
327 (42,335) |
171 *(1,763) |
193 |
1,751 |
466 |
(3)在外子会社
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会社名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
|||||
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建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
使用権資産 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
東莞勝美達(太平)電機有限公司(中国) |
アジア・パシフィック事業 |
コイル製造 |
482 |
1,998 |
- |
97 *(40,054) |
245 |
2,823 |
1,624 |
|
SUMIDA AG (ドイツ) |
EU事業 |
本社ビル |
937 |
158 |
213 (49,952) |
262 *(10,033) |
24 |
1,596 |
7 |
|
SUMIDA Components & Modules GmbH(ドイツ) |
EU事業 |
コンポーネント製造販売 |
18 |
4,914 |
- |
356 *(6,514) |
708 |
5,998 |
567 |
|
SUMIDA COMPONENTS DE MEXICO, S.A. DE C.V. (メキシコ) |
EU事業 |
コンポーネント製造 |
246 |
2,919 |
386 (12,000) |
267 *(8,317) |
56 |
3,876 |
494 |
|
SUMIDA Slovenija, d.o.o.(スロベニア) |
EU事業 |
コンポーネント製造 |
542 |
1,610 |
32 (17,455) |
8 (-) |
218 |
2,412 |
372 |
|
SUMIDA ROMANIA S.R.L.(ルーマニア) |
EU事業 |
コンポーネント製造 |
683 |
760 |
14 (27,653) |
130 *(9,773) |
60 |
1,649 |
654 |
|
SUMIDA eletronic Shanghai Co.,Ltd. (中国) |
EU事業 |
コンポーネント製造 |
30 |
1,851 |
- |
230 *(8,751) |
101 |
2,214 |
145 |
|
SUMIDA flexible connection GmbH (ドイツ) |
EU事業 |
コンポーネント製造 |
52 |
773 |
- |
183 *(7,791) |
64 |
1,073 |
170 |
|
Sumida Electric (Thailand) Co., Ltd.(タイ) |
アジア・パシフィック事業 |
コイル製造 |
389 |
2,660 |
67 (13,663) |
18 *(2,185) |
517 |
3,653 |
433 |
|
Guangzhou Sumida Electric Co., Ltd. (中国) |
アジア・パシフィック事業 |
コイル製造 |
444 |
9,563 |
- |
1,381 *(64,996) |
1,477 |
12,867 |
2,549 |
|
Sumida Electric (JI'AN) Co., Ltd.(中国) |
アジア・パシフィック事業 |
コイル製造 |
1,957 |
2,647 |
- |
99 *(56,667) |
275 |
4,979 |
1,836 |
|
Sumida Electric (Changde) Co.,Ltd. (中国) |
アジア・パシフィック事業 |
コイル製造 |
201 |
1,188 |
- |
24 *(17,500) |
416 |
1,830 |
919 |
|
SUMIDA ELECTRONIC QUANG NGAI CO.,LTD.(ベトナム) |
アジア・パシフィック事業 |
コイル製造 |
313 |
2,656 |
- |
1,025 *(33,773) |
1,698 |
5,694 |
910 |
|
Sumida America Inc. (米国) |
アジア・パシフィック事業 |
コイル製造 |
54 |
737 |
9 (3,200) |
804 *(25,700) |
309 |
1,915 |
261 |
*は賃借面積です。
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品並びに建設仮勘定の合計です。
2.提出会社のM.Laboratoryの設備は全て提出会社からスミダ電機株式会社に賃貸しているものです。
(1)重要な設備の新設等
当社グループは生産の合理化と品質向上及び需要増加に伴う設備増強並びに研究開発を強化する目的で、継続的に投資を行っています。2025年12月期の設備の新設計画及びその他恒常的な設備更新のための設備投資計画は8,600百万円です。なお、セグメントごとの内訳は以下のとおりです。
|
セグメントの名称 |
2025年12月末計画金額 (百万円) |
設備等の主な内容・目的 |
資金調達方法 |
|
アジア・パシフィック事業 |
6,560 |
新製品対応、増産対応、生産性向上及び更新 |
自己資金及び借入金 |
|
EU事業 |
2,040 |
同上 |
同上 |
|
合計 |
8,600 |
|
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設備投資の推移(単位:億円)
・2024年の設備投資は、新製品及び増産対応を中心に実施しました。
・当社は主にカスタム品の受注生産ビジネスを営んでいることから、新製品及び増産対応の設備投資は、顧客からの要請に基づき、当社にて採算性を確認できた案件に対して行っています。
・継続して顧客からの新規案件を受注していることから、2025年も新製品関連へ投資を計画しています。加えて、省人化を図りつつ品質向上を実現するための合理化投資を行う計画です。
・地政学リスクの高まりを受け、当社顧客からもサプライ・チェーン多元化の要請が強まる中で、青森、タイ、ベトナムにおける生産能力を拡充しました。
(2)重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除売却の計画はありません。