文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国では個人消費や雇用情勢の改善により堅調が維持され、欧州は概ね横ばい、一方、中国は景況感の悪化により減速、アジア新興国においてもタイ、インドネシアの景気回復の遅れにより全体では減速、総じて先行きは不透明な状況となっています。国内経済については、中国市場に対する警戒感が強まる中、市場ごとに強弱混在の様相を呈しています。
こうした中、当社グループは、新3ヵ年の中期経営計画「Accomplish 100」を掲げ、売上面ではネット販売網の拡充、セールスネットワークを拡充するためのカタログディストリビューター戦略など当社グループの販売強化項目を積極的に展開しつつ、市場ニーズを先取りした独創的な高付加価値商品をタイムリーに市場へ投入するための研究開発環境の整備、生産面ではいわき工場のタッチパネル生産を増強し、また第三の生産拠点となるフィリピンマクタン工場を稼働すべく準備を進めるなど、グローバル市場における競争力を確固たるものにし、「世界一の産業用スイッチメーカー」となるための積極的な投資を行って参りました。
以上のことから、当第2四半期連結累計期間の売上高は41億3千9百万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は3億1千3百万円(前年同期比23.1%減)、経常利益は3億1千8百万円(前年同期比29.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億3千4百万円(前年同期比39.7%減)となりました。
なお、セグメントの概況は次のとおりであります。
① 日本
日本国内は個人消費の弱さから景気は横ばいとなるなど緩やかな成長にとどまり、全体的には弱含みの状態が継続しております。こうした中、当社グループは販売強化項目を中心に積極的に展開して取り組みましたが、当第2四半期連結累計期間の外部顧客向売上高は22億2百万円(前年同期比6.3%減)、グループ間の取引を含んだ売上高は36億4千5百万円(前年同期比12.4%増)となりました。
② 米国
米国の受注については全体的には弱含みに推移しておりますが、当社グループ販売強化項目の一つであるカタログディストリビューターを中心とする「ネットセールス」に積極的に取り組んでまいりました。この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は15億2千4百万円(前年同期比15.2%増)となりました。
③ アジア
中国経済の成長率鈍化が一層顕著となってきており、当社スイッチについても全体的には弱含みに推移しております。こうした中、当社グループ販売強化項目の一つである「特定市場」を中心に積極的に展開して取り組んだ結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、24億円(前年同期比35.2%増)、外部顧客向売上高は4億1千2百万円(前年同期比1.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
資産合計は144億6千8百万円(前連結会計年度末比1億4千3百万円の減少)となりました。
主な要因は、受取手形及び売掛金の減少(前連結会計年度末比2億3千6百万円の減少)、現金及び預金の減少(前連結会計年度末比1億3千1百万円の減少)、商品及び製品の増加(前連結会計年度末比1億7千4百万円の増加)によるものであります。
② 負債
負債合計は25億2千2百万円(前連結会計年度末比2億3千1百万円の減少)となりました。
主な要因は、支払手形及び買掛金の減少(前連結会計年度末比6千4百万円の減少)、未払法人税等の減少(前連結会計年度末比9千1百万円の減少)によるものであります。
③ 純資産
純資産合計は119億4千5百万円(前連結会計年度末比8千7百万円の増加)となりました。
主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による利益剰余金の増加(前連結会計年度末比8千5百万円の増加)によるものであります。
(3)キャッシュフローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1億3千1百万円減少(前年同四半期は1億2千2百万円の増加)し、60億6千8百万円(前年同四半期は60億8千2百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により獲得した資金は2億6千9百万円(前年同四半期は3億7百万円の獲得)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益3億1千7百万円、減価償却費1億9千3百万円、売上債権の減少2億3千5百万円等によるものであり、主な減少要因は、たな卸資産の増加1億6千1百万円、仕入債務の減少6千2百万円、法人税等の支払額2億1千9百万円等によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は3億3千8百万円(前年同四半期は2億1千1百万円の使用による減少)となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得2億1千9百万円、定期預金の預入による支出1億円によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により使用した資金は4千9百万円(前年同四半期は4千1百万円の使用による減少)となりました。
主な要因は、配当金の支払い4千9百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億9千2百万円であります。当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間の工業所有権出願件数は1件となっております。